ブロブ/宇宙からの不明物体

ブロブ/宇宙からの不明物体』(ブロブ うちゅうからのふめいぶったい、原題: The Blob)は、1988年アメリカ映画。アメリカの田舎町、アーバーヴィルに出現した粘液状の生命体ブロブと人間の戦いを描くSFホラー1958年の映画『マックイーンの絶対の危機』のリメイク。

ブロブ/宇宙からの不明物体
The Blob
監督 チャック・ラッセル
脚本 チャック・ラッセル
フランク・ダラボン
製作 ジャック・H・ハリス
エリオット・カストナー
製作総指揮 アンドレ・ブレイ
音楽 ミヒャエル・ヘーニッヒ
撮影 マーク・アーウィン
編集 Terry Stokes
Tod Feuerman
配給 アメリカ合衆国の旗 トライスター ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1988年8月5日
日本の旗 1989年1月21日
上映時間 95分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $8,247,943[1]
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ストーリー 編集

とある田舎町の森に火の玉が墜落する。目撃したホームレスの老人が好奇心から現場に向かうが、そこで粘液状の物体に腕を取りつかれてしまう。

そこへデート中のメグとポールが通りあわせ、老人を病院へ運ぶが、老人は物体に喰い尽くされ、ポールも犠牲となる。目撃したメグは一部始終を訴えるが信じて貰えず、保安官は町の不良少年ブライアンの仕業だと疑う。メグがブライアンに助けを求めると、最初は相手にしなかったブライアンだったが、レストランでコックが物体に襲われる現場を目の当たりにし事態を理解。

その間にも物体は次々に人々を飲み込んでゆき巨大化していった。間もなくメドウス博士率いる政府の科学調査団が救助に到着。物体は宇宙からの飛来物であると説明されるが、胡散臭さを感じたブライアンは単独行動に移ると、彼らが救助チームなどではなく、細菌生物兵器として物体を開発した張本人である事を知り、追われる立場となる。

一方、メグは弟が映画館に行っている事を知り急行すると、そこは物体の大量捕食現場となっていた。下水道に逃げ込むも追い詰められるが、ブライアンが救出に駆け付ける。

メドウスはメグやブライアンもろとも物体を下水道に閉じ込めようと試みるが、物体は既に科学チームをもってしても制御できるような相手ではなくなっており、ついに町を呑み込んでしまう勢いで暴走し始めた。物体が寒さに弱い事に気付いたブライアンとメグは、スノーメーカー(人工造雪車)で物体を凍らせる作戦に出る。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
ブライアン・フラッグ ケヴィン・ディロン 坂上忍
メグ・ペニー ショウニー・スミス 佐々木優子
ポール・テイラー ドノヴァン・リーチ英語版 井上和彦
メドウズ博士 ジョー・セネカ 加藤和夫
ミーカー牧師 デル・クローズ英語版 坂口芳貞
ハーヴ・ゲラー保安官 ジェフリー・デマン 池田勝
メグの父親 アート・ラフルー 加藤正之
メグの母親 シャロン・スペルマン 寺島信子
ビル・ブリッグス保安官 ポール・マクレーン 納谷六朗
ハーギス大佐 ジャック・レーダー 大宮悌二
フラン・ヒューイット キャンディ・クラーク 駒塚由衣
スコット・ジェスク リッキー・ポール・ゴールディン英語版 島田敏
モス・ウッドレイ ボー・ビリングスリー英語版 麦人
ケビン・ペニー マイケル・ケンワージー英語版 増田裕生
エディ・ベックナー ダグラス・エマーソン英語版 石川匡
ジェニングス ロバート・アクセルロッド 小島敏彦
フィル・ホッブス フランク・コリソン
医師 ジャック・ナンス
ホームレス ビリー・ベック英語版
映画マニア ウェイド・メイヤー 金尾哲夫
ヴィッキー・デ・ソト エリカ・エレニアック 亀井芳子
兵士 #2 ビル・モーズリー 宮本充
役不明又はその他 N/A 丸山詠二
塚田正昭
磯辺万沙子
さとうあい
梅津秀行
種田文子
演出 河村常平
翻訳 九鮎子
効果 リレーション
制作 東北新社
  • フジテレビ版:初回放送1991年8月10日『ゴールデン洋画劇場』※ソフト未収録
  • 吹替はノーカット。ただし元ソースはPAL版のため放送尺に収まるように冒頭にダイジェスト(3分)が入る。

スタッフ 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ The Blob - Box Office Mojo(英語)

外部リンク 編集