プロポーズ大作戦 (テレビドラマ)

プロポーズ大作戦』(プロポーズだいさくせん、英題:Operation Love)は、フジテレビ系列の「月9」枠で2007年4月16日から6月25日まで、毎週月曜日21:00 - 21:54(JST)に放送された日本のテレビドラマ。主演は山下智久長澤まさみ

プロポーズ大作戦
ジャンル テレビドラマ
脚本 金子茂樹
演出 成田岳
加藤裕将
初山恭洋
出演者 山下智久
長澤まさみ
榮倉奈々
平岡祐太
濱田岳
三上博史
藤木直人
製作
制作 フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
連続ドラマ
プロデューサー瀧山麻土香
三竿玲子
エンディング桑田佳祐明日晴れるかな
放送期間2007年4月16日 - 6月25日
放送時間月曜日21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報
スペシャル
プロデューサー瀧山麻土香
三竿玲子
放送期間2008年3月25日
放送時間火曜日21:00 - 23:18
放送分138分
回数1

特記事項:
初回と最終回は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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2008年3月25日にスペシャルドラマが放送。

なお、このドラマの韓国版リメイクが2012年2月からTV朝鮮で、中国版リメイク版が2017年に制作され放送された。

概要編集

山下智久と長澤まさみの共演は『ドラゴン桜』(TBS系列)以来1年9ヶ月ぶりとなり、そのドラマでも2人は幼なじみを演じた。山下智久は『ランチの女王』以来4年9ヶ月ぶりの月9出演である。長澤まさみは月9初出演である。「月9」ドラマとしては、『トップキャスター』以来の原作無しのオリジナルドラマ。

思いを寄せていた幼なじみ・吉田礼(長澤)に告白できないまま、彼女の結婚式に出席することになった主人公・岩瀬健(山下)が、妖精(三上)の力を借りて過去に戻って恋の成就を試みるラブコメディ。

雑誌『ザテレビジョン』が行った「第53回ドラマアカデミー賞」(2007年春クール)において、最優秀作品賞ドラマソング賞を受賞し、山下智久は主演男優賞第2位、長澤まさみも主演女優賞第2位だった。

中途半端なエンディングだったことから、視聴者から放送終了後に電話4000件、メール3000件の問い合わせが送られた。その声に応える意味で、2008年3月25日に2時間18分のスペシャル版が放送された[1]

「プロポーズ大作戦」の名称は過去に同名のバラエティ番組のタイトルとして使用した朝日放送(のちの朝日放送グループホールディングス朝日放送テレビ朝日放送ラジオ[2]が2011年に商標登録しているが(登録番号:第5435564号、登録日:2011年9月2日、登録公報発行日:2011年10月4日、存続期間満了日:2021年9月2日)、本作品については登録出願前だったため問題なく使用された。

商標登録後も再放送などの二次使用が制限されていない他、朝日放送グループも商標権侵害についての訴訟などの法的措置を行使していないため、名称の使用を許諾している可能性があるが、特に明確には発表されていない。

ストーリー編集

レギュラー放送編集

岩瀬健(山下智久)は恋に不器用で、大好きだった幼馴染みの吉田礼(長澤まさみ)に告白できないまま、礼と恋人・多田(藤木直人)の結婚式に出席することになってしまった。自分と礼が写っているスライド写真を眺め、健は「ちゃんと告白していれば、自分が礼と結婚できたかもしれないのに…」と激しく後悔する。そこへ、時間を操れるという妖精(三上博史)が現れ、過去に戻してやると申し出る。そして健は、「ハレルヤチャンス」という言葉とともに過去へタイムスリップ。礼とのハッピーエンドを目指して奮闘する。

スペシャル版編集

物語は、礼と多田の結婚式がご破算となった1年後、健が過去で助けたことによって結ばれた鶴見尚(濱田岳)と奥エリ(榮倉奈々)がハワイで結婚式を挙げるところから始まる。しかし結婚式直前でエリが日本に帰国してしまう。教会で妖精に再会した健は二人を助けるため、再び過去に戻って奮闘する。

登場人物編集

主要人物編集

岩瀬 健
演 - 山下智久(小学生時代:小川哲平
本作の主人公。普段は「ケン」と呼ばれているが、礼には「ケンゾー」と呼ばれている。要領が悪く意地っ張りで、お人よしな性格。礼の事が好きだったが、不甲斐無い上に意地っ張りな自身の性格が災いし礼といつも憎まれ口を叩いてしまい、告白のタイミングを逃し続け、ついには高校時代の教育実習生であった多田に礼を取られてしまう。そして礼と多田の結婚式で、過去の自分を変えて礼に好きと伝えたいと思い、過去へタイムスリップする。思い切りのない性格ではあったが、タイムスリップを重ねるごとに徐々に成長していく。スペシャルで、礼にプロポーズする。
吉田 礼
演 - 長澤まさみ(小学生時代:松元環季 / 幼少時代:橋本くるみ
本作のもう1人の主人公。健の幼馴染。健と同様意地っ張りで、恋には不器用。ずっと健のことが好きで、中学卒業時に告白を決意し手紙を書くが、渡せずに自分で持っていた(20歳の誕生日に捨ててしまう)。高校の頃に教育実習生であった多田と出逢い大学生時に告白され、自分へのまっすぐな想いの伝え方に心を打たれ多田との結婚を決意。小学校の頃に健からもらった消しゴムに「岩瀬健三」と書かれていた(元々は「岩瀬健三年二組」と書かれていたが、健が消しゴムを半分にちぎった際、ちょうど「三」と「年」の間で切れた)ことをキッカケに健のことを「ケンゾー」と呼んでいた。多田のプロポーズを受けた日から呼ばなくなるが、結婚式を飛び出してからまた呼ぶようになる。スペシャルで健のプロポーズを受ける。
妖精
演 - 三上博史特別出演
健の前に現れた英国紳士風の男性。指を鳴らす事による時間の停止・再生とスライドに写った写真の時間にタイムスリップさせる事ができる能力を持つ。タイムスリップさせる度に健の皿の料理をつまんでいく。告白のタイミングにこだわる健に対し説教じみた話をする。
タイムスリップの方法は、自分の写っている写真(ここでは結婚式披露宴で上映されているスライド写真)に対して「あの頃に戻りたい」と念じるだけ。隅に小さく写っているだけ、その写真に写っている写真に写っているだけ、ブラインド越し、ガラス越しでも、とにかく自分がどこかに写っていれば可能である。実際にはその写真を撮る数時間前にタイムスリップする。その間、現実世界は本人と妖精を除きすべての人・物が停止する。カメラのフラッシュを浴びれば帰還できる。帰還先は基本的にはタイムスリップをした瞬間だが、妖精には変更することができる。

主要人物の関係者編集

多田 哲也
演 - 藤木直人
礼の婚約者であり、現代でまもなく結婚するという人物。元々は院生の時に彼女らの高校に訪れた教育実習生であり、真面目すぎる性格から生徒たちに不評を買っていたが、健によって誤解が解け、実習最終日に礼ら生徒と打ち解ける。しかし、次第に礼に惹かれていき、大学講師と生徒という間柄を超えてプロポーズし、そのまっすぐな想いを認められて結婚が決まる。
奥 エリ
演 - 榮倉奈々
礼の親友で恋多き女の子。恋愛には積極的で健や礼にも世話を焼いていたが、ツルの猛烈なアプローチには一切耳を傾けようとしない。しかし、大学時代の健によって過去が変わりツルに告白され付き合うことに。そしてスペシャルの時、ハワイでツルと結婚するはずだったが日本に帰ってしまったものの健によって過去が変わり最後は無事に結婚した。
榎戸 幹雄
演 - 平岡祐太
高校からの健の親友。映像会社に勤めていて、礼の結婚式やツルとエリの結婚式のスライドを作成する。頭がよくクールな外見で女性によくモテて彼女もおり、ツルからはたびたび師匠と崇められていた。健の時代を先取った発言から健がタイムスリップしている事に気付き、健に協力する。妖精以外で健のタイムスリップに気づいている唯一の存在。2004年大晦日に健がタイムスリップした時から協力することに。
鶴見 尚
演 - 濱田岳
高校からの健の親友。非常にお調子者で要領が良くメンバーのムードメーカー的存在。健達からは「ツル」と呼ばれている。身長が低いことがコンプレックスである。自分にとって“高嶺の花”であるエリの事が好きで果敢にアプローチするも一切耳に入れてもらえず周りからも「無理だから止めとけ」と再三注意を受けていた。しかし、大学時代の夏休みにタイムスリップしていた健に自分の不甲斐ない性格を指摘され、エリに告白。3年後の現在は晴れて交際しており、そして前述の通りエリと結婚した。

立修高等学校時代の関係者編集

伊藤 松憲
演 - 松重豊
健たちの通った立修高等学校の教師であり野球部監督。だが陶芸に目覚め、立修大学に健たちと同学年の生徒として入学。
陶芸の道にはまず商売する事を学んだ方がいいと思い込み、経済学部に入る。そして幹雄から知ったパチンコ店のバイト中にも現れ轆轤セットがほしいがためにパチンコを頑張ったり、動体視力を身に着けようとテニスをやったりと陶芸にはあまり関係の無いことをやたら続けている。そして多田が訪問した時、轆轤をしているのかと思えばルービックキューブをやっていたりと、作中でついに轆轤を始める事はなかった。
根津 重人
演 - 渡部豪太
健の高校時代のクラスメイト。芝居がかった振る舞いが特徴で、ソクラテスという渾名をつけられている。

吉田家編集

吉田 貴礼
演 - 森本レオ
礼の父。
吉田 礼奈
演 - 宮崎美子
礼の母。

その他編集

西尾 保
演 - 菊池健一郎
健達の溜り場になっているハンバーガー店店長。
御法川 潤蔵
演 - 山崎樹範
礼と多田の結婚式の司会者。
松木 優子
演 - 原史奈
幹雄の彼女。
ジオ・ゲルグーグ
演 - トラオレ・イッサ
マラソンランナー。タイムスリップ時も含め健の行く先々に姿を見せる。

ゲスト編集

第1話
第3話
第4話
  • 長瀬未沙(健に第2ボタンを貰った後輩) - 星井七瀬
第5話
  • 仁王淳治(バレー部の生徒,エリの彼氏) - 小林且弥(第6話)
  • 吉田太志(礼の祖父)(じぃじ) - 夏八木勲(第10話)
第6話
第7話
第9話
第10話
スペシャル

スタッフ編集

主題歌・挿入歌編集

  • MONGOL800小さな恋のうた
    • 第2話、第8話、第10話、スペシャルの挿入歌。岩瀬健が、高校時代にハマっていたアーティストの曲として登場する。
    • 第2話「コーヒー牛乳で結婚できる!?」で、岩瀬健が吉田礼に貸していたCDとして登場する。教室から出て下駄箱へ行くシーン、ハンバーガーショップで健の誕生日パーティーのシーンから多田先生が学校に訪れ、黒板に書いてある健の告白を消してしまうシーンにかけて流れる。
    • 第8話「年越しに流す涙は本物ですか」では、榎戸幹雄の車に積んである「KEN'S BEST」(幹雄曰く高校くらいのときのもの)と書かれたMDのトラック1に入っており、そのシーンで流れる。
    • 第10話 「ラスト・ハレルヤチャンス」では、健&礼 vs 尚&エリ のエアーホッケーでの対決のシーンで流れる。

放送日程編集

連続ドラマ編集

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 2007年4月16日 甲子園行けたら結婚できる!? 成田岳 19.3%
第2話 4月23日 コーヒー牛乳で結婚できる!? 17.1%
第3話 4月30日 席がえしたら結婚できますか 13.4%
第4話 5月07日 第2ボタンで結婚できますか 加藤裕将 16.4%
第5話 5月14日 明日やろうは馬鹿野郎ですか 16.9%
第6話 5月21日 10代最終日何を卒業しますか 成田岳 17.4%
第7話 5月28日 恋と花火はいつ散りますか? 加藤裕将 14.6%
第8話 6月04日 年越しに流す涙は本物ですか 成田岳 19.1%
第9話 6月11日 最後の一瞬に何を賭けますか 初山恭洋 18.1%
第10話 6月18日 ラスト・ハレルヤチャンス 成田岳 17.2%
最終話 6月25日 涙の告白は奇跡を呼びますか 20.9%
平均視聴率 17.3%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • 最終話の瞬間最高視聴率は26.0%[3]
  • フジテレビでは、『再放送大作戦』として2007年6月15日(金) - 6月25日(月)の平日の夕方に再放送した。
  • 2007年4月のクールでは唯一、平均視聴率15%越え、最終回は20%越えとなった。

スペシャル編集

放送日 サブタイトル 演出 視聴率
2008年3月25日 14年越しの恋に永遠を誓う瞬間は訪れますか? 成田岳 18.4%
  • 放送時間は138分。

ロケ地編集

協力/栃木県フィルム・コミッション

備考編集

  • 第4話で妖精から「お前、悪い詐欺に引っかからないように気をつけたほうがいい」と言及された際、健が「シロサギ?」と返答する『クロサギ』(健を演じる山下智久の過去の主演作)へのオマージュがある。この他にもシャレが多くあるので探すのも一つの楽しみである。
  • 第7話で妖精が健に「カラを破るくらいのことをしないとだめだ」と言ったため、健が「ハレルヤーチャンス」のところでカラを破り、『パネルクイズ アタック25』の児玉清のまねをした(「慎重かつ大胆にまいりましょう、ハレルヤーチャンス!」といって、児玉のアタックチャンスの腕を揺らす動作をした)。
  • タイムスリップ中は過去という設定のため、登場する携帯電話も一昔前のものが使われていた(現実世界ではW44S等、当時の最新機種が登場した)。
  • スペシャル版で、妖精が健に「お前らの結婚式はスペインで」という続編を予感させる台詞がある。
  • エリとツルをメインに設定した「プロポーズ小作戦(Eri My Love)」というスピンオフ作品が携帯動画サイト向けに作成された。
  • 濱田岳演じる鶴見尚が谷村新司ものまねをし、仲間と共にカラオケ日本テレビ系『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』のテーマソング『サライ』を歌うシーンがある。
  • 2017年4月放送の日本テレビ系列の土曜ドラマ『ボク、運命の人です。』は、恋に不器用な主人公(亀梨和也)が謎の男の助言を受けて恋に奮闘するという、本作に似た内容のドラマであるが、こちらの脚本も金子が手掛けており、山下も謎の男役で出演している。
  • お笑いコンビのANZEN漫才の2人(みやぞん、あらぽん)が、デビュー前に本作第4話にて野球部員役として出演していた。この2人にとって本作がテレビ初出演だったという[4]

関連商品編集

  • プロポーズ大作戦 もしもあの日に戻れたら(ノベライズ、10話以降はオリジナル)
  • DVD-BOXが2007年12月7日に発売された。
  • スペシャルのDVDは2008年7月25日発売。

韓国版ドラマ編集

프로포즈 대작전
プロポーズ大作戦〜Mission to Love
ジャンル テレビドラマ
原作 金子茂樹
脚本 ユン・ジリョン
演出 キム・ウソン
出演者 ユ・スンホ
パク・ウンビン
キム・イェウォン
コ・ギョンピョ
パク・ヨンソ
イ・ヒョンジン
キム・テフン
製作
制作 TV朝鮮
放送
放送国・地域  韓国
放送期間2012年2月8日 - 2012年3月29日
回数16
公式サイト
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プロポーズ大作戦〜Mission to Love
各種表記
ハングル 프로포즈 대작전
漢字 프로포즈 大作戰
発音 プロポジュ テジャクチョン
ローマ字 Peulopojeu Daejagjeon
題: Operation Proposal
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2012年2月8日から3月29日までTV朝鮮조선방송)にて放送[5]。またDATVにて、『プロポーズ大作戦〜Mission to Love』のタイトルで日本でも2012年10月1日より放送された[6]。全16話。

キャスト編集

スタッフ編集

  • 制作:ホガエンタテインメント
  • 演出:キム・ウソン
  • 脚本:ユン・ジリョン

中国版ドラマ編集

プロポーズ大作戦
求婚大作战
ジャンル テレビドラマ
原作 金子茂樹
脚本 金子茂樹
方坤
演出 毛小睿
出演者 張芸興
陳都靈
李程彬
張昊唯
呂炸炸
趙圓瑗
張智霖
製作
プロデューサー 崔軼
制作 東方衛視
放送
放送国・地域  中国
放送期間2017年4月17日 -
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2017年3月から、中国の騰訊視頻中国語版にて配信予定、および同年4月17日から、東方衛視中国語版にて放送。日本ではホームドラマチャンネルにて放送された。

プロポーズ大作戦(中国版)
各種表記
繁体字 求婚大作戰
簡体字 求婚大作战
拼音 Qiú hūn dà zuò zhàn
注音符号 ㄑㄧㄡˊ ㄏㄨㄣ ㄉㄚˋ ㄗㄨㄛˋ ㄓㄢˋ
ラテン字 Chʻiu2 hun1 ta4 tsuo4 chan4
発音: チュホンダズオザン
英文 Operation Love
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キャスト編集

スタッフ編集

  • 制作:上海尚世影業有限公司
  • 演出:毛小睿

脚注編集

[脚注の使い方]

関連項目編集

外部リンク編集

フジテレビ系列 月曜21時枠の連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
プロポーズ大作戦
(2007年4月16日 - 6月25日)
ファースト・キス
(2007年7月9日 - 9月17日)