マリオ・プーゾ(Mario Puzo、1920年10月15日[1] - 1999年7月2日)は、アメリカ合衆国の小説家、映画脚本家。特にマフィアを描いた作品で知られている。日本語では、マリオ・プーヅォとも表記される。

マリオ・プーゾ

経歴 編集

プーゾはイタリアナポリからの移民の子供として、ニューヨーク市マンハッタンヘルズ・キッチンで生まれる。第二次世界大戦中はアメリカ陸軍航空隊に従軍し、アジア戦線やドイツで戦った。

1955年、初めての小説『The Dark Arena』を出版。1969年に発表した『ゴッドファーザー』はベストセラーとなり、映画化されたシリーズでは脚本も手がけた。
ゴッドファーザー PARTI』と『ゴッドファーザー PART II』でアカデミー脚色賞を受賞している。

1999年7月2日、ニューヨークの自宅で心不全のため死去。78歳没。

著作 編集

各・早川書房、※はハヤカワ文庫で再刊

脚本 編集

受賞歴 編集

アカデミー賞 編集

受賞
1973年 アカデミー脚色賞:『ゴッドファーザー[3]
1975年 アカデミー脚色賞:『ゴッドファーザー PARTII

ゴールデングローブ賞 編集

受賞
1973年 脚本賞:『ゴッドファーザー』
ノミネート
1975年 脚本賞:『ゴッドファーザー PARTII』
1991年 脚本賞:『ゴッドファーザー PARTIII

脚注 編集

  1. ^ The Official Mario Puzo Library・Biography
  2. ^ マリオ・プーゾ 著、加賀山卓朗 訳『オメルタ: 沈黙の掟』早川書房、2000年。ISBN 978-4152083135 
  3. ^ ただし、この第45回アカデミー賞の式典にプーゾ本人は出席しておらず、代理人としてプーゾの娘であるドロシー・アン・プーゾが受賞した。

外部リンク 編集