ブルース・エイムス

ブルース・エイムス(Bruce Ames、1928年12月16日 - )は、アメリカ合衆国生化学者である。カリフォルニア大学バークレー校生化学分子生物学の教授や小児病院オークランド研究所の研究員を務めている。安く簡単に物質の変異原性を評価するエイムス試験を考案した。

ブルース・エイムス

彼は老化の研究を行い、500報以上の論文を執筆した。トムソン・ロイターによれば、彼は全ての分野を通じて最も引用回数の多い数百人のうちの1人である。

エイムズの現在の研究課題は、ミトコンドリアの老化を起こす物質の同定、特にの老化におけるミトコンドリアの役割、病気・飢餓・肥満等を防ぐ微量栄養素の摂取等である。また癌や老化を防止する突然変異源にも関心を持っている。

彼はニューヨークで生まれ育ち、ブロンクス科学高校を卒業した。コーネル大学で大学生活、カリフォルニア工科大学で大学院生活を送った。

主な受賞歴編集

出典編集

  1. ^ ジャパンプライズ(Japan Prize/日本国際賞)”. 国際科学技術財団. 2022年10月4日閲覧。
  2. ^ Smith, Gerald R; Johnston Mark (Feb. 2004). “The 2004 Thomas Hunt Morgan Medal”. Genetics (United States) 166 (2): 645-6. ISSN 0016-6731. PMID 15020453. 

外部リンク編集