マリオパーティ3

NINTENDO64専用ソフト

マリオパーティ3』(マリオパーティスリー、MARIO PARTY 3)は、ハドソンシーエイプロダクションが開発、任天堂から2000年に発売されたゲームソフトマリオパーティシリーズの3作目にあたる。略称は「マリパ3」。BGMは光田康典らにかわって大部分を嶋倉一朗が、一部を近藤浩治が担当。

マリオパーティ3
Mario Party 3
ジャンル パーティーゲーム
対応機種 NINTENDO64
Nintendo Switch(NINTENDO 64 Nintendo Switch Online)
開発元 ハドソン
シーエイプロダクション
発売元 任天堂
シリーズ マリオパーティシリーズ
人数 1 - 4人
メディア 256Mbitロムカートリッジ
発売日 日本の旗 2000年12月7日
アメリカ合衆国の旗 2001年5月7日
オーストラリアの旗 2001年9月3日
欧州連合の旗 2001年11月16日
NINTENDO 64 Nintendo Switch Online
2023年10月27日[1][2][3][4]
売上本数 日本の旗 84万本
世界 191万本[5]
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ストーリー

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1000年に1度生まれるという「ミレニアムスター」がマリオたちの暮らす世界に降ってきた。このスターは誰のものかと、マリオたちは言い争いになってしまう。すると突然マリオたちのまわりが、飛び出す絵本のようなおもちゃの世界に変化してしまった。起き上がったミレニアムスターは「誰が、わしを手にするのがふさわしいか? ためしてやろう。」とマリオたちに話す。マリオたちは、ミレニアムスターをめぐって競い合うこととなった。

ゲームの特徴

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本作は「ミレニアムスター」が、キノコ王国をおもちゃの世界にしたため、地形や建物が紙のようにペラペラになっているのが特徴で、立体的に描かれたキャラクターとのアンバランスさが印象的な作品となっている。また、今作から全てのミニゲームが新作のものに総入れ替えされた(以降のシリーズでも、毎回全てのミニゲームが新作に総入れ替えされている)。

システムは前作と同様だが画質が強化されている。新たに追加された要素として、ボードゲームではアイテムを1度に3つまで持てるようになったこと、前作の「けっとうミニゲーム」がより強化された「デュエルミニゲーム」、コインを全て賭けて勝負する「ギャンブルミニゲーム」が追加されたこと、マップの特定の場所で「ワンボタンアクション」が発生し、大幅にショートカットできるようになったことが挙げられる。

ゲームモード

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パーティモード
4人用のモード。2種類のボードゲームや1度遊んだことのあるミニゲームを自由に遊べる。
バトルロイヤルマップ
4人用のボードゲーム。これまでと同様に「スター」を集めた数を競う。詳細はバトルロイヤルマップの節を参照。
デュエルマップ
1対1で競う、2人用のボードゲーム。こちらのボードゲームでは、「おたすけキャラ」を使って攻撃し、ライバルの「たいりょく」を減らすのが目的。詳細はデュエルマップの節を参照。
ミニゲームルーム
1度遊んだことのあるミニゲームを自由に遊べるルーム。見つけたミニゲームを自由に遊べる「フリープレイルーム」、ランダムで選ばれるミニゲームで勝ち抜きを競う「バトルルーム」、1人でギャンブルミニゲームをプレイし、1000コイン以上を稼ぐ「ギャンブルルーム」がある。
ストーリーモード
1人用のモード。バトルロイヤルマップとデュエルマップを交互にクリアし、「やさしさ」「ちえ」「ちから」「あい」「ゆうき」「かわいらしさ」「わるさ」の7つのスタースタンプを集めることが目的。

キャラクター

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プレイヤー

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  • マリオ…「ストーリーモード」では「ドキドキどうくつ」クリア後、「ゆうき」のスタンプを巡って「コンベアくんマップ」で戦う。
  • ルイージ…「ストーリーモード」ではルイージ以外を選んだ場合、デュエルマップの戦いで自分が選んだキャラクターの代わりとして登場する。また、本作からは声優がチャールズ・マーティネーに変更されている。
  • ピーチ…「ストーリーモード」では「グルグルのもり」クリア後、「あい」のスタンプを巡って「ファンくんマップ」で戦う。また、声優がジェン・テイラーに変更されている。
  • ヨッシー…「ストーリーモード」では「ブクブクしんかい」クリア後、「やさしさ」のスタンプを巡って「ヤジルシくんマップ」で戦う。
  • ワリオ…「ストーリーモード」では「ひえひえレイク」クリア後、「ちえ」のスタンプを巡って「ゲートくんマップ」で戦う。また、声優がチャールズ・マーティネーに変更されている。
  • ドンキー…「ストーリーモード」では「ジリジリさばく」クリア後、「ちから」のスタンプを巡って「ドカンくんマップ」で戦う。

以下の2人は「パーティモード」のみで使えるキャラクターで、「ストーリーモード」ではCOMキャラとして登場。レギュラーとして使えるのは『マリオパーティ4』以降である。

  • デイジー…「ストーリーモード」では「コンベアくんマップ」クリア後、「かわいらしさ」のスタンプを巡って「リバースくんマップ」で戦う。
  • ワルイージ…「ストーリーモード」では「リバースくんマップ」クリア後、「わるさ」のスタンプを巡って「ワルイージとう」で戦う。

ガイド・イベントキャラ

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コロ
本作の司会者。元は単なるサイコロだったが、ミレニアムスターの魔法で意思を持つようになった存在。顔が付いた青いサイコロと一組ずつの独立した手足から構成される生物。宙を浮いている。高めのよく通る声を持ち、表情も豊か。顔の出ているところの目は2。
ミレニアムスター(偽物)
銀色の胴体の周囲は七色に光り、立派なと眉毛が生えている。性格は傲慢である。バトルロイヤルマップで、スターの交換をしてくれる。ストーリーモードでは、ラスボスとして登場する。実は偽物で正体や名、本物との関係は不明。
ミレニアムスター(本物)
1000年に一度生まれるという星。コロの頭(サイコロ)の中でプレイヤーの様子を見ており、偽物が去った後に登場する。白色の胴体の周囲は七色に光っている。生まれたばかりなので小さく、口調も赤ちゃんである。
ベルくん
デュエルマップの特定の場所に立っている、頭にベルをかぶった人型の生物(やたら大きいためヒトではない)。前を5回通過する毎にデュエルミニゲームを始め、勝った方にベルの中からコインを放出する。また、ゲーム後は2人ともベルくんの前からのスタートとなる。
キノピオ
今作ではMCとしての役割がないため、前作より出番が減少。アイテムショップ、アイテムミニゲーム、ミニゲームモードの管理をするのみとなった。次回作以降も、彼以外のキャラクターがMCを務めることが多くなっている。ミニゲームでは、「キノピオクイズ」「かこんでクレヨン」「そろえて!キャラクター」「ドキドキプレートめくり」「はやおしゲート」「はやうちミニクッパ」「このえはなあに?」「キノピオ?クッパ?」に登場する。
テレサ
バトルロイヤルマップで、前作同様にライバルからコインやスターを奪ってきてくれる。必要なコイン数も同じで、コインを奪うなら5枚、スターを奪うなら50枚。違いは、ライバルの指定を「おまかせ」でランダムに選ぶことが可能になったこと。ただし、本作ではアイテムの「テレよけスプレー」でコインやスターの横取りを防ぐことができる。ミニゲームでは「ダレか わかるかな?」「ドキドキプレートめくり」「はやおしゲート」「このえはなあに?」に登場する。
クリボー
音声設定、バトルミニゲーム、デュエルミニゲームの進行を担当。ミニゲームでは、「ダレか わかるかな?」「そろえて!キャラクター」に登場する。
ヘイホー
ギャンブルミニゲームの進行を担当。強制的にミニゲームに参加させ、失敗すると全コインを奪われてしまう。ミニゲームルームのギャンブルルームの司会もする。
ノコノコ
ノコノコバンクとミニゲームの最高記録や各マップのプレイ回数の管理をしている。彼らが使っているパソコンはシャレをきかせて「ノーコパソコン」と名付けられている。ミニゲームでは、「ダレか わかるかな?」「そろえて!キャラクター」「はやおしゲート」に登場する。
クッパ
毎度登場する迷惑なカメなのだが、本作ではストーリーの最終マップとラスボスの座をワルイージとミレニアムスターに奪われ、クッパのマップとクッパがボスとして登場するミニゲームはない。実質活躍の場は「クッパマス」のみであり、ストーリーモードでは悲惨な目に遭っている。なお、本作での彼はコインを1枚も所持していない状態で「クッパマス」に止まるとコインを渡して恵んだり(このことは他の作品でも同様)、アイテムとして後述する「クッパのもと」や「クッパでんわ」をプレゼントするなど寛大な一面が見られる。
ミニクッパ
アイテムショップの管理をする。ショップでは、何も買わずに立ち去ろうとすると「さっさときえなー」と暴言を吐かれる。ミニゲームにも多数登場するが、殴られたり叩かれたり撃たれたり踏まれたりと散々な目に遭っている。なお、ストーリーモードでもクッパの付き添いとして登場している。
バトルキノピオ
ミニゲームルームのバトルルームの司会をする。
キノコまじん
前作と同様、アイテムの「まほうのランプ」を使用したときに登場し、ミレミアムスターのいる位置まで連れていってくれる。
キノコまじょ
今作から初登場した、を持っている魔女。アイテムの「スターよけランプ」を使用したときに登場し、ミレミアムスターのいる位置を変えてくれる。キノコまじんの従兄妹。ツンとした口調で喋る。
スローマン
ひえひえレイクに住むいつも居眠りしている雪だるま。?マスに止まった時や5コインを払った時に巨大な雪玉を投げることがある。彼が投げる雪玉はマップの最上部と左端あるいは右端を通り、通り道にいる人はジャンプで雪玉をかわすか、あるいは逃げなければならない。逃げることでショートカットもできる。また「?マス」に止まっても通り道に誰もいないと何も起こらない。
ホージロー
前作にも登場したサメ。今回はブクブクしんかいにある潜水艦に潜んでいる。分岐路の横を通りかかると呼び止め、魚雷のスイッチを押させようとする。4つの内本物は1つのみだが、これを押すと希望ルートとは逆方向に進まされる。選択肢のリセットは“魚雷が発射される毎”であるため、最後に1個を押さされた場合は必ず魚雷に当たる。ミニゲームでは、「タルタルブランコ」に登場する。
ゲッソー
ブクブクしんかいで登場。誰かが「?マス」に止まると「おかーちゃん」を呼び、マスに止まったプレイヤーを道の反対側に移動させる。「おかーちゃん」は巨大なため、足しか見えない。ミニゲームでは、「モーターボートレース」に登場する。
やじるしアンコウ
ブクブクしんかいにいる気まぐれなアンコウ親子。「?マス」に止まると「どこかへ飛ばすことにした」というよく分からない理由で吹き飛ばされ、方向も気まぐれ。
アリジゴクン
ジリジリさばくにいる、2匹で1組の巨大なアリジゴク。マップの円形に作られた部分の中央におり、「?マス」に止まると円周部分にいた全員が吸い込まれ、もう一方のアリジゴクンの所へワープさせられる。円周部分はルートの構成上何周でも回ることが可能。
サボテン
ジリジリさばくに2本生えている巨大なサボテン。目が付いているが、サンボとは違う種族である。Aボタンで飛び越さないとトゲが刺さり、遠くまで飛ばされてしまう。
キノキオ
前作にも登場した善良な。グルグルのもりに生えている。キノキオの前にある?マスに止まると、2つののどちらかをもらい、5コインもらえるか、もう1回サイコロブロックを叩いて進むことができる。ミニゲームでは、「さくらんぼキャッチ」に登場する。後に『マリオパーティ6』にも登場する。
ワルキオ
今作から初登場となる悪者の木。キノキオとは逆に、木の表面は青色で、葉は紫色になっている。ワルキオもグルグルのもりに生えていて、前の?マスに止まると逆に5コイン取られるか、サイコロブロックを叩いて後退させられる。後に『マリオパーティ6』にも登場する。
チョロプー
グルグルのもりにいる。通りかかった時に5コイン払うと看板の方向を逆にしてくれる。ミニゲームでは、「あめふりパックン」に登場する。
バッタンキング
ドキドキどうくつのマップ中央に寝ていて道をふさいでいる。彼が欲しがるアイテムをあげるか、バッタンキングの近くにある?マスに止まるとよけてくれる(よけてくれたバッタンキングは反対側に寝返りを打ち、その反対側がふさがれる)。本人いわくアイテムを渡さないことは「愚かな行い」らしい。
ドッスン
ドキドキどうくつのトロッコにいる。5コインを払い、ワンボタンアクションを成功させるとマップ反対側まで乗せてくれる(失敗すると払った5コインが無駄になる)。なお、ドッスンは1つの路線に1体しかいないので、反対側にいる時はトロッコを利用できない。ミニゲームでは、「ドッスンパズル」「ドッスン!どっすん!!」「3ぷんドッスンパズル」に登場する。
ジュゲム
プロローグでマリオたちがミレニアムスターは誰のものかを言い争っている時に、マリオパーティで決着を決めようと提案する。後にコロとなるサイコロも彼が持ってきたもの。ミニゲーム「はこんでアイスブロック」「GO!GO!ロケット」にも登場する。

その他

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プクプク
4人用ミニゲーム「はらぺこプクプク」「はこんでアイスブロック」に登場する。また、ブクブクしんかいでも登場するが、特に役割はない。
ハナチャン
4人用ミニゲーム「ぴったりモンタージュ」に登場する。また、グルグルのもりにも登場するが、特に役割はない。
ボブル
ミニゲーム「ボブルコンベアー」「ボブルひのようじん!」「かわしてボブル」「まわせ!アイクン」に登場する。また、ドキドキどうくつでも登場するが、特に役割はない。
パックンフラワー
ミニゲーム「あめふりパックン」「ターザンレース」「アイテムルーレット」に登場する。また、グルグルのもりやワルイージとうでも登場するが、特に役割はない。
トゲゾー
4人用ミニゲーム「トゲゾークラッシュ」に甲羅で登場する。
ヒューヒュー
4人用ミニゲーム「おっこちパラソル」「のぼれ!ブロックタワー」に登場し、プレイヤーを上に乗せる。
ハンマーブロス
ミニゲーム「おっこちパラソル」「のぼれ!ブロックタワー」「いかだでコインあつめ」に登場し、コインやコイン袋、ハンマーを投げる。
ゼンマイヘイホー
4人用ミニゲーム「きちんと おかたづけ」の散らかった物で登場する。
キラー
ミニゲーム「キラーでねらえ!」「グルグルはぐるま」「どたばたミックスレース」「GO!GO!ロケット」に登場する。
ヤリホー
4人用ミニゲーム「たたいてドラム」に登場する。
プロペラヘイホー
2vs2ミニゲーム「GO!GO!ロケット」に登場し、空中を飛んでいる。
パタクリボー
1vs3ミニゲーム「どたばたミックスレース」に登場する。
シュッポー
前作にも登場した機関車。今回はデュエルミニゲーム「ぼうそう!?シュッポー」で登場し、終点まで走り続ける。
ボムへい
デュエルミニゲーム「このえはなあに?」に登場する。
ビリキュー
デュエルミニゲーム「ビリキューコースター」に登場し、電撃に当たるとスピードが落ちる。
ワンワン
ミニゲーム「まわれルーレットタワー」「ケーキでバトル」に登場する。また、ジリジリさばくにも登場するが、特に役割はない。
アイクン
バトルミニゲーム「まわせ!アイクン」に登場する。
ドッシー
アイテムミニゲーム「ドッシーでキャッチ」に登場する。
サンボ
ジリジリさばくで登場するが、特に役割はない。
ジャンゴ
ジリジリさばくで登場するが、特に役割はない。
メンボ
グルグルのもりで登場するが、特に役割はない。

このほか、「デュエルマップ」で「おたすけキャラ」とよばれるキャラクターが登場する。詳細は後述。

バトルロイヤルマップ

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「バトルロイヤルマップ」は1 - 4人でプレイできるボードゲーム。初めに参加人数・使用キャラクター・ボードマップ・ターン数・ミニゲームパック・ボーナス・ハンデの設定をした後、ターンの順番を決めるとゲームが始まる。なお、ストーリーモードでプレイする場合は「15ターン」でゲーム終了となる。

今作から、10ターンから50ターンまでで5ターン刻みでプレイするターン数を設定できる「おこのみプレイ」が可能になった。ただし、この設定でデフォルトのターン数(20・35・50)にしても表示は「おこのみプレイ」となる。ストーリーモードの場合は「ストーリープレイ」である。

また、今作からはハンデとして各プレイヤーのゲーム開始時のスターの所持数を0 - 9個の中から設定ができるようになった。

ルール

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バトルロイヤルマップはこれまでのシリーズのボードゲームと同様に、順番にサイコロブロックを叩いて出た目だけマスを進む。マスに止まると、マスによって様々なイベントが発生する。全員の移動が終わるとミニゲームが始まり、ここで勝利したプレイヤーは10コイン獲得できる。この流れを「1ターン」とし、設定した数だけターンを繰り返すとゲーム終了となり、その時点で最も多くのスターを持っていたプレイヤーが優勝となる。

バトルロイヤルマップのマス

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バトルロイヤルマップには以下のようなマスが設置されている。今作ではマスの形が八角形に変更・統一され、マスの周りに白色の縁が付いた。

プラスマス
青色のマス。止まると3コインもらえる。また、稀に「かくしブロック」が現れることがある。
マイナスマス
赤色のマス。止まると3コイン失う。
クッパマス
クッパの顔が描かれている赤色のマス。止まるとクッパが現れて、次のうちいずれかの「クッパイベント」による悪行が発生する。発生するイベントはルーレットで選ばれる。
ただし、今作は明確なプラスイベントも存在するため、完全なマイナスマスではなくなっている。
コインを全く持っていない状態でクッパマスに止まった場合は、クッパがコインをくれる(ターンが進むほど枚数が増える)。
クッパに(10・15・20・30)コインわたし
クッパマスに止まったプレイヤーのコインをクッパが一定枚数(足りない場合は所持コイン全部)奪ってしまう。
クッパにみんなでコインわたし
プレイヤー全員のコインをクッパが一定枚数(足りない場合は所持コイン全部)奪ってしまう。
クッパかくめい
4人全員のコインが平均化され、同じ枚数になってしまう。コインの所持数が少ないプレイヤーほど得。
クッパのさかさまのろい
クッパが4人全員に「さかさまのろい」をかける。次の移動だけ逆方向にしか進めなくなる。
クッパののろい
クッパが4人全員に「のろい」をかける。次の移動だけサイコロブロックの目が1〜3までしか出なくなる。
「さかさまのろい」か「クッパののろい」がかかっているとき、アイテム「キノコ」「スーパーキノコ」「ワープブロック」「まほうのランプ」のどれかを使用すると、打ち消すことができる。
クッパシャッフル
クッパが4人全員の位置をランダムに入れ替えてしまう。
「クッパのもと」プレゼント
アイテム「クッパのもと」を貰える。たまに2個貰えることがある。既にアイテムを3個所持している場合は何も起きない。クッパマスにしては珍しい完全なプラスイベント。
「クッパでんわ」プレゼント
アイテム「クッパでんわ」を貰える。たまに2個貰えることがある。既にアイテムを3個所持している場合は何も起きない。クッパのもと同様、プラスイベント。
100スタープレゼント
10000コインプレゼント
上記の2つのイベントがルーレットで選ばれるとクッパが逃げ出してしまい何も起きない。
?マス
?」が描かれている緑色のマス。止まるとボードマップによって様々なイベントが発生する。今作ではマップによっては「アクションタイム」が起こることもある。
なお、前作まではイベントによって移動させられた場合は移動先のプラスマスの効果が現れ、ミニゲームの参加においても青となるが、今作以降はそうなっても移動先の効果が現れず、ミニゲーム参加でも緑となる。
バトルマス
クリボーが描かれている緑色のマス。止まると全員参加の「バトルミニゲーム」が発生する。「バトルミニゲーム」とは、全員から、コインをかけて、バトルするというもの。集める賭けコイン数は0・10・20・30・50の中からルーレットで決まる(なお、決まった賭けコインの枚数より持ちコイン数が少ない場合は手持ちのすべてのコインを払って参加となる。たとえコインを1枚も持っていなくても参加できるため、所持コインが少ないプレイヤーほど得をする可能性がある)。集めたコインの数は、順位が高いほど多く獲得できる。ただし、10コイン以上持っているプレイヤーが一人もいない場合や賭けコイン数0が選ばれた場合、ミニゲームは中止となり、何も起こらない。
ノコノコバンクマス
コイン袋が描かれている緑色のマスで、このマスの横に「ノコノコバンク」という甲羅の建物がある。このマスを通過しようとするとノコノコが現れて、強制的に手持ちの5コイン(所持しているコインが5コイン未満の場合は手持ちのすべてのコイン)を貯金させられるが、このマスにちょうど止まると今までに貯金された全てのコイン(他のプレイヤーのものも含む)をもらうことができる。なお、貯金されているコインの数はノコノコバンクの横に置かれているコインの枚数で確認できる(コインが1枚でも貯金されると1枚置かれ、それ以降は15コイン、25コイン、35コイン、45コインになったときに1枚ずつ置かれる)。
!マス
!」が描かれている緑色のマスで、止まると1人用の「チャンスミニゲーム」が発生する。今作ではあげる人・もらう人・そのプレゼントの内容を順番にスロットで決める(順番はランダム。また、今作では手持ちのコインやスターの数の「交換」は発生しない)。
アイテムマス
キノピオが描かれている緑色のマス。止まると1人用の「アイテムミニゲーム」が発生し、ミニゲームの中でアイテムを1つ入手することができる。また、アイテムミニゲームの代わりに「ラッキーキノピオ」や「ラッキーミニクッパ」が現れる場合がある。その場合は彼らが質問を出してきて(キノピオの場合は3択、ミニクッパの場合は「はい」か「いいえ」の2択)、それに答えた結果によってアイテムがもらえることがある。どんなアイテムがいくつもらえるかはやってきたキャラクターと質問への答えによって決まり、1〜2つ貰える時や、全くもらえない時、持てるだけ貰える時(ミニクッパの場合は全て同じアイテムであることが多い)があるが、まれに「レアアイテム」がもらえることもある。
ギャンブルマス
ディーラーヘイホーが描かれている緑色のマス。止まると、ディーラーヘイホーが現れて、強制的に手持ちの全てのコインを賭けて1人用の「ギャンブルミニゲーム」に参加させられる。ギャンブルミニゲームで勝てば倍率に応じたコインをもらうことができるが、負けると0コインになってしまう。発生するミニゲームはランダムで決まる。

マップ上のイベント

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マップ上には通過すると発生するイベントも設置されている。ここでは主なものを記述する。なお、これらのイベントは通過しても、残りの移動するマス数はカウントされることはない。

分岐点
ルートが枝分かれしている地点で、ここでは進みたい方向を選ぶことができる。ただし、場合によっては進む方向を自由に選べないこともある。
ミレニアムスター
通過するときに20コインとスターを交換してもらうことができる。ゲームの目的地である。
アイテムショップ
キノコの建物。通過するときにキノピオ・ミニクッパのどちらかが店員として登場し、コインを払ってアイテムを1つ購入することができる。店員によって品揃えが異なっている。
テレサ
通過するときに、指定したライバルからスターかコインを奪ってきてもらうことができる。コインを奪うには5コイン、スターを奪うには50コイン必要となる。

アイテム

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バトルロイヤルマップでは、マップ上で「アイテム」を使用することができる。本作から、アイテムを同時に3つまで持てるようになった。持っているアイテムは自分の番になったとき、サイコロブロックをたたく前に1つだけ使用できる(持っているだけで効果が現れるアイテムは除く)。アイテムは前作と同じく「アイテムショップ」で購入したり「アイテムミニゲーム」で成功することで手に入る他、「アイテムマス」で出題される質問に答えることでもらったり、稀に「かくしブロック」に入っていたりする場合もある。ただし、アイテムを既に3つ所持している或いはラストターンの場合はアイテムを手に入れられない。アイテムショップは各ボードマップ上に2箇所存在していて、店員はキノピオとミニクッパのどちらかであり、キノピオは主に「自分を有利に進めるアイテム」、ミニクッパは主に「他人に意地悪をするアイテム」を売る(売るアイテムの数は7・8個だが、1位だと6つしか無いことがある)。ただし、どちらが現れるかはランダムとなっている。

なお、アイテム名の右のカッコ内の記述は、売られている値段と店とプレイヤーの順位(品数により必ずしも登場するとは限らない)である(「レアアイテム」はアイテムマスでの質問や「アイテムぶくろ」、かくしブロックのみで入手できる)。

キノコ(5 / キノピオ〈全順位〉)
キノコのアイテム。使うとサイコロブロックが2つに増える。その際に出した数字がゾロ目(1・1や4・4など)になると、記念としてミレニアムスターから10コイン贈呈される。
キーマン(5 / キノピオ・ミニクッパ〈両方とも全順位〉)
黄色いのアイテム。前作の「アカズキーちゃん」と同様、各ボードマップに2か所ずつある「ゲート」を開けて、通ることができる。また、今作では途中で捨てられるようになった。ルイージの愛用品。鍵ではあるが使い捨てである。
今作におけるゲートは、分岐点に存在して解錠してから道順を選択するのではない。事前にどちらかにゲートのある分岐点からゲートのある側を選択するとゲートに差し掛かり、キーマンを持っていないかゲートを開けないと分岐点に戻ってゲートのない側を進み、開ければゲートの道先に進む、という形式である。分岐点に戻る場合はそれまでに通ってきたマス数も加算されるため、これを利用してキーマン無所持の時でもわざとゲートのある道を選び、残り目を調整するテクニックが可能。
のろいキノコ(5 / ミニクッパ〈全順位〉)
紫色のキノコのアイテム。使用すると、指定したプレイヤー1人(自分を選んだり、「おまかせ」でランダムに選ぶことも可能)のサイコロブロックの出る目が次のターンだけ1 - 3になる。ただし、キノコ・スーパーキノコ・ワープブロック・まほうのランプのいずれかを使われると効果が打ち消される。なお、「さかさま」と併用すると両方の効果を得られる。ワルイージの愛用品。
さかさまキノコ(5 / ミニクッパ〈全順位〉)
Uターンマークの矢印が描かれたキノコのアイテム。使用すると、指定したプレイヤー1人(自分を選んだり、「おまかせ」でランダムに選ぶことも可能)の次のターンの移動を逆方向にする。逆に移動中は分岐点の方向を無視できる(ただし、合流点にあたるマスからスタートした場合、元から来た方向にしか戻れない)。「のろいキノコ」と同様、キノコ・スーパーキノコ・ワープブロック・まほうのランプのいずれかを使われると効果を打ち消されてしまう。なお、「のろい」と併用すると両方の効果を得られる。ドンキーの愛用品。
かいものでんわ(5 / キノピオ〈全順位〉)
キノコ形の携帯電話のようなアイテム。使うとキノピオ・ミニクッパのうち好きな方のアイテムショップに電話をかけて、その場でアイテムを買うことができる。デイジーの愛用品。
ワープブロック(5 / キノピオ〈全順位〉)
各面に「?」が描かれている虹色の立方体のアイテム。使用すると、自分と他のプレイヤーの位置を入れ換えられる。ただし、入れ換わるプレイヤーはランダムで決まる。ワープブロックを使用して移動した先のマスがノコノコバンクマスの時は、ノコノコバンクマスに停止した時の効果がワープブロックを使用したプレイヤーに現れる。ヨッシーの愛用品。
アイテムショップで購入する場合はキノピオからのみだが、アイテムマスでミニクッパが現れた場合はそこでくれることもある。
よこどりボックス(10 / ミニクッパ〈1位以外〉)
矢印が描かれた宝箱のアイテム。使用すると指定したライバルが持っているアイテムを1つ奪うことができる。今作では奪う相手のプレイヤーを選ぶことができるようになったが、奪えるアイテムはランダムで決まる。ピーチの愛用品。
クッパでんわ(10 / ミニクッパ〈全順位〉)
クッパの顔の携帯電話のようなアイテム。使うと指定したプレイヤー1人(自分を選んだり、「おまかせ」でランダムに選ぶことも可能)のもとにクッパを呼べる。名乗られた相手は強制的にクッパイベントに参加させられる(「おまかせ」の場合はクッパイベントが始まるまで、誰が参加させられたか分からない)。
クッパイベント自体はマスに止まった時のものと完全に同じなので、コインが0の時に電話して自分を選び、クッパにコインをせびると言ったずるい使い方もできる。なお、クッパイベントでも貰えることがある。
けっとうてぶくろ(10 / キノピオ〈1位以外〉)
手袋のアイテム。使用するとクリボーがやってきて指定したライバル(「おまかせ」でランダムに選ぶことも可能だが、コインを一枚も持っていない相手は指定できない)とコインをかけ、「デュエルミニゲーム」で競うことができる。ただし、自分がコインを一枚も持っていない場合は使ってもミニゲームが中止となり、何も起きない。ワリオの愛用品。
スターよけランプ(10 / 〈1位独走中以外〉)
銀色のランプのアイテム。使用するとキノコまじょが現れて、現在のスターの位置を変えることができる。
スーパーキノコ(10 / キノピオ〈全順位〉)
金色のキノコ。使うとサイコロブロックが3つに増える。その際に出した数字がゾロ目(2・2・2や9・9・9など)になると、記念としてミレニアムスターから20コイン贈呈される。7・7・7のゾロ目を引くと、特別記念として50コインもの大金が贈呈される。マリオの愛用品。
クッパのもと(10 / ミニクッパ〈全順位〉)
クッパの顔のようなアイテム。使用するとクッパに変身し、移動中に出会ったプレイヤーから20コイン奪うことができる。移動時にミレニアムスターと出会うと「ワワワ…クッ、クッパ!!」とかなり取り乱すが、気がつくと「なんだ(キャラクター名)か。おどかすんじゃない」と落ち着く。「クッパでんわ」同様、クッパイベントでも貰えることがある。
テレよけスプレー(10 / キノピオ〈1位独走中以外〉)
テレサが描かれたスプレーのようなアイテム。持っているだけで、テレサからのコインやスターの横取りを一度だけ防げる。1度防ぐと消滅する。
いわゆる「受動アイテム」で、サイコロブロックを叩く前に「つかう」と、何も起きなかった旨のメッセージが出て消滅する。
テレベル(15 / ミニクッパ〈1位以外〉)
紫色のベルのアイテム。使用するとその場でテレサを呼び出し、コインやスターを奪わせることができる。
まほうのランプ(20 / キノピオ〈1位以外〉)
金色のランプのアイテム。使うとキノコまじんが現れて、ミレニアムスターのいる位置まで連れて行ってくれる。今作では、使用時の背景が変更された。なおジリジリさばくでは、蜃気楼のミレニアムスターがいる状態でも、ちゃんと本物の方へ連れて行ってくれる。
アイテムぶくろ(30 / キノピオ・ミニクッパ〈両方とも全順位〉)
キノピオ・ミニクッパが描かれたのアイテム。その店で扱っているアイテムが入っており、コインを払うとその場でこの袋を叩き、自分が持っているアイテムの数が3つになるまでアイテムが出てくる。稀にレアアイテムが入っていることもある。
こうかんボックス(レア)
矢印が描かれた白い箱のアイテム。使用すると、選んだライバルが持っているアイテムと自分の持っているアイテムを全て入れ替えることができる。自分が他にアイテムを持っていない場合でも使用できる。
ギャンブルだましい(レア)
ディーラーヘイホーが描かれた金色の硬貨のアイテム。使用すると、指定したプレイヤー(自分を選んだり、「おまかせ」でランダムに選ぶことも可能。ただし、コインを一枚も持っていない相手を指定することはできない)に強制的に「ギャンブルミニゲーム」をプレイさせることができる。
ノコノコカード(レア)
ノコノコの甲羅が描かれた金色のカードのアイテム。「ノコノコバンクマス」を通過する際に使うか使わないかの選択ができ、使うと貯金されているコインをその場で全額引き出すことができる。
サイコロブロックを叩く前に「つかう」と、何も起きなかった旨のメッセージが出て消滅する。
アフター5(レア)
「5」と描かれているストップウォッチのアイテム。使用すると次のターンから残り5ターンとなる。残りが4ターン以下のときに使っても残り5ターンとなるため、その場合は実質的にターンを伸ばすことができるが、最終ターンで使っても直後のアイテムショップやアイテムマスの挙動は通常の最終ターンと同じ。

ラスト5ターンイベント

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バトルロイヤルマップでは、残り5ターンになると以下のルールが追加される。また、このときにキノピオまたはミニクッパが登場し、キノピオの場合はミレニアムスターまたはバッタンが優勝者の予想を行い、ここで選ばれたプレイヤーは10コイン獲得できる。ミニクッパの場合はクッパが最下位予想を行い、選ばれたプレイヤーは10コイン奪われる。なお、ラスト5ターンイベント終了後からゲーム終了までにアイテムのアフター5を使用した場合、ラスト5ターンイベントが再び発生する。

  • 2人以上のプレイヤーが同じマスに止まると「デュエルミニゲーム」が発生する(なお、?マスの影響で2人以上のプレイヤーが同じマスに移動した時も発生する)した時アイテム「けっとうてぶくろ」とほぼ同様のイベント。どちらか一方でもコインを一枚も持っていない場合はミニゲームは中止となり、何も起きない。既に2人以上が止まっているマスに止まった場合は同じマスにいる相手のどちらかを指名できる)。賭けるコインの数は後から停止した方が決める。
  • 「プラスマス」「マイナスマス」のコインの増減が倍の6コインになる。

ボーナススター

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「ボーナスあり」の設定を選ぶと、ゲーム終了時に以下の3つの「ボーナススター」がもらえるイベントが発生する。条件を満たしているプレイヤーにスターが1つずつ贈られる。該当者が複数人いる場合は該当者全員もらえるが、4人全員が該当者の場合は該当者なしとなる。

ミニゲームスター
ターン終了時のミニゲームで一番多くコインを稼いだプレイヤーに贈られる。
コインスター
「コインを一番多く持っていた時の枚数」が一番多いプレイヤーに贈られる。
ハプニングスター
「?マス」に止まった回数が一番多いプレイヤーに贈られる。

デュエルマップ

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「デュエルマップ」は1対1で競う2人用のボードゲーム。初めに使用キャラクター・ボードマップ・ターン数・ハンデなどの設定をした後、ターンの順番を決めるとゲームスタートとなる。ターンの順番を決める際にはミレニアムスターが最初に回転し、止まった時の向きによって決まる。表なら1Pが先攻、裏なら2Pが先攻となる(稀に真横で止まってしまうことがあるが、その時はもう一度回転する)。

ルール

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ここでは「おたすけキャラ」と呼ばれる仲間で相手を攻撃し、先に相手プレイヤーに5ダメージ与えた方が勝ちとなる(ただしターンの設定を「さくさくプレイ」にしていて、20ターン経過後もお互いが5ダメージ受けていない場合は、その時点で残り体力が多い方が勝ちとなり、残り体力が同じ場合はコインの数で競い、コインも同じ場合は引き分けとなる)。順番にサイコロブロックを叩きマスを移動していくが、バトルロイヤルマップとは違いターン終了時にミニゲームは発生はしない。ただし、「ミニゲームマス」や「ベルくん」のイベントで「デュエルミニゲーム」が発生することはある(ここでは負けてもコインは奪われず、ミニゲームで勝ったプレイヤーが一定枚数のコインをもらうことができる)。

おたすけキャラを前に連れた状態で、ライバルのいるマスを通過しようとすると「バトル」が発生する。バトルでは、通常自分の前に付いているおたすけキャラがライバルの後ろにいるおたすけキャラを攻撃し、攻撃力の数字と同じ数だけそのキャラクターの体力を減らす。攻撃力が相手のおたすけキャラの体力を上回った場合は余りのダメージをライバルが受け、体力の無くなったおたすけキャラは消滅してしまう。また、自分が攻撃を受ける際に後ろにおたすけキャラを付けていないと、直接自分が攻撃を受けることになる。なお、「バックマス」でバック中にバトルが発生した場合は、自分の後ろにいるおたすけキャラが、ライバルの前にいるおたすけキャラに攻撃することとなる(通常とは逆のパターン)。また、おたすけキャラの攻撃はたまに外れることもある。

デュエルマップのマス

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デュエルマップのマスの形は正方形となっている。

ノーマルマス
青と白のチェック模様のマス。止まるとその止まったプレイヤーの顔が止まったマスに表示されるようになる。そして、自分が描かれているマスに止まるとコインがもらえるが、相手が描かれているマスに止まるとその相手にコインを奪われる。もらえたり奪われたりするコイン数は、そのときのターン数によって次のように決まっている。
  • 1-5ターン : 3コイン
  • 6-10ターン : 5コイン
  • 11-15ターン : 8コイン
  • 16ターン以降 : 10コイン
ミニゲームマス
コロが描かれている緑色のマス。止まると「デュエルミニゲーム」が発生し、勝利したプレイヤーが10コインもらえる。
ギャンブルマス
バトルロイヤルマップのものと同じく、止まったプレイヤーは手持ちのコインをすべてかけて「ギャンブルミニゲーム」をプレイさせられる。
ハプニングマス
「?」が描かれている緑色のマス。止まるとルーレットが表示され、ランダムで選ばれたイベントが発生する。イベントの内容は、「あいてマスゲット」や「たいりょくかいふく」というメリットな内容もあれば、「ぜんマスクリア」や「マイナス20コイン」というデメリットな内容もあり様々である。
パワーアップマス
人型の模様が描かれている緑色のマス。止まるとおたすけキャラの全ての能力が2倍になるが、給料も2倍になる。既にパワーアップしている場合は何も起きない。自分のスタート地点に戻るか、ハプニングマスで「パワーダウン」を引き当てると効果が切れる。
バックマス
青のUターンマークの矢印が描かれている緑色のマス。止まるとサイコロブロックが出現し、出た数だけ戻される。戻った先のマスでも、そのマスのイベントが発生する。バトルロイヤルマップの「さかさま」効果と違い、逆走中に分岐点に差し掛かっても道順を選ぶことはできない。ファンくんマップ・リバースくんマップには存在しない。
リバースマス
赤のUターンマークの矢印が描かれているマス。リバースくんマップにのみ登場し、止まるとマップ全体の進行方向が逆転する。なお、ゲーム終了時の詳しい成績表示では他のマップと同様、「バックマス」として扱われる。

おたすけキャラ

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デュエルマップで攻撃、防御をしてくれるキャラクター。略称は「おたキャラ」。おたキャラには「給料」が設定されており、毎ターンの初めに同じ数のコインを払う必要がある。この時払うコインが1枚でも足りないと付いているおたキャラは全員消滅してしまう。おたキャラは前後に1匹ずつ連れて歩け、前後が同じキャラクターになると攻撃力が1上がる。ただしもともと攻撃力が0のバッタンとドッスンは攻撃力は上がらず、給料が前後それぞれ1ずつ減る。ゲーム開始時にはプレイヤー毎に決まったキャラクターしか連れられないが、自分のスタート地点に戻る度にルーレットで新たなキャラクターを連れて行くことができる。なお、このルーレットは3回に1度回転が遅くなる(ルーレットの目に法則はない)。

ノコノコ
マリオが最初に連れるキャラクター。攻撃力は1、体力は2で給料は1ターンに1コイン。平均的な能力で、給料も安いので前後どちらにも使いやすい。
ノコノココンビでパワーアップマスを踏めば全能力と毎ターンの給料が4とコストパフォーマンスが非常に優秀なので、高能力を維持しながら長期戦によるコインの削りあいでは優位に立てる。
クリボー
ルイージが最初に連れるキャラクター。攻撃力2、体力1で給料は1ターン2コイン。攻撃型キャラクターの入門ともいえる存在で、攻撃向き。
テレサ
ヨッシーが最初に連れるキャラクター。攻撃力2、体力1で給料は1ターン3コイン。攻撃されると同じだけのダメージを相手キャラクターに返すという特殊能力を持つ。
ただし、ドッスン,ワンワンに倒された場合は反撃できずに消滅する。また、「たまに攻撃が外れる」という判定は反撃の際にも適用される。
クリボーの給料を1.5倍にして特殊能力を付与した性能なので、攻撃向きながら相手のおたキャラを道連れにして相手にも被害をもたらすことができる。
キノピオ
ピーチが最初に連れるキャラクター。攻撃力、体力、1ターン毎の給料共に1。また、連れていると相手マスに止まってもコインを取られない。
ノコノコとキノピオのコンビができると合計の給料が1ターン2コインのため、「やすあがりコンビ」と呼ばれてしまう。
基礎能力が低いので短期決戦には向かないが、特殊能力が優秀でコインの削りあいの長期戦では最高の性能を持つ。
ボムへい
ワリオが最初に連れるキャラクター。攻撃力、体力共に1で給料は1ターン3コイン。おたすけキャラを飛び越えて直接相手プレイヤーに攻撃を加えられるが、自爆するので自身も消滅してしまう。
次の攻撃で確実に対戦相手を倒せる状況でボム兵を呼び出せば効果的。
バッタン
ドンキーが最初に連れるキャラクター。攻撃力0で攻撃は一切できないが、体力が4とおたキャラでは最高体力なので防御に特化している。給料は1ターン3コイン。
ムーチョ
デイジーが最初に連れるキャラクター。攻撃力2、体力2。給料は1ターン5コインと高いが、たまにターンのはじめに2 - 4コインを吐き出すことがある(ただし、給料よりは少ないため、結果的に支払う給料が安くなるだけである)。
能力的にはノコノコとクリボーのいいとこどり&特殊能力を付けて燃費を悪くしたハイコストハイパフォーマンスなお助けキャラで短期決戦向け。
パックンフラワー
ワルイージが最初に連れるキャラクター。通常の移動でマスに止まったあと、そのマスの効果が現れるより前に、稀に1 - 3が出るサイコロブロックを出す場合がある。
攻撃力3(おたキャラ最高攻撃力)、体力1で給料は1ターン5コインという攻撃に特化したキャラクター。低耐久&給料が非常に高いので速攻で対戦相手を倒すことに用いる。
スローマン
ルーレットでのみ登場。攻撃力1、体力3で給料は1ターン2コイン。自分から最も遠い位置にいるキャラクターに攻撃を与える。そのため、対戦相手本人が最も後ろの場合は対戦相手に直接攻撃する。
テレサとスローマンのコンビが出来ると「いろじろコンビ」、ムーチョとスローマンのコンビが出来ると攻撃が弾であるため「とびどうぐコンビ」と呼ばれるが、特に何も起こらない。
攻撃力は低いが、特性があり体力もかなりあるため、攻防どちらにも使いやすい。
ドッスン
ルーレットでのみ登場。攻撃力0、体力2で給料は1ターン4コイン。どんなおたすけキャラも一撃で倒せるが、相手プレイヤーには攻撃できない。
ドッスンとバッタンのコンビが出来ると「いしあたまコンビ」と呼ばれるが、特に何も起こらない。長所短所を持った攻撃とやや堅実な体力なので、攻防に使えるが少しクセがある。
ワンワン
ルーレットでのみ登場。攻撃力1、体力2で給料は1ターン6コイン(おたキャラ最高額)。相手チーム全員にダメージを与える。
また、ボムへいとワンワンのコンビが出来るとおたキャラが付いてもプレイヤーがダメージを食らうので「デンジャラスコンビ」と呼ばれるが、特に何も起こらない。
ノコノコの給料を6倍に引き上げて全体攻撃を付与したような性能で、ワンワンコンビにしてパワーアップ状態にすればパワーアップバッタンとスローマン以外のおたキャラを一掃することができるがコストが高すぎるのが難点である。
ミニクッパ(クッパ)
ルーレットでのみ登場。攻撃力1、体力1で給料は1ターン3コイン。攻撃時にクッパに変身することで攻撃力が3倍になる(そのため、前後ミニクッパでパワーアップさせると攻撃力が12になるため、パワーアップのバッタンの防御かつプレイヤーの体力が5でバッタンの体力が8である相手以外は、当たれば即負けにすることもできる)。ただし、成功確率は5分の2で、変身に失敗すると攻撃できない。運要素があるものの攻撃向きキャラクターである。

ボードマップ

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バトルロイヤルマップ

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4人でスターやコインを集め、最後に持っていたスターの数を競うマップ。

ワンボタンアクションの内容は、特記のない場合Aボタンをタイミングよく押してジャンプするものである。

ひえひえレイク
で覆われたマップ。中央には水面が凍りついた大きながある。
湖ののマスに2人止まるとひびが入り、特定の場所まで強制的に移動させられる(通過するだけなら2人になってもひびは入らない)。その地点は、合流地点までは「さかさま」の効果があっても通常通り進む(バックできないため)。
マップ上側にはスローマンがおり、スローマンに雪を投げるのを要求するか?マスに止まった時にワンボタンアクションを発生させることがある。
湖は割れるだけでなく、渡る(外に出る)時に足を滑らせ、その場で強制停止させられることもある(特に1位の時)。
ブクブクしんかい
薄暗い深海のマップ。マップ左上にはアンコウがいて、その付近に連続した?マスに止まるとワンボタンアクションが発生(?マスに止まっているプレイヤーは全員参加)する。Aボタンを連打して吸い込みを振り切りを試み、失敗すると予め決定された矢印の方向に飛ばされるという内容だが、状況によっては飛ばされたほうが有利な場合もある。
中央には1つおき程度に?マスがあり、止まると「おかーちゃん」によって反対側のルートに強制的に移動させられる。
左端中央の分岐点は分岐を選んだ後に、ホージローによって4つのスイッチのうち1つを押さなければならないが、4つのうち1つは魚雷(キラー)が発射されるスイッチで、選んだ方向とは逆を行かされる(魚雷が押されるまでスイッチはリセットされない)。なお、「さかさま」の効果でこの分岐に来た場合、ホージローが気付かなかったという理由で、このイベントはなく、来た方向以外の3つのルートを選ぶことができる。
ジリジリさばく
砂漠が舞台のマップ。昼のエリアと夜のエリアに分かれている。マップ中央には2本のサボテンがあり、ワンボタンアクションでうまくサボテンをジャンプするとショートカットが可能。失敗すると特定のマスまで飛ばされてしまうが、飛ばされた方が有利な場合もある。またここのマップにはしんきろうと本物のミレニアムスターがおり、本物はそのままだがしんきろうはなにも言わずに消えてしまう。またここにはアリジゴクンもいて、?マスを踏むとその内側にいたプレイヤーは吸い込まれて別のアリジゴクンに移動する。
グルグルのもり
不思議なが舞台のマップ。このマップ上にはチョロプーがターン毎に進行方向を変える分岐点が3箇所あり、矢印が差す方向にしか移動できない(「さかさま」の効果時を除く)。
キノキオとワルキオの所でワンボタンアクションが発生する。上から落ちてくる木の実を3Dスティックの左右で選ぶという内容で、選ばなかった場合はランダムで決定される。
マリオパーティ スーパースターズ』にも収録されている。
ドキドキどうくつ
薄暗い洞窟が舞台のマップ。2本のトロッコが左右を結び、トロッコを使うことで移動ができる。
なお、ドッスンに頼んで乗せてもらった時と、トロッコの線路上にいる時に他人がトロッコを呼ぶ、あるいは線路上の?マスに止まってやってきたトロッコから逃げた時では移動先の場所が異なる。トロッコに乗る際にワンボタンアクションが発生する。
このマップの左と右を行き来する手段はトロッコかゲートのついた分岐なので、意図的に行き来するのは難しい。
中央の道にはバッタンキングがどちらかに倒れており、彼が倒れている方の分岐に来て彼が希望するアイテムを渡すか付近の?マスを踏むと、寝返りを打ち、倒れている位置が変化する。
ワルイージとう
ストーリーモードをクリアするとパーティモードで遊べるようになる、ワルイージが用意したらしい人工島のマップ。彼の性格を表したような嫌らしいトラップが多数ある。
マップ下部の円形に配置された場所にある?マスに止まるとカウントが減り、0になるとその円形に配置されたマスにいる全てのプレイヤーのコインが0枚になってしまう。
マップ左上の島にある(バンクマス1つを除いた)全てのマスは、毎ターンランダムでマスがバンクマスと?マスを除いたもののうちのいずれかに変わる。時には全てが「クッパマス」や「!マス」になることもある。この島へは2箇所ある橋のどちらかで渡ることができるが、常に片方からしか渡れない(もう片方から渡りたいときには、その橋の近くにある?マスに止まる必要がある)。渡ってしまうとその島の土管を使ってスタート地点へワープしないと抜け出せない。
このマップでは落とし穴があるためテレサに会うのが難しく、テレサに会うには2つのどちらかの穴を選択しなければならない。落とし穴に落ちるとスタート地点へワープされる。
中央の進行方向を決めるルーレットでワンボタンアクションが発生する。ルーレットの回転速度は3種類(下が出ると、前の分岐のもう1つのルートを進むことになる)。

デュエルマップ

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1対1で競う2人用のマップ。ここでは特にマップ特有のキャラクターについて紹介する。

ゲートくんマップ(ゲートくん)
「ゲートくん」は、遮断機のような形のキャラクター。マップ中央のショートカットコースを塞いでいる。彼に5コインを払うことでショートカットコースを通ることができるが、この通路は相互通行のため、おたすけキャラの前同士の戦いになることがある。
ヤジルシくんマップ(ヤジルシくん)
コースが外周と内周の2本に分かれており、「ヤジルシくん」は2つの矢印を持ってコース外周の分岐点に立っているキャラクター。バックマスで逆走しているときには矢印を閉じ、合掌のようなポーズをとる。ゲートくんとは違い、無料でコースを選べる。
ドカンくんマップ(ドカンくん)
「ドカンくん」は、ステージ四隅にいる土管のキャラクター。入ると他の3ヶ所のドカンくんのいずれかにワープすることができる。どのドカンくんへワープするかは選べないが、入ったのと同じドカンくんから出てくることはない。
ファンくんマップ(ファンくん)
「ファンくん」は、ステージ中央にいる扇風機型のキャラクター。ファンくんの上を通ると、おたすけキャラの前後を入れ替えられる。マップ形状が「田」の字型で、どこでも、どの方向でも自由に移動できるのが特徴。また、「リバースくんマップ」を除くと、唯一「バックマス」がなく、代わりに「ギャンブルマス」が非常に多い。
コンベアくんマップ(コンベアくん)
「コンベアくん」は、ステージ下部にいるベルトコンベア型のキャラクター。このマップは2人のプレイヤーが途中で合流する形になっていて、コンベアくんは合流先にいる。「バックマス」により合流地点まで戻ってきた場合、それまで通ってきた道を戻る。
1ターンごとに動く方向が変わるため、相手と位置を離されたり、逆にかなり接近してしまうことがある。
リバースくんマップ(リバースくん)
ストーリーモードでデイジーに勝利すると遊べるようになる隠しマップ。このマップは唯一分岐がなく、星型で一方通行になっていて、「リバースくん」はその星型の頂点に計5体いる。リバースくんがいる場所には「リバースマス」があり、このマスに止まると自分と相手の進行方向が変わり、さらにおたすけキャラの前後まで逆になってしまう。
なお、ストーリーモードにおけるデュエルマップのBGMは「かつのは…ボクさ!」だが、このマップのみ「かつのは…わたし!」というデイジーをイメージした専用のBGMが用意されている。

ミニゲーム

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「バトルロイヤルマップ」ではプレイヤー全員の移動が終わるごとにミニゲームが行われる。各プレイヤーのプレイヤーパネルの色(止まったマスの色)によって、ミニゲームのジャンルが決まり(ただし、緑色のマスに止まった場合は赤か青にランダムで色が変わる)、ミニゲームで勝利したプレイヤーは10コイン得られる。また「デュエルマップ」ではミニゲームマスに止まるなどで「デュエルミニゲーム」が発生し、勝ったプレイヤーは一定数のコインを獲得できる。

今作から、「ミニゲームパック」の設定が追加された。ボードゲームのルール設定で、全てのミニゲームが収録されている「ノーマルパック」と、簡単なミニゲームのみが収録された「ファミリーパック」のどちらかを選択でき、ボードゲームでミニゲームをプレイするときには、ルール設定で選んだミニゲームパックに入っているミニゲームがルーレットに表示される(ミニゲームパックはゲームの途中で変更することもできる)。また、ボードマップで一度プレイしたミニゲームは、「ミニゲームルーム」の「フリープレイルーム」で自由にプレイすることができる(前作まではコインで購入したミニゲームしか自由に遊べなかったが、今作からは一度ボードマップでプレイしたミニゲームは、自由にプレイができるようになった)。

今作からミニゲームの説明画面で、キャラクターの操作を試すことができなくなった。また、「フリープレイルーム」でミニゲームの紹介文が表示されたり、新しいミニゲームを発見した時のミニゲーム説明画面での演出が用意されていたのはこの作品だけである。また、「ミニゲームルーム」でミニゲームのルールを見ずにプレイできるのは、現時点では1作目とこの作品とスーパースターズのみである。

今作のミニゲームは全部で71種類ある。以下では、ミニゲームルームのフリープレイルームで表示される順番で記述する。

マリオパーティ100 ミニゲームコレクション収録ミニゲームは★、マリオパーティ スーパースターズ収録ミニゲームは☆、ファミリーパックに分類されるゲームには◎を併記する。

4人用ミニゲーム

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4人で競うミニゲーム。バトルロイヤルマップで4人が同じ色のマスに止まると発生し、勝利したプレイヤーは全員10コインを得られる。全部で20種類ある。

ボブルコンベアー◎
ベルトコンベアの上で他のプレイヤーとパンチで落とし合いをするミニゲーム。ベルトコンベアは時間が経つと少しずつ狭くなっていく。途中で出現するボブルに触れたり、ベルトコンベアから落ちるとリタイア。制限時間は30秒で、最後の1人になったプレイヤーの勝ち、全員リタイアするか時間切れになった場合は引き分けとなる。
トゲゾークラッシュ◎★☆
周りがカベで囲まれたのステージ上で、転がり続けるトゲゾーのコウラをかわすミニゲーム。トゲゾーのコウラの数は10秒経つごとに1つずつ増えていき、最大で3つ登場する。また、コウラ同士が当たるとコウラの速度が上がる。トゲゾーのコウラに触れると弾き飛ばされリタイア。制限時間は30秒で、最後の1人になるか、時間切れまで生き残ったプレイヤーの勝ち。
おっこちパラソル◎☆
パラソルを開いたり閉じたりして落ちるスピードを調節し、ハンマーブロスが投げてくるコインやコイン袋を集めるボーナスミニゲーム。ハンマーブロスはコインのほかにハンマーも投げてくることもあり、ハンマーに当たると少しの間動けなくなる。なお、画面の上端までいくと強制的にパラソルが閉じ降下させられ、逆に画面の下まで行くと強制的にパラソルが開き上昇させられる。制限時間は30秒。
きちんと おかたづけ◎☆
キノピオが散らかした10個のグッズをもとの位置に戻すミニゲーム。始めにグッズの正しい配置を約3秒間確認できる。グッズは、マリオ帽子ルイージの帽子・ワリオの帽子・ピーチヨッシードンキーネクタイキノコゼンマイヘイホーバナナ・ハンマーの10個で、このうち7個が地面に散らかされる。Zボタンを押すとカーテンを閉めて、他のプレイヤーにカンニングされないように自分の画面を隠すことも可能。制限時間は30秒で、正解した数が一番多いプレイヤーの勝ち。なお、全員が3点以下(≒1個も正しく戻せなかった場合)だと引き分けになる。
『マリオパーティ スーパースターズ』では、誰かが1点でも取っていれば順位が付く。
ぴったりモンタージュ◎
ルーレットを止めて などのパーツを組み合わせて、正しいキャラクターのを作るミニゲーム。作るキャラクターはキノピオ(3か所・30点満点)・ハナチャン(4か所・40点満点)・マリオ(5か所・50点満点)の中からランダムで選ばれ、各パーツそれぞれ5つのパターンに得点(1・3・5・7・10点)が設定されており、全てが正解のパーツで止めると最高得点となる。後に止めるパーツほどルーレットの回転速度が増す。プレイヤー全員が顔を作り終わると得点が表示され、一番多く得点したプレイヤーの勝ち。色々な顔を作っているだけでも楽しい、お笑い要素のあるミニゲーム。
キノピオクイズ◎
Aボタンを押してキノピオが出すクイズに答えるゲーム。キノピオが出すクイズは、これまでのマリオパーティシリーズに関係している問題や、今現在の記録に関係する問題も出る。クイズに答えて正解であればキノコの足場が1つ上がって行くが、クイズにミスをした場合は1回休みとなり、その場で次の問題に移る。先に3回正解したプレイヤーの勝ち。10問で決着が付かなかった場合は、最多正解数が1人の場合はそのプレイヤーの勝ち、2人以上いた場合は引き分けとなる。
ダレか わかるかな?◎
ステージで踊る ノコノコテレサクリボーの並びを覚えて、キノピオが出題する「右から(左から)○番目にいたのは誰?」という質問に答えるミニゲーム。問題は3問あり、ステージに登場するキャラクターの数は、1回目は3匹、2回目は5匹、3回目は6匹。不正解の場合はその時点でリタイアとなる。制限時間は1問につき10秒。最後の1人になるか、3問全問正解したプレイヤーの勝ち。ただし、残っていたプレイヤー全員が同時にリタイアした場合は引き分けとなる。
はらぺこプクプク◎☆
Aボタンを連打して水路を泳ぎ、後ろから襲ってくるプクプクから逃げるゲーム。水面に浮かぶ7個の爆弾に触れるとしばらく動けなくなるが、Zボタンで潜ってかわせる。プクプクと距離の近いプレイヤーには「!」が表示され、早く泳がないと食べられてリタイアとなる。一番早く逃げ切ったプレイヤーの勝ち。なお、プクプクは先にプレイヤー3人を食べてしまうと残った1人を追いかけるべくスピードを上げてくるため、早い段階で3人がリタイアになった場合は引き分けに持ち込まれる可能性が高くなる。
『マリオパーティ スーパースターズ』では「はらぺこ巨大プクプク」というミニゲーム名で収録されている。また、潜る操作はスティック下に変更になり、3人が先に食べられても巨大プクプクがスピードを上げることはなくなった。
ゆきだまゴロゴロ◎★☆
雪玉を作ってライバルにぶつけ、ステージから弾き落とすミニゲーム。Bボタン連打で雪玉を作れ、持ったまま転がすと徐々に雪玉が大きくなっていき、Aボタンを押すと向いている方向に雪玉を放つことができる。雪玉を当てられたプレイヤーは弾き飛ばされ(雪玉が大きいほど弾き飛ばせる距離が大きくなるが、放つまで移動が鈍くなる)、ステージから落とされるとリタイア。なお、雪玉同士をぶつけると双方の大きさに関係なく相殺される。制限時間は60秒で、最後の1人になったプレイヤーの勝ち、全員リタイアするか時間切れになった場合は引き分けとなる。
『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』『マリオパーティ スーパースターズ』では時間切れになった場合、生き残ったプレイヤー全員が同率1位となる。
みつけろ!パワーキノコ★☆
9個のブロックのどれかに入っている「パワーキノコ」を手に入れ、巨大化してライバルを倒すミニゲーム。パワーキノコを取ると約5秒間巨大化し、この間にライバルに体当たりすると弾き飛ばしリタイアさせることができる。ただし、巨大化している間は突進しかすることができない。パワーキノコの効果が切れると体が通常の大きさに戻り、ステージに再びブロックが現れる。制限時間は60秒で、最後の1人になったプレイヤーの勝ち、時間切れになった場合は引き分けとなる。なおこのゲームではパンチを繰り出すことができ、キノコを引き当てたキャラクターをひるませて横から奪取される事態もありうるので終始油断できない。
『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』『マリオパーティ スーパースターズ』では、出現するキノコが『Newスーパーマリオブラザーズ』の「巨大キノコ」に変更され、巨大化中のBGMも同様に差し替えられている。これに伴い、ミニゲーム名も「みつけろ!巨大キノコ」に変更されている。また、時間切れになった場合は、生き残ったプレイヤー全員が同率1位となる。
キラーでねらえ!
戦闘機に乗ってキラーを撃ち合うフライトシューティングゲーム。Zボタンの連打で通常の弾が撃て、Zボタンをしばらく押してから離すとライバルを追尾する「キラー」を撃つことができる。ただし、キラーは1度撃つとしばらくは再発射できなくなる。なお、キラーに追尾されると画面に「!」が表示される。2回弾に当たったプレイヤーはリタイアとなり、最後の1人になったプレイヤーの勝ち。制限時間は60秒で、時間切れになった場合は基本的に引き分けとなるが、一度も弾に当たらなかったプレイヤーが1人だけいた場合は、そのプレイヤーの勝ちとなる。
ぴょんぴょんバトル★☆
ホッピングのように常に跳ねるボールの乗り物に乗り、ライバルに体当たりしてステージから弾き落とすミニゲーム。ボールが跳ねるタイミングに合わせてAボタンを押すと高くジャンプでき、ジャンプ中に回転をしてライバルにぶつかると弾き飛ばすことができる。また、ステージは9個のブロックで出来ており、時間が経つとブロックが1つずつ落ちて狭くなっていく。制限時間は30秒で、最後の1人になったプレイヤーの勝ち、全員リタイアするか時間切れになった場合は引き分けとなる。
『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』『マリオパーティ スーパースターズ』では時間切れになった場合、生き残ったプレイヤー全員が同率1位となる。また、『マリオパーティ スーパースターズ』ではボールが消えた後に、足場に乗り損ねて落下することがある(順位には影響しない)。
ニアピンぴったり!★☆
ゴルフのニアピン勝負をするミニゲーム。1人ずつ順番にゴルフボールをグリーン上のカップへ打つ。ボールを打つとボールとカップまでの距離が表示される。ボールがグリーンの外に出た場合は測定されずミスとなる。ボールを打つ制限時間は1人につき10秒で、カップとの距離が一番短いプレイヤーの勝ち。2人以上が同率で最短距離となった場合は、ボールをカップに入れた場合はその全員が勝ちとなるが、カップインが1人も出なかった場合は引き分けとなる。
前のプレイヤーの結果をヒントに力加減や方向の程度が分かってくることから、順番が後になるほど有利になりがち。さらに打つ順番がバトルロイヤルマップではサイコロを振る順番、ミニゲームルームではプレイヤー番号順で固定されているため、公平性に欠けるミニゲームである。
『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』『マリオパーティ スーパースターズ』では最初に打つプレイヤーがランダムで決まる。また、最短距離が2人以上の場合もカップに入れたかどうかに関係なく、その全員が同率1位となる。『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』では、BGMが『マリオパーティ6』の「じっくりゆっくり」に変更されている。
ドッスンパズル☆
落ち物パズルのミニゲーム。6色のブロックを10×4の広さのステージに2つずつ落としていき、同じ色のブロックが2つ以上接触するとそのブロックが消えて得点となる。また、時々ブロックの代わりにドッスンが落ちてくることがあり、このドッスンを落とすとブロックを半分の厚さに潰すことができる。また、ブロックを「連鎖」で消すと通常よりも高い得点となり、さらにライバルのステージに「おじゃまブロック」が落とされ、邪魔をすることができる。なお、ブロックが天井まで積みあがり、ブロックを置けるスペースが無くなるとその時点でリタイアとなる。
一番先に合計100点獲得するか、最後の1人になったプレイヤーの勝ち。ミニゲームルームでは勝利に必要な点数を、100点刻みで最大1000点まで設定できる。
マリオパーティDS』の「パズルモード」にも収録されている。
たたいてドラム★
3つのドラムを前の人が叩いた順番でタイミングよく叩くミニゲーム。最初にヤリホーが4回ドラムを叩き、次のプレイヤーはヤリホーと同じ順番でドラムを4回叩き最後に好きなドラムを1つ叩く。次のプレイヤーは同じ順番で叩き、最後に1回好きなドラムを叩く…という流れを繰り返す。叩くドラムを間違える・ドラムを叩くリズムが大きくずれる・時間内にドラムを叩かなかったりすると、ヤリホーにを投げられてリタイアとなる。最後の1人になったプレイヤーの勝ち。ただし叩く回数は最高16回までで、誰かが16回叩くとその時点で引き分けとなる。
リズムだけでなく記憶力も必要なため、4人用のミニゲームの中でも難易度がかなり高く、コツを掴めないうちは即座にリタイアになってしまうことも多い。また、ドラムを叩く順番が複雑すぎると順番が回ってきた時に攻略するのが困難になり、逆に叩く順番が単調過ぎると引き分けになる確率が高くなるため、上級者でも勝利するのが難しい。
『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』では誰かが16回叩くと、残っていたプレイヤー全員が同率1位となる。
モーターボートレース
任天堂公式記録 : 0'29"80
モーターボートに乗って競争するミニゲーム。カーブを曲がるときには遠心力がかかる。また、画面には各プレイヤーの速度メーターが表示される。先にコースを5周したプレイヤーの勝ち。
はこんでアイスブロック
スタート地点に置かれているブロックを1つずつ運び、の上にある細いの道を通って橋を作るミニゲーム。道の途中ではプクプクが飛び出してきてプレイヤーの妨害をする。海に落ちてしまうと凍ってしまい、タイムロスとなる。3つのブロックを全て運び、先にゴールの島へ渡ったプレイヤーの勝ち。
のぼれ!ブロックタワー
上下に動くブロックをのぼり、頂上のゴールを目指すミニゲーム。ステージの途中でハンマーブロスがハンマーを投げて妨害をしかけてくる。制限時間は60秒で、先にゴールしたプレイヤーの勝ち。なお、ステージには5枚のコインがあり、取っておくと勝敗に関係なくもらうことができる。
たたけ!ミニクッパ!
土管から出てくるミニクッパをハンマーで叩くミニゲーム。土管は右上・右下・左上・左下の4つあり、土管に対応したボタンを押すことでその土管にハンマーを振ることができる。顔を出してすぐに引っ込めるミニクッパも6匹存在する(ゲーム内ではフェイントと書かれてあるが、実際にはこのミニクッパも叩くことができる)。制限時間は30秒で、ミニクッパを叩いた回数が一番多いプレイヤーの勝ち。なお、最高得点は30点である。
GO! GO! もくば★☆
任天堂公式記録 : 0'41"39
木馬に乗ってレースをするミニゲーム。2つのボタンを交互に連打すると木馬は加速する。早く連打するとその分速度も増すが、連打するペースに応じてスタミナ(ニンジンのアイコン)が減り、スタミナが完全になくなってしまうと木馬がスピンしてタイムロスとなる。また、コースの途中には一定の間隔で赤色と青色に交互に変色する「にんじんパネル」が設置されており、赤色の時に通過するとスタミナが全回復して、一定時間ボタンを連打してもスタミナが減らなくなるが、青色の時に通過するとスピンしてタイムロスとなる。先にゴールしたプレイヤーの勝ち。複数のプレイヤーが僅差でゴールした場合は、判定のためリプレイが流れることがある。
『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』でも1人がゴールした時点で終了する他、BGMが前作の「おおぞらのかなたへ」に変更されている。『マリオパーティ スーパースターズ』では、全員の順位が確定するまで続く。

1vs3ミニゲーム

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1人側と3人側に分かれて競うミニゲーム。バトルロイヤルマップで、1人だけが違う色のマスに止まった場合に発生し、勝利した側のプレイヤー全員が10コインずつ得られる。全部で10種類ある。

ヒヤヒヤやしのみ◎☆
3人側はヒップドロップでヤシの実を下に落とし、1人側はタルに入って左右に転がりながらヤシの実を避けるミニゲーム。制限時間は30秒で、ヤシの実が1人側に命中すれば3人側の勝ち、最後まで逃げ切れると1人側の勝ち。
てらしてサーチライト◎☆
1人側はプール内でサーチライトに照らされないように逃げ、3人側はサーチライトを操作して全員で同時に1人側を照らすミニゲーム。1人側は一定の時間水中に潜ることができるが、潜った後はしばらく動けなくなる。制限時間は30秒で、3人側が同時に1人側を照らせば3人側の勝ち、最後まで逃げ切れると1人側の勝ち。
ゴロゴロいわころがし◎☆
3人側は頂上を目指して坂道を登り、1人側はを転がして3人側を妨害するミニゲーム。制限時間は30秒で、誰か1人でも坂道の頂上にたどり着けば3人側の勝ち、誰も頂上にたどり着けなかった場合は1人側の勝ち。
グルグルはぐるま◎
3人側が歯車の上でキラーをよけ続けるミニゲーム。1人側は歯車を回転させることができる。制限時間は30秒で、3人側全員がキラーに命中すれば1人側の勝ち、誰か1人でも生き残れば3人側の勝ち。
どこ?どこ?かくれんぼ◎☆
3人側は舞台上の4つの背景のうちどれかに隠れ、1人側はどの背景に3人側が隠れたかを当てるミニゲーム。3人側が隠れる時間は各5秒で、隠れる背景を時間内に選ばないとリタイアとなる。1人側が背景を選ぶ時間は各10秒。なお、1人側が選んだ背景は次回から無くなり、隠れ場所が減っていく。1人側は3回のチャンスで3人側全員を見つけると勝ち、3人側は誰か1人でも生き残ると勝ちとなる。
あつめてコインリバー◎☆
1人側がボート、3人側がボートにつながれたコウラに乗って、川を流れてくるコイン・コイン袋を集めるボーナスミニゲーム。流木に当たるとしばらく動けなくなってしまう。制限時間は30秒。
今作より1vs3のボーナスミニゲームでも3人側のコインが共有され、それぞれ同じ枚数のコインを得られるようになった。
ウェーブ ウェーブ◎★☆
1人側はジャンプやヒップドロップでを起こし、3人側は波をジャンプでよけるミニゲーム。制限時間は30秒で、3人側全員をステージから弾き落とせば1人側の勝ち、誰か1人でも生き残れば3人側の勝ち。
どきどきフィッシング
1人側は釣竿を操作し、魚となった3人側を全員釣り上げるミニゲーム。3人側はボタンを連打することで釣り上げる速度を遅らせることができる。制限時間は60秒で、3人側全員を釣り上げれば1人側の勝ち、誰か1人でも生き残れば3人側の勝ち。
どたばたミックスレース
1人側はハンググライダー、3人側はそれぞれ違う乗り物(こうら型手こぎボート、アメンボ型ロボット、キラー型足こぎボート)でリレーしてゴールまで競争するミニゲーム。1人側は自動で前進する(速度の調整は可能)が、前方から飛んでくるキラーや飛来しているパタクリボーに当たるとしばらく動けなくなる。3人側は乗り物によって操作方法が違う。50m毎に1人側は標示板型距離標識、3人側は土管型距離標識があり、3人側は200m毎に交代する。先に600m先のゴールに到着した側の勝ち。
ドッスン!どっすん!!
ドッスンが引くそりを操作して競争するミニゲーム。3人側はひとりずつ対応したドッスンを操作する。ドッスンが指示したボタンを押すと前進できるが、押すボタンを間違えたりスローマンの投げてくる雪玉に当たったりするとしばらく動けなくなる。制限時間は60秒で、先にゴールした側の勝ち。

2vs2ミニゲーム

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2人一組に分かれて相手チームと競うミニゲーム。バトルロイヤルマップで2人が違う色のマスに止まった場合に発生し、勝利したチームのプレイヤーはそれぞれ10コインずつ得られる。全部で10種類ある。

もぐもぐビッグピザ◎★☆
巨大なピザを食べるミニゲーム。3Dスティックで移動しながらAボタンの連打でピザを食べることができるが、サラミの部分(ゲーム内の表記は「トッピング」となっているが、実際にはサラミのみ)は少々固く、食べるのに時間がかかる。制限時間は30秒で、先に全て食べきるか、より多く食べたチームの勝ち。
『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』ではBGMは『マリオパーティ7』の「たのしくいこうよ」に変更されている。
ドカドカたいほう◎
大砲でクッパの人形を狙い撃ちするミニゲーム。10秒経過するとプレイヤーのいる砲台のステージが時計回りに回転し始める。制限時間は30秒で、クッパの人形により多く弾を当てたチームの勝ち。
おじゃまコースター◎
任天堂公式記録 : 0'17"96
自動で前進するコースターに乗って、前方の看板を避けながらゴールを目指すミニゲーム。看板に当たるとコースターの速度が少しの間落ちてしまう。先にゴールしたチームの勝ち。なお、出せる記録は最短で「0'17"96」である。途中にはコインがあり、取っておくと勝敗に関係なくもらえる。
いかだでコインあつめ◎☆
2人でいかだを操作し、ハンマーブロスが投げてくるコイン・コイン袋を集めるボーナスミニゲーム。ときどき投げてくるハンマーに当たるとしばらく動けなくなる。制限時間は30秒。
いそいで!まきわり◎
片方がを置き、もう片方がで薪を割るミニゲーム。薪に描かれたボタンを押すと作業を進めることができるが、ボタンを間違えると薪を置く方は躊躇してしまい、薪を割る方は薪が割れずに突き刺さってしまう。また、薪が置いていない状態で斧を振ると、斧が土台に刺さって大幅なタイムロスになる(薪も置けない)。制限時間は30秒で、より多く薪を割ったチームの勝ち。薪の数が同じ場合は引き分けとなる。パートナーがCPUでかつ薪を置く方だとスムーズになる。
GO! GO! ロケット
任天堂公式記録 : 637m
ロケットに10秒間空気を送り込んで、相手チームと同時にロケットを空高く飛ばすミニゲーム。送った空気が多いほどロケットは高く飛び、相手より高くロケットを飛ばせたチームの勝ち。
ボブルひのようじん!
片方は給水するポンプ、もう片方はホースを操作して、前方のボブルを放水で消すミニゲーム。ホース側は水を拡散させることもできる。制限時間は30秒で、より多くのボブルを消したチームの勝ち。
さくらんぼキャッチ☆
空中ブランコに乗って、片方が左側から右側にさくらんぼを受け渡し、もう片方がそれをカゴに入れるミニゲーム。1度に渡すさくらんぼは1個 - 3個あり、数によって受け渡す時の飛距離が異なる。制限時間は30秒で、より多くのさくらんぼを入れたチームの勝ち。パートナーがCPUでかつカゴに入れる方だとスムーズになる。
かこんでクレヨン☆
キノピオのスタンプを2人の持つクレヨンで引いた線で囲み、スタンプにされたキノピオをもとに戻すミニゲーム。キノピオのスタンプはパートナーと協力して囲まないと得点にならない。制限時間は30秒で、先に5個囲むか、より多くのスタンプを囲んだチームの勝ち。
そろえて!キャラクター
回転するブロックを叩き、パートナーと同じ絵柄で止めるミニゲーム。2人が同じ絵柄でブロックを止めると得点となり、止めた絵柄に応じて得点となる(キノピオは3ポイント、ノコノコは2ポイント、クリボーは1ポイント、ミニクッパはマイナス1ポイント)。パートナーがCPUの場合は自分が止めた絵柄と必ず同じ絵柄でブロックを止めてくれる(ただし、自分がブロックをミニクッパで止めるとCPUもミニクッパで揃えてしまう)。制限時間は30秒で、より多く得点したチームの勝ち。

バトルミニゲーム

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4人で競うミニゲーム。誰かが「バトルマス」に止まると発生する。全部で8種類ある。

ドキドキプレートめくり◎
1人ずつ順番にプレートを1枚ずつめくるミニゲーム。6枚あるキノピオのプレートをめくった場合はセーフ、4枚あるミニクッパプレートをめくってしまうとリタイアとなる。また、2枚あるテレサのプレートをめくると、プレイヤーの順番が入れ替わってしまう。なお、10秒以内にプレートをめくらなかった場合は強制的にミニクッパのプレートをめくらされる。残りのプレートがミニクッパのみになっても最後の1人になるまで続き、生き残った時間が長い順に順位が決まる。プレートは見た目で種類を判断できないため、ほぼ運任せで勝敗が決まるミニゲームである。
はやおしゲート◎★
ノコノコ・キノピオ・テレサが3つあるゲートに一体ずつ隠れた後、指定されたキャラクターが隠れているゲートを全員で一斉に早押しで答えるミニゲーム。正しいゲートを選ぶと回答するまでにかかった時間が100分の1秒単位で表示され、早く回答した順に順位が決まる。回答時間は5秒で、間違いのゲートを選ぶか時間切れだと最下位となってしまう。
まわれルーレットタワー◎
赤や黄色などの足場に乗って、下で待ち構えているワンワンに捕獲されないようにする、カンだけが頼りのミニゲーム。ワンワンの目の前で足場が停止したプレイヤーは捕獲されて檻に入れられ、リタイアとなる。また誰か1人が捕獲されることで、乗れる足場の色もだんだん制限されていく。また足場には必ず一つ空きがあるので、そこに停まると、足場は再回転する。生き残った時間が長い順に順位が決まる。
ぴったりフラワーパネル◎
9枚あるパネルのうち、中央にある指定されたと同じ絵柄が出たらすぐにAボタンを早押しするミニゲーム。押したタイミングの早さによって順位が決まる。なお、お手付きをすると最下位となってしまう。
うばって!キーダッシュ
に書かれた絵柄と同じ形のを拾い部屋から抜け出すミニゲーム。正解の鍵は残っている人数より1個少ない。ライバル全員にドアを開けられた場合や、10秒以内にドアを開けられず部屋に取り残されるとリタイアとなる。生き残った時間が長い順に順位が決まる。
かわしてボブル
様々なパターンで動き回るボブルをかわし続ける。ボブルに触れるとリタイア。制限時間は60秒で、生き残った時間が長い順に順位が決まる。
あめふりパックン★☆
常に動き回る雨雲の下に移動し、パックンフラワーの植木鉢に水やりをするミニゲーム。時々出現するチョロプーにぶつかるとつまずいてしばらく動けなくなる。制限時間は30秒で、パックンフラワーに水をやった量が多い順に順位が決まる。
まわせ!アイクン
アイクンの周りを時計回りに何度も回るミニゲーム。アイクンは周回する毎に段々と小さくなり、15周すると倒せる。なお、3周した時と8周した時にボブルがそれぞれ1体ずつ出現し、アイクンやボブルにぶつかるとしばらく動けなくなる。制限時間は60秒で、アイクンを倒すまでの時間によって順位が決まる。

デュエルミニゲーム

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1対1で競う2人用のミニゲーム。バトルロイヤルマップでは、アイテムの「けっとうてぶくろ」を使ったときや、残り5ターンで同じマスに2人以上止まったときに発生する。デュエルマップでは、ミニゲームマスに止まったときや、ベルくんの前を5回通過したときに発生する。勝利したプレイヤーが賭けられたコインをもらえる。前作の「けっとうミニゲーム」はボードマップごとにプレイするミニゲームが決まっていたが、今作からは他のミニゲームと同様、ミニゲームルーレットでプレイするミニゲームが選ばれる。全部で10種類ある。

ターザンレース◎★☆
ターザンのようにツルを飛び移ってゴールを目指すミニゲーム。ツルは短いものと長いものがあり、ツルの長さ次第ではショートカットができることもある。ツルに捕まれず落下してしまうと、パックンフラワーに襲われタイムロスになる。先にゴールしたプレイヤーの勝ち。
はやうちミニクッパ◎
窓から出てくるミニクッパのに弾を当てるガンシューティングゲーム。窓は9つあり、ミニクッパの的が顔を出している間に弾を当てることができる。ミニクッパの的は1発当てる毎に1点獲得となるが、キノピオの的に当てると10点減点される。制限時間は30秒で、より多く得点したプレイヤーが勝ち。
ぼうそう!?シュッポー◎
シュッポーに乗って左右に分かれたトンネルのうちどちらかを選びゴールを目指す、やや運任せのミニゲーム。選んだトンネルが正解ならば次のトンネルへ進めるが、間違えると崖から転落し最初からやり直しとなる。なお、正解のルートは2人とも全く同じである。先に3回連続で正解のトンネルを進んだプレイヤーの勝ち。
ふみふみミニクッパ◎
地面から顔を出すミニクッパを踏みつけるミニゲーム。ジャンプをしなくてもミニクッパを踏むことができる。制限時間は30秒で、より多くのミニクッパを踏んだプレイヤーが勝ち。
ボルトでダッシュ◎
ボルトの上を走って回すミニゲーム。次のボルトと平行になる位置にボルトを移動させると、次のボルトに飛び移ることができる。6つのボルトを渡って先にゴールしたプレイヤーの勝ち。
このえはなあに?◎
大きな絵と同じ絵を、画面下の3つの絵の中から早押しで当てるミニゲーム。制限時間は30秒で、正解すればそのプレイヤーの勝ち、不正解の場合は相手プレイヤーの勝ちとなる。
ぐるりんクロック◎☆
時計の短針の上に乗り、長針をジャンプでかわすミニゲーム。最初は長針しか回転しないが、時間の経過と共に足場である短針も回転するようになり、回転のスピードも速くなる。なお、画面の右上には長針を避けた回数が表示されている。3Dスティックでキャラクターの向きを変えることができるが、特に意味はない。先に長針に当たったプレイヤーの負け。上限は99回で、勝負が付かなかった場合は引き分けとなる。
とんでけクッパハンマー
任天堂公式記録 : 95.77m
10秒間Aボタンを連打して「クッパハンマー」を振り回し、より遠くまで投げるハンマー投げのようなミニゲーム。連打中はクッパハンマーの角度を調整する必要がある。制限時間は10秒で、遠くまで投げたプレイヤーの勝ち。
ビリキューコースター☆
円筒状のコースをコウラに乗ってレースするミニゲーム。矢印のパネルに乗るとコウラの速度が増すが、ビリキューの電撃に当たると速度が下がってしまう。制限時間は60秒で、先にゴールしたプレイヤーの勝ち。
にわとりキャッチ!
逃げるにわとりを追いかけて捕まえるミニゲーム。制限時間は60秒で、先ににわとりを捕まえたプレイヤーの勝ち。

アイテムミニゲーム

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「アイテムマス」に止まったときに発生する1人用のミニゲーム。前作ではボードマップごとにプレイするミニゲームが決まっていたが、今作ではミニゲームルーレットでプレイするミニゲームが選ばれる。全部で6種類ある。

アイテムルーレット☆
ルーレットを止めるミニゲーム。ボタンを押して丁度1周(稀に前後にずれる)で止まり、その場所にあるアイテムが手に入る。ミニクッパが選ばれてしまうと失敗となる。
アイテムヒッター
野球のように、ミニクッパが投げるボールを打ち返すミニゲーム。打ち返したボールがヒットした的のアイテムが手に入る。バットは1回しか振れず、見逃したり空振りするか、ボールを打ち上げてしまうと失敗となる。
ねらってバルーン☆
アイテムの入った上下に動く風船弓矢で割るミニゲーム。割った風船の中に入ってあったアイテムが手に入る。的を外してしまうと失敗となる。制限時間は10秒。『マリオパーティ スーパースターズ』では風船が右に設置されている。
ドッシーでキャッチ
ヒップドロップでドッシーの頭を下げ、移動するイカダをくわえさせるミニゲーム。ドッシーがくわえたイカダに乗っていたアイテムが手に入る。ミニクッパが選ばれてしまうと失敗となる。制限時間は10秒。
タルタルブランコ☆
空中ブランコから海上のタルに飛び乗るミニゲーム。タルの上のボードに描いてあったアイテムが手に入る。タルに乗れず海に落ちてしまうと失敗となる。制限時間は10秒。
ハンマーアイテム
アイテムの入った宝箱を持っているミニクッパ5体のうち、1体をハンマーで叩くミニゲーム。叩いたミニクッパが持っていたアイテムが手に入る。制限時間は10秒で、誰も叩かなかった場合は失敗となる。アイテムミニゲーム の中では一番狙ったアイテムを当てやすいミニゲームである。

ギャンブルミニゲーム

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「ギャンブルマス」に止まったときやアイテムの「ギャンブルだましい」を使ったときに発生する1人用のミニゲーム。全部で4種類ある。バトルロイヤルマップおよびデュエルマップでは、プレイヤーの持ちコインを全て賭けて挑戦する。勝てばコインが増加するが、負ければコインはゼロになる。ギャンブルルームでは持ちコインをいくら賭けるか選択可能。

ヘイホールーレット
ルーレットに描かれているキャラクターのうち、ディーラーのヘイホーが投げる赤コウラがどこで止まるかを当てるミニゲーム。当たれば勝ち、外れれば負けとなる。倍率はノコノコ(6枠)が2倍、ボムへい(5枠)が4倍、クリボー(4枠)が8倍、テレサ(3枠)が16倍、キノピオ(2枠)が32倍、ヘイホー(1枠)が64倍である。キャラクターを選ぶ時間は10秒。全ての勝率が30%を切っている(ノコノコとボムへいは期待値が1倍未満)のと、選択肢が6つあること、状況判断ができないことから、全ギャンブルミニゲーム中、最も勝つのが難しいミニゲームである。
ねらえ!ぴったり7
1 - 6の目が出るサイコロブロックを1個か2個叩き、出た目と同じ段数だけ階段を上るミニゲーム。プレイヤー・ヘイホー共に、2個目を叩くタイミングで相手を上回っていれば1個でやめることが可能。ディーラーのヘイホー(先攻)より高い位置あるいは同じ位置にいれば勝ち、7段を超える(ヘイホーが既に7段を超えていた場合も含む)かヘイホーより低い位置にいると負けとなる。勝利したときの倍率は6以下での勝利なら2倍、ピッタリと7段目に止まれば10倍となる(7に止まれる確率は6分の1)。
プレイヤー・ヘイホーが同じ条件で戦い、さらにプレイヤーは後攻で相手の動きを見てから行動を決められるため、比較的勝ちやすい。
キノピオ?クッパ?
2つの箱のうち、キノピオがどちらに入っているかを当てるミニゲーム。キノピオならば勝ち、ミニクッパだと負けとなる。倍率は2倍だが、3回ダブルアップが可能である(最大8倍)。箱を選ぶ時間は10秒。キノピオがどちらに入っているかは見た目で判断できないため、完全に運で勝負が決まるミニゲームである。状況判断ができないため、勝つのはヘイホールーレットに次いで難しい。
ケーキでバトル
ビッグワンワン・ワンワンのどちらが先にケーキを食べ終わるかを賭けるミニゲーム。倍率はビッグワンワンは2倍で固定されており、ワンワンは4倍・8倍・16倍・32倍・64倍の中からランダムで決まり、倍率が高いほどビッグワンワンが勝つ可能性が高い。ワンワンを選ぶ時間は10秒で、このときにそれぞれのワンワンの体調についてのコメントが表示され、体調次第ではワンワンが勝ってしまうこともある。

その他

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ある条件を満たすと遊べるようになる1人用のミニゲーム。ゲーム上では「???」と表示されている。

スターダストバトル(ストーリーモードをクリアすると出現)
任天堂公式記録 : 1'26"52
ボスステージ。流星をかわし、が消えてから拾って投げ、ミレニアムスターにぶつけて攻撃するミニゲーム。制限時間は3分で、一定数の流れ星をぶつければクリア。ただし、炎が燃え盛っている流れ星に触れてしまうと即失敗となる。また、ミレニアムスターに当たると少しの間動けなくなってしまう。
ミレニアムスターに流れ星をぶつける回数は、ストーリーモードの「やさしい」では3回、「ふつう」では6回、「むずかしい」「とてもむずかしい」およびミニゲームルームでは9回。ノルマの3分の1の流れ星をぶつける度に、ステージが変化していく。
ぐるぐるタイムアタック(ミニゲームを全て発見すると出現)
任天堂公式記録 コース1 : 0'17"03 / コース2 : 0'22"03 / コース3 : 0'27"26
3つあるボートのうち1つを選び、水上のコースを進みより速いタイムでゴールを目指すミニゲーム。コースは3種類用意されている。操作方法は「モーターボートレース」と同じ。
3ぷんドッスンパズル(ギャンブルルームをクリアすると出現)
任天堂公式記録 : 720pts
1人で「ドッスンパズル」を3分間プレイし、高得点を目指すミニゲーム。ブロックを4列全て上まで積み上げることなく3分間プレイすると記録が保存される。なお、100点獲得する毎に「おじゃまブロック」が落下してくる。

余談

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  • イメージイラストが2種類あり、ゲームのパッケージに使われたものと、ガシャポンの台紙に使われたものが存在する。パッケージの方には本作の登場キャラクターが多く出演し、台紙は少ない人数ながらもプレイヤーキャラクターが勢揃いとなっている(こちらは攻略本のイラストとしても使用されている)。
  • ゲーム中のサウンドを収録したサウンドトラック『マリオパーティ3 オリジナルサウンドトラック』がエンターブレインから発売されている。

脚注

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  1. ^ 10月27日より「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online 」に『マリオパーティ3』を追加。年内の配信予定タイトルもご紹介。”. 任天堂 (2023年10月25日). 2023年10月30日閲覧。
  2. ^ 『マリオパーティ3』10月27日より“ニンテンドウ64 Nintendo Switch Online”に追加。70種類以上のミニゲームを収録”. ファミ通.com. KADOKAWA (2023年10月25日). 2023年10月30日閲覧。
  3. ^ やわらぎ (2023年10月25日). “「マリオパーティ3」が10月27日に「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」に登場。70種類以上のミニゲームを収録”. 4Gamer.net. Aetas. 2023年10月30日閲覧。
  4. ^ 西脇健史 (2023年10月25日). “「マリオパーティ3」が10月27日に「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」にて配信決定!”. GAME Watch. インプレス. 2023年10月30日閲覧。
  5. ^ 2021CESAゲーム白書 (2021 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2021). ISBN 978-4-902346-43-5 

関連項目

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外部リンク

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