ブルー・ハワイ」(Blue Hawaii) は、ビング・クロスビーシャーリー・ロスが主演した1937年パラマウント映画ワイキキの結婚』のために、レオ・ロビン作詞、ラルフ・レインジャー作曲によって書かれたポピュラー・ソング。1937年にクロスビーが吹き込んで、「スウィート・レイラニ」のB面として発売されたバージョンでは、「ラニ・マッキンタイア&ヒズ・ハワイアンズ」がバックを務めている[2]

ブルー・ハワイ
ビング・クロスビー楽曲
A面スウィート・レイラニ
録音1937年2月22日[1]
ジャンルポップ・スタンダード、ハパ・ハオレ・ソング
時間1:53
レーベルデッカ・レコード
作詞者レオ・ロビン
作曲者ラルフ・レインジャー
ブルー・ハワイ
エルヴィス・プレスリー楽曲
収録アルバムブルー・ハワイ英語版
リリース1961年
レーベルデッカ・レコード

この曲は、その後、数多くのカバー・バージョンが作られたが、最も成功したのは1961年エルヴィス・プレスリーが映画『ブルー・ハワイ』の主題歌として歌ったもので、この映画のサウンドトラック・アルバム『ブルー・ハワイ』は、ビルボードのアルバム・チャートであるBillboard 200で連続20週間にわたって首位にとどまった。プレスリー版はアメリカではシングルとしては発売されなかったが、日本では1962年に「ラ・パロマ」とのカップリングで独自にシングルカットされた(日本ビクター SS-1286)[3]

原曲にはAメロの前にヴァースが存在するが、除外されてカバーされることが多い[4]

おもな録音 編集

出典・脚注 編集

  1. ^ Decca 1000 - 1500 Numerical Listing 1175
  2. ^ 「The Rise of the Crooners」ISBN 0810840812 254ページ
  3. ^ アメリカでの同サウンドトラック・アルバムからのシングルカットは同じくプレスリーの「好きにならずにいられない/ロカ・フラ・ベイビー」である。
  4. ^ Blue Hawaii ブルー・ハワイLani CREATES Blue Hawaii

関連項目 編集