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ボディガード』(原題:The Bodyguard)は1992年製作のアメリカ映画

ボディガード
The Bodyguard
監督 ミック・ジャクソン
脚本 ローレンス・カスダン
製作 ローレンス・カスダン
ジム・ウィルソン
ケビン・コスナー
出演者 ケビン・コスナー
ホイットニー・ヒューストン
音楽 アラン・シルヴェストリ
主題歌I Will Always Love You
ホイットニー・ヒューストン
撮影 アンドリュー・ダン
編集 リチャード・A・ハリス
製作会社 TIGプロダクションズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1992年11月25日
日本の旗 1993年3月6日
上映時間 130分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $121,945,720[1] アメリカ合衆国の旗
$410,945,720[1]世界の旗
配給収入 41億1000万円[2] 日本の旗
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俳優ケビン・コスナーと女性歌手ホイットニー・ヒューストンが共演[3]し、ヒットしたロマンティック・サスペンス映画である。ヒューストンが歌った主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」が収録され、デイヴィッド・フォスターの編曲したサントラ盤は全世界で4,200万枚を売り上げる大ヒットを記録した。

あらすじ編集

ロナルド・レーガンの警護を担当していたシークレット・サービスのフランク・ファーマーは、非番の日に発生したレーガン大統領暗殺未遂事件に責任を感じて退職、以降は個人でボディガード業を営んでいた。ある日、フランクの元を人気歌手レイチェル・マロンの付き人ビルが訪れ、彼女の身辺警護を依頼する。レイチェルの元には数か月前から不審な出来事が続いており、遂には殺害を予告する脅迫状までが送り付けられてきたため、フランクに白羽の矢が立ったのである。依頼を引き受けたフランクだったが、あまりに危機感のないレイチェルをはじめスタッフはフランクを邪魔者扱いし、忠告を聞こうとしなかった。断ろうとしたがビルの懇願により仕方なく引き受けた。フランクは警備強化の為に屋敷の大改造やスタッフの教育を開始するも、レイチェル本人はフランクのやり方に不満を募らせ、スタッフのサイと共に勝手にライブハウスでの新曲発表会を開催。ところが控え室にまで脅迫状が届き、レイチェル本人は脅迫があったことすら知らなかったことを知り、恐怖から発表会を中止する。しかし、ファンの声援を聞いて奮起し、発表会の強行を図ったが、興奮したファンが暴徒化してしまい、ファンに振り回されていたところをフランクに救出される。無事帰宅できたレイチェルはフランクに感謝し、彼に信頼を置くようになる。一方、元々レイチェルのボディーガードを務め、彼女への好意を公言もしていたトニーは、フランクに出し抜かれたと逆上、フランクに襲いかかるが、返り討ちにあう。

翌日、助けられたお礼にレイチェルはフランクをデートに誘う。映画を観てバーで語り合い、フランクの自宅で二人は一夜を共にした。しかし翌朝、フランクは依頼人と深い仲になったことを後悔し、けじめをつけようとレイチェルに突き放した態度をとってしまったことから、レイチェルとの関係に亀裂が生じ、警護に支障をきたすようになってしまう。レイチェルはチャリティーコンサート会場で、偶然居合わせたフランクのかつての同僚・ポートマンをベッドルームに連れ込んだり、無断で外出したりとフランクへの当てつけのような行動を繰り返したため、フランクは再び、辞めるとビルに直訴する。だが、直後にホテルの自室で息子フレッチャーからの電話と思って受けた脅迫電話にレイチェルは強いショックを受ける。苦しむ彼女が縋ったのは結局フランクだった。

レイチェルに危険が迫る中、フランクは彼女のスタッフに暇を出し、レイチェルと彼女の姉ニッキー、フレッチャーを連れて父ハーブの家に避難することにする。フランクの昔ばなしやチェスに興じることで一同は落ち着きを取り戻したかにみえたが、翌日、フレッチャーが勝手にボートに乗り込み、フランクが助け出した際、ボートが爆破されてしまう。もはやここにまで魔の手が迫っていた。その夜、フランクは泣いていたニッキーから「レイチェルの殺害を依頼した」と聞かされる。幼い頃からニッキーの真似をしていたレイチェルが、いつの間にか舞台中央に躍り出て、ニッキーの夢だった歌手として成功した…妹への嫉妬を抑えきれなくなったニッキーは、酒場で出会った男に勢いでレイチェルの殺害を依頼してしまい、その男の名前も知らないため連絡も取れない、と告白する。その直後、ニッキーは突然現れた男に射殺されてしまう。

ニッキーの葬儀が終わった後、レイチェルはノミネートされていたアカデミー賞受賞式に出席する。ニッキー射殺の手口からプロの仕業だと感じたフランクは、出席を取り止めるようレイチェルに忠告するが、レイチェルの出席の意志が揺るがないと知ると、トニーと共に警護に全力を挙げる。

フランクは会場で再びポートマンと会うが、彼が「自分の依頼主だ」と語った司会者から「そんな男は知らない」と告げられたことから、ポートマンが犯人だと確信する。ポートマンはカメラマンに扮して壇上のレイチェルを殺そうとしたが、彼女の盾として銃弾を受けたフランクに阻まれ失敗し、フランクに射殺される。

依頼を終えたフランクは、新しいボディーガードと交代し、レイチェルたちと別れの挨拶を交わした。見送るフランクを見つめるレイチェルはジェット機を止め、彼の元に走り別れのキスを交わした。

こうして二人の恋は終わった。レイチェルはフランクへの愛を糧に歌を歌い、フランクは新たな仕事へと就いた。

キャスト編集

役名 俳優 日本語吹替
ソフト フジテレビ テレビ朝日
フランク・ファーマー ケビン・コスナー 津嘉山正種
レイチェル・マロン ホイットニー・ヒューストン 塩田朋子 高島雅羅 塩田朋子
サイ・スペクター ゲイリー・ケンプ 島田敏 江原正士 二又一成
ビル・デヴァニー ビル・コッブス 阪脩 富田耕生 小林勝彦
グレッグ・ポートマン トーマス・アラナ 千田光男 若本規夫 金尾哲夫
ハーブ・ファーマー ラルフ・ウェイト 小島敏彦 大木民夫 加藤精三
ニッキー・マロン ミシェル・ラマー・リチャーズ 藤生聖子 吉田理保子 唐沢潤
トニー・シペリ マイク・スター 福田信昭 秋元羊介 塩屋浩三
授賞式司会者 ロバート・ウール 西村知道 堀内賢雄 佐久田修
クライヴ ナサニエル・パーカー 長島雄一 安井邦彦
ヘンリー クリストファー・バート 伊藤栄次 大滝寛
フレッチャー・マロン デヴォーン・ニクソン 小松直史 津野田なるみ 内澤祐豊
レイ・コート ジェリー・バマン 藤本譲 塚田正昭
ミネラ ジョー・ユーラ 小野健一 小室正幸
ダン トニー・ピアース 中田和宏 古澤徹
ロータリークラブ会長 バート・レムゼン 石森達幸 有本欽隆
スキップ・トーマス リチャード・シフ 小島敏彦 堀部隆一
デビー・レイノルズ 高村章子 瀬畑奈津子
エマ エセル・アイヤー 火野カチ子 小山田詩乃
音響賞プレゼンター ロブ・サリバン 土方優人 矢崎文也
音響賞受賞者 パトリシア・ヒーリー 八木亜希子 加藤優子
少女 エイミー・ルー・デンプシー 鈴鹿千春
少女の母親 シェリー・A・ヒル 石井七央子
初回放送 1995年10月7日
ゴールデン洋画劇場
20:59-23:34
本編ノーカット
1998年10月4日
日曜洋画劇場
約108分

スタッフ編集

エピソード編集

舞台編集

2012年11月から、イギリスウエストエンドにあるアデルフィ劇場にてミュージカル版の上演が行われた。

ヘザー・ヘッドリーがレイチェル・マロン役を演じる。脚本は、アレクサンダー・ディネラリスが担当[5]

脚注編集

  1. ^ a b The Bodyguard (1992)”. Box Office Mojo. 2009年12月13日閲覧。
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)524頁
  3. ^ ヒューストンは映画初出演である。
  4. ^ “ホイットニー・ヒューストン葬儀にケビン・コスナーが弔辞、アリシア・キーズ、スティービー・ワンダーらが追悼の歌を捧ぐ”. VOICE 心に響く洋楽. (2012年2月20日). http://voices.sitemix.jp/blog/2012/02/20/whitney_houstons_funeral_kevin-costner_alicia-keys_stevie-wonder/ 
  5. ^ 映画「ボディーガード」がロンドンでミュージカル化(シアターガイド、2012年2月23日)

外部リンク編集