マイケル・ロバーツ (歴史家)

イギリスの歴史家

マイケル・ロバーツ(Michael Roberts、1908年 – 1996年)は、イギリスの歴史家。スウェーデン近世史を専門とし「軍事革命」という理論を提唱したことで知られている[1]

経歴 編集

ロバーツはランカシャーリザム・セント・アンズ出身。オックスフォード大学のウースターカレッジで教育を受けた。1935年から南アフリカローズ大学で教職に就いた。第二次世界大戦中は兵役で東アフリカに駐屯した。

戦後、ロバーツはスウェーデンの首都ストックホルムブリティッシュ・カウンシル代表に任命された。1954年、クイーンズ大学ベルファストの歴史学教授に就任した。1973年に引退。

彼はスウェーデンの詩人カール・ミカエル・ベルマンの詩集の翻訳なども手掛けた。

脚注 編集

  1. ^ Michael Roberts, "The Military Revolution, 1560–1660" (1956) reprinted in Clifford J Rogers, ed (1995). The Military Revolution Debate: Readings On The Military Transformation Of Early Modern Europe. Avalon Publishing. pp. 13–36. https://books.google.com/books?id=26Q_BAAAQBAJ&pg=PA13