ブレックファスト・イン・アメリカ

スーパートランプのアルバム

ブレックファスト・イン・アメリカ』 (原題:Breakfast in America) は、スーパートランプアルバム、および同アルバムに収録された楽曲。

ブレックファスト・イン・アメリカ
スーパートランプスタジオ・アルバム
リリース
録音 1978年5月-12月
ジャンル ポップスアート・ロックソフトロック
時間
レーベル イギリスの旗A&Mレコード[1]
プロデュース スーパートランプ
ピーター・ヘンダーソン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(イギリス)[2]
  • 1位(アメリカ)
  • スーパートランプ アルバム 年表
    蒼い序曲
    (1977年)
    ブレックファスト・イン・アメリカ
    (1979年)
    ライブ・イン・パリ
    (1980年)
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    概要 編集

    通算6作目。スーパートランプ初のビルボードアルバムチャート1位となった(1979年5月19日付けから6月9日付けまで4週連続。6月16日付けでドナ・サマーの『華麗なる誘惑』と交代するが、翌週の23日付け及び30日付けで再び1位となった[3])。本国イギリスでも最高位3位でプラチナ・ディスクを獲得した他、スペイン、ポルトガルでダブル・ゴールド・ディスク、ベルギー、フランス、オランダ、ノルウェー、カナダ、オーストラリア、ドイツ(西ドイツ)でゴールド・ディスクを獲得している[2]

    また1980年のグラミー賞ではジャケット部門[4]とエンジニアリング部門[5]を獲得している。なお、同賞を獲得したジャケット(ニューヨークにある自由の女神像のパロディ)に登場している人物はアメリカの女優、ケイト・マータフ扮する「リビーおばさん」という女性。このリビーおばさんがプロモーションのためバンドとは別に単独で来日して話題となった[2]

    収録曲 編集

    サイド1

    1. あこがれのハリウッド[6] - "Gone Hollywood" - 5:20
    2. ロジカル・ソング - "The Logical Song" - 4:10
    3. グッドバイ・ストレンジャー - "Goodbye Stranger" - 5:50
    4. ブレックファスト・イン・アメリカ - "Breakfast in America" - 2:38
    5. オー、ダーリン - "Oh Darling" - 3:58

    サイド2

    1. ロング・ウェイ・ホーム - "Take the Long Way Home" - 5:08
    2. すべては闇の中 - "Lord Is It Mine" - 4:09
    3. 神経衰弱を吹き飛ばせ - "Just Another Nervous Wreck" - 4:26
    4. 退屈な会話 - "Casual Conversations" - 2:58
    5. チャイルド・オブ・ヴィジョン - "Child of Vision" - 7:25

    メンバー 編集

    • リック・デイヴィス - ボーカル、キーボード
    • ロジャー・ホジソン - ボーカル、キーボード、ギター
    • ジョン・ヘリウェル - サックス
    • ダギー・トムソン - ベース
    • ボブ・シーベンバーグ - ドラムス

    脚注 編集

    1. ^ 本作がLPレコードとして発売されたのは1979年であり、この時にA&Mレコードは日本ではアルファレコードとリリース契約を交わしていた。本作の初CD化は1986年であり、この時はポニーキャニオンがA&Mレコードのアルバムをリリースしていたため、本作CDもポニーキャニオンからリリースされている。詳細はA&Mレコードを参照のこと。
    2. ^ a b c 本作国内盤CD (D32Y3092)のライナーノーツの記述より。
    3. ^ Billboard 200 - 1979 Archive”. Billboard. 2018年7月7日閲覧。
    4. ^ w:en:Grammy Award for Best Recording Packageを参照。
    5. ^ w:en:Grammy Award for Best Engineered Album, Non-Classicalを参照。
    6. ^ 各曲邦題は本作国内盤CD (D32Y3092)に基づいている。

    外部リンク 編集