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ブロードストリート日本競走馬父内国産馬)である。馬名の由来はアメリカ合衆国フィラデルフィアの通りの名前から。

ブロードストリート
ブロードストリート.JPG
2011年6月19日マーメイドステークスにて
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2006年3月28日(13歳)
死没 (繁殖牝馬)
登録日 2008年10月30日
抹消日 2012年3月14日
アグネスタキオン
フィラストリート
母の父 Cozzene
生国 日本の旗 日本北海道日高町
生産 下河辺牧場
馬主 下河邉行雄
調教師 藤原英昭栗東
競走成績
生涯成績 26戦4勝
獲得賞金 2億3024万9000円
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目次

来歴編集

2008年編集

デビューは12月21日阪神の芝1600m。ディープインパクトの半妹ランズエッジ(2番人気6着)や、ヴァーミリアンの半妹フィロンルージュ(5番人気15着)等、良血馬を押さえ1番人気に支持され、人気に応え勝利する[1]

2009年編集

2戦目は1月17日京都の芝1600mの500万下の平場戦も1番人気に応え、2勝目を挙げた。そして桜花賞の優先出走権をかけて出走した阪神のチューリップ賞は前年の最優秀2歳牝馬ブエナビスタに次ぐ2番人気だったが、4着に敗れて優先出走権は獲得できなかった[2]。その後、桜花賞当日に行われた忘れな草賞に出走。1番人気に支持されたが2着に敗れ賞金を上積みすることはできなかった。オークス(優駿牝馬)への優先出走権をかけて出走したスイートピーステークスでも1番人気に支持され、ここは人気に応え快勝[3]。晴れてオークスへの優先出走権を獲得した。そして、オークスはブエナビスタの4着だった[4]。しかし、このレースで先着を許したのは桜花賞の1 - 3着馬のみで、能力は一線級でも通じることを証明した。

夏場は休養に充てて秋初戦はローズステークスに出走。5番人気ではあったが、春2冠とも2着で断然人気のレッドディザイアにクビ差先着し、勝ち時計も阪神芝1800mのコースレコードとなる1分44秒7で重賞初制覇となった[5]。これにより、秋華賞ではそのレッドディザイア、ブエナビスタに次ぐ3番人気に支持されたが、ブエナビスタが第4コーナーにて本馬の進路を妨害(降着処分)し、2着(3位入線後繰上げ)となった[6]。続くエリザベス女王杯では伏兵2頭の大逃げが決まる展開などもあり、6着に終わった[7]

2010年編集

明け4歳緒戦は3月21日の六甲ステークスに出走。休み明けや、牝馬で57kgのハンデを背負ったこともあってか、中団追走も伸び切れず8着に敗れた。続く阪神牝馬ステークスでは人気通りの4着だった。なお、半姉のストリートスタイル(14着)も出走していた。本番のヴィクトリアマイルでは好位中団から追い上げるも5着に敗れた。夏の休養を挟んで秋初戦の府中牝馬ステークスに3番人気で出走、中団から追い上げるも伸びを欠き6着に敗れた。続くアンドロメダステークスでは道中中団のインコースを追走し、直線で馬群を縫うように伸びてきたが3着に敗れた。愛知杯では1番人気で出走、中団追走から3コーナーで徐々に進出し、直線でセラフィックロンプとともに抜け出して一騎討ちになったがハナ差で2着に敗れた[8]

2011年編集

緒戦の京都牝馬ステークスではスタートで出遅れて7着、続く中京記念では道悪馬場がこたえて見せ場がなく8着、中山牝馬ステークスでは11着、ヴィクトリアマイルでは当初騎乗予定だった藤田伸二が感冒のため武士沢友治に乗り替わったが9着と惨敗が続いていた。マーメイドステークスでは中団で待機すると直線で馬群の間から抜け出したが、大外から伸びてきたフミノイマージンにかわされたものの2着と好走した[9]クイーンステークスでは後方から脚を伸ばしてくるが4着[10]。府中牝馬ステークスでは中団追走も直線で伸びず9着、エリザベス女王杯では10着に敗れる。愛知杯では中団から脚を伸ばしたがフミノイマージンの半馬身差の2着となった[11]

2012年編集

緒戦の小倉大賞典では後方から脚を伸ばすも、直線で前が詰まり5着。中山牝馬ステークスでも7着と振るわなかった。3月14日付けで競走馬登録を抹消された。引退後は下河辺牧場日高支場で繁殖牝馬となる[12]

特徴・エピソード編集

  • デビュー前から体質の弱さが指摘されており、このことから12月というやや遅めの時期にデビューとなった。
  • 初重賞制覇したローズステークスの際に、出走前、藤原英昭調教師は「追い切りの動きは自分が思っていた感じには及ばなかったが……それに春と比べて馬体の成長も案外な点も物足りなさが残る。」と弱気なコメントをしていた。なお、レース後には「この馬はやはり強いですね。春は厳しいローテーションでもオークス4着でしたし、思っていた以上に力があったということでしょう。」とコメントしている。

競走成績編集

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2008. 12. 12 阪神 2歳新馬 18 1.4 (1人) 1着 後藤浩輝 54 芝1600m(良) 1:38.8 (34.6) -0.3 (フローズンダイキリ)
2009. 1. 17 京都 3歳500万下 15 3.1 (1人) 1着 藤田伸二 54 芝1600m(良) 1:35.3 (34.7) -0.4 (ファミリズム)
3. 7 阪神 チューリップ賞 JpnIII 13 8.8 (2人) 4着 藤田伸二 54 芝1600m(良) 1:37.0 (35.1) 0.5 ブエナビスタ
4. 12 阪神 忘れな草賞 OP 16 2.5 (1人) 2着 藤田伸二 54 芝2000m(良) 2:01.9 (34.9) 0.2 デリキットピース
5. 3 東京 スイートピーS OP 18 1.9 (1人) 1着 藤田伸二 54 芝1800m(良) 1:48.2 (33.8) -0.2 (サクラローズマリー)
5. 24 東京 優駿牝馬 JpnI 17 33.1 (6人) 4着 藤田伸二 55 芝2400m(良) 2:26.9 (34.7) 0.8 ブエナビスタ
9. 20 阪神 ローズS JpnII 18 28.2 (5人) 1着 藤田伸二 54 芝1800m(良) R1:44.7 (34.2) 0.0 レッドディザイア
10. 18 京都 秋華賞 GI 18 10.3 (3人) 2着 藤田伸二 55 芝2000m(良) 1:58.4 (34.3) 0.2 レッドディザイア
11. 15 京都 エリザベス女王杯 GI 18 7.7 (2人) 6着 藤田伸二 54 芝2200m(良) 2:14.8 (33.2) 1.2 クィーンスプマンテ
2010. 3. 21 阪神 六甲S OP 16 4.8 (3人) 8着 藤田伸二 57 芝1600m(良) 1:35.2 (35.4) 1.0 スマイルジャック
4. 10 阪神 阪神牝馬S GII 18 7.6 (4人) 4着 藤田伸二 56 芝1400m(良) 1:20.6 (34.6) 0.4 アイアムカミノマゴ
5. 16 東京 ヴィクトリアマイル GI 18 13.5 (4人) 5着 藤田伸二 55 芝1600m(良) 1:32.5 (33.9) 0.1 ブエナビスタ
10. 17 東京 府中牝馬S GIII 17 6.3 (3人) 6着 鮫島良太 55 芝1800m(良) 1:46.8 (33.6) 0.4 テイエムオーロラ
11. 13 京都 アンドロメダS OP 13 6.9 (3人) 3着 藤田伸二 55 芝2000m(良) 1:59.9 (35.3) 0.4 アドマイヤメジャー
12. 19 小倉 愛知杯 GIII 18 4.1 (1人) 2着 藤田伸二 56 芝2000m(良) 1:59.5 (34.9) 0.0 セラフィックロンプ
2011. 1. 30 京都 京都牝馬S GIII 16 5.1 (3人) 7着 藤田伸二 55 芝1600m(良) 1:34.3 (33.9) 0.6 ショウリュウムーン
3. 20 小倉 中京記念 GIII 16 9.6 (6人) 8着 鮫島良太 55 芝2000m(稍) 2:01.5 (37.0) 1.5 ナリタクリスタル
4. 2 阪神 中山牝馬S GIII 18 12.5 (5人) 11着 藤田伸二 56 芝1800m(良) 1:46.7 (35.6) 1.3 レディアルバローザ
5. 15 東京 ヴィクトリアマイル GI 17 165.8 (15人) 9着 武士沢友治 55 芝1600m(良) 1:32.5 (35.1) 0.6 アパパネ
6. 19 阪神 マーメイドS GIII 13 12.1 (7人) 2着 岩田康誠 56 芝2000m(良) 2:00.6 (34.7) 0.2 フミノイマージン
8. 14 札幌 クイーンS GIII 14 15.9 (6人) 4着 藤田伸二 55 芝1800m(良) 1:46.8 (35.3) 0.2 アヴェンチュラ
10. 16 東京 府中牝馬S GII 16 17.0 (6人) 9着 藤田伸二 55 芝1800m(稍) 1:47.4 (34.2) 0.6 イタリアンレッド
11. 13 京都 エリザベス女王杯 GI 18 101.3 (14人) 10着 藤田伸二 56 芝2200m(良) 2:12.9 (34.9) 1.3 スノーフェアリー
12. 18 小倉 愛知杯 GIII 16 31.5 (9人) 2着 鮫島良太 55.5 芝2000m(良) 1:59.5 (34.6) 0.1 フミノイマージン
2012. 2. 4 小倉 小倉大賞典 GIII 16 12.1 (4人) 5着 鮫島良太 55 芝1800m(良) 1:46.4 (34.4) 0.1 エーシンジーライン
3. 11 中山 中山牝馬S GIII 16 18.7 (9人) 7着 鮫島良太 55 芝1800m(重) 1:51.2 (36.2) 0.6 レディアルバローザ

血統表編集

ブロードストリート血統サンデーサイレンス系 / Grey Sovereign 6.25% 5x5 (血統表の出典)

アグネスタキオン
1998 栗毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
アグネスフローラ
1987 鹿毛
*ロイヤルスキー Raja Baba
Coz o'Nijinsky
アグネスレディー *リマンド
イコマエイカン

*フィラストリート
1994 鹿毛
Cozzene
1980
Caro *フォルティノ
Chambord
Ride the Trails Prince John
Wildwook
母の母
Phydilla
1978
Lyphard Northern Dancer
Goofed
Godzilla Gyr
Gently F-No.6-b

脚注編集

  1. ^ “【メイクデビュー】(阪神5R、6R)”. ラジオNIKKEI. (2008年12月21日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-160757.html 2015年8月31日閲覧。 
  2. ^ “【チューリップ賞】(阪神)~桜の舞台へ視界良好 ブエナビスタが快勝”. ラジオNIKKEI. (2009年3月7日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-164307.html 2015年8月31日閲覧。 
  3. ^ “【スイートピーS】ブロードストリート最後の樫切符ゲッツ”. スポニチAnnex. (2009年5月4日). http://www.sponichi.co.jp/gamble/special/race/2009oaks/KFullNormal20090504074.html 2015年8月31日閲覧。 
  4. ^ “【優駿牝馬】(東京)~良血ブエナビスタが2冠達成”. ラジオNIKKEI. (2009年5月24日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-167965.html 2015年8月31日閲覧。 
  5. ^ “第27回 ローズS”. JRA. (2009年9月20日). http://jra.jp/datafile/seiseki/replay/2009/081.html 2015年8月31日閲覧。 
  6. ^ “【秋華賞】(京都)~レッドディザイア 激戦制してブエナに雪辱”. ラジオNIKKEI. (2009年10月18日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-174563.html 2015年8月31日閲覧。 
  7. ^ “第34回 エリザベス女王杯”. JRA. (2009年11月15日). http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/eliza/result/eliza2009.html 2015年8月31日閲覧。 
  8. ^ “【愛知杯】(小倉)~セラフィックロンプが重賞2勝目を挙げる”. ラジオNIKKEI. (2010年12月19日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-194952.html 2015年8月31日閲覧。 
  9. ^ “【マーメイドS(GIII)】(阪神)~フミノイマージン 末脚切れて重賞2勝目”. ラジオNIKKEI. (2011年6月19日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-203799.html 2015年8月31日閲覧。 
  10. ^ “【クイーンS(GIII)】(札幌)~良血の3歳アヴェンチュラが制す”. ラジオNIKKEI. (2011年8月14日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-206560.html 2015年8月31日閲覧。 
  11. ^ “【愛知杯】(小倉)~フミノイマージンが重賞3勝目”. ラジオNIKKEI. (2011年12月18日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-212835.html 2015年8月31日閲覧。 
  12. ^ “ブロードストリートが引退、繁殖へ”. ラジオNIKKEI. (2012年3月14日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-216336.html 2015年8月31日閲覧。 

外部リンク編集