マット・バレラ
マット・バレラ(Matthew Ramon Barela、1974年3月12日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー。カリフォルニア州ロサンゼルス出身。TNAではアナーキア(Anarquia)、OVWではマティアス・クレメンテ(Matias Clemente)やロウ・ライダー(Low Rider)というリングネームで活動しており、現在はロウ・ライダーのネームで活動している。
アナーキア | |
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プロフィール | |
リングネーム |
ロウ・ライダー マティアス・クレメンテ アナーキア[1] マット・バレラ ラモン ラモン・ロコ |
本名 | マシュー・ラモン・バレラ |
身長 | 183cm[2] |
体重 | 100kg[2] |
誕生日 | 1974年3月12日(50歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス |
スポーツ歴 | OVWスタッフ |
デビュー | 1999年 |
来歴
編集OVW(1999-2011)
編集バレラはオハイオ・バレー・レスリング(OVW)で訓練を積み、1999年にラウル・ラ・モッタとロス・ロコスと言うタッグ名でコンビのデビューする[3] 。その後OVW南部タッグチーム王座を獲得する[4]もタッグは解散し、バレラはやロウ・ライダー(Low Rider)にリングネームを変えてシングルに転向する。
改名後はメイン・イベント出場するようになり、OVWのシングル最高峰のベルトであるOVWヘビー級王座を2回獲得し、観客の熱い声援を送られるようになった。そして、2011年1月8日の3wayケージマッチでラストマッチを行ない、クリフ・コンプトンに破れOVWから離脱した[4]。
TNA(2011–2012)
編集3月13日にTNAのPPVであるVictory Roadのヘルナンデス対マット・モーガンのファースト・ブラッド・マッチにヘルナンデスを助けるファンとして乱入する形で登場を果たす[5][6]。PPV後の通常放送のヘルナンデス、サリータ、ロシータのメキシカン・アメリカとマット・モーガン、アンジェリーナ・ラブ、ウィンターのストリート・ファイト形式の6人タッグマッチに再び登場してマット・モーガンを攻撃している[7]。
3月24日の放送でバレラは反アメリカユニットの新しい一員として紹介され、アナーキア(Anarquia)というリングネームで活動を開始[1]。
7月14日の放送でロシータの介入を経てブリティッシュ・インベンション(ダグラス・ウィリアムズとマグナスのタッグ)を破り、TNA世界タッグチーム王座への挑戦権を獲得[8]。8月のHardcore Justiceでビアマネー・インク(ロバート・ルードとジェームズ・ストームのタッグ)に挑戦権を行使するも負けてしまうが[9]、通常放送で再度挑戦をした際にメキシカンヘビー級王座保持者のジェフ・ジャレットの介入もあり、タッグ王座を初獲得している[10][11]。
9月のNo Surrenderでロシータとサリータの手助けを借り、ディアンジェロ・ディネロとディーボンのタッグ相手に防衛している[12]。また、5月のSacrificeでジェシー・ニールがヘルナンデスの攻撃で負傷したことをきっかけに抗争を開始[13][14]、10月のBound for Gloryのダークマッチでインク・インク(シャノン・ムーアとジェシー・ニールのタッグ)とタイトルを賭け再び対戦し勝利[15]。11月のTurning Point でメキシカン・アメリカはサリータを、インク・インクはトキシンを加えて6人タッグマッチでタイトルを賭け対戦し再び勝利する[16]。しかし、PPV後の通常放送でマット・モーガン、クリムゾン組とのタイトルマッチに敗れ王座を手放してしまい[17]、リマッチ権を行使するも失敗に終わってしまう[18] 。
12月6日にTNAはOVWを下部組織として契約、アナーキアはOVWへ降格となってしまった[19]。3月後にヘルナンデスと共に通常放送で復帰し、サモア・ジョーとマグナスのTNA世界タッグ王座組みに挑戦するも失敗[20]。4月26日のカート・アングルとの試合にサブミッションで負けたのを最後に[21]、翌日にはTNAのウェブサイトから名前が削除され[22]、4日後にTNAから解雇された[23]。
活動再開(2014-現在)
編集2年間の非活動期間を経てOVWの頃のリングネームであるロウ・ライダーでインディーでの活動を再開。2014年1月にインスパイア・プロレスリング(Inspire Pro Wrestling)に参戦をしている[24]。
得意技
編集- チカーノ・ユー・ターン
- 抱え込み式バックドロップへ持ち上げ体をひねりロック・ボトムの要領で叩きつける
- ダブルアーム・スープレックス
- ハングマンズ・ネックブリーカー
獲得タイトル
編集- OVW(Ohio Valley Wrestling)
- OVWヘビー級王座:2回
- OVW南部タッグチーム王座:2回 (w/ラウル・ロコ、ラモッタ)
- TNA(Total Nonstop Action Wrestling)
- TNA世界タッグチーム王座:1回 (w/ヘルナンデス)
その他
編集脚注
編集- ^ a b “Impact Results - 3/24/11” (2011年3月25日). 2011年3月25日閲覧。
- ^ a b “TNA Wrestling profile”. 2011年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月7日閲覧。
- ^ “OVW Roster Page for Matt Barela”. 2011年4月11日閲覧。
- ^ a b “OVW Title History”. 2011年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月11日閲覧。
- ^ “Caldwell's TNA Victory Road PPV results 3/13: Ongoing "virtual time" coverage of live PPV - Sting vs. Hardy TNA Title match”. Pro Wrestling Torch (2011年3月13日). 2011年3月25日閲覧。
- ^ “Impact Results - 3/17/11”. WrestleView (2011年3月18日). 2011年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月25日閲覧。
- ^ “Bax's TNA Impact report 3/17: Alt. perspective review - new TNA Title belt, Fall-out From Hardy’s "issues" at Victory Road, Styles injury angle, Overall Grade” (2011年3月17日). 2011年3月25日閲覧。
- ^ “Keller's TNA Impact report: Ongoing live coverage of Destination X fallout, Mr. Anderson vs. Sting” (2011年7月14日). 2011年7月14日閲覧。
- ^ “Caldwell's TNA Hardcore Justice PPV results 8/7: Ongoing "virtual time" coverage of live PPV - Sting vs. Angle, five title matches, BFG Series matches” (2011年8月7日). 2011年8月7日閲覧。
- ^ “Spoilers: Impact Wrestling for August 18” (2011年8月9日). 2011年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月9日閲覧。
- ^ “Impact: Flair finally returns to show” (2011年8月18日). 2011年8月19日閲覧。
- ^ “Caldwell's TNA No Surrender PPV results 9/11: Ongoing "virtual time" coverage of live PPV - three-way TNA Title match, BFG Series finals” (2011年9月11日). 2011年9月12日閲覧。
- ^ “TNA star misses TV tapings due to neck injury” (2011年6月5日). 2011年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月16日閲覧。
- ^ “Keller's TNA Impact Wrestling report 9/22: Angle-Roode confrontation, Jeff Hardy talks pain pills with fellow addict(s), more” (2011年9月22日). 2011年10月16日閲覧。
- ^ “Caldwell's TNA Bound for Glory PPV results 10/16: Ongoing "virtual time" coverage of live PPV - Angle-Roode, Hogan-Sting” (2011年10月16日). 2011年10月16日閲覧。
- ^ “Keller's TNA Impact Wrestling report 11/17: Follow up to Turning Point, Roode and Styles match announced for Final Resolution” (2011年11月17日). 2011年11月17日閲覧。
- ^ “Keller's TNA Impact Wrestling report 11/17: Follow up to Turning Point, Roode and Styles match announced for Final Resolution” (2011年11月17日). 2011年11月17日閲覧。
- ^ “Keller's TNA Impact Wrestling report 11/24: Thanksgiving Edition on Spike TV featuring elimination tag main event”. Pro Wrestling Torch (2011年11月27日). 2012年3月2日閲覧。
- ^ “Two TNA wrestlers sent to OVW” (2011年12月6日). 2011年12月6日閲覧。
- ^ “Turner's TNA Impact Wrestling results 3/22: Victory Road fall-out, Dixie & Sting & Hogan close the show, three title matches” (2012年3月23日). 2012年3月23日閲覧。
- ^ “TURNER'S TNA IMPACT WRESTLING RESULTS 4/26: First-ever Open Fight Night, Tag Title match, Flair throws a party for Bischoff”. 2012年5月1日閲覧。
- ^ “Former tag champion cut from TNAdate=2012-04-27”. 2012年5月8日閲覧。
- ^ “Former tag champion cut from TNA” (2012年5月1日). 2012年5月1日閲覧。
- ^ http://www.cagematch.net/?id=2&nr=7166&page=4&year=2014&promotion=1124