マーストリヒト包囲戦 (1748年)
マーストリヒト包囲戦(マーストリヒトほういせん、英語: Siege of Maastricht)はオーストリア継承戦争中の1748年4月から5月にかけて行われた戦闘。モーリス・ド・サックス率いるフランス軍はネーデルラント戦役の最終段階において、防壁条約で保障されたオランダの要塞であるマーストリヒトを包囲した[1]。長い包囲戦ののち、マーストリヒトの駐留軍は降伏して退去した[2]。その後、アーヘンの和約によりフランスはマーストリヒトを含むオーストリア領ネーデルラント全体を返還した。
マーストリヒト包囲戦 | |
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マーストリヒト包囲戦、1750年頃の作品。 | |
戦争:オーストリア継承戦争 | |
年月日:1748年4月 - 5月 | |
場所:リエージュ司教領、マーストリヒト | |
結果:フランスの勝利 | |
交戦勢力 | |
フランス王国 | ハプスブルク君主国 ネーデルラント連邦共和国 |
指導者・指揮官 | |
モーリス・ド・サックス | デインツェ侯爵 アレンベルク公爵 |
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脚注
編集参考文献
編集- Browning, Reed (1994). The War of the Austrian Succession. Alan Sutton Publishing. ISBN 9780750905787