マーク・ギラン(Mark Gillan)は、イギリスのF1エンジニア。

マーク・ギラン
Mark Gillan
国籍 イギリスの旗 イギリス
教育 クイーンズ大学[1]
業績
専門分野 エンジニア
雇用者 マクラーレン(1998 - 2002)
ジャガー(2002.5 - 2004.11)
レッドブル(2004.11 - 2005)
トヨタ(2007 - 2009)
ウィリアムズ(2011.9 - 2012)

航空工学で培った空気力学知識をベースにした、数値制御に特化した、車輛に関するデータと機械制御を扱うスペシャリストである。

経歴 編集

1986年から1993年、航空工学を専攻し[2]ボブ・ベルと同じく北アイルランドベルファストにあるクイーンズ大学を卒業し、学士号と博士号を取得。

1998年まで学外・学内で研究職を続けるも、同年春、マクラーレンの雇用を受け、当初から上級エンジニア待遇で、責任のある役職に据えられ、4年間在職した。

後を追うようにして着任するマーク・プレストンマクラーレン・MP4-18=MP4-19車体技術移植プロジェクトでの肩書がプリンシパルデザイナーであった。

2002年5月から2005年まで、ジャガー・レーシングレッドブル・レーシングで、車両性能責任者とチーフレースエンジニア[3][4][5]

2005年、サリー大学からの招聘に応じ、教職に戻った[1]

2006年、トヨタ・モータースポーツから声がかかり、2007年1月から2009年12月まで、空気力学のヘッドを務めた[6]

2010年1月、ギラン・コンサルティング社(Gillan Consulting Ltd.)を立ち上げ、その受注業務として、2011年9月から2012年12月まで、ウィリアムズ・レーシングでチーフオペレーションエンジニアを務めた。

脚注 編集

  1. ^ a b Gillan to Toyota”. grandprix.com (2006年8月13日). 2022年11月23日閲覧。
  2. ^ Mark Gillan”. linkedin.com. 2022年11月16日閲覧。
  3. ^ Interview with Jaguar's Mark Gillan”. motorsport.com. 2022年11月23日閲覧。
  4. ^ Q&A: Dr Mark Gillan (Jaguar Racing).”. Crash.net (2004年1月22日). 2022年11月23日閲覧。
  5. ^ F1 returning to Indy, Personnel shuffle”. Autoweek.com (2006年8月27日). 2022年11月23日閲覧。
  6. ^ Panasonic Toyota Racing - Mark Gillan”. Dailymotion (2018年5月7日). 2022年11月23日閲覧。