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マイケル・P・ボルシンガーMichael P. Bolsinger, 1988年1月29日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州コリン郡マッキニー出身のプロ野球選手投手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。

マイク・ボルシンガー
Mike Bolsinger
千葉ロッテマリーンズ #86
MG 6285 Mike Bolsinger.jpg
ドジャース時代(2015年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州コリン郡マッキニー
生年月日 (1988-01-29) 1988年1月29日(31歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト15巡目
初出場 MLB / 2014年4月14日
NPB / 2018年3月31日
年俸 1億8,500万円(2019年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

目次

経歴編集

プロ入り前編集

2006年MLBドラフト34巡目(全体1031位)でクリーブランド・インディアンスから指名されたが、この時は契約せずにアーカンソー大学へ進学した。

2009年MLBドラフト33巡目(全体993位)でオークランド・アスレチックスから指名されたが、この時も契約には至らなかった。

プロ入りとダイヤモンドバックス時代編集

2010年MLBドラフト15巡目(全体451位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ヤキマ・ベアーズ英語版でプロデビュー。6試合に登板して1勝0敗・防御率1.69・6奪三振の成績を残した。

2011年はA級サウスベンド・シルバーホークス英語版で開幕を迎え、32試合(先発13試合)に登板して6勝6敗・防御率2.66・91奪三振の成績を残した。9月にAAA級リノ・エーシズへ昇格。1試合に登板した。

2012年はA+級バイセイリア・ローハイドでプレーし、7試合に先発登板して3勝2敗・防御率2.37・49奪三振の成績を残した。5月にAA級モービル・ベイベアーズへ昇格。15試合に先発登板して4勝3敗・防御率3.82・64奪三振の成績を残した。

2013年はまずAA級モービルでプレーし、9試合(先発6試合)に登板して4勝0敗・防御率2.51・15奪三振の成績を残した。6月にAAA級リノへ昇格し、17試合に先発登板して7勝7敗・防御率4.72・39奪三振の成績を残した。

2014年はAAA級リノで開幕を迎え、2試合に登板。2勝0敗・防御率1.42と結果を残し、4月14日にダイヤモンドバックスとメジャー契約を結んだ[1]。同日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビュー。1点ビハインドの5回表から登板し、3回を投げ6安打2失点2四球3奪三振だった[2]。この年メジャーでは10試合(先発9試合)に登板して1勝6敗・防御率5.50・48奪三振の成績を残した。オフの11月20日に戦力外となった[3]

ドジャース時代編集

2014年11月22日に金銭トレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。

2015年は開幕を傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースで迎えた[4]。4月23日にメジャー昇格し、同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で先発して5.2回を1失点に抑える好投を見せた。4月24日にマイナー落ちしたが、5月12日に再昇格してからは先発ローテーションに定着した。ローテーション定着後は好投し、7月末の時点で防御率2.83をマークしていたが、トレードで加入した選手とのロースターとの兼ね合いでマイナー降格となった[5]。このマイナー降格に不満を持ったボルシンガーの父が「ドジャースは死んだ」とツイートしたため、物議を醸した[5]。通年成績は、21試合全てに先発登板して6勝6敗・防御率3.62・98奪三振というものだった。

2016年は先発で6試合に投げたが、1勝4敗・防御率6.83・25奪三振と打ち込まれた。

ブルージェイズ時代編集

2016年8月1日にジェシー・チャベスとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[6]。ブルージェイズ加入後は、レギュラーシーズンでは登板機会が無かった。マイナーでは傘下のAAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、6試合に先発登板して1勝4敗・防御率6.04・27奪三振の成績を残した。

2017年4月1日に戦力外となり[7]、6日に40人枠を外れる形でAAA級バッファローへ配属された。5月9日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。昇格後は5試合に先発登板したが、0勝2敗・防御率5.61と振るわず、6月1日に戦力外となり[8]、7日に40人枠を外れる形でAAA級バッファローへ配属された[9]。7月3日に再びメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りした[9]。8月5日にこの年3回目の戦力外となった[10]、9日に40人枠を外れる形でAAA級バッファローへ配属された[9]。10月2日にFAとなった[11]

ロッテ時代編集

2017年12月13日、千葉ロッテマリーンズが契約を発表した。

2018年はオープン戦こそ振るわなかったものの、前半戦は13試合中10試合でQSを達成するなどリーグトップとなる11勝を上げて、オールスターゲームにも監督推薦で選出された。7月21日の対オリックス・バファローズ戦では外国人投手最多タイとなる11連勝を記録[12]。その功績から一部では「ボル神ガー」と呼ばれるようになり、球団からボル神ガーTシャツやボル神ガータオルなども販売されるようになった[13]。しかし、8月19日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦中に右手の異常を訴え緊急降板し、21日に登録抹消。翌月に再昇格するも本調子には程遠く、「体のケアが最優先」という首脳陣の考えから9月8日の登板を最後に再抹消、以降二軍戦でも登板はなかった。ただ最高勝率の条件である13勝には達しており、13勝2敗の好成績で最高勝率のタイトルを獲得。翌年1月9日に契約の延長が発表された。

選手としての特徴編集

Brooksbaseball.net版ピッチタイプ[14][16]

球種 投球割合 平均球速
mph (kph)
水平変化
in (cm)
垂直変化
in (cm)
カットボール 48 % 89 (144) 0 (0) 9 (22)
カーブ 33 % 80 (129) 3 (8) -7 (-17)
スライダー 15 % 81 (131) 6 (14) -1 (-2)
フォーシーム 11 % 91 (146) -6 (15) 7 (17)
チェンジアップ 4 % 83 (133) -3 (8) 6 (14)

MLB.com版ピッチタイプ[18]

球種 投球割合 平均球速
mph (kph)
カットボール 33 % 89 (144)
カーブ 32 % 80 (129)
スライダー 16 % 81 (131)
フォーシーム 15 % 90 (145)
チェンジアップ 3 % 83 (133)
ツーシーム 0.3 % 93 (149)
不明球 0.1 % -

詳細情報編集

年度別投手成績編集





















































W
H
I
P
2014 ARI 10 9 0 0 0 1 6 0 0 .143 238 52.1 66 7 17 1 0 48 0 1 36 32 5.50 1.59
2015 LAD 21 21 0 0 0 6 6 0 0 .500 466 109.1 104 11 45 3 1 98 6 1 49 44 3.62 1.36
2016 6 6 0 0 0 1 4 0 0 .200 122 27.2 33 7 9 1 2 25 0 0 21 21 6.83 1.52
2017 TOR 11 5 0 0 0 0 3 0 0 .000 196 41.1 48 9 27 0 3 39 3 0 32 29 6.31 1.81
2018 ロッテ 20 20 2 1 0 13 2 0 0 .867 477 117.2 100 7 43 1 1 84 0 0 44 40 3.06 1.22
MLB:4年 48 41 0 0 0 8 19 0 0 .296 1022 230.2 251 34 98 5 6 210 9 2 138 126 4.92 1.51
NPB:1年 20 20 2 1 0 13 2 0 0 .867 477 117.2 100 7 43 1 1 84 0 0 44 40 3.06 1.22
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル編集

NPB

表彰編集

NPB
  • 月間MVP:1回(投手部門:2018年6月)

記録編集

NPB投手記録
NPB打撃記録
その他のNPB記録
  • 外国人投手による11連勝(2018年5月4日 - 7月21日) ※NPBタイ記録[19]
  • 11戦11勝(同上) ※史上10人目、外国人投手初[19]
  • オールスターゲーム出場:1回(2018年)

背番号編集

  • 49 (2014年、2017年)
  • 46 (2015年 - 2016年)
  • 86 (2018年 - )

脚注編集

  1. ^ “D-backs select Bolsinger from Triple-A Reno, option Harris to Reno” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Arizona Diamondbacks), (2014年4月14日), http://m.dbacks.mlb.com/news/article/72057948/d-backs-select-bolsinger-option-harris/ 2017年8月10日閲覧。 
  2. ^ Scores for Apr 14, 2014”. ESPN New York (2014年4月14日). 2014年4月15日閲覧。
  3. ^ Jeff Todd (2014年11月20日). “Diamondbacks Designate Mike Bolsinger, Charles Brewer”. mlbtraderumors. 2015年7月26日閲覧。
  4. ^ J.P. Hoornstra (2015年4月7日). “Revealed: Opening Day roster for Triple-A Oklahoma City.”. LA Daily News. 2015年4月7日閲覧。
  5. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年、412頁。ISBN 978-4-331-52002-4
  6. ^ Craig Calcaterra (2016年8月1日). “Blue Jays trade Jesse Chavez to the Dodgers”. mlb.nbcsports.com. 2016年8月7日閲覧。
  7. ^ Mike Johnston (2017年4月1日). “Blue Jays place pitcher Mike Bolsinger on waivers”. Sportsnet. 2017年4月3日閲覧。
  8. ^ Blue Jays designate Bolsinger for assignment, recall Campos”. Sportsnet (2017年6月1日). 2017年6月2日閲覧。
  9. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2017年8月10日閲覧。
  10. ^ Christian Boutwell (2017年8月5日). “Cole set for big league debut with Blue Jays” (英語). MLB.com. 2017年8月6日閲覧。
  11. ^
  12. ^ ロッテ・ボルシンガー破竹11連勝、外国人最多タイ 日刊スポーツ 2018年7月22日
  13. ^ 【ロッテ】快進撃のボルシンガーのグッズ「ボル神ガー」を発売「神という漢字が最高だ」スポーツ報知 2018年7月13日
  14. ^ 小数点以下四捨五入
  15. ^ Player Card: Mike Bolsinger” (英語). BrooksBaseball.net. 2017年12月14日閲覧。
  16. ^ ピッチタイプは2017年シーズンに基づく。[15]
  17. ^ Mike Bolsinger Pitch Data”. The Baseball Cube. 2017年12月22日閲覧。
  18. ^ ピッチタイプは2017年シーズンに基づく。[17]
  19. ^ a b ボルシンガー、昼試合12戦10勝無敗/データ連載」『日刊スポーツ』、2018年12月19日。2019年3月16日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集