マルタとマリアの家のキリスト

ヨハネス・フェルメールによる絵画

マルタとマリアの家のキリスト』(マルタとマリアのいえのキリスト、オランダ語: Christus in het huis van Martha en Maria)は、オランダの画家、ヨハネス・フェルメールによる宗教画[1]。現存するフェルメールの作品のうち、サイズの点では最大のものである。

「マルタとマリアの家のキリスト」

解説編集

画題は『ルカによる福音書』10章のエピソードに基づく。キリストはマルタとマリアという姉妹の家に招待された。マルタはキリストをもてなすため忙しく働いている。一方で、マリアは座り込んだままキリストの言葉に耳を傾け、働こうとしない。マリアをなじるマルタに対してキリストはこう言った「マルタ、マルタ。あなたは多くのことに心を配り、思いわずらっている。しかし、大切なことは1つしかない。そしてマリアは良い方の選択をしたのだ」。マリアの頬に手を当てるポーズは図像学的にはメランコリーを意味し、マリアが裸足であるのはキリストへの謙譲を意味する。

脚注編集

  1. ^ Luke 10:38-42 NIV” (英語). Biblica. 2021年6月11日閲覧。
  2. ^ Vermeer, Christ in the House of Martha and Mary” (英語). ColourLex. 2021年6月11日閲覧。

参考文献編集

  • Buijsen, Edwin, ed (2010). The Young Vermeer. Zwolle: Waanders Publishers. ISBN 978-90-400-7680-0