マンガン鋼: manganese steel)は、マンガンを主な合金元素として添加した鋼。SMn材ともいう。このうち、炭素鋼マンガンを12%前後加えた組成を持つ合金鋼を、高マンガン鋼と呼ぶ。一方、比較的少量(1~数%)のマンガンを添加したマンガン鋼のことを低マンガン鋼と呼ぶ。高マンガン鋼は耐摩耗性が強く、一方の低マンガン綱は機械的強度が強い。

規格編集

マンガン鋼の規格としては、SMn420・SMn433・SMn438・SMn443の4つが、日本産業規格によって定められている。SMn420はそれらの中で最も炭素含有量が低く(0.17%~0.23%)、なおかつ唯一の肌焼鋼である。一方でSMn443は最も強靭鋼であり、炭素含有量は0.40~0.46%に達する。また、SMn433やSMn438なども、SMn420ほどではないが比較的強靭鋼である[1]

出典編集

  1. ^ マンガン鋼”. 2020年11月28日閲覧。