マイケル・ルイス

アメリカのノンフィクション作家 (1960-)

マイケル・モンロー・ルイス(Michael Monroe Lewis、1960年10月15日 - )は、アメリカ合衆国のノンフィクション作家[2]・金融ジャーナリスト。著作である『ライアーズ・ポーカー ウォール街は巨大な幼稚園英語版』(1989年)、『マネー・ボール』(2003年)はベストセラーとなり、特に『マネー・ボール』は2011年にブラッド・ピット主演で映画化された。

マイケル・ルイス
Michael Lewis
マイケル・ルイス(2009年)
誕生 マイケル・モンロー・ルイス
Michael Monroe Lewis[1]
(1960-10-15) 1960年10月15日(64歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ルイジアナ州ニューオーリンズ
職業 ノンフィクション作家
ジャーナリスト
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
活動期間 1989年 -
代表作ライアーズ・ポーカー ウォール街は巨大な幼稚園英語版』(1989年)
マネー・ボール』(2003年)
世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』(2010年)
フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち英語版』(2014年)
配偶者 ダイアン・デコルドバ(1985年 - ?)
ケイト・ボナー(1994年 - 1995年)
タビサ・ソーレン(1997年 - )
公式サイト Michael Lewis
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生い立ちと初期のキャリア

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1960年10月15日、ルイジアナ州ニューオーリンズにて父親であるJ.トーマス・ルイスと母親であるダイアナ・ルイスの間に出生。高校卒業後、プリンストン大学へ進学し1982年に芸術史の学士号を取得した[2]。短期間、ダニエル・ウィルデンシュタインの下で働いた後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスへ進学し1985年に経済学修士号を取得し修了[3]。大学院修了後、ソロモン・ブラザーズに入社。ニューヨークでの新人研修後、ロンドン支社に配属され債券セールスマンとして3年間勤務する[2]。1989年、債券セールスマンとして勤務した3年間の経験を下地に『ライアーズ・ポーカー』を執筆し作家デビューした[2]

執筆活動

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債券セールスマンとして勤務した経験とモーゲージ債市場の勃興を描いた『ライアーズ・ポーカー』を1989年に発表しノンフィクション作家デビューした。2000年、ネットスケープシリコングラフィックス、ヘルシオンを設立したことで知られるジム・クラークを題材にシリコンバレー産業を描いた『ニュー・ニュー・シング』を執筆。3年後の2003年、メジャーリーグ球団であるオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャーであるビリー・ビーンを主人公に球団の戦略と成功を描いた『マネー・ボール』を発表した。『マネー・ボール』は2011年にハリウッドで映画化され、ビリー・ビーン役にブラッド・ピットが起用された。金融ジャーナリストとしては『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』に「In Nature's Casino」と題したキャットボンドに関する記事を掲載している[4]。2006年には、後にNFLドラフト1巡で指名されるマイケル・オアーについての物語、『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』を発表した[3]

私生活

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ルイスは3回結婚している。1985年12月、ダイアン・デコルドバと結婚した[1]CNBCの特派員であったケイト・ボナー英語版と結婚したが1995年に離婚。その後、MTVのリポーターであったタビサ・ソーレン英語版と1997年に3度目の結婚をしている[3][5]

作品

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脚注

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  1. ^ a b Diane deCordova Wed at Princeton”. ニューヨーク・タイムズ (1985年12月29日). 2019年1月7日閲覧。
  2. ^ a b c d マイケル・ルイス『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』ランダムハウス講談社、2006年、著者略歴頁。ISBN 978-4-270-00538-5 
  3. ^ a b c About Michael Lewis”. greatertalent.com. 2019年1月7日閲覧。
  4. ^ マイケル・ルイス (2007年8月26日). “In Nature’s Casino”. ニューヨーク・タイムズ. 2019年1月7日閲覧。
  5. ^ Shawm Hubler (2001年8月8日). “What's Next for Michael Lewis?”. ロサンゼルス・タイムズ. 2019年1月7日閲覧。

外部リンク

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