ボカロP
VOCALOIDを用いる音楽家
概要編集
- ボーカロイドの略称であるボカロとプロデューサー(Producer)の頭文字を合わせて、ボカロPと呼ばれるようになった。ボカロPを「〜P」と呼ぶのは、当時、ニコニコ動画で流行していたアイドルマスターシリーズからの影響も大きい[1]。
- ボカロPの一部には、ハチやバルーンのように、ボカロPとして活動した後、シンガーソングライターとして活動したり[2][3]、wowakaやn-bunaのように、ロックバンドのメンバーとして活動する場合もある[4][5](中にはじんやナユタン星人、和田たけあきのように、ボカロ作曲と楽曲提供、更には歌唱も並行して行うボカロPもいる)。
- 2018年に米津玄師[6]、2020年にはAyaseがNHK紅白歌合戦に出場した[7]。
主なボカロP編集
ニコニコ動画で1000万再生を達成したボカロP編集
ニコニコ動画では、ボーカロイド楽曲のミュージック・ビデオの再生回数が1000万回を達成すると「ボーカロイド神話入り」と呼ばれるタグが付けられる。『』内は1000万再生を達成した楽曲名。
- ika『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』
- ryo『メルト』
- 黒うさP『千本桜』
- ハチ『マトリョシカ』
- DECO*27『モザイクロール』
- wowaka『ワールズエンド・ダンスホール』
- iroha(sasaki)『炉心融解[8]』
シンガーソングライターとして活動しているボカロP編集
()内は、ボカロPとしての名義。
バンドや音楽グループのメンバーとして活動しているボカロP編集
()内はボカロPが所属するグループ名。
- ryo(supercell)
- wowaka(ヒトリエ)
- 亜沙(和楽器バンド)
- レフティモンスターP(イトヲカシ)
- halyosy(absorb)
- n-buna(ヨルシカ)
- ぷす(ツユ)
- Ayase(YOASOBI)
- とく(GARNiDELiA)
- DECO*27(LOVE LASTS FOREVER)
- ギガP(REOL)
- 黒うさP(WhiteFlame)
- kemu(PENGUIN RESEARCH)
- ラムネ/村人P(サイダーガール)
- 石風呂(ネクライトーキー)
- マイキ(ラトゥラトゥ)
- ユリイ・カノン(月詠み)
ボーカロイドを用いているアーティスト 編集
ボカロPがリリースした著名な作品編集
歌唱にボーカロイドを用いているシングル及びアルバムのみを記載(EXIT TUNESなどからリリースされるボーカロイド楽曲のコンピレーションアルバムは除く)。
- supercell(Ryo/supercell)
- Re:package(livetune)
- 花束と水葬、OFFICIAL ORANGE(ハチ)
- アンハッピーリフレイン(wowaka)
- Corridor(バルーン)
- troy(有機酸)
- 幽霊東京、MIKUNOYOASOBI(Ayase)
脚注編集
- ^ “和田たけあき(くらげP)「むしろ2012年の状態が異常だった」 シーンを見つめ続けたボカロPが考える衰退論の真相”. 2020年3月8日閲覧。
- ^ “ボカロP“バルーン”ことシンガーソングライターの須田景凪とコラボ「INVISIBLE ART IN PUBLIC by au vol.3 須田景凪」のプラットフォームとしてSTYLYが採用”. 2020年3月8日閲覧。
- ^ “米津玄師、ボカロ曲初投稿から10年 ハチ楽曲に見るクリエイティブの原点”. 2020年3月8日閲覧。
- ^ “【知りたい】wowakaの6年ぶりボカロ曲“アンノウン・マザーグース”までを貫く世界観とは?”. 2020年3月8日閲覧。
- ^ “【ヨルシカ】ボカロPのn-bunaによる新プロジェクトが始動”. 2020年3月8日閲覧。
- ^ [1]
- ^ ビルボード年間ランキング1位 YOASOBI ボカロP AYASEさん、ボーカルIKURAさんのプロフィールは?「第71回NHK紅白歌合戦」出場
- ^ 一度削除された初期版と本人による再投稿版の再生数の合計によるもの。