メインメニューを開く

ブルース・ヒューバナー(Bruce Huebner, 1960年2月12日 - )は、アメリカカリフォルニア州出身の音楽家、尺八演奏家(琴古流尺八師範)。人間国宝山口五郎に師事し尺八の伝統を受け継ぐ。

目次

来歴編集

1960年2月12日、カリフォルニア州サンタモニカに生まれる。両親共に教師、祖父並びに叔父は牧師という家庭の3人兄弟の長男として育つ。10歳からドナ・クラークの元でフルートを学び、19歳からはカリフォルニア州立大学ノースリッジ校でサックスとフルートを学ぶ。

カリフォルニア州立大学ノースリッジ校音楽学部に入学後は、Gretal Shanleyよりフルート、William Calkinsよりサクソフォン、学外ではDon Raffelよりジャズの手ほどきを受け、1983年学位を取得し同大学を卒業。

ロサンジェルスのラジオ局 KCRWや、LA County Museum of Artで尺八に触れ、その魅力に魅せられ来日を決意する。1984年から3年間、日本語を学びながら、琴古流尺八(宗家竹友社)に入門し、川瀬順輔に師事、本格的な尺八の研究を始める。

1986年 カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校東洋学修士課程に入学。1989年に修士論文「大乗仏教と琴古流尺八」で、修士課程を修了。

1990年文部省国費留学生として再来日。研究生を経て、外国人として初めて、東京藝術大学邦楽部修士課程に入学。人間国宝山口五郎に師事。1994年首席にて修士課程修了。

2000年まで福島女子短期大学、及び福島県立医科大学で教鞭をとる。

この間、琴古流尺八リサイタル(福島市 テルサホール)の開催、英語版「ビデオ尺八指南」全三巻の製作(1998年)、「コンテンポラリー三曲アンサンブル」で全米ツアーを行う(1999年)。また宗家竹友社の師範も取得している。

2000年に拠点を東京に移し、プロミュージシャンとして演奏活動を開始。レコーディングやライブで共演したアーティストは、原とも也(ギター) 、沢井箏曲院、Tokyo Big Band、三木敏悟率いるMiki Bingo Inter Gallactic Orchestra、高橋ゲタ夫がベースを務めるPink Bongo Jazz Band、Todd Isler(パーカッションイスト)Tom Pierson(作曲家、ピアニスト)、Susan Osborn(ボーカル)、Curtis Patterson(箏)とはTEDxTokyoで共演、加藤みえ(箏)、Takazawa Etsuko(箏)、山平アルマンド(ギター)、Steve Sacks(ジャズサックス)、前川睦生(聲明家であり大鳥山 東泉寺 住職)、Okura Kennosuke(ドラマー)など。

1999年にジャズピアニストで作曲家のジョナサン・カッツと結成したジャズワールドミュージックグループ「Candela」が2002年にリリースしたCDアルバム「Mogami」は月刊ステレオマガジンにてBEST5アルバムに選出さる。Candelaは、2003年4-5月に4カ国(スペイン、フランス、ドイツ、イタリア)のヨーロッパツアーを行い、その後、世界的音楽フェスティバル「Toronto Downtown Jazz Festival」に日本から唯一参加、これを皮切りに北米ツアーを2003年6月よりスタート。トロントの他に、ニューヨークの名ライブハウス「Joe's Pub」などで出演。翌2004年1月には「Blue Note New York」に出演。

NHK衛星放送「Begin Japanology」(ピーター・バラカン司会)、TBS「音舞台」(奈良薬師寺)、日テレ「ぶらり途中下車の旅ー鶴見駅」出演等。

2007年から、桜の開花北上に合わせた「桜前線ツアー」を毎年開催している。2016年にはツアーメンバーバー諏訪光風とのユニットAeolian DuoによるCDアルバム「Aeolian Voyage」を発表。同時期に同じくギタリストのGeorge QuirinとのユニットTradewinds Pacificaから「Pelican Buoy」を発表。

2011年の福島の震災以降、東日本大震災の復興を目的とし、東日本大震災後被災地での「恩返しコンサート」を80回以上続けている。

2016年からは福島大学で『英語による日本の文化:Shakuhachi in English』と題された講義を行っている。

横浜在住、多忙なライブ活動の中、東北地方の自然の中を渡り歩き、故郷のシエラネバダ山脈でのトレッキングを楽しむなど、自然との触れ合いを通して新しい表現を模索している。

ディスコグラフィー編集

  • 1999年 - アケボノ(尺八独奏)
  • 2000年 - Mogami(Candela)
  • 2003年 - Rise Above(Candela)
  • 2005年
    • Bright Ones, Dark Ones(BODO)
    • Going Home(Curt and Bruce)
  • 2007年
    • Tracings 風紋(Curt and Bruce)
    • Deep Forest(尺八独奏)
  • 2010年 - ズイ(ZUI)
  • 2016年
    • Aeolian Voyage(Aeolian Duo)
    • Pelican Buoy(Tradewinds Pacifica)

出版活動編集

  • 1998年 - DVD教本 英語版「ビデオ尺八指南」DVD全三巻
  • 1999年 - DVD教本 Shakuhachi Shihan in English, Vol. 1,2,3,4 (DVD)
  • 2008年 - DVD教本「ジャズ尺八」
  • 2009年 - DVD教本 2009年英語板「ビデオ尺八指南-ジャズ尺八-」

教育活動編集

コンサート活動編集

  • 1997年 - 山田流箏曲 『竹生島』
  • 2000年 - STB, Roppongi, Tokyo(-2004年)
  • 2003年 - Joe's Pub, New York City
  • 2004年
    • 京都コンサートホール
    • New York Blue Note
  • 2005年 - Motion Blue, Yokohama
  • 2008年 - 桜前線コンサート(東京、横浜、福岡、鹿児島、岩手、秋田、仙台、他)(-2018年)
  • 2011年 - 東日本大震災後被災地 Going Home シリーズ
  • 2014年 - 「音舞台」(奈良薬師寺)
  • 2017年
    • Presidio Chapel, Santa Barbara
    • ソルトレイク(George Quirinとの共演)
    • ShapeShifter Lab, Brooklyn, NY, USA(Todd Islerとの共演)
  • 2018年 - 桜前線コンサート

脚注編集

関連人物編集

外部リンク編集