プーケット国際空港

タイの空港

プーケット国際空港(プーケットこくさいくうこう、タイ語: ท่าอากาศยานนานาชาติภูเก็ต、英語: Phuket International Airport )とは、タイ王国プーケット県タラーン郡マイカーオ町(タムボン)にある国際空港である。

プーケット国際空港
ท่าอากาศยานนานาชาติภูเก็ต
Phuket International Airport
IATA: HKT - ICAO: VTSP
概要
国・地域 タイ王国の旗 タイ王国
所在地 プーケット県タラーン郡
マイカーオ町(タンボン)222
種類 民間
運営者 タイ空港公社(AOT:Airports of Thailand Public Co Ltd)
運用時間 24時間
標高 25 m (82 ft)
座標 北緯08度06分48秒 東経98度19分01秒 / 北緯8.11333度 東経98.31694度 / 8.11333; 98.31694座標: 北緯08度06分48秒 東経98度19分01秒 / 北緯8.11333度 東経98.31694度 / 8.11333; 98.31694
公式サイト phuket.airportthai.co.th
地図
プーケット国際空港の位置(タイ王国内)
HKT/VTSP
HKT/VTSP
バンコク
バンコク
プーケット国際空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
09/27 Yes 3,000×45 アスファルト
リスト
空港の一覧
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概要

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タイ最大のリゾート地であるプーケットの国際空港であり、タイ国内のみならずアジアヨーロッパ各地から多くの定期便が就航する。また年間を通じて多くのチャーター便が乗り入れている。2019年の旅客数は1811万人でタイの空港では3番目だった[1]

ターミナル

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旅客ターミナルは、ターミナルX、国際線ターミナル、国内線ターミナルの3棟がある。全体で年間2,000万人の旅客を扱うことができる。

ターミナルXは2014年に供用を開始したチャーター便専用の施設である。床面積1,320m2であり、10台のチェックインカウンターを備え1時間に1,000人の処理能力がある[2]。出国審査は国際線ターミナルに移動して行う。

国際線ターミナルは2016年に開業した[3]

空港ターミナル内の案内表示やアナウンスはタイ語英語中国語に加えてロシア語により行われている[4]

就航航空会社と就航都市

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2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。

航空会社就航地ターミナル
  タイ国際航空 バンコク/スワンナプーム 国内
  バンコク・エアウェイズ バンコク/スワンナプームチェンマイウタパオサムイ島ハートヤイ 国内
  タイ・エアアジア バンコク/ドンムアンバンコク/スワンナプームウドーンターニーコーンケンチェンマイ 国内
  タイ・エアアジア シンガポール香港メダン(2025年6月27日より運航開始予定)[5] 国際
  タイ・ベトジェットエア バンコク/スワンナプームチェンマイ 国内
  タイ・ライオンエア バンコク/ドンムアン 国内
  タイ・ライオンエア 台中 国際
  ノックエア バンコク/ドンムアン 国内
 エアアジア クアラルンプールデンパサールコルカタコーチン 国際
  バティック・エア・マレーシア クアラルンプール 国際
  ファイアフライ ペナン 国際
  マレーシア航空 クアラルンプール 国際
  ベトジェットエア ホーチミンハノイ 国際
  ジェットスター・アジア シンガポール 国際
  スクート シンガポール 国際
  シンガポール航空 シンガポール 国際
  ミャンマー国際航空 ヤンゴン 国際
  中国国際航空 北京/首都杭州成都/天府 国際
  中国東方航空 太原南京成都/天府昆明西安 国際
  中国南方航空 広州 国際
  重慶航空 重慶塩城 国際
  海南航空 北京/首都広州 国際
  吉祥航空 上海/浦東 国際
  昆明航空 昆明 国際
  上海航空 上海/浦東 国際
  深圳航空 深圳 国際
  四川航空 成都/双流成都/天府 国際
  春秋航空 上海/浦東広州成都/天府 国際
  西部航空 重慶 国際
  九元航空 広州貴陽 国際
  キャセイパシフィック航空 香港 国際
  香港エクスプレス 香港 国際
  香港航空 香港 国際
  タイガーエア台湾 台北/桃園 国際
  大韓航空 ソウル/仁川 国際
  ジンエアー ソウル/仁川 国際
  IndiGo デリームンバイベンガルールコルカタ 国際
  エア・インディア デリー 国際
  エア・インディア・エクスプレス ハイデラバード 国際
  カノット・シャーク航空 タシュケント 国際
  ウズベキスタン航空 タシュケント 国際
  SCAT航空 アスタナアルマトイシムケント英語版タラズ英語版 国際
  エア・アスタナ アルマトイ 国際
  マーハーン航空 テヘラン 国際
  オマーン・エア マスカット 国際
  サラムエア英語版 マスカット 国際
  サウディア リヤド 国際
  エミレーツ航空 ドバイ 国際
  エティハド航空 アブダビ 国際
  エア・アラビア シャールジャ 国際
  カタール航空 ドーハペナン 国際
  エル・アル航空 テルアビブ 国際
  ジェットスター航空 メルボルンシドニーパース 国際
  フィンエアー ヘルシンキ 国際
  TUIフライ・ノルディック(いずれもチャーター運航) ヘルシンキストックホルムコペンハーゲン 国際
  TUIエアウェイズ(いずれもチャーター運航) ロンドン/ガトウィック 国際
  エーデルワイス航空 チューリヒ 国際
  サンクラス航空(いずれもチャーター運航) ストックホルム 国際
  コンドル航空 フランクフルト 国際
  ターキッシュ・エアラインズ イスタンブール 国際
  エールフランス航空 パリ/CDG(2025年11月27日より運航開始予定)[6] 国際
  アエロフロート モスクワ/シェレメーチエヴォイルクーツクウラジオストクノヴォシビルスクサンクトペテルブルククラスノヤルスクハバロフスク 国際
 アズール・エア(いずれもチャーター運航) ノヴォシビルスククラスノヤルスクイルクーツクハバロフスクウラジオストクチェリャビンスクペルミウファ 国際
  S7航空 イルクーツク 国際
  イカル英語版(いずれもチャーター運航) クラスノヤルスクイルクーツクカザンエカテリンブルク 国際
  レッド・ウイングス航空 モスクワ/ドモジェドヴォノヴォシビルスクソチ 国際

2025年4月現在[7][8]

主な航空機事故

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タイ航空365便墜落事故

1987年8月31日、ハートヤイ国際空港発プーケット国際空港行きタイ航空365便(ボーイング737-2P5、機体記号:HS-TBC)が、着陸時失速し機体を立て直すことができず海に墜落した。搭乗していた全員が死亡した。

ワン・トゥー・ゴー航空269便着陸失敗事故

2007年9月16日に、タイ王国のワン・トゥー・ゴー航空269便(MD-82、機体記号:HS-OMG)がパイロットの操縦ミスによりプーケット国際空港への着陸に失敗し大破炎上した。搭乗していた90名が死亡した。

脚注

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外部リンク

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