ホスホエタノールアミン-N-メチルトランスフェラーゼ

ホスホエタノールアミン-N-メチルトランスフェラーゼ(Phosphoethanolamine N-methyltransferase、EC 2.1.1.103)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ホスホエタノールアミン-N-メチルトランスフェラーゼ
識別子
EC番号 2.1.1.103
CAS登録番号 171040-79-2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
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KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
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S-アデノシル-L-メチオニン + エタノールアミンリン酸S-アデノシル-L-ホモシステイン + N-メチルエタノールアミンリン酸

従って、この酵素の2つの基質はS-アデノシル-L-メチオニンエタノールアミンリン酸、2つの生成物はS-アデノシル-L-ホモシステインN-メチルエタノールアミンリン酸である。

この酵素は、転移酵素、特に1炭素基を転移させるメチルトランスフェラーゼのファミリーに属する。系統名は、S-アデノシル-L-メチオニン:エタノールアミンリン酸 N-メチルトランスフェラーゼである。その他よく用いられる名前に、phosphoethanolamine methyltransferase等がある。この酵素は、グリセロリン脂質の代謝に関与している。

出典 編集

  • Datko AH and Mudd SH (1988). “Enzymes of phosphatidylcholine synthesis in Lemna, soybean, and carrot”. Plant Physiol. 88 (4): 1338–1348. doi:10.1104/pp.88.4.1338. PMC 1055762. PMID 16666464. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1055762/.