マイク・ウェッジウッド

マイク・ウェッジウッドMike Wedgwood、1950年5月19日 - 、ダービー生まれ)は、イギリス人のベーシスト兼シンガー。陶芸家の一族、ウェッジウッドとも関係がある[1]

マイク・ウェッジウッド
Mike Wedgwood
出生名 Michael Wedgwood
生誕 (1950-05-19) 1950年5月19日(73歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド
ダービー
ジャンル カンタベリー・ロック
プログレッシブ・ロック
職業 ミュージシャン作曲家
担当楽器 ベース、ボーカル
共同作業者 カーヴド・エア
キャラヴァン
公式サイト www.wedgwood.dk

略歴 編集

ウェッジウッドは1968年に、オーヴァーランダーズ (The Overlanders)に加入した。彼らの最大のヒット曲は、ビートルズの曲「ミッシェル」のカバーだった。そして、1971年まで在籍していた[1]

1971年から1972年にかけてArthur's Motherと行動した後、1972年にカーヴド・エアに加入し[2]、サード・アルバム『ファンタスマゴリア -ある幻想的な風景-』で演奏した。その後、バンドが分裂したとき、ソーニャ・クリスティーナと共にバンドに残り、新編成のバンドを結成するのを助けた。彼らは1973年に再び解散する前に、アルバム『エア・カット』(そして1990年に『ラヴ・チャイルド』としてリリースされる4つのトラック)をレコーディングした[2]

イギリスで行われたエルトン・ジョンの「Yellow Brick Road Tour」に帯同し、キキ・ディーのバック・バンドで演奏を行った。エルトンの曲「Hard Luck Story」をキキとレコーディングした後、1974年にキャラヴァンに加入し、1976年まで彼らと共に活動した[3]。アルバムとしては、『ライヴ・アット・ザ・フェアフィールド・ホールズ1974~ザ・ベスト・オブ・キャラヴァン・ライヴ』(2002年にデッカ・レコードによってCDリリースされた。実際にはキャラヴァンでの彼の演奏デビューを録音したものだった)、『ロッキン・コンチェルト』、『聖ダンスタンス通りの盲犬』で演奏している。

1993年から1995年までには、ゴードン・ハスケルと仕事している。

ウェッジウッドは現在、デンマークに住んでおり、ソロでライブを行うほか、ウェッジウッド・バンド、The Skriver Bjarnesen Blues Band、Stan Urban、その他、さまざまなメンバーとライブを行っている。彼はシルケボーにあるウェッジウッド・スタジオを所有し運営している。

ディスコグラフィ 編集

ソロ・アルバム 編集

  • Places Like These (1993年) ※Michael Wedgwood名義
  • About Time (2017年) ※Michael Wedgwood名義

ウェッジウッド・バンド 編集

  • Journey Through Love (2008年)
  • Thrive (2011年)

キャラヴァン 編集

  • 『ロッキン・コンチェルト』 - Cunning Stunts (1975年)
  • 『聖ダンスタンス通りの盲犬』 - Blind Dog at St. Dunstans (1976年)
  • 『ライヴ・アット・ザ・フェアフィールド・ホールズ1974~ザ・ベスト・オブ・キャラヴァン・ライヴ』 - The Best Of Caravan "Live" (1980年)

カーヴド・エア 編集

  • 『ファンタスマゴリア -ある幻想的な風景-』 - Phantasmagoria (1972年)
  • 『エア・カット』 - Air Cut (1973年)
  • 『ラヴ・チャイルド』 - Lovechild (1990年) ※1973年録音のアウトテイク集

脚注 編集

外部リンク 編集