マンテイ・ハリソン
このページ名「マンテイ・ハリソン」は暫定的なものです。(2020年1月) |
マンテイ・フィッツジェラルド・ハリソン(Monte Fitzgerald Harrison, 英語発音: /ˈmɑnˌteɪ fɪt͡sˈd͡ʒɛrəld ˈhɛrɪsən/[注 1][1]; 1995年8月10日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州リーズサミット出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ傘下所属。
ミルウォーキー・ブルワーズ (マイナー) | |
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マイアミ・マーリンズ傘下時代 (2019年) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ミズーリ州リーズサミット |
生年月日 | 1995年8月10日(28歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2014年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2020年8月4日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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2歳年上の兄はNBA選手のシャキール・ハリソン。
経歴 編集
年 | チーム | 階級 |
---|---|---|
2014 | MIL | R |
2015 | MIL | A, R+ |
2016 | MIL | A, R |
2017 | MIL | A, A+ |
2018 | MIA | AA |
2019 | MIA | AAA, A+ |
プロ入り前 編集
リーズサミット西高等学校時代は野球のほかにもアメリカンフットボールとバスケットボールにも参加していた[2][3]。2014年にはメジャーの外野手としてドラフト上位候補と評価されていたほか、カレッジフットボールのワイドレシーバーとしてもトップリクルートの一人という評価を受けていた[4][5]。
プロ入りとブルワーズ傘下時代 編集
2014年のMLBドラフト2巡目(全体50位)でミルウォーキー・ブルワーズに指名された[6]。カレッジフットボール選手としてネブラスカ大学からオファーされていたがこれを断り、6月14日にブルワーズと契約金180万ドルで契約を締結。野球に専念することとなった[7]。同年6月20日にブルワーズ傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズでプロデビュー。このシーズンは同チームで50試合に出場して打率.261、1本塁打、OPS.741を記録した。
2015年はA級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズに昇格して4月の開幕を迎えたが、6月までの46試合で打率.148、2本塁打、OPS.493と低迷した。6月にパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズに降格した。ルーキー級ヘレナでは7月までの28試合で打率.299、3本塁打、OPS.884を記録していたが、7月21日の試合で走塁中に左足首を骨折[8]。以降シーズンは全休となった。
2016年はA級ウィスコンシンで開幕を迎えた。6月23日に左手首の骨折により故障者リスト入り[8]。8月11日にルーキー級アリゾナリーグで実戦復帰し、8月17日にA級ウィスコンシンに再昇格。このシーズンはA級ウィスコンシンで75試合に出場して打率.221、6本塁打、OPS.631を記録した。
2017年もA級ウィスコンシンで開幕を迎えた。6月にA+級カロライナ・マドキャッツに昇格した。このシーズンは2チーム合計で122試合に出場して打率.272、21本塁打、OPS.832を記録した。オフにアリゾナ・フォールリーグのソルトリバー・ラフターズに所属し、13試合に出場した。
マーリンズ時代 編集
2018年1月25日にクリスチャン・イエリッチとのトレードで、イーサン・ディアス、ルイス・ブリンソン、ジョーダン・ヤマモトと共にマイアミ・マーリンズへ移籍し、ハリソンはマーリンズ傘下に配属された[9]。2018年開幕前に発表されたMLB.comのプロスペクトランキングで、ハリソンはチーム3位の評価を受けた[10]。このシーズンは開幕から終了までAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプに所属し、136試合に出場して打率.240、19本塁打、OPS.715を記録した。前年同様オフはアリゾナ・フォールリーグのソルトリバー・ラフターズに所属し、19試合に出場した。マーリンズは11月にハリソンを40人枠に追加した。
2019年開幕前に発表されたMLB.comのプロスペクトランキングで、ハリソンはチーム5位かつ全体83位の評価を受けた[11]。開幕はAAA級ニューオーリンズ・ベイビーケークスで迎えた。6月26日の試合で守備中に右手首を負傷し、7月16日に手術を行った。7月に行われるオールスター・フューチャーズゲームに選出されていたが、このケガにより辞退した[12]。8月25日にA+級ジュピター・ハンマーヘッズで実戦復帰、8月28日AAA級ニューオーリンズに再昇格した。このシーズンはAAA級ニューオーリンズで56試合に出場して打率.274、9本塁打、OPS.808を記録した。
2020年8月4日にメジャー初昇格し[13]、同日のボルチモア・オリオールズ戦に「9番・中堅手」で先発出場してメジャーデビュー(この試合は3打数無安打)。この年はメジャーで32試合に出場して打率.170、1本塁打、3打点、6盗塁を記録した。
2021年は9試合の出場にとどまり、2022年3月25日に自由契約となった。
エンゼルス時代 編集
2022年4月4日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ。シーズンでは開幕を傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズで迎え、6月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[14]。その後攻守に渡って精彩を欠き、7月14日にDFAとなり、18日にマイナー契約でAAA級ソルトレイクへ配属された[15]。シーズン終了後の10月12日にFAとなった[15]。
ブルワーズ傘下復帰 編集
2023年1月30日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった(同日中にAAA級ナッシュビル・サウンズに配属)[15]。
詳細情報 編集
年度別打撃成績 編集
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2020 | MIA | 32 | 51 | 47 | 8 | 8 | 1 | 0 | 1 | 12 | 3 | 6 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 26 | 0 | .170 | .235 | .255 | .491 |
2021 | 9 | 11 | 10 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .200 | .200 | .300 | .500 | |
2022 | LAA | 9 | 14 | 11 | 5 | 2 | 0 | 0 | 1 | 5 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 8 | 1 | .182 | .357 | .455 | .812 |
MLB:3年 | 50 | 76 | 68 | 13 | 12 | 2 | 0 | 2 | 20 | 6 | 7 | 1 | 1 | 0 | 6 | 0 | 1 | 37 | 1 | .176 | .253 | .294 | .547 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績 編集
年 度 |
球 団 |
中堅(CF) | 右翼(RF) | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2020 | MIA | 16 | 33 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 13 | 9 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
2021 | 4 | 5 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
MLB | 20 | 38 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 16 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2021年度シーズン終了時
背番号 編集
- 4(2020年)
- 3(2021年)
- 13(2022年)
脚注 編集
注釈 編集
- ^ 話者によって/ˈmɑnti/とも発音される。
出典 編集
- ^ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. Tophonetics.com. 2019年12月31日閲覧。
- ^ “Option play: Monte' Harrison has potential in baseball, football”. 2014年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月8日閲覧。
- ^ “Love and money: Two-sport Husker recruit may find both with baseball”. Omaha.com (1970年1月1日). 2018年1月26日閲覧。
- ^ “Monte Harrison’s big decision”. Sports.omaha.com (1970年1月1日). 2018年1月26日閲覧。
- ^ “NU once again may face a 'Starling situation”. Journalstar.com (2013年7月21日). 2018年1月26日閲覧。
- ^ SAM McDOWELLThe Kansas City Star (2014年6月5日). “Milwaukee Brewers select Lee’s Summit West’s Monte Harrison with 50th pick in MLB Draft”. Kansascity.com. 2018年1月26日閲覧。
- ^ Brewers come to terms with top three Draft picks[リンク切れ]
- ^ a b Phillip Heilman (2018年4月4日). “Monte Harrison brings big talent, big personality to Jumbo Shrimp”. Jacksonville.com. 2020年1月11日閲覧。
- ^ “Brewers acquire OF Christian Yelich from rebuilding Marlins”. ESPN (2018年1月25日). 2018年1月25日閲覧。
- ^ “2018 Prospect Watch”. MLB.com. 2020年1月11日閲覧。
- ^ “2019 Prospect Watch” (英語). MLB.com. 2020年1月11日閲覧。
- ^ Joe Bloss (2019年7月20日). “Marlins' Harrison undergoes wrist surgery” (英語). MiLB.com. 2020年1月11日閲覧。
- ^ Joe Frisaro (2020年8月4日). “Marlins resume play with revamped roster” (英語). MLB.com. 2020年8月5日閲覧。
- ^ Steve Adams (2022年6月24日). “Angels Designate Juan Lagares For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月25日閲覧。
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2023年2月13日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Monte Harrison stats MiLB.com (英語)
- Monte' Harrison3️⃣ (@Team_Harrison3) - X(旧Twitter)