ペロブスカイト太陽電池

ペロブスカイト太陽電池(ペロブスカイトたいようでんち、Perovskite Solar Cell、PSC)は、ペロブスカイト結晶を用いた太陽電池色素増感太陽電池の一種でペロブスカイト型では、従来の色素の代わりにペロブスカイト材料を用い、正孔(ホール)輸送材料(Hole Transporter Material、HTM)としてのヨウ素溶液の代わりに、Spiro-OMeTADなどを使用する[1]

研究開発編集

2009年にハロゲン化鉛系ペロブスカイトを利用した太陽電池が桐蔭横浜大学宮坂力らによって開発された。 2009年のエネルギー変換効率は CH3NH3PbI3 を用いたものでは3.9%であった[2]。変換効率の向上スピードと低コスト製造の観点から、将来的な商用太陽電池として注目されている[3]

ハライド系有機-無機ペロブスカイト半導体 (CH3NH3PbI3) は、2009年に初めて太陽電池材料として報告された材料で印刷技術によって製造できるため、低価格化が期待される[4]

環境低負担に対する研究も進んでおり、2017年10月5日理化学研究所スパコン』を用いた材料スクリーニングで鉛を用いない51個の低毒性元素だけからなるペロブスカイト太陽電池の候補化合物を発見している[5]

脚注編集

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関連項目編集

外部リンク編集