ヘンゼル & グレーテル (映画)
『ヘンゼル & グレーテル』（Hansel and Gretel: Witch Hunters）は、2013年のアメリカ合衆国のコメディ・アクション・ホラー映画。トミー・ウィルコラ監督。3Dで製作され[2]、2013年1月25日に公開された[1]。グリム兄弟の童話『ヘンゼルとグレーテル』の後日談であり、ジェレミー・レナーとジェマ・アータートンがヘンゼルとグレーテル[3]、ファムケ・ヤンセンが魔女のリーダーを演じる[4][5]。
| ヘンゼル&グレーテル | |
|---|---|
| Hansel and Gretel: Witch Hunters | |
| 監督 | トミー・ウィルコラ |
| 脚本 |
トミー・ウィルコラ D・W・ハーパー |
| 原作 |
グリム兄弟 『ヘンゼルとグレーテル』 |
| 製作 |
ウィル・フェレル クリス・ヘンチー アダム・マッケイ ケヴィン・J・メシック ボー・フリン |
| 製作総指揮 | デニス・L・スチュワート |
| 出演者 |
ジェレミー・レナー ジェマ・アータートン ファムケ・ヤンセン ピーター・ストーメア |
| 音楽 | アトリ・オーヴァーソン |
| 主題歌 | Animal Alpha 『Bundy』 |
| 撮影 | マイケル・ボンヴィレイン |
| 編集 | ジム・ペイジ |
| 製作会社 |
パラマウント映画 MGM MTVフィルムズ ゲイリー・サンチェス・プロダクションズ |
| 配給 |
 パラマウント映画 |
| 公開 |
2013年1月25日 |
| 上映時間 | 88分 |
| 製作国 |
アメリカ合衆国 ドイツ |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $50,000,000[1] |
| 興行収入 |
 $55,703,475[1] $226,349,749[1] |
ストーリー 編集
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
あの事件から15年後。成長し、魔女狩りを専門とする賞金稼ぎとなったヘンゼルとグレーテル兄妹を描く[6]。
キャスト 編集
※括弧内は日本語吹替
- ヘンゼル: ジェレミー・レナー（桐本琢也）
- グレーテル: ジェマ・アータートン（甲斐田裕子）
- ミュリエル: ファムケ・ヤンセン（日野由利加）
- ミーナ: ピヒラ・ヴィータラ（佐古真弓）
- ベリンジャー保安官: ピーター・ストーメア（中博史）
- ベン / ベンジャミン・ヴァルザー: トーマス・マン（髙木裕平）
- エドワード: デレク・ミアーズ（声：ロビン・アトキン・ダウンズ）
- 保安官助手#4: トミー・ウィルコラ（クレジット無し）
製作 編集
撮影は2011年3月に始まり、ドイツのポツダムバーベルスベルクとブラウンシュヴァイクで行われた[7][8]。
ウィルコラ監督は、機内で観た『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーの演技に心を打たれ、ヘンゼル役をオファーした。
続編 編集
本作の脚本・監督であるトミー・ウィルコラは続編の脚本を執筆し終えているが、出演者のスケジュールの問題などもあり、実際に製作が継続するかは未定である[9]。また、その後、ウィルコラの監督降板が報じられている[10]。
日本での公開 編集
一度2013年4月6日公開と発表されながら、その後公式サイトから日本公開日が消去され、2013年に入り「今年（2013年）公開予定[11]」「日本での公開は正式に中止[12]」と情報が錯綜していたが、2月17日に「パラマウント100周年公式アカウント」なるアカウントにて「パラマウントでは配給しません」との情報が流れた[13]。結局、日本ではDVDスルーとなり、2013年7月19日にブルーレイとDVDが発売されることになった[14]。
作品の評価 編集
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「残忍さと馬鹿馬鹿しさが交錯している『ヘンゼル & グレーテル』は、ファンタジーアドベンチャーとしても、パロディとしても失敗している。」であり、143件の評論のうち高評価は16%にあたる23件で、平均して10点満点中4.03点を得ている[15]。Metacriticによれば、25件の評論のうち、高評価は1件、賛否混在は8件、低評価は16件で、平均して100点満点中23点を得ている[16]。
出典 編集
- ^ a b c d “Hansel and Gretel: Witch Hunters” (英語). Box Office Mojo. 2020年6月23日閲覧。
- ^ “Hansel and Gretel to Hunt Witches in 3-D Next March” (英語). ReelzChannel. (2011年2月19日) 2013年1月27日閲覧。
- ^ Renner, Rapace Go Witch Hunting
- ^ Famke Janssen To Be The Prey Of HANSEL & GRETEL: WITCH HUNTERS | Film Buff Online
- ^ Famke Janssen will bewitch "Hansel and Gretel" | Reuters
- ^ Sandy Schaefer (2011年9月13日). “‘Hansel and Gretel: Witch Hunters’ Plot Details Emerge” (英語). Screen Rant 2014年9月22日閲覧。
- ^ Hansel and Gretel: Witch Hunters – Set Photos of Renner and Arterton In Costume | SciFi Mafia
- ^ Reader report from the set of Hansel & Gretel : Witch Hunters | Moviehole
- ^ Ryan Turek (2014年9月21日). “Exclusive – Hansel & Gretel: Witch Hunters 2 Script Done, Wirkola Offers Update” (英語). Shock Till You Drop 2014年9月22日閲覧。
- ^ Samuel Zimmerman (2014年9月29日). “Wirkola Not Helming “HANSEL & GRETEL 2″” (英語). FANGORIA 2014年10月1日閲覧。
- ^ “ジェレミー・レナー、CIAの汚点を暴露した実在のジャーナリストに”. 映画.com. (2013年2月4日) 2013年5月11日閲覧。
- ^ “気になる映画：ジェレミー・レナーがたまらん『ヘンゼル＆グレーテル』”. Cut編集部日記. (2013年2月6日) 2013年5月11日閲覧。
- ^ 「ヘンゼルとグレーテルは日本公開しないんですか？」との質問に答える形で。Para100Japanのツイート（303162744008503296）
- ^ “映画「ヘンゼル＆グレーテル」公式サイト 2013年7月19日ブルーレイ＆DVD ON SALE！”. パラマウント ジャパン. 2013年5月11日閲覧。
- ^ "Hansel and Gretel: Witch Hunters". Rotten Tomatoes (英語). 2020年8月5日閲覧。
- ^ "Hansel and Gretel: Witch Hunters" (英語). Metacritic. 2020年6月23日閲覧。
外部リンク 編集
ウィキメディア・コモンズには、ヘンゼル & グレーテル (映画)に関するカテゴリがあります。- 公式ウェブサイト（英語）
- 公式ウェブサイト（日本語）
- ヘンゼル＆グレーテル - allcinema
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - オールムービー（英語）
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - IMDb（英語）
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - TCM Movie Database（英語）
- Hansel and Gretel: Witch Hunters - Rotten Tomatoes（英語）
