マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧

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マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧(マーベル・シネマティック・ユニバースのきゃすといちらん)は、映画シリーズ『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)のマーベル・スタジオ製作による映画本編及び、ビデオ短編映画シリーズDisney+独占配信作品に登場するキャラクターと出演者の一覧である。

ヒーロー編集

地球のヒーロー編集

アベンジャーズ編集

ニック・フューリーが外宇宙の脅威から地球の平和を守るために提唱した“アベンジャーズ計画”によってリクルートされた特殊能力及び優秀な技能を持つ超人ヒーローやスパイたちによる地球のスーパーヒーローチーム。2012年の“ニューヨーク決戦”で結成されて以降、各々の理由からの一時的な脱退や、新ヒーローの加入などにより、構成や人数は度々変遷している。

アンソニー・“トニー”・エドワード・スターク / アイアンマン(Anthony Edward "Tony" Stark / Iron Man)
演 - ロバート・ダウニー・Jr[注釈 1]ミック・ウィンガート[注釈 2]
日本語吹替 - 藤原啓治[注釈 3]森川智之[1][注釈 2]池田秀一[2][注釈 4]桐本琢也[3][注釈 5]
初登場 - 『アイアンマン
大富豪の天才発明家兼慈善家。自身が開発した最新鋭のパワードスーツアイアンマン・アーマー”を装着し、アイアンマンとして戦う。アベンジャーズ結成時からのメンバーにして共同リーダーであり、チームの活動資金の提供や、新装備の開発も一手に担当する。
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(初代)(Steve Rogers / Captain America[1st])
演 - クリス・エヴァンス[注釈 1]ジョシュ・キートン[注釈 2]
日本語吹替 - 中村悠一
初登場 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
第二次世界大戦中に超人血清によって肉体を強化され、秘密結社“ヒドラ”と戦い母国アメリカを救うも、消息不明となり、後の世にアメリカの英雄キャプテン・アメリカとして名を残す超人兵士。アベンジャーズ結成時からのメンバーにして共同リーダーであり、長い眠りから目覚めた70年後の現代においても、数多くの戦いで仲間たちの中心格として活動する。
ソー(Thor)
演 - クリス・ヘムズワース
日本語吹替 - 三宅健太
初登場 - 『マイティ・ソー
北欧神話雷神トール”のモデルであり、神々の国“アスガルド”の王オーディンの息子。アベンジャーズ結成時からのメンバーであるが、母国における使命からアスガルドや地球以外の“九つの世界”をはじめとする各惑星のためにも転戦する。
ブルース・バナー / ハルク(Bruce Banner / Hulk)
演 - エドワード・ノートン[注釈 6]マーク・ラファロ[注釈 7]ルー・フェリグノ[注釈 8](ハルクの声)
日本語吹替 - 水嶋ヒロ[注釈 6]宮内敦士[注釈 7]
初登場 - 『インクレディブル・ハルク
ガンマ線を大量に浴びたことで、感情の高ぶりに呼応して緑色の大男ハルクに変身する体質になった天才生物学者。アベンジャーズ結成時からのメンバーである。
ナターリア・アリアノーヴナ・“ナターシャ”・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(初代)(Natalia Alianovna "Natasha" Romanova / Black Widow[1st])[4]
演 - スカーレット・ヨハンソン[注釈 1]レイク・ベル[注釈 2]
日本語吹替 - 佐古真弓[注釈 9]米倉涼子[注釈 10]樋口あかり[1][注釈 2]冬馬由美[注釈 11]
初登場 - 『アイアンマン2
元“S.H.I.E.L.D.”のエージェントにして、ブラック・ ウィドウのコードネームを持つ“レッドルーム”出身の女スパイ。アベンジャーズ結成時からのメンバーであり、時には共同リーダーも務める。
クリント・フランシス・バートン / ホークアイ(初代) / ローニン (Clint Francis Barton / Hawkeye[1st]/ Ronin) [5]
演 - ジェレミー・レナー
日本語吹替 - 阪口周平[注釈 12]宮迫博之[注釈 13]東地宏樹[1][注釈 14]
初登場 - 『マイティ・ソー』
元S.H.I.E.L.D.のベテランエージェントにして、ホークアイのコードネームを持つ弓術の達人。アベンジャーズ結成時からのメンバーである。
ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン / アイアン・パトリオット(James "Rhodey" Rhodes / War machine / Iron Patriot)
演 - テレンス・ハワード[注釈 15]ドン・チードル[注釈 16]
日本語吹替 - 高木渉[注釈 17]目黒光祐[注釈 18]山寺宏一[注釈 4]
初登場 - 『アイアンマン』
アメリカ空軍の軍人にして、トニーの親友兼相棒。アイアンマン・アーマーと同等のパワードスーツである“ウォーマシン・アーマー”を身にまとって戦う。ウルトロンとの戦いの後にアベンジャーズに加入する。
サミュエル・“サム”・トーマス・ウィルソン / ファルコン / キャプテン・アメリカ(3代目)(Samuel "Sam" Thomas Wilson / Falcon / Captain America[3rd]) [6]
演 - アンソニー・マッキー
日本語吹替 - 溝端淳平[注釈 3]濱野大輝[注釈 19]
初登場 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
元アメリカ空軍の落下傘兵にして、スティーブの現代における親友兼相棒。ウィングパック“EXO-7ファルコン”を駆使して戦う。ウルトロンとの戦いの後にアベンジャーズに加入する。そしてサノスの群勢との最終決戦後に、年老いたスティーブから彼のトレードマークであるを受け継ぎ、紆余曲折の末にキャプテン・アメリカ(3代目)となる。
ヴィジョン(Vision)
演 - ポール・ベタニー
日本語吹替 - 加瀬康之
初登場 - 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
インフィニティ・ストーン”の一つである“マインド・ストーン”を埋め込まれたヴィブラニウム製の人工肉体に、トニーの“電脳執事”だった後述の人工知能“J.A.R.V.I.S.”が移植されて誕生した人造人間。ウルトロンとの戦いの後にアベンジャーズに加入する。MCUでは、オリジナルのヴィジョンと、『ワンダヴィジョン』に登場するカオス・マジックで創造されたヴィジョン、さらに後述のザ・ヴィジョンまで3種のヴィジョンが存在する。
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ(Wanda Maximoff / Scarlet Witch)
演 - エリザベス・オルセン、ミカエラ・ラッセル[注釈 20](幼少期)
日本語吹替 - 行成とあ
初登場 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
ヒドラが行っていたセプター(マインド・ストーン)を用いた人体実験でテレキネシスマインドコントロールなどの特殊能力を得た、ソコヴィア出身の強化人間。ウルトロンとの戦いの後にアベンジャーズに加入する。やがて、極度の絶望感から想像を遥かに超える魔力を有する魔女スカーレット・ウィッチに覚醒する。
ピーター・ベンジャミン・パーカー / スパイダーマン(Peter Benjamin Parker / Spider-Man)
演 - トム・ホランド[注釈 1]、ハドソン・テームズ[注釈 2]
日本語吹替 - 榎木淳弥
初登場 - 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
放射能を浴びたクモに噛まれた影響で、クモに由来する特殊能力を得たことから、“親愛なる隣人 スパイダーマン”と称して生活圏であるニューヨークのクイーンズを中心に活躍する高校生ヒーロー。“アベンジャーズの内乱”でトニーにスカウトされて以来、高校生活と自警活動に精を出し、サノスとの戦いの際に、トニーから正式にアベンジャーズの一員として認められる[注釈 21]

その他の地球のヒーロー編集

地球には、アベンジャーズ以外にも超人ヒーローが存在し、平時のアベンジャーズと同様各々の場所や生活圏などで活躍している。時には邂逅・スカウトなどの理由でアベンジャーズに属するヒーローと共闘することもある。

ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ / ウィンター・ソルジャー(James Buchanan "Bucky" Barnes / Winter Soldier)
演 - セバスチャン・スタン
日本語吹替 - 白石充
初登場 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
第二次世界大戦中に行方不明になり、ヒドラによって同組織の暗殺者ウィンター・ソルジャーに改造・洗脳された、スティーブの相棒にして、子ども時代からの親友。戦後から現代まで、ヒドラなどによって暗殺やテロ活動に利用される苦難の道を進むことになる。
ピエトロ・マキシモフ / クイックシルバー(Pietro Maximoff / Quicksilver)
演 - アーロン・テイラー=ジョンソン、ガブリエル・グレーヴィッチ[注釈 20](幼少期)
日本語吹替 - 小松史法
初登場 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
ヒドラが行っていたセプター(マインド・ストーン)を用いた人体実験で得た、驚異的な新陳代謝機能による超高速移動能力を持つソコヴィア出身の強化人間。ワンダとは双子の兄妹である。当初はワンダと共にアベンジャーズと敵対するも、ウルトロンの目的を知るとアベンジャーズと共闘する。
スコット・ラング / アントマン(Scott Lang / Ant-Man)
演 - ポール・ラッド
日本語吹替 - 木内秀信
初登場 - 『アントマン
優秀なシステムエンジニアの元泥棒。3年間の服役を終えた直後に、ハンク・ピムにスカウトされアントマン(2代目)となり、ピムの発明を悪用・奪取しようとする輩に戦いを挑む。
ホープ・ヴァン・ダイン / ワスプ(Hope van Dyne / The Wasp)
演 - エヴァンジェリン・リリー、マデリーン・マックグロウ(幼少期)
日本語吹替 - 内田有紀[注釈 1]新井美羽(幼少期)、渋谷はるか[注釈 2]
初登場 - 『アントマン』
ハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダインの一人娘。ダレン・クロス打倒後にワスプ(2代目)となり、スコットと力を合わせて父の発明を狙う輩に戦いを挑む。
ティ・チャラ / ブラックパンサー(T'challa / Black Panther)
演 - チャドウィック・ボーズマン、アシュトン・タイラー(幼少期)、マドックス・ロビンソン[注釈 2](少年)
日本語吹替 - 田村真藤原夏海[注釈 2](少年)
初登場 - 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
超文明国家ワカンダの主にして、戦士ブラックパンサーでもある若き国王。母国を統治しつつ、国の秘密と平和を守るために戦う。
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ(Stephen Strange / Doctor Strange)
演 - ベネディクト・カンバーバッチ
日本語吹替 - 三上哲
初登場 - 『ドクター・ストレンジ
交通事故により神の手と呼ばれた医療技術を失い、魔術の道に転身した元天才外科医の魔術師。転身後はニューヨークの“サンクタム・サンクトラム”の主に就任し、地球の脅威となるあらゆる存在について調べながら“サンクタム”と、インフィニティ・ストーンの一つである“タイム・ストーン”が収められた“アガモットの目”を守護する。
シュー・シャン・チー[ショーン](Xu Shang-Chi[Shaun])
演 - シム・リウ
日本語吹替 - 細谷佳正
初登場 - 『シャン・チー/テン・リングスの伝説
犯罪組織“テン・リングス”の長である実父のシュー・ウェンウーから後継ぎの暗殺者になるように訓練された武道家。母のイン・リーの死から数年後、ある理由から組織を去り、ショーンという偽名を名乗ってサンフランシスコで一般人としての生活を送り、ホテルマンとして働いているが、過去から逃避して得た現在に苦悩していた。しかし、ウェンウーと再会し、自身の過去と向き合うこととなり、“ター・ロー”をテン・リングスや闇の魔物から守る戦いで、父が愛用していた伝説のアイテム“テン・リングス(腕輪)”を受け継ぐ。
ケイト・ビショップ / ホークアイ[2代目](Kate Bishop / Hawkeye[2nd])
演 - ヘイリー・スタインフェルド
日本語吹替 - 種﨑敦美
初登場 - 『ホークアイ
ニューヨークで暮らしている、弓矢が得意な22歳の女性。大学に通いながら、母エレノアが経営している“ビショップ警備”で働いている。幼い頃に自宅の付近で発生したニューヨーク決戦によって父デレクを失うも、崩壊した自宅からクリント/ホークアイが戦う様を目撃し、彼に憧れて弓矢の特訓を開始する。以降、空手フェンシングなども並行して習得し、それぞれで優秀な成績を収める。母エレノアの再婚相手であるジャックの秘密を探る中で偶然にも闇オークションの現場に遭遇。そこへ襲撃してきたマフィアから逃れるためにローニンのスーツを着用したことをきっかけに、スーツの元の持ち主であるクリントと対面。以降、行動を共にすることになる。

銀河宇宙のヒーロー編集

MCUでは地球のみならず、広大な銀河宇宙を旅しながら活躍するヒーローたちも複数存在する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
銀河のはみ出し者たちによるヒーローチーム。
ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード(Peter Jason Quill / Star-Lord)
演 - クリス・プラット[注釈 1]ワイアット・オレフ(幼少期)、ブライアン・T・デラニー[注釈 2]
日本語吹替 - 山寺宏一、西田光貴(幼少期)
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダーである天界人と地球人のハーフ。幼い頃に宇宙海賊“ラヴェジャーズ”に地球から拉致されてスター・ロード(冒険野郎)を自称する宇宙海賊となった。惑星“ザンダー”や“キルン刑務所”で出会ったならず者たちと手を組み、ガーディアンズを結成する。
ガモーラ(Gamora)
演 - ゾーイ・サルダナ[注釈 1]、アリアナ・グリーンブラット(幼少期)、シンシア・マクウィリアムズ[注釈 2]
日本語吹替 - 朴璐美、蒼井由奈(幼少期)
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ガーディアンズの一員にして、サノスにより殺し屋として育成された“ゼホベレイ”。憎悪する養父サノスの元を離反し、クイルたちとガーディアンズを結成する。
ドラックス(Drax)
演 - デイヴ・バウティスタ[注釈 1]フレッド・タタショア[注釈 2]
日本語吹替 - 楠見尚己
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ガーディアンズの一員であるパワー・ファイターの宇宙人。過去にサノスと同盟を結んでいたロナン・ジ・アキューザーに愛する家族を殺されて以来復讐を決意し、ロナンとサノスを探し続け、キルン刑務所で出会ったクイルたちとガーディアンズを結成する。
グルート(Groot)
声 - ヴィン・ディーゼル
日本語吹替 - 遠藤憲一
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ガーディアンズの一員のフローラ・コロッサス(樹木型ヒューマノイド)。ロナンとの戦いからクイルたちとガーディアンズを結成する。MCUでは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場した先代グルートと、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』以降の作品に登場する現代のグルートの双方が存在する。
ロケット(Rocket)
演 - ブラッドリー・クーパー[注釈 22]ショーン・ガン[注釈 23]
日本語吹替 - 加藤浩次
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ガーディアンズの一員で、違法な遺伝子操作でアライグマの姿に改造された、元賞金稼ぎ兼傭兵。グルートとは無二の親友にして相棒であり、彼と同様にロナンとの戦いからクイルたちとガーディアンズを結成する。
マンティス(Mantis)
演 - ポム・クレメンティエフ
日本語吹替 - 秋元才加
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
ガーディアンズの一員で、他人の感情を読み取ったり感情を操ったりするエンパシー(共感能力)を持つ宇宙人の女性。かつてはエゴに仕えていたが、彼の野望を止めるための戦いに協力し、ガーディアンズに加入する。
ネビュラ(Nebula)
演 - カレン・ギラン
日本語吹替 - 森夏姫
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
サノスにより殺し屋として育成・サイボーグ化された“ルフォモイド人”。幼少期の恨みから義姉のガモーラや養父のサノスへの復讐を誓っている。
キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル(Carol Danvers / Captain Marvel)
演 - ブリー・ラーソン[注釈 1]マッケナ・グレイス(13歳時)、ロンドン・フラー(6歳時) アレクサンドラ・ダニエルズ[注釈 2]
日本語吹替 - 水樹奈々佐々木りお(13歳時)
初登場 - 『キャプテン・マーベル
元アメリカ空軍パイロット。その身に“テッセラクト/スペース・ストーン”由来のスーパーパワーを宿し、宇宙空間でも活動できる超人。スーパーパワーを得た直後に、“クリー”の記憶改竄を受けて彼らに利用されるも、記憶を取り戻して反旗を翻し、銀河の各地で戦うヒーローとなる。

ヒーローの関係者編集

ヒーローたちの支援者・協力者編集

ニコラス・ジョセフ・“ニック”・フューリー(Nicholas Joseph "Nick" Fury)
演 - サミュエル・L・ジャクソン
日本語吹替 - 手塚秀彰[注釈 24]竹中直人[注釈 25]立木文彦[1][注釈 2]玄田哲章[注釈 11]
初登場 - 『アイアンマン』
元S.H.I.E.L.D.長官にして、アベンジャーズ計画の発案者。S.H.I.E.L.D.崩壊後は表舞台から姿を消しつつ活動する。
フィリップ・“フィル”・J・コールソン(Phillip J. "Phil" Coulson)
演 - クラーク・グレッグ
日本語吹替 - 村治学[注釈 26]根本泰彦[注釈 4]
初登場 - 『アイアンマン』
フューリーの片腕的存在であるS.H.I.E.L.D.のエージェント。ロキの手にかかり、アベンジャーズ結成に一役買って命を落とす。
マーベル・テレビジョン製作のドラマ『エージェント・オブ・シールド』では“T.A.H.I.T.I.計画”により復活。その後はヒーローたちが知らない影でエージェントとして活動し、一度崩壊したS.H.I.E.L.D.の新長官となる。
マリア・ヒル(Maria Hill)
演 - コビー・スマルダーズ
日本語吹替 - 本田貴子
初登場 - 『アべンジャーズ』
フューリーの右腕である元S.H.I.E.L.D.副長官。S.H.I.E.L.D.崩壊後は、フューリーとアベンジャーズ双方を直接支援する。
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン (Harold "Happy" Hogan)
演 - ジョン・ファヴロー
日本語吹替 - 大西健晴[注釈 3]落合弘治[注釈 4]
初登場 - 『アイアンマン』
トニーやペッパー・ポッツの親友である、スターク社CEO専属の運転手兼ボディガード[注釈 27]。トニーの死後は、ピーター/スパイダーマンのサポート役を務めるようになる。
J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)
声 - ポール・ベタニー、
日本語吹替 - 加瀬康之[注釈 3]、東地宏樹[注釈 4]千々和竜策[注釈 5]
初登場 - 『アイアンマン』
トニーが開発した最新鋭人工知能。高度な会話プログラムにより単調な男声で会話する“電脳執事”と言うべき存在。スターク邸のセキュリティ管理から、アイアンマン・アーマーの製作補助まで幅広くトニーをサポートする。アベンジャーズ結成以降は、トニー以外のヒーローたちとも交流を持ち、後にヴィジョンへと転生する。
ダーシー・ルイス(Darcy Lewis)
演 - カット・デニングス
日本語吹替 - 田村睦心
ジェーン・フォスターの親友である女性。『マイティ・ソー』シリーズでは政治科学専攻の大学生として、『ワンダヴィジョン』では天文物理学の博士号とコンピューターへのハッキング能力を有する天文物理学者として登場する。
マイペースで能天気な態度と発言が多く、研究にのめり込むジェーンに文句を浴びせることもあるが、時には親しい人物のために自ら積極的に動くなど、良心的な一面も見せる。眼鏡をかけることもあり、ムジョルニアを「ムニョムニョ」と呼称してしまうとぼけたところもある。
描写
『マイティ・ソー』
エリック・セルヴィグと同様に、序盤から単位取得の為にジェーンの研究に助手として協力し手伝う。また、護身用にテイザー銃を携帯している。S.H.I.E.L.D.に研究機材と観測データを押収された際に、自身のiPodも盗られたと呟いたり、ジェーンの意見を尊重する顔や、デストロイヤーが町に現れるとセルヴィグたちと協力して真っ先に皆へ避難を呼びかける場面も見せた。ソーの復活とアスガルドへの帰還を見届け、その事後も、ジェーンたちと天文観測を続ける。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
本作でもジェーンの研究をサポートし、自身もインターンのイアン・ブースビーを連れるようになった。位相計が故障したからと言ってジェーンとリチャードのランチの場に割り込んだり、ロンドンで危なげに自動車を運転して対向車と衝突しそうになったり、廃墟の調査で見つけた世界の境目に色々な物を投げ込んで楽しんだりと、相変わらずな性格[注釈 28]だったが、調査中に5時間も姿を消したジェーンを心配し地元警察へ捜索を頼んだり、イアンと2人で精神病院に出掛けて収容されたセルヴィグを退院させた。
クライマックスの戦闘では、ダーク・エルフらに襲われかけるが、思いがけない行動で自分を救ったイアンを見直し、厚いキスを交わして恋人同士となる。
『ワンダヴィジョン』
本作では天文物理学者としてS.W.O.R.D.によるウエストビューの調査に駆り出される形で登場。「私は理数系だから事実しか見ない」・「終わったことは振り返らない主義。報告は弱虫のすること」などの主張をするくらいにこれまで通りの一面を見せるも、「ミス・ルイス」と呼ばれると「ドクター・ルイス」と訂正するように求めたり、血液細胞が変化しているにもかかわらずウエストビューに向かおうとするモニカ・ランボーを気遣って引き止めようとしたり、消滅しかけるヴィジョン(カオス・マジック)に駆け寄ろうとするなど、現在の肩書に誇りを持ち、良識ある行動もとれる女性学者として描写され、調査で出会ったモニカやジミー・ウーと協力して騒動の解決に乗り出し、ヴィジョン(カオス・マジック)との交流も見せる。
ウエストビュー外周に構えられたS.W.O.R.D.の臨時基地に赴くと現地に発せられる電磁波を解析し、古いテレビを多数用意させることで、ワンダとヴィジョンたちが繰り広げている“シットコム”を外部から視聴できる状態を確立。また、ウエストビューを取り巻く領域を“ヘックス”と名付けた。だがタイラー・ヘイワードの横暴さに辟易してその場から追い出されたことから、同じ立場となったモニカやウーと組み、3人で独自に動くことにすると、基地のコンピューターをハッキングし、ヘイワードが陰で進めている“白目作戦”を突き止めた。
その後ヴィジョン(カオス・マジック)がヘックスから脱出して苦しむと、見つかって拘束されることも顧みず彼を救うようヘイワードらに呼びかけるも、ワンダが拡大したヘックスに取り込まれて他のS.W.O.R.D.職員同様にサーカス団の一員に変わってしまった[注釈 29]。最初は自身の役割通りに振る舞っていたが、窮地を脱したヴィジョン(カオス・マジック)に「気持ちが通じ合った」と認められて洗脳を解かれ、車両を運転し共にワンダの下へ向かった。そのままワンダの下には辿り着けなかったものの、自身の存在の真相に悩むヴィジョン(カオス・マジック)に「あなたとワンダの愛は本物に見えた」と励ましの言葉をかけて、彼を奮い立たせた。そして部隊を率いてワンダたちを始末しようとしていたヘイワードの車両に突撃し、彼を抑えるも、ワンダがウエストビューを去った後の事後処理には姿を見せずに終わる。
シャロン・カーター / エージェント13 / パワー・ブローカー(Sharon Carter / Agent 13 / Power Broker)
演 - エミリー・ヴァンキャンプ
日本語吹替 - 御沓優子
初登場 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
元S.H.I.E.L.D.のエージェントで、ペギー・カーターの姪孫。S.H.I.E.L.D.崩壊後は、CIAエージェントに転身して対テロ共同対策本部に所属し、伯母のペギーと同様にスティーブをサポートした。だが現在においては、アメリカ政府から国賊として追われたことから、マドリプールを拠点に置き、裏社会に君臨する“パワー・ブローカー”として暗躍する。
ヘレン・チョ(Helen Cho)
演 - キム・スヒョン
日本語吹替 - 桜木可奈子
登場作品 - 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
韓国の“ユージン遺伝研究所”に務める、人工皮膚細胞専門の科学者にして、ブルースの友人。若くも自身の研究を「アイアンマン・アーマーも不要になる画期的な研究」と自負する聡明な女性で、マリア・ヒルと同様にアベンジャーズのサポーターである。ソーのファンでもある様子。
アベンジャーズがヒドラに勝利して“アベンジャーズ・タワー”に帰投すると、負傷したクリントを“再生クレードル”で治療し、パーティーにも参加したが、後にクレードルを狙って現れたウルトロンにセプターで洗脳され、ウルトロンの新たなボディを造らされて彼の意識を移そうとした。しかしワンダによって正気に戻り、作業を中断。怒ったウルトロンに撃たれて負傷するが一命を取り留め、駆けつけたスティーブにウルトロンがクレードルを持ち去ったと伝えた。
ウルトロン打倒後は、“アベンジャーズ・コンパウンド”に勤務する。
ヘンリー・J・“ハンク”・ピム / アントマン(初代)(Henry J."Hank" Pym / Ant-Man[Orijin]) [7]
演 - マイケル・ダグラス
日本語吹替 - 御友公喜
初登場 - 『アントマン』
元S.H.I.E.L.D.エージェントであり、1963年に原子間距離を操作する亜原子粒子ピム粒子を発見し、初代アントマンとして活躍した昆虫学者物理学者で、ホープの実父。エージェント時代は、妻のジャネットと夫婦で様々な戦場を駆け回っていた。現代においては、スコットにアントマンを、ホープにワスプをそれぞれ継がせ、自身は彼らのサポート役を務める。
ジャネット・ヴァン・ダイン / ワスプ(初代)(Janet van Dyne / The Wasp[Orijin])
演 - ミシェル・ファイファー
日本語吹替 - 高島雅羅
初登場 - 『アントマン』
ホープの母親にしてピムの妻であり、元S.H.I.E.L.D.エージェントでもあった初代ワスプ。30年前、ピムと共にソ連の核ミサイルを食い止める任務に就き停止させたが、原子より小さくなり続けた結果量子世界へと入り、消息不明になっていた。しかしピムやホープ、スコットの尽力により元のサイズの世界への帰還に成功する。
ウォン(Wong)
演 - ベネディクト・ウォン
日本語吹替 - 田中美央
“カマー・タージ”の図書館を司書として管理・守護するアジア系の魔術師。常に仏頂面を崩さず、流行や著名人に関する事象にも疎いようで、何事にも真剣に取り組み、浮世離れしているように見える一方、ストレンジの音楽の話題に興味を持って[8]携帯音楽プレーヤーで西洋のポップスを聴きながら仕事をするなど、必ずしも堅物というわけでもない。ストレンジと出会って間もなかった頃は、彼のジョークにも動じなかったが、ゼロッツとドルマムゥの撃退後にはストレンジと打ち解け、冗談を言い合って笑うなど、かなりくだけたやりとりを交わせる盟友同士となった。魔術師として一人前の実力を持つと共に、インフィニティ・ストーンについても詳しく、その誕生の経緯やそれぞれのストーンが持つ概念とその能力も熟知している。
描写
ドクター・ストレンジ
カエシリウスによって図書館司書の前任者が惨殺されたため、後任の司書となり、同時に魔術の修行に励むストレンジの導き手となる。毎度魔術書を借り受けに来ては閲覧禁止の書物を読もうとするストレンジに頭を抱え、彼がアガモットの目を用いた魔術まで試していることに気付くと、モルドと共にストレンジへ厳しく忠告し、“多元宇宙”と“カリオストロの儀式”について解説した。
物語のクライマックスでは香港を守るため、他の魔術師たちを率いて果敢に戦場に立つが、ゼロッツに敗れて瓦礫の下敷きとなってしまった。しかしストレンジに救われ、彼によって香港が救われた一部始終と、去り行くモルドを見届けた。そしてストレンジには、「お前にインフィニティ・ストーンはまだ早い」と声をかけつつも、彼の魔術師としての成長を認める。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
本作では物語の前半にのみ登場・活躍する。
ストレンジと共にブルースからサノスの脅威を聞き、トニーたちにインフィニティ・ストーンについて解説する。ブラック・オーダーとの戦いではトニーたちと連携し、魔術でカル・オブシディアンの左腕を奪い、彼を北極へと追いやる。エボニー・マウに拉致されたストレンジの救出と、彼が持つタイム・ストーン奪還はトニーたちに任せ、自身はストレンジの代理としてニューヨークのサンクタムを守るべく撤退する。
アベンジャーズ/エンドゲーム
本作では物語の後半にのみ登場・活躍する。本作の脚本ではサノスの“デシメーション”によって消滅していたが[9]、キャラクターポスターでは生存組に割り当てられており、消滅を免れていた設定が判明している。
クライマックスのサノスの群勢との決戦において、復活したヒーローたちや彼らと所縁ある大勢の戦士たちと共にゲートウェイから現れて参戦。決戦後は、ストレンジと共にトニーの葬儀に参列する。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
本作では何故か“ゴールデン・ダガーズ・クラブ”の裏闘技場の常連出場者として、アジア系の観客たちから注目を集めていた。
シャン・チーとケイティ・チェンがクラブに来店した際には、八百長試合と思しき対戦をアボミネーションと繰り広げており、相手の強力な打撃に押され気味となりつつも、ゲートウェイを開いてアボミネーションに自身を殴らせて勝利し、喝采を浴びて万歳したり、試合後の彼にアドバイスしつつ、帰りに送っていくなどの様子を見せた。
ラストシーンからミッドクレジット・シーンでは、バーにいたシャン・チーとケイティをカマー・タージの書庫に案内し、シャン・チーが父から受け継いだリングをブルース、キャロルと共に分析。リングの詳細は掴めず、キャロルとブルースの退席後、シャン・チーとケイティにはこれからの人生が一変することを伝えて休養を勧めるも、2人にカラオケへ連れられて仲良く熱唱する。
ヴァルキリー[ブリュンヒルデ](Valkyrie[Brunnhilde])
演 - テッサ・トンプソン
日本語吹替 - 沢城みゆき
北欧神話の楯の乙女ブリュンヒルド”のモデルである女戦士。ワイルドでタフでありながら、ハルクとは“大男さん”・“怒る女”と呼び合って戯れるなど朗らかな一面も持ち、歯向かってきたロキを軽く取り押さえ、“死の兵士”群を蹴散らすほど単身での戦闘力も高い。
かつては、アスガルドの女戦士“ヴァルキリー”の1人だったが、太古の時代に幽閉先から脱出を図ったヘラとの戦いで同胞たちを全滅させられ、ただ1人生き延びる。その後は惑星“サカール”に逃げ延び、アルコール依存症の賞金稼ぎ“スクラッパー142”として生計を立てるようになった。ソーやブルースたちと出会い、かつての自分を取り戻していく。
描写
マイティ・ソー バトルロイヤル
サカールに漂着したソーに服従ディスクを打ち込んで捕縛し、グランドマスターへ彼を1000万ユニットで売り渡す。その後ソーからオーディンの死とヘラの復活を知らされるも、前述の過去から戦う意味を見失っていたため、彼からの協力の頼みを2度も断った。しかし、グランドマスターからソーの再捕縛を依頼されるも、ソーの熱意に心を動かされ、再びヘラと戦う決意を固めると、取り抑えたロキをソーとブルースに差し出し、アスガルドへの道中に同行。“サカーディアン・ガード”との追撃戦を制して故郷に到着し、かつての戦闘服に身を包み、ソーたちと共にヘラの群勢に挑んだ。
やがて巨大化復活したスルトが、ヘラと刺し違えて発生させた“ラグナロク”の際には、ソーたちと“ステイツマン”に乗船して難を逃れるも、同時にアスガルドの最期を見届けることとなり、地球へ赴くことを決意したソーを皆と共にアスガルド人の主として迎える。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では未登場だったが、物語冒頭のサノスの襲撃時にはソーによって、ステイツマンに乗船していたアスガルド人の半数と共に逃がされていた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作ではデシメーションも免れており、2023年時にはノルウェーに構えられた“ニュー・アスガルド”の住民となっていた。進化した姿となってニューアスガルドを訪ねて来たブルースと再会した時には、彼に「以前の方が良かった」と評している。
クライマックスにおける2014年からタイムトラベルしてきたサノスの群勢との決戦の際に、ニュー・アスガルドと繋がったゲートウェイから、アラゴーンに乗馬してコーグやミーク、アスガルド人の戦士たちと共に戦地と化したアベンジャーズ・コンパウンド跡地に登場し、アベンジャーズに参戦。
大乱闘とサンクチュアリIIによる爆撃の中、ペッパーから投げ込まれたピーターをアラゴーンに同乗させたり、リヴァイアサンを撃破する活躍まで披露した。
戦後は、ガーディアンズに同行して銀河の旅に出ることを決めたソーからニューアスガルドの長の座を託されて承諾し、ベネター号に搭乗する直前の彼と挨拶を交わす。
コーグ(Korg)
演 - タイカ・ワイティティ
日本語吹替 - 金谷ヒデユキ
かつてサカールで奴隷とされている者たちの中心格的存在だったクロナン人。同族の中では小さめで崩れやすいほど耐久性が高くない身体だが[10]、その外見とは裏腹に気さくで人懐っこく、革命を計画しながらも、同じ目的を持ちリーダーシップを発揮できる者がいれば、その人物に抵抗なくついていく柔軟性もある。ヴァルキリーと同様に、サカールに漂着したソーと深い交友関係となり、彼らの戦いにも加勢するようになる。
描写
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
グランドマスターの独裁に反対し、一度革命を企てるも失敗。反逆罪で投獄されて、バトルロイヤルの前座役を務めていた。新たに奴隷となったソーにも親切に接して、互いの理解を深めると、バトルロイヤル時に彼を応援し、ソーのリモコン操作で“服従ディスク”を外されると、同じくディスクが外れた奴隷仲間たちと共に革命を起こす。
ソーたちに置き去りにされたロキを見つけると、彼を介抱して自分たちのリーダーと認め、アスガルドを巡る戦いにも参加。結果的にアスガルドの民の避難に貢献し、物語のラストではアスガルドの最期をソー達と見届け、地球への旅路を共にする。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では未登場だったが、物語冒頭のサノスの襲撃時にはソーによって、ステイツマンに乗船していたヴァルキリーたちと共に逃がされていた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作ではデシメーションも免れており、2023年時にはニュー・アスガルドの住民となり、ソーと共に暮らしていた。ブルースとロケットがソーを訪ねてやって来た時も快く歓迎している。
クライマックスにおけるサノスの群勢との決戦の際に、ニュー・アスガルドと繋がったゲートウェイから、ヴァルキリーたちと共に登場し、アベンジャーズに参戦。スティーブの号令で大乱闘が開始されると、ドラックスと共にカル・オブシディアンに挑んだ。
ミーク(Miek)
イモムシのような外観の昆虫型エイリアンで、コーグたちと同様にサカールで奴隷とされていた。小さな体躯であるため、両腕がナイフである人間大でメタリックなヒューマノイド型ボディーに乗り込んでいることが多い。また臀部から粒状の卵のようなものを出す。コーグのパートナー的存在として彼と共に行動することが多く、ソーとも交友関係となる。
描写
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
バトルロイヤルでの応援から奴隷仲間たちとの革命、アスガルドまで転戦したが、ラストシーンではアスガルド戦でコーグに踏まれてしまったらしく、彼に死んだかと思われて抱き抱えられていた。しかしなんとか生きていた。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では未登場だったが、物語冒頭のサノスの襲撃時にはソーによって、ステイツマンに乗船していたヴァルキリーやコーグたちと共に逃がされていた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作ではデシメーションも免れており、2023年時にはニュー・アスガルドでソーやコーグと共に暮らしていた。
クライマックスにおけるサノスの群勢との決戦の際に、ニュー・アスガルドと繋がったゲートウェイから、ヴァルキリーたちと共に登場し、アベンジャーズに参戦する。
オコエ(Okoye)
演 - ダナイ・グリラ
日本語吹替 - 斎賀みつき
初登場 - 『ブラックパンサー』
ワカンダの国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長を務める、ティ・チャラのボディガード。
シュリ(Shuri)
演 - レティーシャ・ライト[注釈 1]、オジョマ・アカガ[注釈 2]
日本語吹替 - 百田夏菜子[注釈 1]神戸光歩[注釈 2]
初登場 - 『ブラックパンサー』
ティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。16歳にしてヴィブラニウム工学の天才科学者・発明家でもある。
ワカンダの国王である兄を、オコエたちと同様にその前向きな心で支えていく。
アヨ(Ayo)
演 - フローレンス・カサンバ
日本語吹替 - 織部ゆかり
初登場 - 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ドーラ・ミラージュの隊員の一人で、部隊のNo.2的存在。
タロス(Talos)
演 - ベン・メンデルソーン
日本語吹替 - 関俊彦
スクラル人の将軍。やや慇懃無礼で、捉えたキャロルの記憶を強引に読み取ろうとするなど残忍に見えるが、自身の妻子を深く愛し、絶命した同胞の亡骸に偲ぶ声をかけ、全スクラル人のための安住の地を得ることを心から願うなど、実際は良識と温かみを兼ね備える人物であり、自身を警戒するキャロルたちに対して敵意なくジュースを飲みながら向き合ったり、同胞や愛妻とのやりとりの中で突っ込みを入れたり、グースに怯えるなど滑稽な様子も見せる。地球人に擬態中であってもフューリーを圧倒するほどの格闘戦能力と、キャロルのフォトンブラストを受けても生存できる耐久力を持っている。
描写
キャプテン・マーベル
敵対するクリー人とは長年戦争状態にあり、戦争を終わらせる可能性を持つキャロルの失われた記憶を求めて彼女を追い、地球に潜入・活動する。
トルファに誘き寄せて捉えたキャロルの記憶から、ウェンディ・ローソン/マー・ベルが開発したライトスピード・エンジンの情報を得るも、キャロルに脱走され、彼女の追跡とエンジンの捜索のために地球を来訪し、ケラーに擬態してS.H.I.E.L.D.に潜伏。ペガサス計画の施設でキャロルたちを取り逃がすも、そこで入手したブラックボックスを持参してキャロルたちに再コンタクトを取ると同時に、スクラルとクリーの実情を明かした。これによって、記憶を取り戻したキャロルと和解し、手を組んでマー・ベルのラボに乗り込むと、避難していた妻子や同胞たちと再会。クリーの襲撃に負傷するも、皆と共に脱出に成功した。
物語のラストで、キャロルと共にスクラルの中心となって、妻子や同胞たちと共に宇宙の彼方へ新天地を求めて旅立つ。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
本作では終始フューリーに擬態して登場。本物のフューリーの依頼を受け、彼の代わりに今回の任務を遂行するためにフューリーとして振る舞うが、地球のヒーローたちに関する質問に困りかけたり、ピーターを必要以上に非難したり、時折茫然としかけたりするなど、フューリーになりきれているとは言えない様子も少なくなかった。
マリア・ヒル(擬態)と共に、イステンコを壊滅させたというサイクロンを調べるために向かった現地でベックと遭遇。地のエレメンタルを倒した彼の話を信じ、エレメンタルズ対処のためにベックをチームに加えた。同時にピーターの協力も得たいと考え、何度も彼に連絡したにもかかわらず、着信拒否を続けられたことからピーターがエレメンタルズの出現予想地点であるヨーロッパに来るように仕向けてヴェネツィアで直接の接触に成功した[注釈 30]
ピーターにE.D.I.T.H.搭載のサングラスを渡すと共にエレメンタルズとの戦いの協力を要求して拒否されると、彼の科学史ツアーのスケジュールを裏で操り加勢を余儀無くさせた。以降ベックにはエレメンタルズを倒したため称賛することもあった一方で、ピーターに対してはE.D.I.T.H.の誤操作によるアクシデントを叱責したり、「スタークにアベンジャーズ入りを認められたならヒーローとなるかどうか答えを出せ」と迫るなど厳しく糾弾し続けてしまう。
後にロンドンでは、合体エレメンタルとミステリオの戦いを見守る中、ハッピーからの暗号とベックの話しぶりから漸くミステリオがペテンであると見抜き、駆け付けたピーターとベックの決戦を見届けた。
ポスト・クレジット・シーンにおいて市街地を移動中に擬態を解き、ベックのペテンぶり全般に職人技と述べ、フューリー本人に連絡を取り、ピーターへの評価と彼がスパイダーマンの正体であると最悪な形で世間に明かされてしまったことを報告し、地球に戻るよう依頼する。
ソレン(Soren)
演 - シャロン・ブリン
日本語吹替 - 加藤有生子
タロスの妻であり、彼との実子である2人の娘を持つ穏やかなスクラル人女性。
描写
『キャプテン・マーベル』
子どもたちや他のスクラル人の生き残りとともに、マー・ベルの厚意によって軌道上のラボに匿われていた。
キャロルたちとやってきたタロスと再会すると、クリーの襲撃を受けながらも皆と共に難を逃れることに成功。事後は、ランボー家の食事会に参加してキャロルの提案を受け、夫や子どもたちと新天地探しの旅に出る。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作では終始マリア・ヒルに擬態して登場。タロスとの夫婦仲は健在であり、自分たちのペースで話し出すベックとピーターや彼を叱責するフューリー(タロス)を見て呆気にとられるなど、愛嬌ある表情も見せる。
物語冒頭のイステンコからフューリー(擬態)と行動を共にし、エレメンタルズ対処のためにヴェネツィアからプラハ、そしてロンドンまで奔走。ロンドンでは、フューリー(擬態)の下に忍び寄るドローンを自ら発砲したロケット弾で破壊する活躍や、事後にハッピーとの対話で「(ベックを)最初から疑っていた」と嘯くフューリー(擬態)に対し「疑っていなかった」と釘を指す場面も見せた。
ポスト・クレジット・シーンにおいて、タロスと共に市街地を移動中に擬態を解く。
モニカ・ランボー(Monica Rambeau)
演 - アキラ・アクバル(11歳時)、テヨナ・パリス(現代)
日本語吹替 - 須藤風花(11歳時)、村中知(現代)
マリア・ランボーの一人娘。少女期はお転婆真っ盛りで、母と共に同居していたキャロルとは互いに「キャロルおばさん」・「おチビ中尉」と呼びあって懐くほど仲が良かった。そのため、キャロルの持ち物だったシミで汚れたジャケットや写真、ドッグタグの片割れ[注釈 31]などを大切に保管していた。
現代ではマリアとキャロルへの憧れから宇宙飛行士を目指し、大尉の階級を持つS.W.O.R.D.のエージェントに就職[注釈 32]。同時に本物の共感力と思いやりを持つほど心が広く、正しいと信じることのために危険にも立ち向かう女性に成長しており、これまでに大切な母を失った悲しみと後悔を抱えたことや、スーパーパワーを得たキャロルと触れ合った経験もあって、ワンダのような悪意が無く不安定な超人に対しては同情する意を見せる。その一方で、キャプテン・マーベルの話題を耳にすると表情が曇ることから、キャロルに対しては複雑な想いを抱いている様子である。
また、自分たちを拘束した隊員らをウーとの共闘であしらえるほど格闘技にも長けており、ウエストビューにおける“マキシモフ事変”の際に、ヘックスを生身で3度も通過して血液が細胞レベルで変異したことから、青色のオーラを纏う能力を獲得してヘックスの現実改変に抵抗し、遭遇したワンダの力も退け、発砲された銃弾も透明化した身体で止めるなど、超常的な力を行使するようになる。
描写
『キャプテン・マーベル』
ヴァース/キャロルが6年ぶりに自宅に現れると、母よりも真っ先にキャロルに飛びついて喜び、彼女たちを助けることを躊躇う母を後押ししたり、記憶を取り戻したキャロルの頼みで、彼女のスーツのデザインまで手がけた。
物語のラストの食事会でも、本来の姿で地球に暮らすことを心から勧めるほどタロスの一家と友好的に触れ合い、キャロルの旅立ちを見送る。
『ワンダヴィジョン』
かつてマリアのの治療に付き添っていたものの、自身はサノスによるデシメーションで5年間も消滅していたことで母の最期に立ち会うことができず、復活後にマリアの訃報を受け取ったことが明らかになった。その悲しみに暮れる間もなく、ウエストビューの騒動の調査に当たることとなる。
消滅からの復活後、母が設定していたS.W.O.R.D.職員復帰プロトコルに従って職場に復帰することになり[注釈 33]、ヘイワードの命令でウエストビューの調査に赴く。現地の外周でウーと出会うと、持参して飛ばしたドローンを取り込んだヘックスに触れたことでウエストビューに入り込んでしまい、ワンダとヴィジョンのお喋り好きな隣人ジェラルディンとして、暫くの間シットコムの役柄を演じさせられることになった。ドッティの婦人会でワンダの服装を褒めて以降、彼女に友好的に接し、ワンダの出産の手伝いも行ったが、素性が不明瞭なことから他の住人たちにも怪しまれ、記憶を取り戻してウルトロンの話題を出したせいでワンダから部外者と拒絶され、ヘックスの外に追放された。
以降はS.W.O.R.D.の臨時基地に参加。入手した情報に基づき、ウエストビューを外から調査してワンダの説得にかかろうと提案するが、彼女の抹殺を強行しようとするヘイワードに不信感を抱き、彼に追い出されたことを機にウーやダーシーと3人で独自に行動を開始。騒動の解決とヘイワードの本当の狙いの究明を目標に、自身はワンダを説得するために臨時基地を離れ、グッドナーの協力を得てウエストビューへの再侵入を決意した。手配された宇宙探査車でのヘックスの通り抜けには失敗したものの、そのまま怯むことなく生身での再突入を敢行。無理矢理ヘックスを通り抜けて[注釈 34]ウエストビューへの再侵入に成功した。
そしてワンダと再会すると、またも拒絶・攻撃されるが、覚醒した青色のオーラの力で受け止めつつ、彼女を説得しようとした。だがそこに介入したアグネスにワンダを連れ去られてしまい、自身も訪ねたアグネス宅でピエトロ・マキシモフ(偽者)に捕縛されてしまった。しかしピエトロ(偽者)を正気に戻し、アガサ・ハークネス(アグネス)やS.W.O.R.D.の部隊と対峙するワンダたちの下に駆けつけると、ヘイワードの銃撃からトミー&ビリーを救い、ワンダとアガサの一騎討ちを見届けた。
ウエストビューが元に戻ると、飛び去ろうとする直前のワンダを責めることなく、「あなたの力が私にもあれば母を蘇らせる」と理解を示し、去りゆく彼女を見送った。そしてウーと2人でヘイワードの逮捕も確認し、映画館で事情聴取を受けることになるが、そこで待っていたスクラル人女性のエージェントから「彼が会いたがっている」と告げられる。

ヒーローたちのその他の関係者編集

ロキ(Loki)
演 - トム・ヒドルストン、テッド・オールプレス(少年期)
日本語吹替 - 平川大輔中村優斗(少年期)
初登場 - 『マイティ・ソー』
北欧神話の悪戯の神“ロキ”のモデルである、アスガルドの第2王子にして、ソーの義弟。氷の巨人族の長であるラウフェイの実の息子という出自を有し、ソーに対して嫉妬心や劣等感を抱き、アスガルドの王位などを巡って対立・共闘を繰り返す。
サディアス・E・“サンダーボルト”・ロス (Thaddeus E. "Thunderbolt" Ross)[11]
演 - ウィリアム・ハート[注釈 1]、マイク・マクギル[注釈 2]
日本語吹替 - 菅生隆之
初登場 - 『インクレディブル・ハルク』
アベンジャーズをはじめとする超人ヒーローたちを、ヴィラン以外で露骨に毛嫌いして批判的な姿勢を示す代表的人物。2010年時にはアメリカ陸軍将軍として、2016年以降にはアメリカ国務長官として活動する。
エヴェレット・K・ロス(Everett K. Ross)
演 - マーティン・フリーマン
日本語吹替 - 森川智之
初登場 - 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
対テロ共同対策本部の副司令官を兼務するCIAエージェント。ウィーンでの爆破テロ事件捜査や、釜山でのクロウ捕縛の指揮を執った。これらの一件で、ティ・チャラやワカンダの人々と繋がっていく。

アイアンマンの関係者編集

スターク・インダストリーズ編集

ハワード・スターク(Howard Stark)
演 - ジェラード・サンダース[注釈 15]ジョン・スラッテリー[注釈 16](壮年期以降)、ドミニク・クーパー(若年期)
日本語吹替 - 仲野裕(壮年期以降)、野島裕史(若年期)、野島昭生[注釈 11]
トニーの実父であり、スターク社の創始者にして、S.H.I.E.L.D.創設者兼幹部の一人でもあった天才発明家。半世紀近くに渡ってCEOの座に就いていたが、1991年12月16日の夜にヒドラに洗脳されたウィンター・ソルジャー(バッキー)に暗殺された。
ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ(Virginia "Pepper" Potts)
演 - グウィネス・パルトロー[注釈 1]、ベス・ホイト[注釈 2]
日本語吹替 - 岡寛恵[注釈 35]小林さやか[注釈 36]
トニーの公私双方のパートナー。当初はトニーの秘書だったが、後にトニーからスターク社のCEOの任を託される。トニーとは複数の困難を通して深い愛情を育み、遂に結婚した。
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン
オバディア・“オビー”・ステイン

アイアンマンのその他の関係者編集

F.R.I.D.A.Y. (フライデー)
声 - ケリー・コンドン
日本語吹替 - 安井絵里
J.A.R.V.I.S.に代わってトニーをサポートするAI。J.A.R.V.I.S.と異なり、女声で会話する。
マリア・スターク(Maria Stark)
演 - ホープ・デイヴィス
日本語吹替 - 泉裕子
登場作品 - 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ハワードの妻で、トニーの母。現代の時点では故人。ピアノの弾き語りを得意とし、トニーからも慕われ、不和だったトニーとハワードの親子仲を取り持つなど、穏やかな人柄だった。
1991年12月16日に夫の超人血清を輸送する任務に同行しており、ハワードが殺された直後に、彼女もウィンター・ソルジャー(バッキー)に絞殺されていた。
トニーは、1991年12月16日における前述のやりとりが両親との最後の交流となり、彼女とハワードの死は、世間には走行していた自動車による交通事故だと公表された。
エドウィン・ジャーヴィス(Edwin Jarvis)
演 - ジェームズ・ダーシー
日本語吹替 - 井上倫宏
登場作品 - 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
スターク家の執事。キャンプ・リーハイ敷地内でハワードを迎え、彼からの質問に「大勢お会いです」と返す。
マーベル・テレビジョン製作のドラマ『エージェント・カーター』には、レギュラーとして登場する。
ホー・インセン(Ho Yinsen)
演 - ショーン・トーブ
日本語吹替 - 井上倫宏[注釈 3]古川登志夫[注釈 37]
アフガニスタン人の著名な外科医兼物理学者。温厚で冷静沈着且つ良識ある好漢で、英語アラビア語ロシア語、片言のハンガリー語など複数の言語を話すことも可能[12]。1999年の年末にベルンの技術会議でトニーと顔を合わせている[注釈 38]。嘗て“グルミラ”で家族と共に暮らしていたが、“テン・リングス”の襲撃によって家族を失い、自身は生き延びたものの捕虜となってしまった。
描写
アイアンマン
重傷を負いながら同じ捕虜となったトニーに延命措置を施し、その命を救った。ゲリラに屈しかけたトニーを奮起させ、共にテン・リングスの下から脱走するため、ゲリラの監視下で“チェスト・ピース”と“アイアンマン・アーマー マーク1”をトニーと制作し友情を育んだ。だが、脱出時にマーク1を起動させるために身体を張って囮となり、無惨にも射殺されてしまう。その今際の際にトニーから、「君は恩人だ」と感謝の言葉をかけられ、彼の自己犠牲も厭わない姿と、「命を無駄にするな」というメッセージはトニーの今後の行動原理の一端となる。
アイアンマン3
本作で1999年大晦日のベルンの技術会議の模様が描かれる。そこで酒に酔っていたトニーに挨拶し、ドクター・ウーを紹介するが相手にされなかった。
ハーレー・キーナー(Harley Keener)
演 - タイ・シンプキンス
日本語吹替 - 関根航
ローズヒルに住む少年で、憧れのヒーローはアイアンマン。両親が蒸発したと自身の境遇をトニーに訴えており、未登場だが妹もいるという。あざとく、いじめられっ子であるようだが、機械いじりが趣味らしく、ガラスビンを粉砕できる威力の改造ポテトガンを組み立てるほどの腕前で、トニーがアイアンマン・アーマー マーク42の管理を頼んだ際にJ.A.R.V.I.S.の言語プログラムも少しいじっていた様子からプログラミングの素養も持っている。
描写
『アイアンマン3』
クリスマスシーズンのある日の夜に、偶然自宅の発明品倉庫にやって来たトニーと知り合い、その腕前を見込まれて物品の支給[注釈 40]と、チャド・デイヴィスの爆死現場への案内を引き受けるが、トニーのPTSDを知らずに、ニューヨーク決戦での出来事について質問責めにして彼のトラウマを抉ってしまった。だがトニーを銃撃しようとしたエリック・サヴィンに雪玉をぶつけたり、人質になってもいじめっ子撃退のためにと貰ったライトを使って脱するなど、トニーの危機を救ったり、一旦彼と離れてからも眠らずにマーク42とJ.A.R.V.I.S.の管理をしながら、A.I.M.の下り回線からマンダリンの拠点の場所を調べたり、再びパニックに陥ったトニーへ電話越しに何か創ってみたらとアドバイスするなど、多くの場面でトニーをサポートした。そのためぞんざいに扱われることもあったが、孤立無援状態となったトニーから頼りにされると同時に、彼を立ち直らせ、一歩前に進ませるきっかけも作ることになる。
今回の一件後、トニーによって大幅に改装された、技術者のラボのような自宅の発明品倉庫[注釈 41]を目にして感動する。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作ではティーンエイジャーに成長して物語のラストに登場。トニーの葬儀に参列する。
モーガン・H・スターク(Morgan H. Stark)
演 - レクシー・レイブ
日本語吹替 - 新津ちせ
登場作品 - 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
トニーとペッパーの一人娘。サノスによるデシメーションの後に生まれた。そのファーストネームは、ペッパーの伯父に由来するらしい。
明るくチーズバーガーと機械いじりが大好きで、ガレージに入り込んで見つけたレスキューのヘルメットを被って遊んだり、就寝前にトニーへ「3000回愛してる」と伝えてから眠るなど、その性格とユーモアは父親似である。
だが、2014年からタイムトラベルして来たサノスの群勢が倒されたことと引き換えに、トニーと死別することとなってしまい、彼の葬儀ではペッパーたちと共にトニーが遺したビデオレターを鑑賞し、父を偲ぶ。

キャプテン・アメリカの関係者編集

戦略科学予備軍SSR編集

エイブラハム・アースキン(Abraham Erskine)
演 - スタンリー・トゥッチ
日本語吹替 - 多田野曜平
ドイツアウクスブルク出身の科学者で、ドイツからアメリカに亡命してきたSSR代表[注釈 42]。温厚且つ慎重な人格者で、“スーパーソルジャー計画”の中核となる超人血清の製造法を知る唯一の人物であり、軍の身体検査担当医師たちの意見を覆す権限まで有している[13]
嘗て母国にいた頃、ヨハン・シュミットに未完成の超人血清を奪われレッドスカル誕生の切っ掛けを生み、自身は“ジョセフ・ラインシュタイン”と偽名を名乗ってアメリカへ亡命した経緯を持つ。この事から「力が生まれつき強い者は、力に敬意を払わないが、力の価値を知る弱者は力への敬意を持ち、他者への痛みと憐れみも知る」という考えに至り、SSRでスーパーソルジャー計画の被験者探しに慎重を期して打ち込んできた。
描写
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
万国博覧会の新兵採用センターで出会ったスティーブに希望を見出し、彼を被験者候補としてSSRに入隊させ、実験本番時には、自ら音頭取りとして来賓のブラントたちへスピーチし実験を行い、見事にスティーブを屈強な身体へと強化させた。しかしその直後、ハインツ・クルーガーに撃たれ、スティーブに恩師として前述のメッセージを忘れないようにと諭し、息を引き取る。
『スパイダーマン:ホームカミング』では、壁面に描かれた肖像画のみ登場する。
『ホワット・イフ...?』第1話
本作では、ペギーが超人兵士となった宇宙のアースキンが物語冒頭のみに登場。正史のアースキンと同様の経緯を辿り、スーパーソルジャー計画の実験本番に乗り出すが、スティーブに血清を投与する直前にクルーガーに射殺される。
チェスター・フィリップス(Chester Phillips)
演 - トミー・リー・ジョーンズ
日本語吹替 - 谷口節
アメリカ陸軍大佐にして、SSR指揮官。大戦中はスーパーソルジャー計画の責任者であり、当計画を実現させるために議員に何度も頭を下げたという。
表情が硬く常に合理的で、話が通じそうにないほど徹底した石頭の老兵だが、部下が命令違反となる行動をとっても真っ当な成果を出せば許容し、捕虜に食事を差し出して自ら尋問を行うなど、ただ厳しいだけの人物ではなく、一定の度量とユーモアも持ち合わせている。
描写
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
当初は被験者候補となったスティーブに期待しておらず、何度も候補者を変えるようアースキンに進言していたが、自身が偽の手榴弾を用いて行った抜き打ちテストで立派な成果を出したスティーブを渋々認め、彼が実験本番時に強化された際には軽く喜ぶような様子も見せた。
スティーブが独断専行でヒドラの兵器工場に突入した際には頭を痛めたものの、大勢の捕虜の救出成功やその後のヒドラとの戦いでの戦果から徐々に信頼を寄せるようになった。また、捕縛したアーニム・ゾラを尋問し、彼の証言から突き止めたヒドラの本部基地への総攻撃作戦では自身も多くの部下たちと共に武装して銃撃戦に参加。シュミットの愛車にペギーと搭乗し、離陸しようとする“ワルキューレ”を追うスティーブも乗せて、彼を飛び移らせることに成功した。
ヒドラの壊滅後は、SSRロンドン本部の片付けを行うペギーに、“機密扱い 退役”と記載されたスティーブの資料一式を差し出す。
戦後はS.H.I.E.L.D.の創設メンバーの一員となる。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では、壁面に掛けられた写真のみ登場する。
『ホワット・イフ...?』第1話
本作では、ペギーが超人兵士となった宇宙のフィリップスが物語冒頭のワンシーンのみに登場。スーパーソルジャー計画の実験本番の場に立ち会うが、開始直前にクルーガーに射殺される。
マーガレット・エリザベス・“ペギー”・カーター(Margaret Elizabeth "Peggy" Carter)
演 - ヘイリー・アトウェル
日本語吹替 - 園崎未恵
エージェント・カーターのコードネームを持つ女性士官であり、ロンドン出身。
大戦中は母国の各部隊やSSRで幅広い任務を遂行し、その中で出会ったスティーブと惹かれあっていくも、当時互いの恋は成就しなかった。戦後もSSRのエージェントとして複数の任務に就いた後、ハワードたちと共にSSRをS.H.I.E.L.D.へ発展させ、本組織の幹部となった。
ハワード・スターク
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ
ティモシー・“ダム・ダム”・デューガン(Timothy "Dum Dum" Dugan)
演 - ニール・マクドノー
日本語吹替 - 志村知幸
山高帽を被った元・107連隊の一員で、髭面かつ大酒飲みの巨漢。ニューヨーク出身[14]。ヒドラの兵士に捕虜として牢屋へ入れられた際に、「覚えてろ、必ず同じ目に遭わせる」と吐き捨てるなど、活力に満ちた兵士である。
描写
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
皆と共にヒドラの工場からの脱出に成功するとSSRに参加。スティーブからハウリング・コマンドーズへのスカウトを受けた際には、ビールのお代わりを奢ってもらい了承。戦闘ではスティーブやバッキーと共に何回も先陣を切った。
スティーブが消息不明となって以降はコマンドーズを率いるようになり[14]、戦後はSSRを介してS.H.I.E.L.D.の一員となる[15]
『エージェント・カーター』(マーベル・ワンショット)
本作では、ミッドクレジット・シーンに登場。顔を赤らめながら2人のフランス人女性を見つめ、彼女たちが着ているビキニを「君の発明か?」とハワードに問う。
マーベル・テレビジョン製作のドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン2第1話や、『エージェント・カーター』シーズン1第5話にも登場する。
『ホワット・イフ...?』第1話
本作では、ペギーが超人兵士となった宇宙のダム・ダムが登場。正史の彼と同様にヒドラの捕虜となっていたところをペギーに救われ、彼女の戦いぶりに驚嘆し、その後スティーブが運用して現れた大型パワードスーツを“ヒドラ・ストンパー”と最初に呼んだ。以降はハウリング・コマンドーズの一員としてヒドラと戦う。
ゲイブ・ジョーンズ(Gabe Jones)
演 - デレク・ルーク
日本語吹替 - 乃村健次
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『ホワット・イフ...?』第1話
元・107連隊の一員で、ジョージア州メイコン出身[15]。ハウリング・コマンドーズの重火器の専門家である黒人。気立ての良い好漢で、ドイツ語フランス語も話せる。
『エージェント・オブ・シールド』のシーズン1と2には、彼の孫という設定のS.H.I.E.L.D.のエージェント“アンソニー・トリプレット”が登場する。
ペギーが超人兵士となった宇宙にもジョーンズにあたる人物が登場。正史のジョーンズと同様にヒドラの捕虜となっていたところを救われ、ハウリング・コマンドーズの一員としてヒドラと戦う。
ジャック・デルニエ(Jacques Dernier)
演 - ブルーノ・リッチ
日本語吹替 - ふくまつ進紗
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『ホワット・イフ...?』第1話
元・フランスのレジスタンスの一員で[15]、ハウリング・コマンドーズの爆発物の専門家。若干テンションが高い技術者で、走行中の敵の装甲車の真下に生身で潜り込み、時限爆弾を取り付け爆破させるトリッキーな戦法も披露した。
ペギーが超人兵士となった宇宙にも、デルニエにあたる人物が登場。正史のデルニエと同様にヒドラの捕虜となっていたところを救われ、ハウリング・コマンドーズの一員としてヒドラと戦う。
ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース(James Montgomery Falsworth)
演 - JJ・フィールド
日本語吹替 - 宮内敦士
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『ホワット・イフ...?』第1話
元・英国第三独立パラシュート連隊の一員で[15]、ハウリング・コマンドーズの戦略の専門家である少佐。精悍な顔つきとベレー帽がトレードマークで、“アフリカン・スター”、“オーダー・オブ・ビルマ”、国防憲章、従軍記章などコマンドーズの中で最も多く勲章を授与されている[15]、軍人らしい雰囲気を醸し出す兵士。戦場ではスティーブに爆弾や盾を投げ渡す活躍も見せた。
ペギーが超人兵士となった宇宙にもファルスワースにあたる人物が登場。正史のファルスワースと同様にヒドラの捕虜となっていたところを救われ、ハウリング・コマンドーズの一員としてヒドラと戦う。
ジム・モリタ(Jim Morita)
演 - ケネス・チョイ
日本語吹替 - 遠藤大智
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『ホワット・イフ...?』第1話
元・107連隊の一員で、ハウリング・コマンドーズの通信兵・技術の専門家である日系アメリカ人。スティーブと初対面の際には日本兵と間違われた。故郷のカリフォルニア州フレズノでは特殊部隊に所属しており、スティーブにスカウトされた際にはファルスワースの次に乗ったと表明した。その役割から戦場では、後に続く一般兵たちを指示することもあった。
マーベル・テレビジョン製作のドラマ『エージェント・カーター』シーズン1第5話にも登場する。
瓜二つの風貌をした後述のミッドタウン高校の校長モリタは、実の孫である。
ペギーが超人兵士となった宇宙にも、ジム・モリタにあたる人物が登場。正史の彼と同様にヒドラの捕虜となっていたところを救われ、ハウリング・コマンドーズの一員としてヒドラと戦う。
ギルモア・ホッジ(Gilmore Hodge)
演 - レックス・シャープネル
日本語吹替 - 樋口智透
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
SSRの新兵の1人で、スティーブとは同期入隊。訓練も難なくこなし、体格が良い彼ならスーパーソルジャー計画の被験者に相応しいとフィリップスはアースキンに推薦したが、粗暴であるという理由から拒否された。キャンプ場の旗取りや、フィリップスからの抜き打ちテストでは失態を犯した。だが強化されたスティーブが、107連隊の生き残りの兵士たちと帰還した際には、皆と同様にスティーブを讃える。
プライベート・ロレイン(Private Lorraine)
演 - ナタリー・ドーマー
日本語吹替 - 行成とあ
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
SSRの女性2等兵。ロンドンの地下に構えられたSSRの秘密基地では、フィリップスの傍に立っていることが多かった。107連隊の生き残りの兵士たちを救って帰還したスティーブが目の前に現れると、言葉巧みに誘惑して唇を奪う大胆な行動に出る。

その他の関係者編集

ブラント(Brandt)
演 - マイケル・ブランドン
日本語吹替 - をはり万造
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
大戦中のアメリカ上院議員。アメリカ軍やSSRに大きな影響力を持つ。超人兵士となったスティーブのブルックリンでの活躍に感銘を受け、国債活動を依頼した。勲章授与式も自ら執り行う。

ソーの関係者編集

アスガルド人編集

その他の世界の関係者編集

ジェーン・フォスター(Jane Foster)
演 - ナタリー・ポートマン
日本語吹替 - 坂本真綾
“フォスター理論”を提唱する天文物理学者。ニューメキシコでオーロラを観測中にソーと出会い、やがて互いに大きな影響を与えるほど惹かれあっていく。
エリック・セルヴィグ(Erik Selvig)
演 - ステラン・スカルスガルド
日本語吹替 - 金子由之
カルバー大学に籍を置く初老の天文物理学者。ジェーンの亡くなった父[注釈 43]の同僚だったことから、彼女の父親替わりの良き理解者となり、「科学の可能性を追求しろ」と説くなど、ジェーンの研究活動をサポートする。後述の装置各種を制作できるほど、技術者としての腕前も相当なものであり、またブルースとも顔見知りの間柄だった。かつては現実主義的な人物だったが、出会ったソーにビールを奢って飲み交わし、彼の地球での親しい友人の一人となったことで「人生を変えられた」と公言するほどの出来事に関わっていく。
描写
『マイティ・ソー』
天文観測中に出会ったソーの荒唐無稽な話が北欧神話であると気付き、彼に惹かれていくジェーンに対して、深入りするなと忠告した。
しかしソーがS.H.I.E.L.D.に拘束された際には、ジェーンのためにベースキャンプに出かけ、コールソンに頼みかけて[注釈 44]、ソーを引き取った。この時は彼にこれ以上ジェーンに関わらないよう説得したものの、結局友情を育むことになる。
デストロイヤーが現れた際に、町の人々を避難させ、自身もデストロイヤーの猛威に晒されるが、復活したソーの戦いとアスガルドへの帰還を最後まで見届けた。その事後も、ソーとの再会を信じるジェーンたちと天文観測を続ける。
物語のラストでは、S.H.I.E.L.D.の施設でフューリーからテッセラクトの研究へ加入することを依頼され戸惑うが、ロキに操られて承諾する。
『アベンジャーズ』
本作ではフューリーの依頼により、NASAの研究施設でクリントの監視の下、テッセラクトを研究していたが、出現したロキに洗脳されてしまい、奪ったテッセラクトとイリジウムを組み込んだ“ワームホール発生装置”を完成させてしまった。
しかし操られていても、動力を切れるように装置に手を加えており、スターク・タワーで装置を起動させ、トニーの攻撃の余波で頭を打って正気に戻ると、駆けつけたナターシャと協力してワームホールを閉じた。
物語のラストでは、ブルースと共にキューブをカプセルへ移し、ソーとの再会を喜び合うと、彼の帰郷をアベンジャーズと見送る。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
本作では本編開始の直前から惑星直列の到来を予期し、独自に活動するという優れた科学者としての片鱗を披露したと思いきや、以前ロキに洗脳された後遺症で、何故か衣服を着ていると落ち着かない精神状態に陥り、調査先を全裸で狂乱しながら駆け回って逮捕され、精神病院に収容されてしまっていた。
その事実を知ったダーシーたちが病院に来たことで、身元引き取りという形で釈放されると、惑星直列が間近に迫っていると直感し、服用していた数種類の精神安定剤を全て捨て、研究を再開[注釈 45]。惑星直列のタイミングと場所について、グリニッジで起こると確信した。
グリニッジではソーやジェーンたちと惑星直列を利用するマレキスを止めるために、“グラビメトリック・スパイク”を持ち出し、ソーとジェーンがダーク・エルフの戦艦の下敷きになりかけた際には、装置を駆使して2人を救った。
本作のラストでは、再び地球に帰ってきたソーとジェーンの再会を目撃する。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
本作ではロンドン大学で教鞭をとっている。悪夢の続きを見ようとするソーに協力し、“ノルンの洞察の泉”を探した[注釈 46]
物語のラストでは、アベンジャーズのサポーターとなり、アベンジャーズ・コンパウンドに勤務する。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』において、彼自身は未登場であるが、物語の冒頭で、サノスが引き起こしたデシメーションにより無作為に消滅した人物の一人であることが示唆されている。
ダーシー・ルイス
イアン・ブースビー(Ian Boothby)
演 - ジョナサン・ハワード
日本語吹替 - 佐藤せつじ
登場作品 - 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ロンドン大学で天文学と物理学を学ぶ青年で[16]、ダーシーのインターンと同時にコミックリリーフ的役割を務める。鳥類学にも興味を持ち[16]、ムクドリを子どもの頃によく観察したらしい。ジェーンのような立派な科学者になりたいと願っているものの[16]、一見頼りなさそうで、ダーシーから名前を呼んでもらえず、彼女の気軽なわがままに振り回されるほどこき使われるが、最後までダーシーたちと行動し、ダーク・エルフの地球侵攻時には、無我夢中で重力異常で浮かんだ自動車をダーク・エルフらに投げつけてダーシーを救う男気を発揮し、彼女と結ばれる。
エイトリ(Eitri)
演 - ピーター・ディンクレイジ
日本語吹替 - 北川勝博
登場作品 - 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
惑星ニダベリアに住むドワーフの職人で、ソーとは旧知の仲にある。長年アスガルドの武器を作り続けており、かつてソーとオーディンが所持していたムジョルニアも彼の一族が作ったものである。
サノスの依頼でインフィニティ・ガントレットを作った後、その代償として、一族を惑星ごと滅ぼされ、自分も両腕を使えない状態にされる。悲嘆に暮れていたが、再会したソーの激励で希望を取り戻し、彼やロケット、グルートと共にソーの新たな武器であるストームブレイカーを造りあげる。

ブルース / ハルクの関係者編集

エリザベス・“ベティ”・ロス(Elizabeth "Betty" Ross)
演 - リヴ・タイラー[注釈 6]、ステファニー・パニセロ[注釈 2]
日本語吹替 - 甲斐田裕子
遺伝細胞学を専門とする細胞生物学者で、ブルースのかつての恋人。ブルースがハルク化した際に重傷を負ったが、一命を取り留めた。母親を早くに亡くし、ブルースの一件もあったことで実父のサディアスとは疎遠になるほど不和な関係となっている。一途かつ穏やかでありながら、ブルースを執拗に追い続ける父に何度も食い下がったり、自身を止めにかかった兵士を殴りつけたり、乱暴な運転をしたタクシーの運転手に猛抗議するなど、強情な女性でもある。
描写
『インクレディブル・ハルク』
ブルースが消息を絶った後は失意に陥り、怪我の回復後にレナード・サムソンと交際していたが、ブルースを心から愛する想いを捨てきれずにいたため、彼を発見した際にはいち早く接触し、保管していた研究データを差し出すが、カルバー大学で父やエミル・ブロンスキーらに追撃されるブルース/ハルクを庇おうとして命の危機に瀕した。だが間一髪でハルクに救われ、母の形見のネックレスを質屋に売って[注釈 47]活動費用にし、ニューヨークまでの道中を共にしてサミュエル・スターンズによるブルースの治療を補助するが、アボミネーションと化したブロンスキーを止めるためにブルース/ハルクが決闘に向かい、戦い終えると彼が再び行方を晦ましたため、今生の別れを味わうことになる。
『インクレディブル・ハルク』以後の動向についてブルースやサディアスも言及していないが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開後、同作監督のルッソ兄弟はベティについて言及しており、彼女がサノスが引き起こしたデシメーションにより消滅した設定を明かしている。
『ホワット・イフ...?』
サミュエル・スターンズ(Samuel Sterns)
演 - ティム・ブレイク・ネルソン
日本語吹替 - 森川智之
初登場 - 『インクレディブル・ハルク』
グレイバーン大学教授で、自らの治療法を探っていたブルースがネットで出会い、連絡を取り合っていた協力者。ハンドルネームは“ミスター・ブルー”。
スタンリー(Stanley)
演 - ポール・ソールズ
日本語吹替 - 小山武宏
初登場 - 『インクレディブル・ハルク』
ピザ屋兼ダイナーの店主。ブルースとベティの良き理解者であり、5年前の実験失敗で流れたブルースに関する悪い噂も信じなかった。そのため、ブルースが自身の元に現れてからは、寝床の提供やカルバー大学潜入まで、彼をサポートした。
ブルースが現れたことに気付いたベティにその経緯を打ち明け、2人の再会のきっかけも作る。
マルティナ(Martina)
演 - デボラ・ナシメント
初登場 - 『インクレディブル・ハルク』
ポルト・ヴェルデで働く若い女性従業員。ガラの悪い中年グループに絡まれていたところを救ってくれたブルースに、好感を持つ。
合気道のインストラクター
演 - ヒクソン・グレイシー
日本語吹替 - 木下浩之
初登場 - 『インクレディブル・ハルク』
リオデジャネイロの道場で、ブルースに合気道ヨガを伝授した人物。

ブラック・ウィドウの近親者編集

登場作品 - 『ブラック・ウィドウ

エレーナ・ベロワ / ブラック・ウィドウ(2代目)(Yelena Belova / Black Widow[2nd])
演 - フローレンス・ピュー(現代)、ヴァイオレット・マッグロウ(幼少期)
日本語吹替 - 田村睦心(現代)、安藤紬(幼少期)
レッドルームで訓練を受けた暗殺者。幼少期にはオハイオ州で偽装家族と知らず、アレクセイ・ショスタコフとメリーナ・ヴォストコフを両親に、ナターシャを姉と慕って暮らしていた。
現代では現世代のウィドウとして着々と任務をこなす日々を送っていたが、洗脳を解かれて再会したナターシャやアレクセイ・メリーナたちの共闘でレッドルーム壊滅を果たすと、新たな人生を歩みはじめる。
アレクセイ・ショスタコフ / レッド・ガーディアン(Alexei Shostakov / Red Guardian)
演 - デヴィッド・ハーバー
日本語吹替 - 大塚明夫
ソ連がキャプテン・アメリカに対抗する目的で生み出した、レッド・ガーディアンの異名を持つロシア人超人兵士。冷戦時代にはKGB所属のスパイとして活躍し[17]、1992年にドレイコフの指示でメリーナの補佐・用心棒を引き受けて彼女とオハイオ州へ潜入し、ナターシャとエレーナの“父親”という役割で偽装家族を演じながら、現地での任務を3年間遂行した。
科学の力で肉体を強化されたことから、全盛期に2トンの重量物を素手で持ち上げられたなど[17]、基礎身体能力は超人レベルで、柔道とキックボクシングを混ぜ合わせたよう戦闘技能各種やスパイのテクニックにも精通している[17]
オハイオ州での潜入任務の頃までは、レッド・ガーディアンであることを誇りとし、母国の大義のために活動するだけでなく、潜入任務には「泣くほど退屈」と感じていたものの、メリーナやナターシャたちとも偽装家族の関係を育み、オハイオ州脱出時には彼女たちを懸命に守ろうとするなど気骨のある漢だったが、“ノース研究所”から“ウィンター・ソルジャー計画”のデータを奪取して潜入任務が終了するとドレイコフに切り捨てられ、収監先の刑務所で20年以上投獄生活を強いられることになった。そのため、思想が歪んで粗略かつ単細胞で切り捨てられたことを認めたくない怯懦な気質となり、患った鬱病が激化すると[18]、実在しないキャプテン・アメリカとの戦いを織り交ぜた冷戦時代の武勇伝を囚人仲間たちに見栄を張って吹聴することに明け暮れ、外見もむさ苦しい髭面と、背中から両腕まで多数のタトゥー[注釈 48]が入った肥満体へと変わり果てるなど、在りし日のものとは程遠い姿となってしまった。
そんなある日、刑務所にナターシャとエレーナから送られてきた自分宛てのレッド・ガーディアンのフィギュアを受け取ると、刑務所からの脱走に乗り出し、援護したナターシャたちに引き上げられて脱獄に成功した。しかし彼女たちが探し求めるレッドルーム本部の在り処を知らないどころか、ナターシャとエレーナのウィドウとしての所業を鼻高々に口にしたり、赴いたメリーナの養豚場でもユニフォームをスムーズに着用できず、無神経な失言を繰り返してナターシャとエレーナを辟易させるなど、家族としてオハイオ州の頃のように触れ合いたいという想いが裏目に出てしまった。
そこに駆けつけたレッドルームの戦闘部隊に麻酔を多数打たれてレッドルーム本部に連行され、閉じ込められるが、ナターシャに変装したメリーナに、自分が腰抜けであることと、キューバでナターシャたちが連れて行かれた際に止めようとしなかったことへの後悔を語ると、正体を表したメリーナに解放された。そしてタスクマスターとの戦いでは、超人的パワーは健在ながらも動作が鈍重になるほど衰えた[17]ことから苦戦を強いられたが、壊滅をはじめる本部の脱出時には、搭乗した輸送機を攻撃してきた機動隊員を盾の投擲で一蹴する活躍を見せた。結局輸送機は不時着したものの、メリーナと共に脱出に成功し、ナターシャやエレーナとも蟠りを解いた。そしてロス率いる当局の部隊が接近すると、ナターシャの心遣いを受けてエレーナとメリーナ、そして脱出してきたウィドウズとアントニア(タスクマスター)と共にその場を離脱し、ナターシャと別れることになる。
メリーナ・ヴォストコフ(Melina Vostokoff)
演 - レイチェル・ワイズ
日本語吹替 - 田中敦子
ナターシャのひとつ上の世代のウィドウ。また、レッドルームの科学者であり、1992年にドレイコフの指示でアレクセイと偽装結婚し、オハイオ州へ潜入してナターシャとエレーナの“母親”という役割でアレクセイと共に偽装家族を演じながら、現地での任務を3年間遂行していた。
ウィドウとして何度も戦闘訓練を受け、25ヵ国語を使いこなせる言語能力も有することから、スパイとして現世代のウィドウにも引けを取らないほど高度なスキルを有し[19]、自分の科学技術にも絶対的な自信を持つ。オハイオ州に潜入していた頃はの生物発光を教えたり、「痛みは人を強くする」と説くなど、ナターシャやエレーナに理知的で心優しい母親として触れ合っていた。だが潜入任務が完了し、オハイオ州脱出時にはS.H.I.E.L.D.の追手に銃撃されて負傷し、脱出に成功したものの、キューバに到着した時点で意識を失ったままナターシャたちと引き離されていた[注釈 49]。その後はレッドルームに戻り、奪取したウィンター・ソルジャー計画のデータから化学的な洗脳技術を確立して組織に提供。現在ではドレイコフの側近の立場にあり、養豚場で実験台のを利用した洗脳の研究を行なっている。
養豚場で研究に没頭する日々を送っていたところにやって来たナターシャたちを招き入れるも、操った豚の息を止めさせて研究成果を披露するだけでなく、洗脳の研究に何の抵抗も抱いていないとしか思えない口ぶりや、エレーナが洗脳の被験者にされていたとは知らずにもう家族と思ってないと言い放つなど、皆をげんなりさせてしまうが、自身も家族としての思いを捨て切れていない様子を垣間見せ[注釈 50]、ドレイコフ打倒を目指すナターシャの強い心を認めると、レッドルーム本部に通報したことを打ち明け、彼女と2人で本部への潜入・壊滅計画を立てて、互いに変装しあい、本部に連行されるふりを装った。
そして、本部に連行されて捕縛されたように見せかけ、囚われたアレクセイやエレーナを解放させると、2人にも計画を伝達・指示し、自身は本部の着陸操作にあたって、ドレイコフの妨害もあったが、意図せずに本部のエンジンを破壊してしまった。それでも冷静さを失わず機動部隊をあしらい、タスクマスターを不意打ちしてアレクセイを救うと、2人で輸送機を奪い脱出を試みるが、機動隊員の激突で輸送機が飛行できなくなってしまった。しかし運良く不時着し、片足を怪我したものの、再会した“家族”4人で蟠りを解きあい、接近する当局の部隊を足止めしようとするナターシャに一緒に戦うことを勧めるが、彼女の心遣いを受けてエレーナとアレクセイ、ウィドウズにアントニアも連れてナターシャと別れる。
リック・メイソン(Rick Mason)
演 - O・T・ファグベンル
日本語吹替 - 関智一
ナターシャの貴重な友人である調達屋の男性[17]ブダペストを「ブタペスト」と呼んだり、ナターシャと出会う度に冗談を交わし合うなど、鷹揚な風情と一定の洒落っ気を併せ持つ好人物で、稀に不具合を起こす物資を用意してしまう一面も持つ。
ノルウェーのフィヨルドトレーラーハウスで潜伏生活の準備をし始めたナターシャに呼ばれて彼女と再会すると、パスポート入国ビザ、複数の運転免許証に生活物資を提供し、ナターシャを案じながらその場を立ち去った。
後日ナターシャと再会すると、当局にマークされはじめ、ロスに仲間への連絡まで止められたことをナターシャに話すが、彼女に同伴していたエレーナとも冗談を交わし合い、2人に武装各種とMi-8を提供した[注釈 51]
レッドルーム壊滅から2週間後、草むらで眠りこけていたところ、三度邂逅したナターシャに「この3日、君のせいで時差ボケ」と文句をぶつけながらも、「時間と金があれば、ほら」と呟きながら、調達できたクインジェットを提供。「見直した、いい友達だと思ってる」と感謝されて、ナターシャの出発を見送る。

バートン一家編集

ローラ・バートン(Laura Barton)
演 - リンダ・カーデリーニ
日本語吹替 - 加納千秋
クリントの妻。フューリーが便宜を図ってくれた場所で農場を経営しており、クリントとの間に3人の子どもを設けた。穏やかで、本心では夫と長く一緒に暮らしたいと願いながらも、クリントの仕事に理解を示すなど夫婦仲は非常に深く、クリントの親友であるナターシャとも子ども達と同じ様に面識があり、よく家へ招くほど仲が良い。
描写
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
クリントが連れて帰ってきたアベンジャーズ一同を温かく迎えて交流し、再び戦いに赴くクリントを見送った。物語のラストでは、無事に帰ってきたクリントと再会を喜び合い、ネイトを出産したことが明かされる。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
物語の冒頭で、自宅で刑期を送るクリントや子ども達と仲睦まじく過ごしていたが、サノスが引き起こしたデシメーションによりクリントを残して消滅してしまった。しかし5年後に、アベンジャーズたちのタイム泥棒作戦が成功したことによって復活。サノスらとの最終決戦を終えたクリントと再会を喜び合い、物語のラストでトニーの葬儀に参列する。
クリントとローラの子どもたち
クリントとローラの間に生まれた3人の子どもたち。3人揃って登場することが多く、家族仲も良い。
クーパー・バートン(Cooper Barton)
演 - ベン・サカモト
バートン一家の長男。
ライラ・バートン(Lila Barton)
演 - イモージェン・ ポイントン[注釈 52]、アヴァ・ ルッソ[注釈 53]
バートン一家の長女。
ナサニエル・“ネイト”・ピエトロ・バートン(Nathaniel "Nate" Pietro Barton)
演 - ケイド・ウッドワード
バートン一家の次男で末っ子。アベンジャーズとウルトロンとの戦いの直後に誕生した。そのミドルネームは、ウルトロンの攻撃からクリントを救い命を落とした恩人ピエトロ/クイックシルバーに由来している。
描写
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
クーパーはクリントが連れて帰ってきたアベンジャーズ一同には余り関心を示さず、ライラはレゴのデュプロを踏み崩してしまったソーを軽く睨むと共にナターシャと明るく遊ぶ姿を見せた。物語のラストでナサニエルが誕生する。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
物語の冒頭で、ベンとネイトはキャッチボールで遊び、ライラはクリントからアーチェリーの指導を受けながら放った矢を的の中心に当てる腕前を披露して賞賛されていたが、デシメーションにより3人揃ってローラと共に消滅してしまった。しかし5年後に、タイム泥棒作戦が成功したことによって復活。サノスらとの最終決戦を終えたクリントと再会を喜び合い、物語のラストでトニーの葬儀に両親と参列する。

マキシモフ兄妹の近親者編集

登場作品 - 『ワンダヴィジョン』

ワンダとヴィジョンの子どもたち
ワンダとヴィジョンの間に生まれた双子の男児。ウエストビューの状況にある程度適応しており、自分達の年齢を自身の意思で操作し、赤ん坊からあっという間に5歳児に、そして自宅に連れ込んだ仔犬を飼いたいと両親にねだった時に10歳児へと急成長してしまった。
トミー・マキシモフ(Tommy Maximoff)
演 - ギャビン・ボーダーズ(5歳時)、ジェット・クライン(10歳時)
日本語吹替 - 木村皐誠
ワンダが妊娠から僅か2日で出産した双子の一人。ワンダの「アメリカらしい名前を付けたい」という希望から名付けられた。
かなりやんちゃな男の子で、ハロウィンの頃から伯父のピエトロと同等の超高速移動能力を行使できるようになる。
ビリー・マキシモフ(Billy Maximoff)
演 - バイレン・ ビエリッツ(5歳時)、ジュリアン・ヒルヤード(10歳時)
日本語吹替 - 松本惣己
ワンダが妊娠から僅か2日で出産した双子の一人。その名の由来は、ヴィジョン(カオス・マジック)のアイデアにより、ウィリアム・シェイクスピアに因んでいる。
トミーと比べてやや控えめな男の子で、第四の壁を破るような言動もとり、ハロウィンの頃から透視や読心能力・念動力など、母と同等の超能力を行使できるようになる。
2人共に10歳児になると、時には兄弟喧嘩も繰り広げ、アグネス(アガサ)に操られて来訪した偽のピエトロ(ラルフ)の影響もあってわんぱく盛りな行いも多々披露するなど外見年齢相応に振る舞うが、一大事の際には互いや両親を気遣うほど家族思いな姿も見せる。また、ハロウィンの日には原作コミックスのクイックシルバー(トミー)とウィッカン(ビリー)に基づくコスプレも披露した[注釈 54]
仔犬を“スパーキー”と名付けて飼えるようになったのも束の間、 死別することになってしまい、そこからまた自分たちの年齢を上げかけるも、両親に止められた。後日ハロウィンでの一件で錯乱気味のワンダの代わりに子守を引き受けたアグネスのもとに身を置くが、2人共捕まってしまう。
しかしワンダに救われ、一度は隠れるよう促されて自宅に退避するも、自分たちも敵に立ち向かう両親に加勢することを決意。一時はヘックスが開かれたことで消滅しかけるが、両親のもとに駆け付け、2人の連携でS.W.O.R.D.の兵隊の武装を解除する活躍を見せた。そして両親が勝利すると、親子4人で帰宅。ワンダとヴィジョン(カオス・マジック)から愛を伝えられて眠るも、ウエストビューを元に戻すことを決めたワンダによってヘックスが自宅に到達したことで消滅する。
だが後日、隠遁生活を送りながら魔法の修行に励むワンダの耳元には、2人からの助けを呼ぶ声が響いていた。
オレグ・マキシモフ(Oleg Maximoff)
演 - ダニヤル
日本語吹替 - 菊池通武
マキシモフ兄妹の父親。アガサが魔術で辿ったワンダの記憶のシーンに登場する。ビデオテープの販売を生業をしていたようだが、売れ行きは芳しくなく、帰宅時にかなりの数のビデオを持ち帰っていた。
マキシモフ兄妹が幼かった1999年に、ソコヴィアの自宅でこのビデオの1本を家族みんなで見ようと提案して視聴していたが、その最中に自宅を襲った爆撃に巻き込まれて瓦礫の下敷きになり、生命を落とした。
イリーナ・マキシモフ(Iryna Maximoff)
演 - イラーナ・コハンチ
日本語吹替 - 平野夏那子
マキシモフ兄妹の母親。アガサが魔術で辿ったワンダの記憶のシーンに登場。夫と共にかなり訛りの強い英語で会話する。かつてマキシモフ一家は海外ドラマの視聴を習慣としており、母国語ではなく英語で話す日もあるほど夢中になっていた。
しかし彼女も、1999年に家族みんなでビデオの1本を、夫と共にソファに座りながら視聴していたが、爆撃に巻きこまれて生命を落とした。

スパイダーマンの関係者編集

メイ・パーカー(May Parker)
演 - マリサ・トメイ
日本語吹替 - 安藤麻吹
ピーター・パーカーの叔母。クイーンズで長年同居しているピーターを実の子同然にいつも気にかけ、愛情をもって接し、夫(ベン伯父さん)を亡くしていることから、ピーターからも常に案じられている。
行動的な一面に加えて、無駄に色気を振り撒いてしまうほどの溢れ出るイタリア系の美貌で周囲の男性を惹き付けることがしばしばあるが、本人は全く自覚がない[注釈 55]。ピーターがスパイダーマンとして自警活動してることは長く知らなかったが、ピーターがエイドリアン・トゥームス/バルチャーに勝利した後にその事実を知ると彼の活躍を応援する。
描写
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
奨学金給付の話のためと称して訪問してきたトニーを興奮しながら迎え入れ、物語のエンドロール後には、怪我をして帰って来たピーターに事情を知らず「強くなったわね」と声をかける。
『スパイダーマン ホームカミング』
本作ではピーターとの暮らしぶりが所々で描写され、彼がトニーの下で始めたというインターンの活動がかなり過酷なこともあり[注釈 56]、トニーをあまり快くは思っておらず、ピーターを心配している。また、想いを寄せるリズ・ トゥームスと親密な仲になることを望むピーターのために、パーティーでの衣装選びやダンスの練習を手伝う姿も見せた。
物語のラストでは、自室でハイテク・スーツを着込んでいたピーターに驚愕する。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作ではデシメーションにより、ピーターと同様に消滅していたが、5年後、アベンジャーズたちのタイム泥棒作戦が成功したことによって復活[注釈 57]。物語のラストで、ピーターと共にトニーの葬儀に参列する。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作ではデシメーションで消滅して復活した人々を慈善パーティで援助するボランティアを主催しており、ピーターをスパイダーマンとして協力させていると同時に、ヨーロッパの科学史ツアーにスパイダーマン・スーツを持参しようとしなかったピーターの鞄に、「忘れ物」のメモを添付してスーツをしのばせる計らいなども披露する。
更にハッピーから想いを寄せられており、自分の職場にも顔を出すようになった彼と所々で懇意にしていたが、ツアーから帰国したピーターを迎え[注釈 58]、ハッピーとの仲を問われると交際関係を否定し、ピーターを呆れさせる。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン
デルマー(Delmar)
演 - ヘムキー・マデーラ
日本語吹替 - 内田紳一郎
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
クイーンズで食品雑貨屋を営む壮年男性で、愛猫の“マーフ”を飼っており、ピーターとも親しい。イタリア語も話し、娘がいるらしい。
ピーターとアベンジャーズのヒーローのお面を被ったATM強盗団の戦いを目撃した際には「スパイダーマンとアベンジャーズが戦ってる」ととぼけた通報もして、その後戦いの巻き添えで店が焼けてしまうが、自身とマーフは事なきを得る。
カレン(Karen)
声 - ジェニファー・コネリー
日本語吹替 - 井上喜久子
スパイダーマンのハイテク・スーツに内蔵されていた人工知能。
E.D.I.T.H.(イーディス)
声 - ドーン・ミッチェル・キング
日本語吹替 - 早見沙織
トニーが遺品であるサングラスに搭載された人工知能で、E.D.I.T.H.とは“Even.Dead.I’m.The.Hero”.の略。スターク社の全データベースおよび衛星兵器へのアクセス権限を司る。

ミッドタウン高校編集

ミシェル・ジョーンズ[MJ](Michelle Jones[MJ])
演 - ゼンデイヤ
日本語吹替 - 真壁かずみ
ピーターのクラスメイトで、学力コンテスト・チーム仲間。変わり者で、話し相手を困惑させることも多く、ピーターとは紆余曲折の末にカップルとなる。
ネッド・リーズ(Ned Leeds)
演 - ジェイコブ・バタロン
日本語吹替 - 吉田ウーロン太
ピーターのクラスメイトにして親友である太っちょなギーク。学力コンテスト・チームの一員でもある。気のいい少年で、ピーターを茶化したりもするが鼓舞するなど、一般的な高校生。しかし授業で専門的な対話を行えるくらいの知識を持ち、スターク社のセキュリティを難なく突破できるほどプログラミングにも精通しているなど、隠れた実力者でもある。
描写
『スパイダーマン ホームカミング』
ひょんなことからピーターがスパイダーマンであることを知ってしまい、それ以降はでしゃばりで秘密を打ち明けたい気持ちを抑えられない性分からスパイダーマンに関して質問攻めにしたり、うっかり正体を明かしかけてしまうが、その腕前でハイテク・スーツの補助輪モードを解除したり、ウェブ・シューターを使ってピーターをシュルツから救ったり、学校内のパソコンでハッキングをかけて敵のアジトを探知するなど、ピーターのサポーター・“イスの男(セコンド)”として活躍する。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
物語の冒頭に登場。ピーターと共にスクールバスに乗っており、危機を感知したピーターから「(出撃するから)バスに乗っている同級生全員の目を逸らせ」と頼まれた直後、Qシップに向かって「宇宙船だ!」と叫んで周囲の注意を引きつけた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
物語のラストに登場。デシメーションでピーター同様に消滅してしまっていたが復活し、サノスとの決戦を終えたピーターとミッドタウン高校で再会する。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作ではピーターたちと科学史ツアーに赴き、パソコンなどを使ってピーター/スパイダーマンを直接サポートすることは無いものの、フューリー(擬態)に麻酔銃で撃たれて眠らされた自分を心配するピーターに思いやりの言葉をかけるほか、ステルス・スーツ姿のピーターがスパイダーマンであると気付かれないように“ナイト・モンキー”と名付けたり、ピーターが活動しやすいように彼が裏で手配させたオペラ観劇を友達全員に勧めるなど、陰ながら親友兼サポーターとしてピーターを支えようとする[注釈 59]。同時にこれまで以上に窮地に陥ることが多い。
科学史ツアーの事前には、旅先での出会いを夢想していたが、ツアーがはじまると、ヴェネツィアへの飛行機内で隣席になったことをきっかけにベティと仲良くなり、恋人同士となってヨーロッパ各所で人目もはばからずに彼女と仲睦まじく旅行を楽しんでいた。その最中にプラハでは、ベティと共に観覧車に乗っていたところを火のエレメンタルの襲撃を受けたり、スパイダーマン=ピーターであることを見抜いたMJと2人でミステリオがペテンであることを知ってロンドンでドローン群に命を狙われてしまった。
しかしピーターの活躍によって難を逃れ、ニューヨークに帰国した時にはベティと2人でピーターに、恋仲を解消したことを明るく伝えて彼を呆然とさせる。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
ユージーン・“フラッシュ”・トンプソン(Eugene "Flash" Thompson)
演 - トニー・レヴォロリ
日本語吹替 - 畠中祐
ピーターのクラスメイトの一人。グアテマラ系。金持ちであることを鼻にかけて大口を叩き、何かと突っかかるなど、ピーターにとっては文字通りのいじめっ子で、学力コンテスト・チームの一員でもあるが、知力・学力は低く、非常事態では我先に逃げ出そうとする小心者である。
描写
『スパイダーマン ホームカミング』
ピーターを「“ペニス・パーカー”」と小馬鹿にしたあだ名で呼んだり、学力コンテスト・チームで邪険に扱うが、大会でチームのレギュラーから一時外されたり、パートナーの“ブランジーノ”と一緒にホームカミング・パーティーへ向かう途中に、スパイダーマンに父親から借りたオープンカーを強引に乗り逃げされて大破させられるなどの目にあう。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作でもピーターを貶したりするが、物語における憎まれ役をブラッドが担っているため、科学史ツアーの最中に同級生に弄られたり、E.D.I.T.H.を奪ったことに慌てたピーターに殴られ気絶させられたりと、散々な目に会うシーンが多い。また、本作ではスパイダーマンに心酔して「彼の大ファン」と豪語するほか[注釈 60]、インターネットに生配信するための動画を頻繁にアップロードしたり、その撮影で「皆で乗るバスを俺がアップグレードした」と与太話を飛ばしたり、タワーブリッジをロンドン橋と間違えたり[注釈 61]、そこに駆け付けたハッピーが「自分の生配信を見て助けに来たスパイダーマンの関係者」だと知って興奮するなど、粗忽な一面も強調されている。
ロンドンでは命を狙われているかも知れないからとその場を離れたMJたちを、のこのこ追いかけたことでドローン群の追跡に巻き込まれてしまうが、難を逃れた。ニューヨークの帰国時には、迎えに母親がおらず、自分の執事の“ジェラルド”しか来てないことに落ち込む[注釈 62]
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
ベティ・ブラント(Betty Brant)
演 - アンガーリー・ライス
日本語吹替 - 水瀬いのり
ピーターが通うミッドタウン高校のニュースチャンネルのパーソナリティーで、学力コンテスト・チームの一員。物柔らかそうなルックスに反して友達に「ソーと寝て、アイアンマンと結婚し、ハルクを殺す」と話す気丈で大胆な性格であり、学校生活に加えて文学やジャーナリズムに深い興味を持っている。
描写
『スパイダーマン ホームカミング』
スパイダーマンの特集放送を流す。リズとは親友同士で、物語のラストシーンでも彼女の引っ越しと転校を惜しみながら別れた。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作ではジェイソンに素っ気ない態度をとるほか、科学史ツアーにおいては、行きの飛行機の席で隣同士になったネッドに対しても同様に接するが、ひょんなことから彼と両想いになる。同時に前作よりも出番が増え、危機に瀕する場面も少なくないほか、サングラスをかけたピーターを褒めたり、舞い込んだオペラの上映時間が長いことに驚く顔も見せた。また、本作冒頭の彼女の解説から、デシメーションで消滅した者は復活するまでの記憶がなく、身体も成長していないこと、消滅していない者との間には年齢や記憶、身体の成長に5年の差があることが明言されており、そのため自身は勿論、MJやネッドたちピーターの友人の多くも5年前と同等の姿のままである。
ネッドに対して当初は煙たがっていたものの、大好きなゲームの話題で瞬く間に仲良くなり、ヨーロッパ各所で甲斐甲斐しくネッドの世話を焼いたり、彼と観光名所を歩くなど2人でツアーを楽しむが、前述のとおりプラハではネッドと歌劇場を抜け出して広場の観覧車に乗ったことで火のエレメンタルの襲撃を受け、ロンドンではドローン群を操るベックによってネッドやMJと共に命を狙われてしまった。しかし後者では追ってきたドローンを、展示物の鎧を倒して注意を引きつけ、MJに叩き壊させる連携も見せた[注釈 63]。無事にニューヨークに帰国すると、空港を2人で仲睦まじそうに歩いていたにもかかわらず、ネッドと揃って別れたことをピーターに明るく伝える。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
リズ・トゥームス(Liz Toomes)
演 - ローラ・ハリアー
日本語吹替 - 美山加恋
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
ピーターが恋い焦がれるミッドタウン高校の女生徒のマドンナ的存在。成績優秀な学力コンテスト・チームのリーダー格で、他人への気遣いも出来る優しい性格。トニーのファンであると同時に、近頃話題のスパイダーマンにも憧れているものの、その正体がチームメイトでもあるピーターということは知らず、そのことは彼を動揺させる。
スパイダーマンへの憧れと共に、ピーターのことも徐々に意識し始め、ことあるごとに不在になる彼に憤りを感じながらも、ホームカミング・パーティーの彼からの誘いに応じ、自宅に招待した。
エイドリアン・トゥームスの実の娘であり、父の悪業は知らなかったため、ラストではスパイダーマンに敗れた父が逮捕されたことから転校のためオレゴン州に引っ越すことになってしまう。それに伴い、ピーターの彼女への恋も終わりを迎える。
ブラッド・デイヴィス(Brad Davis)
演 - レミー・ハイ
日本語吹替 - 豊永利行
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
元々はピーターたちより5つ年下の後輩であった生徒。デシメーションを免れていたことでピーターのクラスメイトとして登場する。ネッド曰く「5年前には鼻血を出して泣いていたのに、今では立派な体躯を持って女生徒たちには人気がある」らしく、同時にMJに想いを寄せており、それはピーターも同様であることを熟知していて、その上でMJから彼を汚い手で引き離そうとするなど、意地が悪い若者である。
科学史ツアーに参加し、MJとは飛行機内で一緒に映画を観て、ヴェネツィアで彼女の写真を撮るなどある程度距離を詰めていったような雰囲気だったが、オーストリアの村で女性エージェントの前で着替えようとしたピーターをスマートフォンで写真撮影し、MJに見せて彼を陥れようとしたり、歌劇場で一時MJの隣の席に座りピーターを挑発するなど、陰険な行為をとり続けた[注釈 64]
だがロンドンで、ピーターの不在やオーストリアでの出来事について一同に話した結果MJに見放され、同級生や教師たちからも失望と軽蔑を買うという、自身の行動が仇となった結果に終わる[注釈 65]
ジェイソン・イオネッロ(Jason Ionello)
演 - ジョージ・レンデボーグ・Jr
日本語吹替 - 浪川大輔
ピーターが通うミッドタウン高校のニュースチャンネルのパーソナリティ。
描写
『スパイダーマン ホームカミング』
共演するベティに気があるのか、ホームカミング・パーティーに誘うが、彼女は既にパートナーを見つけていたため、落ち込んでしまう。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作では彼もデシメーションで消滅していた模様であり、自分の弟が消滅を免れて今や自分より年上になったことへの不満と汚い言葉づかいを口にしてベティにしかられる。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
エイブラハム・ブラウン(Abraham Brown)
演 - エイブラハム・アタ
日本語吹替 - 梶裕貴
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
学力コンテスト・チームの一員。黒人の学生。
シンディ・ムーン(Cindy Moon)
演 - ティファニー・エスペンセン
日本語吹替 - 伊波杏樹
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
学力コンテスト・チームの一員。アジア系の学生。
ザック・クーパー(Zach Cooper)
演 - ザック・バラック
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
科学史ツアーに参加した生徒の一人。トランスジェンダーで[21]、いつも黒い服を着ている尖った人物[22]。ヴェネツィアではブラッドと共にダ・ヴィンチ博物館に赴くも、「11月まで休館」であったことをハリントンに告げる。
ロジャー・ハリントン(Roger Harrington)
演 - マーティン・スター
日本語吹替 - 長野伸二
カルバー大学出身で、ミッドタウン高校の学力コンテスト・チームの顧問である教師。教え子思いだが、無駄話はすぐに切り上げる主義で、離婚歴もあり、元妻のタビサには別れの際に、嫌々セラピーに参加させられ迷惑したらしく、未練もあるような発言もするなど[23]、三枚目的な一面を持つ。『インクレディブル・ハルク』に登場した学生(エンドロールでの役名は“computer nerd”と記載されている)と同一人物である設定は、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開に合わせて発表された[24]
描写
『インクレディブル・ハルク』
大学の研究室のパソコンを使用するためにピザの配達員としてやってきたブルースに、ピザと交換でパソコンを貸与する。
『スパイダーマン ホームカミング』
本作からミッドタウン高校の教師として登場。ピーターの学力の高さを評価しており、最近顔を出さないことに嘆いている。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作ではデルと共にピーターたちの科学史ツアーを引率する。ヴェネツィア行きの飛行機内では、ネッドの嘘を信じてピーターのために生徒たちに座席交換を指示し、隣に座ったピーターに妻が消滅したと思い込み葬式まで行ったのに、実際はその間に別の男性と駆け落ちしていたという悲しいエピソードを明かしたほか、ヴェネツィアのホテルにチェックインしてスペイン語で叫んだり、自撮りしたカメラを運河に落としてしまったり、パリからプラハへ目的地が変更にしたのは自分が怒鳴り込んだからだとアピールしたり[注釈 66]、ディミトリに挨拶や話しかけを無視されるなど、可笑しな姿を頻繁に見せる。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
ジュリアス・デル(Julius Dell)
演 - J・B・スムーヴ
日本語吹替 - 山野井仁
ミッドタウン高校の教師。模範的な教師のようだが、無責任な側面もあるなど、真っ当な先生とは言い切れない男性で、ハリントンとは、ファーストネームで呼び合ったり突っ込み合うことまであるほどの凸凹コンビであり、オタク的な要素も持っている。
描写
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
ハリントンと同じく、科学史ツアーでピーターたちを引率する。仕事をハリントンに任せきりにしたり、オペラ観劇に不満を漏らす生徒たちに自分は関係ないと発言する態度を見せるも、ブラッドがピーターを陥れようと彼の秘密を周囲に安易に暴露しようとすると注意し、バスの車内で魔術の歴史に目を通したり、水のエレメンタルを「科学者として言うと、あれは魔女」と述べたり、合体エレメンタルズを見て『パワーレンジャー』を連想することもあった。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
モリタ(Morita)
演 - ケネス・チョイ
日本語吹替 - 遠藤大智
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
ミッドタウン高校の校長。ピーターをはじめとする生徒たちが校内でドローンを飛ばしていたり、クラブ活動を疎かにするなどの問題行動をとっても、彼らに在学し続けて健全なスクールライフを送って欲しいと願い、補習に参加するよう促したり、校長室に招いて自ら教えを説く。
かつてキャプテン・アメリカと共闘した祖父を誇りに思っており、このことから、世間では戦犯として扱われているキャプテン・アメリカが登場する教育実習ビデオをミッドタウン高校では現在でも使用し続けている。

ファルコン&ウィンター・ソルジャーの近親者・関係者編集

登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

ホアキン・トレス(Joaquín Torres)
演 - ダニー・ラミレス
日本語吹替 - 布施川一寬
サムの友人にして協力者でもあるアメリカ空軍中尉。気さくな優男に見えるが、単身で潜入捜査にあたることもあるほど軍人らしい行動力も持つ。
チュニジアでは、LAFにハイジャックされた輸送機からヴァッサンを救う任務に就くサムを地上から連絡する形でサポートし、その後フラッグ・スマッシャーズの危険性をサムに伝えると、スイスで銀行を襲撃しようとするフラッグ・スマッシャーズへ潜入捜査を行なうが、超人のパワーを持つドヴィッチの反撃で負傷し、その際に録画した映像をサムに見せて相手が超人であると知らせた。
その後もフラッグ・スマッシャーズを追うサムにドンニャについての調査結果やニューヨークの会議場がテロ攻撃されることなどを報告し、一度手放した盾を取り戻したサムから破損した“EX-7ファルコン マーク3”を託され、サムのスピーチも友人として見届ける。
サラ・ウィルソン(Sarah Wilson)
演 - アデペロ・オデュイエ
日本語吹替 - 志田有彩
ルイジアナ州デラクロワでウィルソン家の漁業を営むサムの姉。夫を亡くし弟が消滅していた5年間に、女手一つで家業を維持しながら家族の思い出の漁船を守りつつ2人の息子たちも育ててきた女丈夫で、サムからは「きつい性格の姉貴」と評され、意見を違えることもあると同時に「大切な家族」と思われている。
実家を離れてヒーローとして活動し続けていたサムについては不満に思っている様子で、ザ・ブリップの期間を生き抜いた苦労に強い思いを見せるも、5年間の無収入で家計が逼迫したことから船を担保にかけるという苦渋の決断を下していた。一度はサムの提案を受け、銀行へ融資を依頼するが断られ、サムとの間に亀裂が生じかけてしまう。
それでも船を手放さずに問題を解決しようとするサムの熱意に打たれ、船を担保にかけないことを決めた。一時はカーリ・モーゲンソウに脅迫されかけるも、事なきを得て船を修理するサムやバッキーと交流を深め、町の人たちと共にサムのキャプテン・アメリカ襲名を祝福する。
クリスティーナ・レイナー(Christina Raynor)
演 - エイミー・アキノ
日本語吹替 - 幸田直子
カウンセラー。かつては優秀な兵士だったようで、ジョン・ウォーカーの知り合いでもある。裁判所命令を受けたバッキーのセラピー担当となり、彼には暴力を禁じながら過去の“償い”を行わせているが、カウンセリングの最中にバッキーを貶す言動を腹蔵なく連発するほど不愉快な印象を与える人物で、自身も彼に頭を抱えている。
バッキーがセラピーを疎かにして一時逮捕された際には、ウォーカーの口利きで釈放条件のセッションをバッキーとサムに取り組ませ、両者の関係が親密かどうかを確認するために、カップル向けの質問まで行わせ、決して譲ろうとしない2人に呆れる姿も見せた。
後日出勤した職場に、バッキーが贖罪に使った手帳と感謝を伝える置き手紙が残されているのを見て、彼が償いを終わらせたと確信する。
ヨリ・ナカジマ(Yori Nakajima)
演 - ケン・タケモト
日本語吹替 - 佐々木省三
ブルックリンのアパートの一室に1人で暮らす日系アメリカ人の老人。バッキーの隣人でもあり、海外で息子のRJ・ナカジマが殺されたことに直面して弱っていた過去を持つ。アパートのゴミ置き場の規則を破る若者に手が出てしまいかけることや、バッキーとリーのデートの約束を無理やり取り付ける面もある。
バッキーの奢りでランチに入った寿司屋で、大福を目にすると息子のことを思い出してバッキーに話し、彼に複雑な表情を浮かべさせた。
後日サムの助言を受けて意を決したバッキーからRJの死の真相を伝えられ絶句する[注釈 67]
RJ・ナカジマ(RJ Nakajima)
演 - アキエ・コタベ
ヨリの一人息子で故人。生前は大福が好物だった男性で、海外へ出張中に、宿泊先でウィンター・ソルジャー(バッキー)の暗殺任務遂行の場に遭遇してしまい、部屋に隠れようとしたものの、手が震えてドアを早く開けられず、ウィンター・ソルジャーに射殺された。
リー(Leah)
演 - 石川美紀
日本語吹替 - 生天目仁美
ニューヨークの寿司屋で働く明るい女性。ヨリとも親しく、前述の彼の過去も知っていた。ヨリによって取り付けられたバッキーとのデートに快く応じ、閉店時間となった寿司屋にやって来た彼とプロフィールなどの質問や、『バトルシップ』を楽しむが、ナカジマ親子の話題をふるとバッキーに中断され、店を飛び出されてしまった。
後日バッキーは、寿司屋でヨリと食事を楽しむ彼女の姿を見届けながらブルックリンから離れている。
イザイア・ブラッドレー(Isaiah Bradley)
演 - カール・ランブリー
日本語吹替 - 宝亀克寿
メリーランド州ボルチモアの一角で隠遁生活を送る高齢の黒人男性。朝鮮戦争時代の1951年に、投与された超人血清に唯一成功した黒人の超人兵士としてアメリカ政府に貢献しながらも投獄され、超人血清の研究のための実験台として血液を抜き取られるなどの仕打ちを30年間も受けた末に脱走。その頃には家族を失い、公には戦死したことにされた過去を持つ。現代でも投げつけた掌大の物を柱に突き刺させるほどの超人的パワーが身体に残っている。また、朝鮮戦争でウィンター・ソルジャー(バッキー)とも戦い、彼の義手を半分折ったとも話している[注釈 68]
そのため政府には失望しきっており、サムを伴って来訪したバッキーについても未だに快く思っておらず、彼に自分たちと同等の超人が出現したと聞かされると、政府からの人体実験と仕打ちを訴えながら興奮して2人に出て行くよう叫んだ。サムが単身で再訪した際には、彼が持参した盾を見ることを拒否するも、レッド・テイルズにまつわる逸話や政府との因縁の続きを語り、黒人が“キャプテン・アメリカ”を継ぐことの困難も伝えると、サムから全ての事実を世間に明かすよう説得されたが断った。
だが、新しいキャプテンとなったサムのスピーチに感銘を受け、三度やって来た彼の決意と決して自惚れない態度も認め、サムにスミソニアン博物館へ案内されると、キャプテン・アメリカに関するブース内に新しく構えられた自身の金の立像と、政府に伏せられた彼の生い立ちと貢献を記録した石碑を披露され、自分の貢献も認められたことをサムに感謝する。
イーライ・ブラッドレー(Eli Bradley)
演 - イライジャ・リチャードソン
イザイアの孫である、ティーンエイジャーの少年。同居している祖父との仲は悪くないようだが、訪問者に対してはかなり礼儀知らずなほど不遜な態度を見せ、訪ねて来たサムとバッキーも信用せずに渋々招き入れるも、イザイアが2人に出ていくよう叫ぶとすげなく追い返した。その後も数回再訪したサムに冷淡に接するが、イザイアと共に博物館へ赴き、祖父の生い立ちと貢献を目にする。

アントマン&ワスプの関係者編集

ルイス(Luis)
演 - マイケル・ペーニャ
日本語吹替 - 小杉竜一
スコットと刑務所時代から同房だった親友[注釈 69]。スムージーの機械を2台盗んで逮捕され、サン・クエンティン刑務所に収監された前歴がある。スコットがアントマンになって以降は、警備会社“エックス・コン・セキュリティ・コンサルタント”を設立し、社長業に勤しむ。
恋人と別れ、母親を亡くし、父親も送還されたと言及しているものの、陽気で気前が良くかなりのお調子者で、悪事に身を置いているようには見えないが、窃盗計画の事前準備から実行までをそつなくこなし、確かな腕力と徒手空拳による近接格闘の心得も持っているため、戦闘時のサポートなどいざという時は頼りになる実力者である。コネクション豊富な従兄弟の“アーネスト”や“イグナシオ”を通じて情報収集を担当するが、仕事などに関する説明は無関係な事象も多数織り交ぜて話すため前置きがとても長く、なかなか本題に入らないのが玉に瑕で[注釈 70]、よく聞く者たちを困惑させている。
描写
アントマン
サン・クエンティン刑務所から出所したスコットを自宅に招き、ピム邸への侵入を持ちかけ、このことが後にスコットとピム父娘を結び付けることになった。スコットがアントマンとなってからも、ダレン・クロスの野望を食い止めようとするピムの活動にスカウトされ、ピム・テック本社屋で警備員に扮し、給水本管の水圧を上げたり、警備員の男性数人をパンチ数発のみで倒すなど、スコットとピム父娘を的確にサポートした。
物語のラストでは、スコットにアベンジャーズの一員(サム/ファルコン)がコンタクトを希望していると伝える。
『アントマン&ワスプ』
本作では社長業に励む傍ら、スコットとアパートの一室で同居している。アントマンやワスプと同等のスーツを欲していることや、洗車に対して徹底したこだわりまでも口にする。
スコットがピム父娘を伴って会社を訪ねたことから、物語の一件に関わることになるが、その最中に自白剤を投与されたとはいえ、バーチの一味やエイヴァにスコットたちの居場所を白状してしまう失態を演じてしまった。
それでもスコットたちを案じて彼らにそのことを伝え、クライマックスでは単独で加勢し、危機に瀕するとパニックになることもあったが、自らもヒュンダイ・ヴェロスターを運転してカーチェイスを繰り広げ、最終的にバーチらの身柄を確保し、逮捕へ繋げる。
カート(Kurt)
演 - デヴィッド・ダストマルチャン
日本語吹替 - 松本忍
ルイスの友人で、彼もフォルサム州刑務所に5年服役した前歴を持つ[25]東欧出身で[25]、両手の指と右手の甲にタトゥーを入れている。
ロシア訛りの英語で話し、無表情で感情表現にも乏しいが、コンピューターの扱いに長けたハッキングの達人で、電気系統の工作を特技とする。
描写
『アントマン』
ピム邸や、ピム・テック本社屋での活動でもその腕前を発揮してスコットの侵入をサポートし、パクストンたちに捕まりかけても自らの役割を果たすなど、ガッツある活躍を見せる。
『アントマン&ワスプ』
本作ではエックス・コン・セキュリティ・コンサルタントの一員。姿を消す能力を持つエイヴァを、スラヴ民話に登場する魔女“バーバ・ヤーガ”だと思い込み、大騒ぎした。しかしクライマックスでは、ジャイアントマンが映ったニュースを目にしてデイヴと共にルイスの下に駆けつけて、彼を救う。
デイヴ(Dave)
演 - ティップ・“T.I.”・ハリス
日本語吹替 - 伊藤健太郎
ルイスの友人の車泥棒。チームのドライバーを担当。人を食ったように憎まれ口を叩き、図に乗りやすいが、窃盗計画のナビゲーションを得意とし、逃走用にバンを管理・改良する。
描写
『アントマン』
バンでスコットたちを窃盗現場まで連れて行き、ピム・テック本社屋では作戦失敗になりかけるミスも起こしたものの、ピムを救うために僅かな時間でパクストンたちの覆面パトカーを強奪して破壊し、素早く撤収する身のこなしを披露する。
『アントマン&ワスプ』
本作ではエックス・コン・セキュリティ・コンサルタントの一員。スコットがピム父娘を会社に招いた時には、ルイスやカートと食事を巡り漫才同然の応酬を展開してスコットに止められ、中盤では仕事の一環として最新式の防犯システムのプレゼンテーションを練習する姿や、突如現れたエイヴァを目にした際にはカートと共に極度に怖気付く臆病な振る舞いも見せる。しかしクライマックスでは、カートと共にバーチらに銃を向けられたルイスや、地元警察に見つかりかけたピム親娘を救う。
キャシー・ラング(Cassie Lang)
演 - アビー・ライダー・フォートソン(幼少期)、エマ・ファーマン[注釈 53]
日本語吹替 - 太田梨香子(幼少期)、イブ優里安[注釈 53]
スコットとマギーの間に生まれた実の一人娘。別居してもなおスコットを心から想い続けて深く愛し、スコットからも全身全霊をかけて愛されている[注釈 71]。スコットから振舞われたものなら、誕生日プレゼントの可笑しなぬいぐるみや、いびつなダンボール迷路でも大喜びしてしまうほど純真であり、10歳になると明るく賢いだけでなく、少々はしたない発言をすることもあるなど、かなりおしゃまな性格になった。
描写
『アントマン』
スコットに目を光らせる養父のパクストンに不満を感じたり、スコットは悪人なのかとマギーに尋ねることもあった。
クライマックスでは、スコット抹殺を企むダレンに襲われるが、スコットの活躍で難を逃れ、ラストでは側転ができるようになり、スコットが拡大させてしまった1匹のアリを新しいペットとして飼っている。
『アントマン&ワスプ』
本作ではスコットを深く愛する気持ちはそのままに、母や義父との家族仲も良好で、そのためスコットと定期的に仲睦まじく遊ぶだけでなく、スコットに素敵なパートナーを作って欲しいと願うと共に、自分もパートナーになりたいという理想も持ち、FBI捜査官たちに物怖じせずに立ちはだかって口八丁を披露したり、時には悩むスコットを激励したりと、彼の最大の理解者としての見せ場が多い。
物語のラストでは、スコットとホープの3人で映画を鑑賞し、自分も人助けをしたいと打ち明けながら、スコットとホープの仲を後押しする。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作では14歳に成長して登場。デシメーションを免れており、2023年時に変わり果てた世の中を目の当たりにして驚愕するスコットと再会。彼を喜ばせ、自身もスコットがデシメーションの犠牲になったと思っていたため、涙を流してハグをした。物語のラストでは、スコットとホープの3人で夜空を見上げる。
ジム・パクストン(Jim Paxton)
演 - ボビー・カナヴェイル
日本語吹替 - 加藤亮夫
サンフランシスコの地元警察官で、マギーの婚約者。正義感が強く常識的で、キャシーにも深い愛情を持って接し、彼女を理解して良き養父になろうと努力する真面目な好漢であり、スコットに対して当初は前科持ちの窃盗犯と軽蔑していたが、現在では態度を改めて彼を愛称で呼ぶほどの友人として接している。
描写
『アントマン』
スコットがマギーやキャシーと触れ合おうとすると、悪影響を及ぼさないようにと常に用心する。
そのため、スコットがキャシーの誕生パーティーに現れた際や、ピム邸の侵入容疑で逮捕された際には、厳格な姿勢を崩さずに彼を拒絶・非難し、ピム・テック本社屋の騒動でも行きついた先でスコットを再逮捕した。だが自宅をダレンが襲撃し、スコットが捨て身でキャシーと自身を助けた後は、彼を見直して理解を示し、スコットの逮捕や脱獄の件について便宜を図り、彼を食事に招いてキャシーのホームビデオを見せる。
『アントマン&ワスプ』
本作では警官としての立ち回りは無く、出番も少ないものの、手品を評価したり、刑期を無事に終えられるようエールを送ってハグをしたりと、スコットを深く信頼する良き友人として登場し、彼の自宅を漁るように家宅捜査するジミー・ウーたちFBI捜査官に困惑する様子や、テレビに映ったジャイアントマンがスコットであると気付けないとぼけた場面も見せる。
マギー・ラング(Maggie Lang)
演 - ジュディ・グリア
日本語吹替 - 山崎美貴
スコットの元妻で、キャシーの母親。婚約者のパクストンと、3人で同居している。パクストンと同様に、刑期を終えて釈放されたスコットを快く思っていなかったが、現在では良き友人の一人として和やかに接している。
描写
『アントマン』
犯罪に手を染めたスコットに対して失望しているが、内心ではキャシーのために真っ当な父親に更生してほしいと願っているため、彼がキャシーの誕生パーティーに来訪した際には、きちんと職を得て養育費を払えるようにと投げかけ、キャシーからの不安げな問いかけも、彼女を宥めるように応えた。スコットがキャシーとパクストンを助けたことを知ると、スコットを友人と認める。
『アントマン&ワスプ』
本作ではパクストンやキャシーと共に、自宅で刑期を送るスコットを応援し、ウーたちがスコットの自宅に押し寄せ家宅捜査をした時はうんざりし、FBIを「恥知らず」・「(F)不滅の(B)馬鹿な(I)意地悪」と痛烈な批判をぶつけることもあった。物語のラストでは、刑期満了となったスコットを家族皆で祝福する。

ドクター・ストレンジの関係者編集

マスターズ・オブ・ミスティック・アーツ編集

エンシェント・ワン(Ancient One)
演 - ティルダ・スウィントン
日本語吹替 - 樋口可南子[注釈 3]藤本喜久子[注釈 2]
カマー・タージの主にして、至高の魔術師“ソーサラー・スプリーム”の称号を持つ、700歳を超えた年齢不詳のケルト人女性の魔術師。その魔力は魔術師の中でも最強を誇り、カエシリウス率いるゼロッツを圧倒する程の実力を持つ。神秘的な扇子を愛用し、英語だけでなく中国語も話せるマルチリンガルでもある。
物静か且つ常に達観した佇まいを崩さない淑女だが[注釈 72]、至高の魔術師を引き継ぐべき人物が現れるまで現実世界を多次元の脅威から守り続けるために、自ら禁じている闇の魔術によって気の遠くなるほど長い時を生きてきた事実を隠してきた。その結果、このことがカエシリウスやモルドの離反に繋がった。
描写
『ドクター・ストレンジ』
離反したカエシリウスらゼロッツにカリオストロの書を奪われた数ヶ月後、両手を治すべく救いを求めてやって来たストレンジに、多元宇宙の一端を見せつけると魔術の教えを請われるが、彼からカエシリウスと同じものを感じ取ったため一度は拒否した。しかしストレンジの辛抱強さと魔術の継承者としての可能性を見出し、時には獅子の子落としの如き厳しさで彼を魔術師の道へ導いていった。
ゼロッツがニューヨークのサンクタム・サンクトラムを襲った際に、ストレンジたちに前述の事実を知られつつもゼロッツに応戦するが、カエシリウスによって致命傷を負わされ、メトロポリタン総合病院に搬送されることになった。しかし絶命直前にアストラル体を分離させ、同じくアストラル体となったストレンジに最後の教えとメッセージを残してアストラル体が消滅。同時に息を引き取る。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ブルースが時間移動した、ニューヨーク決戦中の時代に登場。当時はサンクタム・サンクトラム(ニューヨーク)の真上を飛び回っていたチタウリの群れを魔術で蹴散らし、アガモットの目を自ら首に下げていた。そこに現れたブルースからタイム・ストーンの貸与を嘆願され、ストーンを守護する使命感と歴史改変の危険性から一度は拒否するが、ストレンジが未来で自らストーンをサノスに渡したことを聞かされると、アガモットの目を開いてブルースにストーンを貸与する。
『ホワット・イフ...?』
モルド(Mordo)
演 - キウェテル・イジョフォー
日本語吹替 - 小野大輔
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
カマー・タージで修行を積む黒人系の魔術師で、エンシェント・ワンを強く信頼している忠実な弟子。自然の調和を保つ魔術師であることに誇りを持っており、生真面目で自らの倫理観を確立しているものの、融通が利かない一面もあり、自然の秩序を乱す敵には容赦せず命まで奪おうとするほどの激しい気性の持ち主。その意固地さも相まって、エンシェント・ワンには「若い頃に苦労した経験から魂が固すぎる」と危惧されている。
カトマンズを訪れたストレンジを暴漢らから救い、カマー・タージへと招いて彼の兄弟子兼お目付け役となり、修行相手を務めつつ魔術の知識を与えるだけでなく、規則を無視したり闇の勢力との戦いに消極的な姿勢を見せるストレンジを戒める。やがてゼロッツのサンクタム・サンクトラム襲撃に巻き込まれ、応戦する最中にエンシェント・ワンの秘密を知ったことで、魔術に対して失望してしまう。
それでも香港を守るためにストレンジやウォンと共闘したが、戦闘後に彼らと決裂して行方をくらます。さらにエンドロール後には、パングボーンの下に現れ、彼の魔力を奪い取り、「魔術師が多すぎる」と呟く。
ウォン
ハミヤ(Hamir)
演 - トポ・ウェルネスニーロ
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
カマー・タージの左前腕が欠損している老魔術師で、エンシェント・ワンからは“マスター・ハミヤ”と呼ばれる。カマー・タージを初めて訪ねたストレンジからエンシェント・ワンと間違えられた。五体不満足ながらも、エルドリッチ・ライトを容易く発動できるほど優れた魔術師である。

メトロポリタン総合病院編集

クリスティーン・パーマー(Christine Palmer)
演 - レイチェル・マクアダムス
日本語吹替 - 松下奈緒[注釈 3]森なな子[注釈 2]
メトロポリタン総合病院に在籍する救急救命医。 ストレンジと一時期は恋人同士だったが、彼の傲慢さに付いていけず、以降は同僚の関係に戻っている。それでも彼とは仕事のパートナー兼友人として深く信頼し合い、ストレンジから唯一心を許せる人と認められるほど、芯が強く愛情に溢れ、茶目っ気もある女性である。また、突然の声掛けや物音にも極端に驚いてしまうなど相当怖がりな部分もある。
描写
『ドクター・ストレンジ』
事故後に両手を負傷したストレンジを気に掛け、甲斐甲斐しく彼の治療に付き添い続けてきたものの、両手の機能が戻らないと知って自暴自棄になったストレンジから暴言を浴びせられると、彼を見限った。その数ヶ月後に魔術師として戻ってきたストレンジと再会した際には、深手を負っていた彼を治療し、復縁したいと打ち明けられたが、魔術師として人を救う道を歩みはじめたストレンジの決意を尊重し、彼の再出発を頰へのキスで後押しして、今生の別れを決める。
『ホワット・イフ...?』
ニコデマス・ウエスト(Nicodemus West)
演 - マイケル・スタールバーグ
日本語吹替 - 志村知幸
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
ストレンジやクリスティーンの同僚の医師で、両者からは“ニック”と呼ばれることもある。救える患者を脳死と誤診し、ストレンジから辛く罵られるなど、医師としての腕は今ひとつに見えるが、両手に重症を負ったストレンジの治療を担当し、物語の後半にはカエシリウスとの戦いに敗れたエンシェント・ワンの手術をストレンジから頼まれているため、決して藪医者という訳ではない。ストレンジとルシアン・アスターがアストラル次元で戦っていた時には、その際の余波で病院内の自販機から溢れ落ちた多数の菓子をくすねていた。

ブラックパンサーの関係者編集

シャン・チーの関係者編集

登場作品:『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

ケイティ・チェン(Katy Chen)
演 - オークワフィナ
日本語吹替 - ニケライ・ファラナーゼ
“フェアモントホテル”の駐車係である女性。中国語の名前はルイウェン。非常に親しみやすいほど屈託が無く飾らない性格で、駐車係の仕事にも熱心に取り組み、UCバークレーを卒業した学歴も持つが、何事も中途半端にやめてしまうため、将来の展望を持てないことに悩んでいる。カラオケを趣味とし、十八番はイーグルスの名曲『ホテル・カリフォルニア』。シャン・チーとは高校時代に、彼をからかう大柄の上級生から彼を庇って[注釈 73]以来の付き合いで、男女の関係には発展していないものの、非常に深い仲の親友同士であり、そんな彼を助けるためであればマカオ行きを即決する決断力と行動力、隠し事の暴露に激しく混乱せず受け入れるほどの胆力や義理堅さにも溢れた人物である。
また自動車運転も大好きで、バック走行を難無くこなし、通行困難な悪路でも大事故を起こさずに自動車で走破できるほど、プロのスタントドライバー顔負けのドライブテクニックを持ち[注釈 74]、一晩の訓練で確かな弓術の腕前を習得できるくらいに学習能力も高いなど、優れた力量を秘めている。
ある日シャン・チーと2人で、出勤途中のバスに乗っていたところ、テン・リングスの刺客らに遭遇し、車内で乱闘が繰り広げたことでバスが暴走すると、倒れた運転手に代わってハンドルを握り、(描写された限りでは)他の乗客たちや歩行者たちを死傷させることなくバスを止めることに成功。そしてシャン・チーから襲撃された理由とマカオ行きを聞いて、彼の過去は知らなくても何か隠していると以前から気付いていたため同行すると決めた。
マカオのゴールデン・ダガーズ・クラブに到着すると、シャン・チーとシュー・シャーリンの試合を観戦した後に[注釈 75]、またもテン・リングスの襲撃に遭遇し、クラブのビル外周の足場から離脱しようとして転落しかけるが、シャーリンに救われ、姿を現したウェンウーらによってテン・リングス本部へ赴くこととなった。
本部でシャン・チーたちと交流した後に、彼らと監禁されるも、そこでトレヴァー・スラッタリーや“モーリス”と出会って脱出すると、レーザー・フィストの専用車を奪ってウェンウーが狙うター・ローへ向かい、スラッタリーたちの案内を聞きながら竹林の細い抜け道を走破して、シャン・チーたちとター・ローに到着した。
現地の村落では、矢の束の運搬を手伝い、「狙わなきゃ何も当たらないよ」と忠告を受けたことから弓術の訓練に参加した。そして清明節の日にウェンウーらがター・ローに現れると、戦袍に身を包むも、グアン・ポーから「参戦するにはまだ早いから控えていろ」と進言されたため、テン・リングスとの大乱闘には不参加だったが、魔物の群れが解放されると加勢することを認められ、弓矢で“ソウルイーター”に攻撃し、“ドウェラー・イン・ダークネス”にも矢を命中させて“グレート・プロテクター”を救う活躍を見せた。
その事後は、村の灯籠流しに参加し、シャン・チーが父から受け継いだリングの分析にも立ち会って、それが終わると同席していたウォンも交えてカラオケを楽しむ。
シュー・シャーリン(Xu Xialing)
演 - メンガー・チャン(現代)、ハーモニー・ヒー(少女時代)、エロディ・フォン(幼少期)
日本語吹替 - 内田真礼(現代)、岡田日花里(幼少期)
ウェンウーとイン・リーの娘でありシャン・チーの妹。幼少期は両親や兄と幸せな日々を過ごしていたが、リーを失って以降、彼女を思い出すという理由でウェンウーから武術の習得を禁じられて見向きもされなくなっため、物陰から密かに見様見真似の独学で自身を鍛えた[注釈 76]。シャン・チーが「3日で戻る」と言い残した後に失踪すると、兄や父への失望から16歳の頃に家出してマカオに辿り着き、孤独だったものの、現地のストリートで裏社会について学んだ。そして現代では、ナイトクラブ“ゴールデン・ダガーズ・クラブ”のオーナーを務める。
徒手空拳をはじめとする荒々しい武術の腕前とアクロバット能力は非常に高く、特に縄鏢の扱いに長けている。中国語に加えて英語も話せるほど語学にも堪能であり、ほぼ独学のみで武術のみならず、真っ当な規模を持つクラブを経営できるくらいの商才も有するなど、総合的能力は両親や兄に勝るとも劣らない。再会したシャン・チーに約束を破って置き去りにした怒りをある程度ぶつけて以降は態度を軟化させていくほど恨みを長く根に持たず、ケイティにも何処か友好的に接するなどクールでさっぱりした心の持ち主だが、その一方で「父が私を帝国に加えてくれないなら自分で築く」の気構えと強い自立心で現在の地位を確立したことや、亡くなったリーを恋い慕う様子も多く見せるなど、父親似と言える一面もある。
現代においてクラブに来店したシャン・チーと舞台の上で再会すると、彼の弁解を聞き入れずに一方的に攻め立て、ノックアウトした。その後、兄からペンダントを狙われていると知らされると、テン・リングスの襲撃により一度は見捨てて窮地に追いやるが、転落しかけたケイティを救ったことを機に共闘。デス・ディーラーにペンダントを奪われてしまい、父とも再会すると、兄やケイティと本部に連行された。
ウェンウーからリーをター・ローから救出しようという提案を聞かされると、シャン・チーと共に母は亡くなったと反対して監禁されるも、スラッタリーたちと出会って脱出し、母の故郷の危機を知らせるためター・ローに到着。伯母のイン・ナンから、ター・ローでは老若男女問わず武術の訓練に励んでいる光景を見せられ、最大限の力を発揮するために自身も改めて縄鏢の訓練に打ち込んだ。
ウェンウーらがター・ローに現れると、兄や伯母たちと揃って立ちはだかり、テン・リングスとの大乱闘に臨んだ。魔物の群れが解放されると、レーザー・フィストらに共闘を決意させ、決戦に突入。そしてグレート・プロテクターに跨りながらドウェラー・イン・ダークネスにも挑み、一時は危機に瀕したもののシャン・チーに救われ、自ら捕縛したドウェラー・イン・ダークネスの撃破を見届けた。
その事後は村の灯籠流しに参加し、兄が父へ別れを告げると共に自分は母を偲んだ。後日は、シャン・チーたちにテン・リングスを解体すると告げたが、実際には新たな長として、組織を自分の好みに再編する。
イン・リー(Ying Li)
演 - ファラ・チャン
日本語吹替 - 木下紗華
シャン・チーとシャーリンの母親。かつてはター・ローに続く入口の守護者だったが、村に忍び込もうとしたウェンウーと出会い、力をぶつけ合うことで惹かれ合った。彼と共にター・ローでの暮らしを望んだが、村人から欲深いウェンウーを拒絶されたために、自分が村を去ることで結婚した。
太極拳と自然を操る力により、リングの能力を有していたウェンウーを返り討ちにしたほどの戦士であったが、ター・ローを去る際に自然を操る力を龍の元に置いていっていた。また、手芸も得意としていた。
自身への理想を深めることでさらなる高みに到達できるという思想を持つ穏やかな女性で[26]山奥の屋敷で暮らしながら2人の子どもを授かり、家族に対して深い思いやりと愛情を注ぐ幸せな日々を過ごしていたが、ウェンウーに恨みを持つ“アイアン・ギャング”の襲撃を受け、子どもたちを守るために単身で立ち向かい、多くの敵と差し違えて命を落としてしまった。その最期は遺された家族に深い影を落としている。
シュー・ウェンウー(Xu Wenwu)
演 - トニー・レオン(梁朝偉)
日本語吹替 - 山路和弘
シャン・チーとシャーリンの父であり犯罪組織“テン・リングス”の長。組織名の由来となった伝説の武器“テン・リングス”を所有し、1000年の時を生き存えながら世界の覇者にならんと暗躍してきた。
イン・ナン(Ying Nan)
演 - ミシェル・ヨー
日本語吹替 - 塩田朋子
リーの姉で、シャン・チーとシャーリンの伯母。ター・ローの守護者にして、村の中心格的存在。妹同様に太極拳をはじめとする武術やグレート・プロテクターの加護による自然を操る力を行使する屈指の戦士であり、冷静沈着さと慈悲深さ、魔物の群れの侵略の阻止に対する高い使命感も有している。
初対面ながら甥と姪のことも知っており、妹の子たちであるシャン・チーとシャーリンを優しく出迎え、2人と共にやって来たケイティたちも歓迎した。ウェンウーがター・ローに侵攻しようとしていると聞かされると、シャン・チーたちに魔物の伝説とター・ローの使命を語り、「もう隠れなくていい」と説いて現地の武具を授け、太極拳の推手や自然を操る力で武術の手ほどきを行うなど、甥と姪へ導いていった。
ウェンウーらテン・リングスがター・ローに乗り込んでくると、戦士たちと総出で立ちはだかり、挑んできたデス・ディーラーを一蹴し、解放されたソウルイーターに襲われたレーザー・フィストを救う活躍を披露し、魔物の群れとの乱戦でも命を落とすことなく、シャン・チーたちの勝利を見届けた。
戦いが終わった夜に、今回の戦いで命を落とした者たちを偲ぶ灯籠流しを、自ら中心となって行う。
スー(Soo)
演 - ステファニー・スー
シャン・チーとケイティの高校時代からの友人である女性弁護士。学生時代には、シャン・チーたちと遊び呆けていたと言及されている。シャン・チーとケイティへ「能力を活かせていない」と指摘しつつ、恐れずに自分たちの才能を活かせる仕事につくよう進言した。2週間後には、シャン・チーたちの体験談をけなすも、そこに現れたウォンに驚き、カクテルを飲まれる。
ジョン(John)
演 - クナル・ダデッカー
スーのパートナーである男性。シャン・チーたちからスーの高校時代の話を聞いて楽しむが、2週間後には、シャン・チーたちの体験談やウォンの出現に絶句する。
ミセス・チェン(Mrs. Chen)
演 - ジョディ・ロン
ケイティの母親。ケイティ曰く、アジア系アメリカ人。腹が減って手伝いに行けないというルイファをたしなめる
ルイファ・チェン(Ruihua Chen)
演 - ダラス・リュー
日本語吹替 - 岩中睦樹
ケイティの弟。姉との仲は良好で、父親の店の手伝いを「自宅を訪ねてタダ飯食ってるショーン(シャン・チー)にやらせたら」と口走るなど生意気な態度も見せる。
ワイポ・チェン(Waipo Chen)
演 - ツァイ・チン
日本語吹替 - 原語流用
ケイティの祖母。亡くなった夫(ケイティの祖父)の好物だった菓子や煙草、ウィスキーを毎年の清明節の日に供えるなど、中国の風習や伝統を重んじ、家族が英語を話す中でも中国語で会話をするが、英語の聞き取りは出来ている模様。孫娘とショーンが交際していると考え、「いつ結婚するのか」とショーンに尋ねて否定される。
グアン・ポー(Guang Bo)
演 - ユン・ワー(元華)
日本語吹替 - 原語流用
ター・ローの老人。戦士たちの代表格のようで、弓術の指導も行なっている。他者に対しては常に威勢を放ちながら向き合うが、若干頭が固く、当初はター・ローに来訪したシャン・チー一行を余所者扱いし、ナンにたしなめられた。
後に老婆に連れられて修練場に来たケイティに、不本意ながらも弓術を指導し、テン・リングスが侵攻してくると、自身の10倍生きながらえているウェンウーから「若造」呼ばわりされる場面もあった。魔物の群れが解放されると、ケイティにも参戦を許し、深く息を吸いながら矢を射るよう助言した。グレート・プロテクターが窮地に陥るとケイティと援護しようとしたが、隙を突かれてソウルイーターに魂を吸引され、絶命する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの関係者編集

ヨンドゥ・ウドンタ(Yondu Udonta)
演 - マイケル・ルーカー
日本語吹替 - 立木文彦
ラヴェジャーズの一部隊のリーダーである“ケンタウリ人”の壮年男性。かすれ声で話す粗野な親分肌で独善家だが、幼かったクイルを育てた人物でもあり、事情を知らない彼からは恨みを抱かれているものの、義理の親子のような間柄である。そのため時にはクイルと口喧嘩をし、彼が背信行為をとると子分らの前で力ずくで戒めることもあるものの、穴埋めになる話を持ちかけて来れば笑って許してしまうくらいに内心ではクイルを息子同然に見ており、彼に対する態度が甘すぎると子分の一部から批判されるほど実際には単純な人物で、“エクレクター号”の艦長席のダッシュボードにファンシーグッズコレクションを並べるなど、アウトローらしからぬ顔も見せる。若い頃は両親に捨てられ、クリーの欲深い奴隷戦士だった。愛用する“ヤカの矢”一本を口笛で遠隔操作し、周囲の敵群を一掃するほどの技量や、高いパイロット能力を持つ。
過去に銀河中にいるエゴの子どもたちを捕らえ、彼に引き渡して報酬を得ていたことがあり、クイルの拉致もその活動の一環だったが、エゴの野望を知るとクイルの身柄を引き渡さず、エゴと袂を分かった[注釈 77]。しかし、この経緯が露呈してラヴェジャーズの掟に反したとして本隊から除名されていた。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
抜け駆けでオーブを持って行方を眩ましたクイルに4万ユニットの懸賞金をかけ、自身らも追跡を始め、後にガモーラを救うために自分から捕まった彼へ矢を向けるが、オーブを取り戻して儲けようと持ちかけられて一転。ロナン・ジ・アキューザーに挑むため、ラヴェジャーズ総員でガーディアンズとの共闘を決意した。
自らも“Mシップ”を駆って出撃し、自機を撃墜されると、包囲してきた大勢のサカアラン兵をヤカの矢で難なく一掃した。
ガーディアンズがロナンを打倒すると、素早くクイルの元に駆けつけ、約束通りオーブを渡すように要求するが、同じデザインの別物のオーブを手渡され、それに気付かないままその場を撤退。物語のラストでは、クイルの言いつけを無視してオーブを開け、現れたトロールの人形を目にし、結局彼に欺かれたにもかかわらず笑みを浮かべる。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
本作では、前述の過去が明かされる。惑星“コントラクシア”で部下たちと過ごす中で、アイーシャからガーディアンズの捕縛と“アニュラックス電池”の奪還を依頼され、惑星“ベアハート”でロケットを包囲した。だが電池だけ奪って済ませようとするや、クイルに甘いと非難したテイザーフェイスら部下にクーデターを起こされる。
一時は失意に落ちて投獄されたが、ロケットたちの協力で試作型のフィンを得て逆襲し、反旗を翻したテイザーフェイスらを反撃の隙さえ与えずヤカの矢で瞬殺した。そしてロケットと口論しながらも意気投合。クイルを救うべくエゴの星へ赴いて到着すると、ガーディアンズたちと共闘してエゴに挑んだ。
しかし終盤において、自らの命を犠牲にして、エゴの星から逃げ遅れたクイルを助け、「俺みたいなろくでなしがいい息子を持てたぜ」と彼にメッセージを残して窒息、息を引き取る。その最期にクイルたちは涕涙し、それを知ったスタカー・オゴルドたちによってラヴェジャーズ式の葬儀が行われた。
『ホワット・イフ...?』
クラグリン・オブフォンテリ(Kraglin Obfonteri)
演 - ショーン・ガン
日本語吹替 - 土田大
ラヴェジャーズの一等航海士兼船長補佐を務める長身痩躯の男性で、生まれた頃からラヴェジャーズとして生きてきたザンダー星人。彼も内心ではクイルに思い入れを持つヨンドゥに若干不満を抱いていたが、基本的には船長であるヨンドゥに忠実に付き従い、助力する。ドラックスやネビュラに馴れ馴れしく接して睨まれたり、宇宙船内での待機中に1人で音楽を聴きながら寛ぐなど、どこか三枚目的な様子も見せる。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
モラグでのクイル捜索からヨンドゥをサポートし、惑星“ザンダー”での戦闘でも自らMシップを操縦し、ダーク・アスターを攻撃した。また、ヨンドゥと同様にクイルの父親を知っているらしく、戦闘後に「立派に育った彼を父親に引き渡さなくて良かったですね」と、クイルへの評価を混ぜてヨンドゥに話す。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
本作では前述の不満から、テイザーフェイスらのクーデターに乗じてヨンドゥを裏切ってしまう。だがテイザーフェイスのやり方に反感を抱き、ヨンドゥに頼まれて試作品のフィンを取りに行ったベビー・グルートを助けてヨンドゥに寝返ることになる。それからは宇宙船“クオドラント3”の操縦担当としてヨンドゥやガーディアンズたちの戦いに加わり、危機に瀕したガーディアンズたちを救出した。
事後はクイルへ、ヨンドゥがプレゼント用に買っていたZuneを渡し、代わりにヨンドゥの形見となったヤカの矢を引き継ぐ。そしてヨンドゥの葬儀を執り行ってくれたラヴェジャーズ全隊に感激し、ミッド・クレジットではヤカの矢を飛ばす練習をするも、使いこなせずに誤ってドラックスの肩を射抜いてしまった。
『ホワット・イフ...?』
メレディス・クイル(Meredith Quill)
演 - ローラ・ハドック
日本語吹替 - 宮島依里
ピーター・クイルの母親の地球人で故人。クイルを“スター・ロード”と初めて呼んだのは彼女である。自分と結ばれたエゴに心酔し、息子のクイルに対しても「汚れのない光のような、天使のようなパパによく似ている」と声をかけるなど深く愛していた。音楽好きで、クイルもその影響を受けている。だが1988年、エゴによって脳腫瘍に侵され、余命幾ばくも無い状態となり、病院で自身の死期を悟り、クイルにプレゼントボックスを授け、彼に手を握ってほしいと望むが、彼女の様子に気が動転してしまったクイルに応えて貰えずに息を引き取った。その最期は、クイルにとって大きなトラウマとなった。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
本作では冒頭で、自身の最期が描写される。また、クイルがロナンとの決戦でパワー・ストーンを握った際には、左手を差し出したガモーラに一瞬だけ彼女の面影を見ている。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
本作では冒頭で、エゴと仲睦まじく触れ合っていた頃の出来事が描写される。また、クイルが天界人の力に覚醒する際の回想にも僅かに登場する。
クイルの祖父
演 - グレッグ・ヘンリー
日本語吹替 - 佐々木勝彦
クイルの祖父で、メレディスの父親。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
1988年に、メレディスの衰弱化で激しく動揺していた孫のクイルに付き添い支えていたが、メレディスが心肺停止したところで一旦彼を病室から退室させた。その直後にクイルは、ラヴェジャーズに拉致される。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
現代でもミズーリ州で元気に存命しており、ミズーリ州に植えられたエゴの一部が膨れ上がる際には、自動車で避難する。
エゴ

キャプテン・マーベルの関係者編集

登場作品 - 『キャプテン・マーベル』

マリア・ランボー(Maria Rambeau)
演 - ラシャーナ・リンチ
日本語吹替 - 花藤蓮
キャロルとアメリカ空軍に同期入隊したパイロット仲間である古くからの親友。当時のコールサインは“フォトン”。以前は娘のモニカと共に母娘揃って、キャロルと自宅で仲睦まじい家族同然に同居していた。
物語において殆ど記録が抹消されたキャロルと、死亡したローソンについて知る数少ない人物であり、ローソンの死とキャロルの失踪後の現在は軍を引退し主婦業に専念している。
現実主義的ながらもさばさばした性格で、記憶を失ってしまったキャロルとの友情は彼女の事故から6年が経過してもなお持ち続けており、自分自身の存在に葛藤するキャロルに激励の言葉で勇気づけ、親友として再会を喜びあった。
その後モニカを一人置いていけないことからキャロル達に同行するつもりはなかったが、そのモニカに後押しされて改造されたクワドジェットに副操縦士として乗り込む決意をする。マー・ベルのラボではアキューザーズとの銃撃戦を、その後地球ではポッドを操縦するミン・エルヴァとドッグファイトを繰り広げ、現役を引退してもパイロットとしての高い腕前は衰えていないことを証明するかのように敵機を見事に撃墜した。
事後は、地球を離れる直前のキャロルやタロスの一家を自宅に招き、モニカやフューリーも交えて食事会を開いた後[注釈 78]、キャロルと別れを惜しみつつ、彼女を見送る。
その後S.W.O.R.D.の創設メンバーとなり、成長したモニカと共に働いていたが、癌を患って入院。摘出手術は成功したものの、直後にモニカがデシメーションで消滅し、その2年後に癌が再発、モニカが戻ってくる3年前に逝去してしまっていたことが『ワンダヴィジョン』で言及された。
モニカ・ランボー
ノーレックス(Norex)
演 - マシュー・マー
日本語吹替 - 後藤敦
スクラルの科学担当。自らの役割に反してマー・ベルのラボの座標を見つけられないなど頼りないところもあるが、科学者としての実力は確かで、物語の後半においてクワドジェットの改良に成功する。その後、地球へやって来たヨン・ロッグを欺くためにヴァースに擬態し、単身で立ちはだかるも、彼からの質問に正しく答えられずに正体を見破られてヨン・ロッグに射殺される。
スティーブ・ダンヴァース(Steve Danvers)
演 - コリン・フォード
日本語吹替 - 平井貴大
キャロルの兄。描写は少ないが、キャロルの回想で彼女と夜空を見上げていた。
ジョセフ・ダンヴァース(Joseph Danvers)[注釈 79]
演 - ケネス・ミッチェル
日本語吹替 - 黒澤剛史
キャロルの父。ゴーカートをクラッシュさせた幼少期のキャロルを、頭ごなしに叱り付けるほど、キャロルとの仲は悪かった様子であった。
グース(Goose)
演 - (レジー、アーチー、リゾ、ゴンゾ)
かつてはマー・ベルがペガサス計画の実験施設で飼っていたらしき、ヴァースとフューリーに出会い、2人についてきた猫。出会って間もないフューリーから溺愛されるようになり、ランボー家へ連れて行ったり、果ては宇宙への旅にも同行させている。
その正体はフラーケンという名のスクラル、クリー双方も知る地球外の危険生物である。
名前はトム・クルーズ主演の映画『トップガン』から。
ウェンディ・ローソン[マー・ベル](Wendy Lawson[Mar-Vell])
演 - アネット・ベニング
日本語吹替 - 榊原良子
ヴァースの夢の中に印象強く登場する謎の女性。その正体は記録上、無断のテスト飛行中に墜落・死亡したことになり、ライトスピード・エンジンを用いた航空機を開発しようとしたクリー人の科学者“マー・ベル”である。
機知に富み、情け深い人柄で、クリー/スクラル戦争でスクラルを迫害してきたことを恥じてクリー帝国から脱走。自らのラボに匿ったスクラル人たちを遠い安住の地へと導いて、戦争を終わらせるために地球で密かにペガサス計画に参加していた。
物語の6年前に、キャロルと共にライトスピード・エンジンを搭載したテスト機の実験飛行を成功させ、スクラル人たちが待つラボにそのまま向かおうとしたが、スターフォースの襲撃を受けて失敗。キャロルに自身の素性と目的を打ち明け、巻き込んでしまったことを謝罪し、エンジンを破壊しようとしたものの、ヨン・ロッグに撃たれて致命傷を負い、キャロルにスクラル人の未来を託して息を引き取った。

ヴィラン編集

地球のヴィラン編集

ヒドラ編集

テン・リングス編集

A.I.M.編集

登場作品 - 『アイアンマン3』

アルドリッチ・キリアン(Aldrich Killian)
演 - ガイ・ピアース
日本語吹替 - 小原雅人
A.I.M.の創設者にして社長。若くして科学のエキスパートとなった天才で、1999年の大晦日に、ベルンの技術会議の会場でトニーのファンとして彼に声を掛けるが、結局取り付けた待ち合わせの約束を破られて1時間以上も待ちぼうけを食らい、投身自殺まで考えかけた過去がある。その後トニーへの復讐心と世の中への憎悪が芽生え、エクストリミスの効果で強化人間“エクストリミス・ソルジャー”となり、A.I.M.を拡大しつつエクストリミスの研究開発と人体実験を行っていた。そして、西側諸国最高権力者とテロリストを手中に収め、反テロ戦争を引き起こして世界市場を得ることを最終目的として暗躍する。
マヤ・ハンセン(Maya Hansen)
演 - レベッカ・ホール
日本語吹替 - 東條加那子
エクストリミスを発明した植物学者兼DNA解析者[27]。現在では、A.I.M.にエクストリミスを提供したことで、キリアンに従ってしまっている。
エレン・ブラント(Ellen Brandt)
演 - ステファニー・ショスタク
日本語吹替 - 山崎美貴
エクストリミス・ソルジャー。元は左前腕を欠損した身体障害者だったが、A.I.M.の実験で投与されたエクストリミスに適合し、キリアンの手先となった。デイヴィス夫人を始末する目的でローズヒルに現れ、トニーと激闘を繰り広げる。
エリック・サヴィン(Eric Savin)
演 - ジェームズ・バッジ・デール
日本語吹替 - 桐本琢也
キリアンの腹心を務めるエクストリミス・ソルジャー。
キリアンの腹心として、彼のボディガードから、エクストリミスの被験者への接触、トニーとの戦闘までさまざまな活動にあたる。
トレヴァー・スラッタリー / マンダリン

シーゲート刑務所編集

登場作品 - 『王は俺だ』

トレヴァー・スラッタリー(Trevor Slattery)
演 - ベン・キングズレー
日本語吹替 - 麦人
マンダリンを名乗ってキリアンに加担した罪でシーゲート刑務所に収監された元舞台俳優。後に、テン・リングスに拉致される。
ハーマン(Herman)
演 - レスター・スペイト
スラッタリーのファンの代表格で、彼から“執事”と呼ばれる大柄の黒人囚人。食堂での配膳だけでなく、スラッタリーを敵意ある囚人から庇おうとしたり、ノリスのインタビュー時にも付き従うなど、スラッタリーに献身的で[注釈 80]、その忠誠心から銃弾を1発喰らいながらも、本性を表したノリスに立ち向かったが反撃され、所持していたペンで首を刺されて絶命する。
ホワイト・パワー・デイブ(White Power Dave)
演 - マット・ジェラルド
スラッタリーを見下している囚人。自身が着ている囚人服に食事をぶつけてしまったスラッタリーに、「世界中が見たがっているお前の死体が欲しい」と威圧するが、それに反するハーマンらが立ちはだかろうとしたため、「お前はマンダリンでも犯罪者でもない」と捨て台詞を残してその場を退く。
フレッチャー・ヘッグス(Fletcher Heggs)
演 - アレン・マルドナード
スラッタリーのファンの一人である囚人。親しい囚人たちと揃ってスラッタリーにマンダリンの演技をリクエストし、応じられると彼に歓喜・感謝する。
ジャスティン・ハマー

ゼロッツ編集

登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』

カエシリウス(Kaecilius)
演 - マッツ・ミケルセン
日本語吹替 - 井上和彦
ゼロッツを率いる魔術師。最愛の家族を亡くして以来、永遠の命を求めるようになり、エンシェント・ワンに弟子入りしてマスターとなったものの、ドルマムゥが持つと言われる、死を克服し時間を超越した力と永遠の命に魅入られた。だが、闇の魔術を禁じている師に幻滅し、亡くなった妻や子どもを蘇えらせることはできないと悟ったことを機に数人の魔術師と共に離反。彼らを自分の弟子として従え、「暗黒次元こそ人間を真の幸福に導くための目指すべき目標」という思想を掲げて、この世界を暗黒次元へと引きずり込もうと暗躍する。弟子たちとは異なり、山吹色と茶色のツートンカラーの道着を着用している。
落ち着いた物腰の壮年男性だが、エンシェント・ワンやモルド曰く、「ストレンジとよく似ている」と言われるほど傲慢で頑固らしく、邪魔者の抹殺として相手の頭部の切断や弟子を捨て駒にする行為を躊躇い無くとるなど、極めて残酷な本性も秘めている。
物語の冒頭では、2本の鎌を武器とし、通常の魔術を駆使していたが、エンシェント・ワンの追撃を振り切り、カリオストロの儀式を行って暗黒次元にアクセスし、ドルマムゥから強大な魔力と数百年の時を生き続けることができる不老の力を会得。闇の魔術を使いこなし、現実世界とミラー次元の空間や物質を自在に操ることができるようになった。その力を用いて弟子たちと共に各サンクタム・サンクトラムを襲撃し、ストレンジたちとも交戦して、エンシェント・ワンの打倒に成功。香港に暗黒次元を出現させたが、最終的にドルマムゥによって暗黒次元へと吸い込まれる末路を辿る。
ルシアン・アスター / ストロング・ゼロッツ(Lucian Aster / Strong Zealot)
演 - スコット・アドキンス
日本語吹替 - 祐仙勇
ゼロッツの一員である男性の魔術師で、カエシリウスの弟子たちの中心的存在。弟子たちの中でも最も強力な魔力と身体能力を有し、足技を中心としたアクロバティックな格闘技を用いて戦う。
エンシェント・ワンには他の弟子たちと同様に苦戦を強いられたものの、ニューヨークのサンクタム・サンクトラムでは、まだ戦闘慣れしていないストレンジを苦しめた。だが、アストラル次元での一騎打ちにおいて、クリスティーンがストレンジの身体に施し彼のアストラル体から放たれた電気ショックの衝撃を受けて自らのアストラル体が消滅し、絶命する。
ブルネット・ゼロッツ(Brunette Zealot)
演 - ザラ・フィシアン
ゼロッツの一員である、黒髪の女性魔術師。冒頭のミラー次元から香港まで、倒されることや戦線離脱することは一度も無かったが、最終的にドルマムゥによって暗黒次元へ吸い込まれる。
トール・ゼロッツ(Tall Zealot)
演 - アラー・サフィ
ゼロッツの一員である男性の魔術師。物語後半のミラー次元での戦いで、カエシリウスに無惨にも捨て駒にされて、死亡する。
ブロンド・ゼロッツ(Blonde Zealot)
演 -カトリーナ・ダーデン
ゼロッツの一員である、ブロンドヘアーの女性魔術師。ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの戦いで、ストレンジによってゲートウェイから砂漠に一時放逐されたが、その後香港では何事も無かったかのように、カエシリウスらと共闘してストレンジたちに挑んだ。しかし、最終的にドルマムゥによって暗黒次元へ吸い込まれる。

バルチャーの一味・取引相手編集

エイドリアン・トゥームス / バルチャー(Adrian Toomes / Vulture)
演 - マイケル・キートン
日本語吹替 - 大川透
ウィング・スーツを身に纏った怪人・バルチャーとして暗躍する壮年男性。元々は残骸処理会社の経営者で、ニューヨーク決戦の後始末を任されたにも関わらず、ダメージ・コントロール局の介入により失業してしまい、自分の家族や部下を食わせるためにと、政府に未提出だったチタウリの残骸などを再利用して利益を得ることを思い付き、それ以降は部下たちと共に自身の装着するウィング・スーツやハイテク武器を作り、犯罪者への密売を生業とするようになった。
ヒーローたちや捜査機関に見つからないよう長年暗躍を続け、事業を軌道に乗せていたが、ピーター/スパイダーマンと対峙することになる。
ハーマン・シュルツ / ショッカー[2代目](Herman Schultz / Shocker[2nd])
演 - ボキーム・ウッドバイン
日本語吹替 - 諏訪部順一
トゥームスの部下で、開発された武器の売り渡しを担当する。粛清されたブライスに代わって“ショッカー・ガントレット”を引き継ぎショッカー(二代目)になる。
フィニアス・メイソン / ティンカラー(Phineas Mason / Tinkerer)
演 - マイケル・チャーナス
日本語吹替 - 山本満太
トゥームスの部下で、その巧みな腕を振るい、回収されたチタウリやウルトロンの残骸を再利用して、さまざまなハイテク武器の開発と、残骸回収における現地情報のナビゲーションを担当している。
ジャクソン・ブライス / ショッカー[初代](Jackson Brice / Shocker[1st])
演 - ローガン・マーシャル=グリーン
トゥームスの部下で、シュルツと共に開発された武器の売り渡しを担当し、最初にショッカー・ガントレットを使用していた男。
マック・ガーガン(Mac Gargan)
演 - マイケル・マンド
日本語吹替 - 青山穣
トゥームスの取引相手である、多数の犯罪歴を持つ殺人鬼。シュルツとフェリーで武器の取引をする。エンドクレジットでトゥームスに対してスパイダーマンへの報復を示唆する旨を話す。

クロウの一味編集

ユリシーズ・クロウ(Ulysses Klaue)
演 - アンディ・サーキス
日本語吹替 - 広田みのる
ヴィブラニウムの密輸を企て、南アフリカのブラックマーケットを仕切っている武器商人[注釈 81]。トニーとも面識があり、首筋に施された“泥棒”という意味の焼き印が特徴。
話し相手を大袈裟に嘲笑っておちょくる態度を崩さず、自分と交渉できるのは権限ある者だけと豪語する図太い男で、金儲けだけでなく活動時に犯行現場を細工しながら人を撃ち殺すなど、殺戮までを愉しみ、世界中で悪名を轟かせてきた根っからの悪漢。
かつてワカンダに侵入し、囚われの身となりつつも、ヴィブラニウムが保存されたボトルを250本も強奪した上でワカンダの国境を爆破して逃走。この一件で、ウカビの両親を含めた多数のワカンダ人が死傷し、ワカンダの評議会から大罪人として認知される。以降はヴィブラニウムの密売に執着するようになり、現代でも大量のヴィブラニウムを所持していた。
描写
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
本作でMCU初登場。ウルトロンとマキシモフ兄妹にあしらわれながらも、彼らから持ちかけられた取引に応じてヴィブラニウムを売り渡すが、ダミー会社に代金を振り込まれた際に、思わず言い放った言葉がウルトロンの怒りに触れ、左腕を切断されてしまった。そこに駆けつけたアベンジャーズとウルトロンらを撃ち殺すよう狂乱しながら部下に指示するも、本作ではここで出番を終える。
『ブラックパンサー』
本作においては、南アフリカで切断された左腕に、強力な衝撃波を放つアームキャノンが内蔵された義手を装着して再登場。ウンジャダカとは協力関係にある。
物語前半において、救急隊員に扮してグレートブリテン博物館に侵入し、居合わせた博物館の職員や警備員を射殺して、ヴィブラニウム製の利器を盗んで撤退すると、後日に釜山のカジノへ多数の手下を率いて、囮取引相手であるエヴェレットと接触するものの、ティ・チャラたちの潜入に勘付いて逃走しながら彼らに応戦。熾烈なカーチェイスの末に、ティ・チャラに取り抑えられ、CIAの施設に身柄を拘束された。
エヴェレットからの尋問でワカンダの秘密を暴露するが、奇襲を仕掛けてきたウンジャダカに救われてその場から脱走。廃飛行機置場に逃げ延びたのも束の間、ウンジャダカの裏切りに遭い、彼がワカンダ人と知って射殺される。
エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス[ウンジャダカ](Erik "Killmonger" Stevens[N'Jadaka])
演 - マイケル・B・ジョーダン
日本語吹替 - 津田健次郎
元アメリカの秘密工作員にして、アフリカ系アメリカ人の傭兵。
その正体はティ・チャカの弟のウンジョブがアメリカ人女性との間に儲けた一人息子のウンジャダカで、父を殺害し、自分をオークランドに置き去りにした伯父一家への復讐と、父の悲願である黒人の社会的立場向上のため、ワカンダの王位を狙って、同国のテクノロジーによる世界征服を企む。
リムバニ(Limbani)
演 - デヴィッド・S・リー
登場作品 - 『ブラックパンサー』
クロウやウンジャダカの仲間のテロリストの男性。グレートブリテン博物館ではクロウと共に救急隊員に変装し、韓国のCIAの施設ではクロウを救出するが、結局、ウンジャダカに射殺される。
リンダ(Linda)
演 - ナビャー・ビー
登場作品 - 『ブラックパンサー』
リムバニと同様、クロウやウンジャダカの仲間のテロリストの女性で、ウンジャダカとは懇意の関係であり、彼のためなら命を投げ出せる覚悟を持つ。博物館ではパン屋に変装して館内の監視カメラの映像を差し替え、クロウらのヴィブラニウム奪取を補助し、韓国のCIAの施設でもクロウを救出するが、ウンジャダカがリムバニを射殺した直後に、クロウに盾代わりにされてしまった。しかしウンジャダカに自らを撃たせて死亡する。

バーチの一味編集

登場作品 - 『アントマン&ワスプ』

ソニー・バーチ(Sonny Burch)
演 - ウォルトン・ゴギンズ
日本語吹替 - 関智一
表向きはレストランなどの多角経営者、裏ではブラックマーケットを取り仕切って暗躍する武器ディーラーである男。ナノテクやAI、仮想通貨などはもう古く、量子テクノロジーこそ次世代のフィールドであると豪語し、ピム父娘が研究開発していた量子トンネルに興味を持って、金儲けのための兵器として売り捌くべく、モバイル研究所とその成果を狙う。
目敏い男ではあるが、所有するレストランのシャンデリアを傷付けられた時や、激しい争奪戦の中でモバイル研究所を手に入れようと血眼になった際に声を荒げるなど、激情に駆られやすい人物でもある。
ホープと量子スタビライザーの取引をするが、ピム父娘が持つテクノロジーに関心を示す買い手がいると主張し[注釈 82]、彼女たちと取引だけでなく、手を組むよう交渉するも、決裂するとホープに部下たちを一蹴され、スタビライザーを強引に取られてしまった[注釈 83]
その後、ルイスたちの元に現れ、苦労しながらもスコットたちの居場所を聞き出し、エイヴァに一時的に足止めされると、通報することでFBIを利用し、ピム父娘を追い詰めた。
だが、FBIの内通者が研究所の押収に失敗するや、一味総出で研究所奪取に乗り出し、スコットたちやエイヴァと激しいカーチェイスを展開し、研究所を一度奪うと遊覧船に乗って逃亡を図るも、ジャイアントマン化したスコットに研究所を奪還された。それでも研究所を手にしようとルイスに迫るが、 ウーズマンらが撃たれた隙を突かれてルイスに殴り倒され、拘束されると自白剤を投与されて、駆け付けた警官たちに自らの裏稼業を白状し、逮捕される。
ウーズマン(Uzman)
演 - ディヴィアン・ラドワ
日本語吹替 - 山本高広
バーチから「友人」と呼ばれる彼の手下で、SIS出身。テンションが低く喜怒哀楽もないが、特殊な薬物(自白剤)で自白を引き出すプロである。
レストラン“ウィ”の戦いでは、バーチの指示でスタビライザーを持って逃げようとするも、ホープに拡大された調味料のビンにぶつかって倒れた。ルイスたちの下に現れた際には、自分の薬物を自白剤だと指摘した彼に「テレビの見過ぎ」と非難しながら自白剤を投与した。
クライマックスではカーチェイスに参戦した末に、駆けつけたデイヴにテイザー銃を撃たれて倒れ、バーチらと同様に自白剤を投与されて逮捕される。
アニトロブ(Anitolov)
演 - ゴラン・コスティッチ
日本語吹替 - ボルケーノ太田
バーチの手下の一人で、オールバックの髪型が特徴。首に下げたネックレスをよく口に咥えることが多い。ウィでの戦いでは、バーチの指示で代金を持ち去ろうとするも、ホープに一蹴されてしまった。ルイスたちの下に現れた際には、ウーズマンの薬物を「自白剤じゃない!」と訴えていた。
クライマックスでカーチェイスの末にウーズマンと2人でルイスに銃を向けたが、駆けつけたカートにテイザー銃を撃たれて倒れ、バーチらと同様に自白剤を投与されて逮捕される。
ノックス(Knox)
演 - ロブ・アーチャー
バーチの手下の一人で、筋骨隆々の両腕にタトゥーを入れた大男。ウィでの戦いでは、ホープに一蹴され、反撃を試みて店内のシャンデリアを銃撃で壊してしまった。クライマックスではカーチェイスに参戦するも、クラッシュした前方車両に乗車している車両が衝突・反転し、ロンバード・ストリートに墜落する。

ミステリオの一味編集

ミステリオの一味のメンバーは、ピーターやフューリー(擬態)のチームにはその存在を認知されておらず、ベックの死後にデイリー・ビューグルへ偽造映像を投稿した。

クエンティン・ベック / ミステリオ(Quentin Beck / Mysterio)
演 - ジェイク・ジレンホール
日本語吹替 - 高橋広樹
マルチバース“アース833”の出身者で、エレメンタルズと戦っていたヒーロー。アベンジャーズたちとサノスの群勢の最終決戦の影響でピーターらの住む“アース616”にやってきたと語る男。
だがその正体はスターク社を解雇された、ホログラム技術を専門とする元社員で、“B.A.R.F.”の原型の開発者。このシステムを軍用に使おうとしていたが、トニーがセラピー用に改良してしまったと主張。それによりクビにされたと逆恨みし、E.D.I.T.H.をピーターから奪う為にトニーに反感を抱える者たちを集め、アイアンマンに代わるニューヒーローとして世界に君臨しようする。
ウィリアム・ギンター・リヴァ(William Ginter Riva)
演 - ピーター・ビリングスリー
日本語吹替 - 上別府仁資
エンジニアの壮年男性。優れた技能を持つが、自ら開発したコンバット・ドローンとホログラムの試験中にスマートフォン操作に夢中になってベックの呼びかけに気付かない間抜けな一面もある。
描写
『アイアンマン』
MCU初登場の本作では、オバディアの部下としてスターク社で勤務している。オバディアの指示でアイアンモンガーを開発していたが、動力炉となる小型アーク・リアクターを再現できないので完成しないと告げてオバディアを激昂させてしまい、叱責されると「私はトニー・スタークじゃない」と泣き言を吐いた。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作ではスターク社から離れており、ミステリオの一味として、ドローンをベックと共に運用し、彼をサポートする。
ロンドンでは、現地でバンの車内からベックと連携しながら多数のドローンを操作し、それと並行してこの地で発生したピーター/スパイダーマンとベックの戦いを映像に収める。
グーテス・グートマン(Gutes Guterman)
演 - ニコラス・グリーヴス
日本語吹替 - 藤井啓輔
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
「別次元の地球からエレメンタルズを追ってやって来たミステリオ」などの設定や脚本を担当するシナリオライター的存在の男性。ベックの仲間の一人であるものの、道徳心はある程度有しているようで、ベックがドローンの攻撃の破壊力を引き上げることに「大勢の犠牲者が出るぞ」と指摘する様子も見せた。
ロンドンでは、ベックの指示でMJたちを“殺傷圏”と定めたタワーブリッジへ向かわせるために、バス運転手に扮してミッドタウン高校一行をバスに乗せて現地まで誘導。ブリッジ一帯に合体エレメンタルズが投影されてバスが立ち往生すると、MJたちを残したままバスを乗り捨てた。また、合体エレメンタルズについてフューリーに説明したいと言うベックへ、新たに用意した設定を伝える。
ヴィクトリア・スノー(Victoria Snow)
演 - クレア・ダン
日本語吹替 - きそひろこ
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
EMPを専門とする女性。ベックの外界での活動時には、フューリー(擬態)のチームが操作する探知機に、自身が操作するEMPジェネレーターで発生させたエネルギーをキャッチさせて、フューリー(擬態)たちにエレメンタルズの存在を信じさせた。ドローンとホログラムの試験時には、ベックから言いがかりをつけられて、ドローンの武器を向けられながらウィリアムやグートマンと共に威嚇されている。
ジャニス・リンカーン(Janice Lincoln)
演 - クレア・ラッシュブルック
日本語吹替 - 渡辺ゆかり
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
衣装制作者の女性。E.D.I.T.H.を発見し、ピーターの手に渡ったことを突き止めた人物でもある。
ロンドンでの作戦中には、ミステリオ・スーツのマントのシワを伸ばしていた。

フラッグ・スマッシャーズ編集

登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

カーリ・モーゲンソウ(Karli Morgenthau)
演 - エリン・ケリーマン
日本語吹替 - 神戸光歩
フラッグ・スマッシャーズのリーダー。パーマがかかったヘアースタイルと大人しそうなそばかす顔が特徴の若い女性で、以前は教師になることを夢見る孤児だった。だが、アメリカ政府が消滅から復活した人々を難民として支援しながらもザ・ブリップの5年間を過ごした自身を含む人々については具体的な施策をとらなくなった社会情勢に憤りと無力感を抱えてマドリプールへ流れ着き、出会ったシャロン/パワー・ブローカーに師事した。そして彼女とは目指すものが異なると知ると袂を分かって、自身と同じ理想を持って超人化したドヴィッチらと共に、冷遇されている人々を救済し、ザ・ブリップの頃の世界を取り戻すべくテロ活動に乗り出した。
強奪した物資を再定住キャンプの難民たちに快く届けることに加え、養母だったドンニャ・マダーニや同胞たちが命を落とすと涙を流す傍ら、「至上主義を叩き潰すために戦う」[注釈 84]・「邪魔者は罪人」と断言する極端な考えを持ち、バッキーとはじめて対峙した際には人質を装って不意打ちしたり、拘束したGRCの軍人たちを施設ごと爆破し、表情ひとつ変えずに「この言葉が一番通じる」と説くなど、投与された超人血清の副作用で、活動時には目的のためなら手段を選ばない無法者として振る舞う。また、同胞たちや支持者への合図として口笛を吹く。
ドヴィッチらとフラッグ・スマッシャーズを結成し、超人血清数本を携えてマドリプールを離れ、ヨーロッパ各地で資金や物資の強奪と、再定住キャンプの難民たちを支援する日々を過ごして、集めた支持者のサポートも受ける中、ミュンヘンで対決したサムとバッキーたちを超人の力であしらうも、自身らもマティアスを失い、支持者であるルディたちもGRCによって取り締まりを受けたという現実に直面する。
それでも活動をやめず、所有していた血清で超人の仲間を増やそうとし、ドンニャの弔問の後に世の中で不利な立場にいる黒人として説得を試みるサムへ僅かに親近感を覚えるが、ウォーカーが乱入したことから、彼らへの敵意が増大。そこから血清を破棄されたものの、サムとウォーカーの分断を提案し、サムと再度の邂逅のためにサラに脅迫電話も行い、ウォーカーの相棒であるレマー・ホスキンスを結果的に手にかけるなど、過激な行為を次々ととってしまう。
そしてニコまで失い、再定住キャンプも閉鎖させられたことを知ると、GRCの区画法令の採決阻止のために、会議場があるニューヨークへ渡米。武器を提供してきたバトロックや多数の支持者らを加勢させ、会議場を占拠し、駆けつけたバッキーからの電話による説得に応じず、人質に取ったGRCの議員たちも自分たちも死んでも構わないと発言し[注釈 85]、バッキーたちとの戦いで不利な状況の打開として車両に閉じ込められた人質を利用するなど暴虐の限りを尽くした。
やがてサム・バッキー・ウォーカーの3人に立ちはだかれるとその場から一時逃走。逃げた先で遭遇したシャロンから自分の下に戻るよう誘われるが、その様子を見て脅してきたバトロックを撃った彼女へ発砲してしまう。そして反撃せずに自らを止めようとするサムにも応戦を促しながら一方的に攻め立てるも、シャロンが放った銃弾を受けて致命傷を負った。駆け寄って来たサムへ彼の呼びかけが届いていたことを示すように謝罪の言葉を遺してそのまま絶命し、その遺体はサムから救急隊員に引き取られる。
ドヴィッチ(Dovich)
演 - デズモンド・チアム
日本語吹替 - 福田賢二
フラッグ・スマッシャーズの一員である、屈強な長髪の青年。かつては高給に惹かれてマドリプールで警備員をしていた。ドンニャを亡くして落ち込むカーリを気遣うと共に彼女の残忍性を戦慄したり、バトロックとの共闘に一度反対するなど、モラルを失いきっていない男性である。
スイスでは、自ら中心となって銀行を襲撃し、警官やトレスを倒した。その後も、カーリらと共にヨーロッパ各地で活動し、サムとバッキーや、ウォーカー&レマーと連戦を繰り広げるが、ニューヨークでは、人質にしたGRCの議員たちを巡るサムたちとの激闘の末に、ジジやディーディーと共にアプリを使って逃げ道を探しながら撤退を図るも、バッキーのアプリ操作に嵌まって追い込まれ、ニューヨーク市警に逮捕された。そして後日移送されはじめた直後に、エズニックによる護送車爆破に巻き込まれて死亡する。
ジジ(Gigi)
演 - ダニ・ディーテ
フラッグ・スマッシャーズの一員の女性。ニューヨークでドヴィッチやディーディーと共に逮捕された後に、護送車の爆破に巻き込まれて死亡する。
ディーディー(DeeDee)
演 - インディア・ビュジー
フラッグ・スマッシャーズの一員の女性。ニューヨークでドヴィッチやジジと共に逮捕された後に、護送車の爆破に巻き込まれて死亡する。
レノックス(Lennox)
演 - レネス・リベラ
フラッグ・スマッシャーズの一員である坊主頭の巨漢。ニューヨークでは装甲車のドライバーに変装して現地に潜り込むが、地下駐車場で遭遇したシャロンに水銀蒸気爆弾を着衣に取り付けられ、そのまま装甲車を運転した直後に噴射された水銀蒸気で身体を焼かれて死亡する[注釈 86]
ディエゴ(Diego)
演 - タイラー・ディーン・フローレス
フラッグ・スマッシャーズの一員である男性。航空機の操縦技能を持ち、ニューヨークではパイロットに変装して人質にとったGRCの議員たちを乗せたヘリを操縦するが、駆け付けたサムとの激しい空中戦の末に川へ落とされた。それからは彼への追跡依頼がスピーチを終えたサムに来る場面があったものの、直接の描写は無かったため、その去就は不明。
ニコ(Nico)
演 - ノア・ミルズ
フラッグ・スマッシャーズの一員である男性。「亡き祖父の“ルーカス”がレジスタンスとしてナチスと戦っていた」・「キャプテン・アメリカに憧れ、彼とカーリだけは真っ当な人間と思えた」と語るなど、ドヴィッチと同様に典型的な悪党ではない人物。
ヨーロッパ各地で活動を続ける中、リガにおける混戦の最中に、レマーを手にかけられて怒り狂ったウォーカーによって噴水広場に倒れ込み、キャプテン・アメリカの盾を振るうウォーカーに撲殺される皮肉な最期を遂げる。
マティアス(Matias)
演 - ネス・バウティスタ
フラッグ・スマッシャーズの一員の男性。ブラチスラヴァでパワー・ブローカーが差し向けた追手からカーリらを離陸させるため、単身で立ちはだかり、電柱を倒して足止めするも、追手の発砲により絶命する。

レッドルーム編集

ドレイコフ(Dreykov)
演 - レイ・ウィンストン
日本語吹替 - 宝亀克寿
登場作品 - 『ブラック・ウィドウ』
極秘スパイ養成機関“レッドルーム”の支配者。ソ連/ロシアの将軍だった前歴を持つ。世界中から孤児や難民だった多数の少女たちを誘拐・拉致する、もしくは秘密裏に金で買い取り、適正を持つ少女はレッドルームで洗脳・訓練を施して、ソ連/ロシアの工作員に仕立て上げてきた。そしてレッドルームを自らの私兵組織にすると、彼女たちに暗殺や潜入工作などを遂行させ、幾多の世界情勢を裏から操る者として優越感を得ていた。
“少女”を“世界に有り余る天然資源”と呼び、ウィドウをはじめとする部下には常に居丈高であることに加え、メリーナと共にオハイオ州に潜入させたアレクセイも任務終了後に用済みとして刑務所へ収監させたり、ウィドウの適性が無いと見做した少女や使いものにならなくなったと判断したウィドウを即処分するなど極めて邪智暴虐な性質と、食事に使ったと思しき食器を作戦ルームの入り口前に放置する野放図さや[注釈 87]、実質的な戦闘力に乏しい自分を直接攻撃できないように“フェロモン・ロック”をウィドウに施す用意周到な一面の持ち主である。
かつての手下だったナターシャには一番目をかけていたものの、レッドルームを離反された過去があり、その際に彼女からはブダペストで爆死したと思われていたが、生き延びて長年に渡り自分の意の赴くまま暗躍してきた。だが、洗脳から解放されたエレーナがレッドダストを持ち出して離反したことを知ると、タスクマスターや他のウィドウズを差し向けてナターシャとエレーナを執拗に追跡させた。
そしてメリーナの通報によってナターシャたちがレッドルーム本部に連行されると、メリーナに変装して決着のためにやって来たナターシャと対峙し、タスクマスターの正体とフェロモン・ロックで自身に手出しできない事実、世界情勢の操作などの実態を彼女に突き付けて、アベンジャーズ掌握も含めた自身の野望のために屈服させようとするが、ナターシャからの予期せぬ反撃を受けて形成逆転されてしまい、コンソール操作に必要な左手小指の指輪を落としたことに気づかないまま、駆け付けたウィドウズにその場を任せて逃亡。その結果、ウィドウズの攻撃を凌いだナターシャに世界中に潜伏する全ウィドウのデータを奪取され、崩壊する本部から機動部隊と脱出しようとしたものの、乗り込んだ輸送機がエレーナの攻撃で爆破してしまい、その爆炎に呑まれる最期を遂げる。
マダム・B(Madame B.)
演 - ジュリー・デルピー
日本語吹替 - 泉裕子
登場作品 - 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
ナターシャの悪夢や過去回想シーンで登場したレッドルームの教官。ナターシャに徹底した訓練と洗脳を施した。
メリーナ・ヴォストコフ
アントニア・ドレイコフ / タスクマスター(Antonia Dreykov / Taskmaster)
演 - オルガ・キュリレンコ(現代)、ライアン・キエラ・アームストロング(少女期)
日本語吹替 - 中村千絵
登場作品 - 『ブラック・ウィドウ』
レッドルームの最優先任務にのみ出動し、常にヘルメットで素顔を隠している暗殺者。観察するだけでどんな相手の動きをほぼ完全にコピーできる“フォトグラフィック・リフレックス(写真的反射能力)”という特異能力を持ち[17]、これによってナターシャだけでなく、キャプテン・アメリカ、ウィンター・ソルジャー、スパイダーマン、ブラックパンサーなどのヒーローたちの動作や体術を研究して自らのものにし、あらゆる武器やツールを正確に扱うことまでできる。また、張り手だけでもナターシャを数メートル突き飛ばせるなど、基礎身体能力も超人然としている。
素顔を伺えず、発声することも一切無いことから常に無機質な雰囲気を放ち、任務では街中を白昼堂々と装甲車で暴走することまであるほど、非常に不気味で残忍な刺客として活動する。その正体は、ナターシャによるドレイコフ暗殺の際に爆破に巻き込まれて父親共々死亡したと思われていたドレイコフの一人娘のアントニアであり、爆破によって瀕死の重傷を負ったものの[注釈 88]、ドレイコフのための実験台として、レッドルームで首の後ろにチップを埋め込まれて感情を抑制されるなどの改造・洗脳を施された組織最強の戦力と化していた。ドレイコフからは一度死んだという理由で愛娘としてではなく、ウィドウズと同様に忠実な駒と扱われる。
レッドルーム本部の自室でアベンジャーズの内乱での戦闘の映像を視聴・研究していたところに、ドレイコフからの出動命令を受けてノルウェーに向かい、レッドダストを持っていたナターシャを急襲。レッドダストを巡って対決し、彼女をフィヨルドへ蹴り落とすが、レッドダストの奪取には失敗した。
それからブダペストでウィドウズと共同でナターシャとエレーナを追跡し、装甲車と弓矢などを駆使して2人を地下鉄に追い込むが、撒かれる結果となった。
だが、メリーナの通報を受けて遂にナターシャたちを本部に連行。ドレイコフと対峙したナターシャに正体を表して驚かせると、ドレイコフの指示でメリーナたちの抹殺に向かい、立ちはだかったアレクセイを圧倒するも、メリーナの不意打ちを受けてウィドウの個室に一時閉じ込められた。そして本部が完全崩壊まで間もなくなるとナターシャに開放され、それでもなお彼女に襲いかかって、本部から落下しながら激しいぶつかり合いを繰り広げた。しかし、地上に降り立って最後の対決となった際に、ナターシャにレッドダストを浴びせられたことによって洗脳が解けて倒れ伏した。ナターシャからドレイコフの最期と現在の境遇に追い込んだことへの謝罪を聞くと意識を失い、駆けつけたウィドウズやエレーナたちに連れて行かれる形でナターシャと別れる。
エレーナ・ベロワ
レラト(Lerato)
演 - リアニ・サミュエル
日本語吹替 - 後藤佑里奈
登場作品 - 『ブラック・ウィドウ』
レッドルームのウィドウである黒人女性。ドレイコフからの指令をタスクマスターに伝達する役割を担っており、彼女のヘルメットの口元をなぞりながら「笑って」と声をかける様子も見せた[注釈 89]
他のウィドウズと異なり、出番は多くなかったが、レッドルーム壊滅直後には意識を失って倒れ伏していたアントニアに駆け寄って、彼女を真っ先に介抱しようとする。
イングリッド(Ingrid)
演 - ナンナ・ブロンデル
日本語吹替 - 金香里
登場作品 - 『ブラック・ウィドウ』
レッドルームのウィドウであるスウェーデン系の女性。タンジェでは、ウィドウズの行動隊長としてエレーナたちと任務にあたり、オクサナに挑むエレーナに合流しようとするが間に合わず、彼女の離反を知ってドレイコフにタスクマスターの出動要請を出した。
後日ブダペストで、隠れ家から出発したナターシャとエレーナを、街中の屋上を次々に飛び移って追跡するが、しがみ付いた煙突が傾いた際に転落して地面に激突し、左足を骨折するほど重傷を負ってしまった。そして、それを察知したドレイコフが送信した破棄プログラムにより絶命する[注釈 90]
ヘレン

その他の地球のヴィラン編集

オバディア・“オビー”・ステイン / アイアンモンガー(Obadiah "Obie" Stane / Iron Monger)
演 - ジェフ・ブリッジス[注釈 1]キッフ・バンデンホイベル[注釈 2]
日本語吹替 - 土師孝也[注釈 91]壤晴彦[注釈 37]
登場作品 - 『アイアンマン』
スターク社の重鎮にしてNo.2。ハワードの盟友で、スターク社の創設期から経営に尽力し、ハワードの死後は暫定的にCEOも務めた。トニーにCEOの座を譲渡してからは取締役会の一員となり、トニーを支えていた。
気さくで豪快に振る舞い、トニーがスターク社の軍需産業撤退を決定した際も前言撤回を捲し立てるなど、トニーにとって良き相談相手であり後見人でもある。ピアノ演奏の腕もなかなかのもの。しかしその一方で、トニーを追い落としてスターク社を完全に掌握しようと密かに狙う野心家でもあり、内通していたテン・リングスへ彼の殺害を依頼し、スターク社製兵器の横流しを行なっていた。
トニーが生還した後は取締役会を裏で操り、兵器開発停止を撤回しないトニーに「一時的に公的な場所に出るな」と言い渡して経営から除外し、事実上スターク社の全権を得る。また、ラザたちを掃討した後、彼らが回収したマーク1の残骸と設計図を元に自分専用のパワードスーツ“アイアンモンガー”を製造させていた。しかしペッパーに察知されたことを機に、トニーからチェスト・ピースを奪ってアイアンモンガーを完成。自身の逮捕にやってきたコールソンたちやペッパーにアイアンモンガーで襲いかかるが、そこに現れたトニーと交戦。アイアンモンガーで攻め立てるも、トニーの指示でペッパーが大型アーク・リアクターから発生させたエネルギー波を浴びて気絶。最期はそのまま大型アーク・リアクターへ転落し、大爆発に呑み込まれる。
彼の死は、後日の記者会見で“休暇中の小型航空機の事故”と発表することが決定する。
エミル・ブロンスキー / アボミネーション(Emil Blonsky / Abomination)
演 - ティム・ロス
日本語吹替 - 檀臣幸[注釈 6]
ロシア生まれで英国育ち。初登場時点では39歳だった。海兵隊にて数々の戦績を挙げ、“最強”と評された兵士である。
ニヒルな顔つきの裏で、昇級よりも現場で戦う一兵士であることを渇望し、危険な実戦に陶酔するなど非常に攻撃的で好戦的な人物である。
アボミネーション(Abomination)
超人血清を過剰投与されたブロンスキーがブルースの血液サンプルを取り込み変身した怪物。猛烈な破壊衝動を持つ筋骨隆々の大男という点ではハルクと同等だが、身長は3.7mの薄緑色の体躯で、着衣と体毛も無くなり、脊髄と胸骨が浮き出た半魚人風の意匠で、両肘から突起が突き出ており[注釈 92]、変身後もブロンスキーの自我を保ち[注釈 93]まともに言語も話すなど、ハルクとの相違点も多い。しかし、ハルクと同等の身体能力と、互角以上に殴り合うほどの戦闘能力を発揮する。
“アボミネーション”の名称は、スターンズがブロンスキーにブルースの血液サンプルを供与する事前の説明と、『マーベル・ワンショット』の『相談役』でのシットウェルの台詞の中で、変身したブロンスキーに対するコードネームとして登場する。
描写
『インクレディブル・ハルク』
ロスによって精鋭揃いの特殊部隊への召集後、リオデジャネイロでの戦闘でハルクとその力を目にし、取り逃がしたことで再戦と同等の力を望むようになり、ロスの勧めで超人血清を筋肉の奥深くと骨髄の中心に投与されて超人兵士となる。カルバー大学での再戦では新たに得たその力を活かしてハルクと戦うが、真っ当な戦果を挙げられず、相手を不用意に挑発したことで瀕死の重傷を負ってしまった。
だが血清の効果により数日で全快し、再び血清を投与され、ハルクとの決着のためにグレイバーン大学へ乗り込むも、そこでブルースの血液サンプルが培養されていると知るや、培養したスターンズを脅して自身に血液サンプルを投与させた。その結果、アボミネーションへと変貌し、ハルクを誘き寄せて決闘するためにハーレムで破壊の限りを尽くしてしまう。そこへ現れたハルクを兵隊上がりの格闘能力で翻弄し、一時は昏倒させるほどの激闘を繰り広げ、ロス父娘にも襲いかかるが、怒りで更なる力を発揮したハルクに巨大な鎖で締め上げられて敗北。その身柄はロスに引き渡される。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
本作では、何故かシャーリンが経営するゴールデン・ダガーに登場。闘技場において、観衆たちの前でウォンと対戦するが、彼とは何らかの友好関係があるように描写される。
ウォンとの対戦では、圧倒的なパワーで優勢に立っていたように見えたが、ウォンが開いたゲートウェイによって自身を殴ってしまい敗北。対戦後、ウォンから飲み物を渡されて口にし、彼に捕縛設備らしき場所へ連れて行かれる。
マーベル・テレビジョン製作の『エージェント・オブ・シールド』シーズン1の第13話では、アラスカのバローにあるS.H.I.E.L.D.の施設に収容されているとコールソンが言及している。
ジャスティン・ハマー(Justin Hammer)
演 - サム・ロックウェル
日本語吹替 - 森川智之[注釈 3]飛田展男[注釈 11]
ハマー・インダストリーズCEO。トニーをライバル視しているが、自社の業務は上手く進んでいない。
モナコでトニーを襲撃した末に身柄を拘束されたヴァンコに興味を惹かれ、彼を脱走させて面会し、自社の利益向上とトニー打倒のために手を結ぶ。
イワン・アントノヴィッチ・ヴァンコ / ウィップラッシュ(Ivan Antonovich Vanko / Whiplash)[28]
演 - ミッキー・ローク
日本語吹替 - 菅生隆之[注釈 3]磯部勉[注釈 11]
ロシアの物理学者で、アントン・ヴァンコの息子。父からスターク家に対する怨恨を聞かされて育った。
トニーのアイアンマンの正体公表とほぼ同時期にアントンの死を看取り、トニーへの復讐を決意し、父親から伝授された機械工学の腕で作り上げた“ウィップラッシュ・アーマー”を用いてトニーに挑む。
強盗1
演 - ジェフ・プルウェット
登場作品 - 『ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事
夜中の“ロクソン・ガソリンスタンド”に押しかけてきた2人組の男性の1人。店員に金とタバコを自分らの鞄に詰めるように要求。そこに居合わせたコールソンが銃を持っていることを知らされると、自分の足元に滑らせて銃を渡すように要求し、彼が滑らせた銃を取るが、その隙を突かれてコールソンに取り上げられたショットガンで殴り倒される。
強盗2
演 - ザック・ハドソン
登場作品 - 『ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事』
夜中のロクソン・ガソリンスタンドに押しかけてきた2人組の男性の1人。外の自動車がコールソンのものだと知らされると、彼に自動車のキーを投げ渡すよう要求し、加えてコールソンが銃も持っていることを知らされると、彼にショットガンを向けるが、店内の商品の粉末袋と強盗1から取り上げたショットガンを使ったコールソンに殴り倒される。
ゲオルギー・ルチコフ(Georgi Luchkov)
演 - イエジー・スコリモフスキ
日本語吹替 - 小島敏彦
登場作品 - 『アベンジャーズ』
ロシア人スパイ。廃墟でナターシャを椅子に縛り上げて拷問するが、2人の部下共々返り討ちにされ、鎖に吊し上げられてしまう。
クレア・ワイズ(Claire Weiss)
演 - リジー・キャプラン
登場作品 - 『アイテム47』
根拠のない自信と過激さを併せ持ち、コーヒーの淹れ方も知らないと主張する奔放な女性市民。自分たちの所に落ちてきたチタウリのキャノン砲を入手したことから、いい生活をしたいという願望のもと、パートナーのベニーと共に銀行強盗に乗り出す。直接的な死傷者は出さなかったものの、ベニーがキャノン砲で猛威を振るう役割を、ピンクの覆面を被った自身はその傍らで紙幣をくすねる役割を担い、数日間で東海岸各州の銀行から「一生余裕で暮らせるほど」の大金の強奪に成功した。
そして中型ボートを現金で購入し、ベニーとモーテルで仲睦まじく過ごすが、自分たちの居場所を突きとめて忍び込んだシットウェルの急襲を受け、キャノン砲で反撃するも、背後から廻ってきた彼と組み合いになった結果捕縛された。シットウェルが自分たちを始末しようとする素振りを見せると命乞いをするが、キャノン砲を扱えたことで2人揃ってS.H.I.E.L.D.職員に登用され、ブレイクの部下に就くも、彼の不在時にデスクで羽根を伸ばす。
ベンジャミン・“ベニー”・ポラック(Benjamin "Bennie" Pollack)
演 - ジェシー・ブラッドフォード
登場作品 - 『アイテム47』
クレアのパートナーである武器の取り扱いに詳しい男性市民。クレアとは深く愛し合っており、彼女と同じ願望を持っているものの、最初の強盗実行開始前には正気じゃないからやめようとクレアに呼びかけたり、巻き込まれた市民や銀行職員、シットウェルにまで気遣いを見せるなど、本質はお人好しで節度を持つ人物である。
黒い覆面を被って、クレアと共に連続強盗を成功させたが、モーテルで宿泊中にシットウェルの策に嵌って捕われてしまった。それでもクレアに危機を知らせ、彼女もシットウェルに捕まりそうになると捨て身で飛び込むが、その反動で取り落としたキャノン砲が暴発し、強奪した現金の大半が塵となってしまった。キャノン砲を駆使できたことを感心するシットウェルに「何でも協力する」と返すと、クレアと共にS.H.I.E.L.D.職員に登用され、武器の調査・解析担当となり、喜ぶ様子を見せる。
巨漢
演 - ティム・トロベッツ
登場作品 - 『エージェント・カーター』(マーベル・ワンショット)
ゾディアックを保管していた倉庫の警備員。夜中に倉庫を訪れたペギーを追い返そうとするが、寛いでいた間に部下2人は簡単にあしらわれ、自身もペギーに倉庫の案内役にされてしまった。手錠をかけられて仲間の人数を答え、彼らを誘き寄せるために叫ぶ羽目になった挙句、伝えた人数は間違っていたため、ゾディアックを回収して撤収する前のペギーに「ちゃんと数えて」と叱られる。
ブロック・ラムロウ / クロスボーンズ(Brock Rumlow / Crossbones)
演 - フランク・グリロ
日本語吹替 - 水内清光
S.H.I.E.L.D.の特別チームである“S.T.R.I.K.E.”にリーダーとして所属していた元ヒドラ構成員。たまに戯けた態度や、他者を嘲る言動をとることもあるが、任務時には決して手を抜かずに活動する生粋の兵士で、スティーブとも生身での格闘戦である程度渡り合える実力者である。インサイト計画の際にヘリキャリアの墜落に巻き込まれ、全身に大火傷を負ったことにより神経の大部分を損傷し、痛みを感じない身体となった[29]。以降は武器商人兼傭兵のクロスボーンズとして活動しており[29]、スティーブを激しく憎悪し、彼の抹殺に執念を燃やす。
描写
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
物語冒頭のレムリア・スターでの任務では、スティーブの指示の下、船尾で敵を制圧して人質を救出し、後日ピアースからの指示でスティーブをトリスケリオンへ護送するが、彼がピアースとの面談を終えると、エレベーター内で部下たちや複数のエージェントと共に躊躇もなく襲撃し、善戦したものの敗北した。
それから、ナターシャを味方に付けたスティーブを捜索し続けるも見つけることができずじまいだったが、市街地でウィンター・ソルジャーらに襲われ、愕然とし消耗したスティーブたちを遂に捕らえて連行することに成功する。
だがマリア・ヒルによってスティーブたちを逃がされてしまい、インサイト計画の実行時にはスティーブのスピーチに手を止めたクラインに銃を突きつけて、ヘリキャリアを発艦させるように脅し、彼に拒否されると自ら端末を操作しヘリキャリア3機を発艦させた。トリスケリオン内が大混乱する中で、ヒドラに属してないS.H.I.E.L.D.のメンバーを次々に倒していき、肉弾戦を挑んできたサムを追い詰めるが、撃墜されたヘリキャリアが運悪く背後から突っ込んできたことで、本艦とトリスケリオンの瓦礫の下敷きとなってしまい、意識不明の重傷を負ってS.H.I.E.L.D.の医療施設に収容される。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
物語の冒頭で、手下と共にラゴスでテロ活動を企てて実行する。アベンジャーズと交戦し、スティーブと一騎打ちを繰り広げるが敗北。バッキーの名を口にしてスティーブを油断させると、彼を道連れにしようと自爆を敢行し死亡。自爆寸前でワンダが超能力を発動させ、爆発のエネルギーを抑え込んだ事でスティーブは脱出して事なきを得た。そのまま上空に持ち上げて爆発させるはずが、超能力を制御できずに高層ビルに叩きつけてしまった結果、多数の市民が自爆に巻き込まれる人的被害が発生し、ソコヴィア協定及び協定への調印などを巡るアベンジャーズの内部分裂の発端となる。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作ではニューヨーク決戦後の時代に登場。当時は彼もスターク・タワーに赴き、ロキとセプターを確保する任務に従事していた。
ジョルジュ・バトロック(Georges Batroc)
演 - ジョルジュ・サンピエール
日本語吹替 - 山岸治雄
フランスの元工作員だったフランス系アルジェリア人で、36の暗殺任務を遂行した経歴があり、国際警察にも追われている傭兵。活動中に敵対者や人質の神経に障る発言を度々口走る鼻持ちならない男だが、サバットによる鋭い足技を主とする徒手空拳のみでもスティーブやサムと渡り合えるほどの力量や、フランス語と英語の双方を話す語学力も持ち合わせているなど、口先だけでないやり手のテロリストである。
描写
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
物語の冒頭で部下を率いてレムリア・スターを襲撃する。潜入したスティーブたちに部下を次々と倒され、自らスティーブに格闘戦を挑むも敗北、彼がナターシャと揉めている隙を突いて逃走した。後日逮捕されるが、レムリア・スターを襲撃したのはフューリーからの依頼だったことがピアースの言で判明する。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
本作ではシャロンの手引きによって脱獄し、“LAF”の中心格として登場する。チュニジア領空を飛行していたアメリカ空軍の輸送機をハイジャックし、ヴァッサンを人質にとるも、現れたサムと対決。激しい肉弾戦や空中戦の最中、一度は自身らのヘリにヴァッサンを連れ込むが、リビア領空目前でサムに奪還された。
この戦いで一味のメンバーの半数を失ったことを後日シャロンに訴えるも、彼女から依頼された仕事としてニューヨークに到着したフラッグ・スマッシャーズに加勢し武器を提供。カーリらが襲撃したGRCの会議場へ駆け付けたサムに復讐戦を挑み、互角以上の攻防を繰り広げたが、途中でサムに離脱され、彼らと対峙するフラッグ・スマッシャーズを援護するために煙幕を敷いた。
そしてカーリの元に辿り着くと、彼女と牽制し合うシャロンがパワー・ブローカーであると知り、このことを公表されたくなかったら報酬を倍増しろとカーリに銃口を向けるが、シャロンに射殺される最期を遂げる。
ウルトロン(Ultron)
演 - ジェームズ・スペイダー[注釈 1]ロス・マーカンド[注釈 2]
日本語吹替 - 木下浩之
ストラッカーによって生み出され、その存在を知ったトニーとブルースによって覚醒した人工知能。創造者に反逆して「アベンジャーズを壊滅させ、人類を滅ぼせれば環境破壊も戦争も起こらない」という極論から、地球の支配を企む。
ダレン・クロス / イエロージャケット(Darren Cross / Yellowjacket)
演 - コリー・ストール
日本語吹替 - 大川透
ピムの元弟子兼助手である、ピム・テックの現CEO。アントマン・スーツを模倣して作ったスーツイエロージャケットの軍事利用により、ピム・テックの利益を上げて当社の完全掌握を企む。
ヘルムート・ジモ/バロン・ジモ(Helmut Zemo)
演 - ダニエル・ブリュール
日本語吹替 - 内田夕夜
元ソコヴィアの特殊暗殺部隊“エコー・スコーピオン”の隊長を務めていた男。母国においては名家の出身であり、多数のクラシックカーが駐車されたガレージや自家用ジェットなどを所有する貴族相当の財力と、男爵(バロン)の地位・情報網・海外での簡易拠点を手配させる人脈まで保有する御曹司でもある。かつては家族思いの善人だったが、2015年にウルトロンが引き起こしたソコヴィアの戦いに巻き込まれた父と妻子を喪ってしまう。この一件から、アベンジャーズのような超人たちを存在してはならない者と憎悪するようになった。
当人は超人に匹敵する特殊能力を持たないが、特殊暗殺部隊に所属していた経験から英語だけでなくロシア語やドイツ語も話せる語学力と、銃器の取り扱いや変装に基礎戦闘スキル、EMP爆弾の組み立てといった技能、暗号解読の腕や行動力まで、常人を上回るほどの高い実力を備えている。感情を爆発させることなく自らの計画を着々と成し遂げられる冷静沈着さと目的達成のために複数の人物を手にかける非情さを秘めているが、超人だけでなくヒドラについても「滅んで当然」と考えており[注釈 94]、ティ・チャカをはじめとした各国の政府高官を爆破テロに巻き込んだのは決して本意ではなく、彼らを死傷させてしまった事実に罪悪感を抱える一面もある。朝食に必ずベーコンコーヒーを添付させるこだわりを持つ。
描写
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
家族を喪った直後、アベンジャーズに直接対決を挑んでも勝つことはできないと判断し、彼らを同士討ちさせて内部崩壊させる計画を立案。カルポフからコードブックを奪取すると、バッキーに変装して爆破テロを起こし、さらに精神科医になりすましてバッキーに暗号を吹き込み、一時的に洗脳して暴れさせるなど各地での行動を次々と成功させ、バッキーの処遇やソコヴィア協定を巡るヒーロー達の緊張も相まってアベンジャーズは分裂してしまう。
その後はヒドラのシベリア基地に向かい、そこに保管されていたスターク夫妻がバッキーに殺される瞬間を収めた映像を確認。それをスティーブ、トニー、バッキーの眼前で見せれば、トニーがバッキーを殺し、その次はスティーブがトニーを憎むという復讐の連鎖によりアベンジャーズは崩壊すると確信し[注釈 95]、冷凍催眠装置内の次世代ウィンター・ソルジャー達を全員射殺する。シベリア基地の関係者がテロに関わったと睨んだバッキーとスティーブ、更に収監されたサムに懇願されたトニーもそれぞれシベリアに向かったため、自身の思惑通りに計画は進んでいき、遂にスティーブとトニーの対決及び決別に成功。トニーを追跡してシベリアに辿り着いていたティ・チャラに今回の事件を起こした経緯を全て打ち明け、ティ・チャカを死なせてしまった事を謝罪。ティ・チャラに復讐される形で裁かれようとしたが、彼が憎しみの連鎖が続く事を望んでいないと知り、今回の一連の事件のけじめとして拳銃自殺を試みるも、ティ・チャラに阻止・拘束され、生きて罪を償うように諭された。
物語のラストでエヴェレットの監視下に置かれることとなる。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
本作では再会したサムとバッキーをサポートする役割で登場。物語の所々で現在でも失っていないヒーロー及びカーリらへの非難と憎しみを吐露し、虎の尾を踏む態度や言動まで繰り返してサムたちを翻弄するものの、楽曲のアルバムの話に乗ったり、エレクトロ・ミュージックが流れるクラブのフロアでぎこちなくダンスを踊る姿を見せたり、ターキッシュ・デライトを子どもたちに配るなど人間味ある一面も披露する。
現在でもベルリンの刑務所に収監され、読書に明け暮れる日々を送っていたが、面会してきたバッキーから超人血清の出現を聞かされ[注釈 96]、彼の手引きを受けながらもほぼ単身のみで脱獄。「俺たちの許可なしに動くな」と注意されながらも、やり残した仕事を果たしたいと告げて、サムたちと行動を開始する。
新たに超人血清を生み出した人物の心当たりがあるマドリプールに到着すると、サムとバッキーに役になりきらせることを提案し、ロータウンでセルビーから血清の情報を得るも、その直後に賞金稼ぎに追われることになる。シャロンに救われてネイゲルとの接触・尋問に成功すると、彼を独断で射殺し、同時に襲撃してきた賞金稼ぎらに対しても逃走したように見せかけてガレージから持ち出していた紫の覆面を被り、返り討ちにしてサムたちを救う活躍を見せた。
次に赴いたリガで拠点とする部屋を用意し、難民キャンプで子どもたちからドンニャの葬儀に関する情報を得ると、葬儀の場所に出かけた。サムがカーリの説得に向かうと、途中から同行したウォーカーに一度拘束されるも難なく脱し、逃げ出そうとしたカーリを不意打ちして、彼女が取り落とした多くの超人血清の破棄に成功した。そこでウォーカーに気絶させられるが、戻った部屋でウォーカーたちとドーラ・ミラージュが起こした自身の処遇を巡る諍いに乗じて逃亡。サムとバッキーの前からも行方を眩ませた。
後日、母国の記念碑の前にいたところにやって来たバッキーにカーリの抹殺を期待するが、拒否されて銃口を向けられる。かつての自決を果たすことを望むかのように軽く頷くも、バッキーに撃たれることはなく、互いの因縁に決着をつけるやりとりを交わして、そこに現れたドーラ・ミラージュに連行された。
そしてラフト刑務所に収容されるも、逮捕されたフラッグ・スマッシャーズの残りのメンバーがエズニックに始末されたとラジオのニュースで知り、自身の目的を達成したことを確信して笑みをこぼす。
ウカビ(W'Kabi)
演 - ダニエル・カルーヤ
日本語吹替 - 中井和哉
ワカンダの“ボーダー族”の族長にしてティ・チャラの親友であり、オコエの恋人。ティ・チャラに従うことに抵抗を覚え始めたことから、ワカンダの変革を目的に、国境に現れたウンジャダカと結託してしまう。
エイヴァ・スター / ゴースト(Ava Starr / Ghost)
演 - ハナ・ジョン=カーメン、レイリン・ブラッテン(幼年期)
日本語吹替 - 田中理恵
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
エライアス・スターの一人娘。6歳の頃に父が起こした量子トンネルの暴走事故に巻き込まれ両親を喪い、全身の細胞が分離と収束を繰り返し、幽霊の如くあらゆる物質をすり抜ける量子フェージング状態となってしまった。そのため、普段から左右・斜めに動く自身の姿が互いに重なり合ったかのような動作と揺れ動く残像を見せる。
事故の後、自分を保護したS.H.I.E.L.D.から能力を制御するスーツを渡され、自身の治療と引き換えに物品の奪取やスパイに暗殺までを遂行するステルス秘密工作員として活動を強いられていたが、結局兵器として利用され続けていた。S.H.I.E.L.D.崩壊後はビルに引き取られ、彼に作ってもらった特殊チェンバーで休眠する時のみ身体のフェージングを抑制出来るようになった。それでも、根本的に治療される訳ではないため、全身の分子の結合力が弱く、身体は絶え間ない苦痛にも襲われており、現在のところ寿命が2〜3週間ほどとなってしまっていた。
妖しい笑みを浮かべながら相手を威嚇したり、用意周到な策から、力尽く且つ人道外れた手段まで用いようとするなど、苛烈な女性だが、その行動原理は必死に生き続けたいと強く願う想いから来るものであり、徹底した邪な心の持ち主というわけではない。量子フェージング能力と、S.H.I.E.L.D.時代に仕込まれた秘密工作員としての各技能によって、優れた戦闘能力を発揮するものの、スコットやホープと1対1の攻防でも拮抗したり若干押され気味になることもあるため、その実力は圧倒的とは言い切れない。
自身の治療法を模索しながらも、近づく寿命に切羽詰まっていたが、ピムの研究を知り、量子世界に治療の手がかりがあると考え、量子世界のジャネットからエネルギーを得るためにモバイル研究所を奪取しようと企む。スコットやピム父娘と対峙するなか、研究所を2度奪うことに成功して治療に取り掛かろうとするものの、彼らの反撃で失敗してしまう。
クライマックスでは、バーチの一味のオートバイを奪ってカーチェイスに乱入し、ルイスが持っていた研究所のリモコンを取り上げ、三度手にした研究所と量子トンネルで、帰還途中のジャネットからエネルギーを抽出し始めたが、スコットとホープに阻止された後、帰還したジャネットの心遣いと能力により症状が緩和されて感謝を示し、ビルと共に逃亡生活へ出ることを決意する。
ビル・フォスター(Bill Foster)
演 - ローレンス・フィッシュバーン、ラングストン・フィッシュバーン(若年期)
日本語吹替 - 壤晴彦
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
量子力学を専門とするバークレー大学教授。かつてはS.H.I.E.L.D.にピム夫妻の研究仲間である科学者として在籍し、エイヴァともそこで知り合った。“ゴライアス計画”でピムの助手を務めていたこともあり、量子の世界やピム粒子についても知識を持つ。ただしピムとは研究を進める中で次第にそりが合わなくなり、一方的に解雇され因縁の関係となってしまった。その後大学で教鞭をとる道に進み、エイヴァの身元を引き取って、彼女の身体の治療法探しを手伝っていた。
エイヴァを救いたいと本気で考え、内心では彼女を自分の娘のように思っており、そのために2人でピムたちの研究を強引に横取りしようとするほか、エイヴァの外界での実力行使もそれなりに許容していたが、彼女が余りにも倫理を逸脱する行為に出ようとすると断固反対して協力もやめると警告したり、大学の講義で学生たちを楽しませるユーモアもあるなど、基本的には善人である。
研究所を奪われ、30年間連絡を取っていなかったピムから再会に難色を示されながらも助言を乞われ、彼の機嫌を損ねる物言いもつけるも、エイヴァのためであることを隠しながら研究所の探知方法を伝え、その直後に捜査に来たウーにはピムたちの訪問を伏せた。ピムたちがエイヴァに捕らわれると彼女との繋がりを明かして、エイヴァの治療のために量子トンネルを使ってジャネットからエネルギーを抽出する手伝いを断ればFBIに通報すると脅すが、ピムの作戦に嵌って彼らの離脱と研究所奪還を許してしまった。
悪態がエスカレートするエイヴァに危機感を覚えながらも、彼女と再び研究所を手中に収めると、量子トンネルの起動に協力するが、ピムに牽制されて、彼の「ジャネットを救ったらエイヴァの治療も手伝う」という言葉を信じ、ピムに量子トンネルを託した。
物語の終盤では、身体が一時的に安定して自分を巻き込まないために単身で逃亡生活へ出ることを決めたエイヴァに、同行して必ず見捨てずに支え続けると意思表示をし、2人で行方を眩ます。
アキヒコ(Akihiko)
演 - 真田広之
登場作品 - 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
東京を根城にする日本のやくざ。雨が降る夜の歓楽街で、ローニンとなったクリントと剣撃戦を繰り広げ、追い詰められて命乞いするも征伐される。
アガサ・ハークネス(Agatha Harkness)
演 - キャスリン・ハーン
日本語吹替 - 林真里花
登場作品 - 『ワンダヴィジョン』
セイラム魔女裁判の時代から現代まで生き永らえてきた本物の魔女。元から魔女の一族だったが、1693年のマサチューセッツ州セイラムにて、掟を破り強力な黒魔術を使ったとして、母親を含む同族の魔女たちに処刑されかけた。だがその際、魔女たちの命を吸収して力を覚醒させた[注釈 97]
ルーン文字による結界や幻覚などの魔術を行使し、禁忌とされる黒魔術も学んでいる。力を行使する際には紫色のオーラを放出する。
現代においてワンダがウエストビューに造り出したヘックスの存在にいち早く気付き、その力の正体を見極めようとウエストビューに潜り込む。
外見は陽気で小粋なジョーク好きの夫人で、初対面のワンダにも観葉植物を持参して挨拶するなど親身に世話を焼く。しかしワンダと異なり邪な意志で魔術を行使し、スパーキーを手にかけたことに加え、ワンダに彼女自身の記憶を所々で毒づきながら無理矢理辿らせ、トミー&ビリーを捕らえて苦しめたほか、想定外のことが起こったり窮地に陥ると嘘臭い小芝居を打ち、掌を返したかのように敵にも追い縋るなど、本性は腹黒く嘆かわしい魔女である。
ウエストビューの住人としてカオス・マジックの影響を受けたように成り済まし、ヘックスの状況も認識するとワンダとヴィジョンに隣人のアグネスと称して彼女たちに接触。時にウエストビューの現状をある程度把握していることを示唆する言動や振る舞いをとり、ハロウィンの夜に錯乱したように演じてヴィジョンに「あなたは死んでいる」と語りかけるなど、遠回しな介入をしながらワンダを監視してきた。
やがてトミー&ビリーを捕らえ、ワンダに本性を表し、“ダークホールド”の記述と魔術で辿った彼女の記憶から、ワンダこそが想像を絶する魔力を秘める“スカーレット・ウィッチ”であると確信。彼女の魔力を奪い取ろうと挑みかかった。相手の心理攻撃を跳ね除け、エネルギー波も絶え間なく吸収し続けるなどワンダを翻弄するが、魔女として完全に覚醒したワンダによって皮肉にも自身の魔力を全て奪われ敗北。命は奪われなかった代わりに、カオス・マジックで“詮索好きなウエストビューの住人・アグネス”に変貌させられる[注釈 98]
ピエトロ・マキシモフ / ニセトロ[ラルフ・ボーナー](Pietro Maximoff / Fietro [注釈 99][Ralph Bohner])
演 - エヴァン・ピーターズ[注釈 100]
日本語吹替 - 吉野裕行
登場作品 - 『ワンダヴィジョン』
突如ワンダのもとに双子の兄と称して現れた青年。その正体は、アガサに魔力が宿ったネックレスをかけられたことで彼女に手駒として操られるウエストビューの住人ラルフ・ボーナー[注釈 101]、アグネス(アガサ)が言及していた夫ラルフの名の元となった人物である。アガサからニセトロと呼称されたことから、ワンダの実兄であるピエトロとは全く無関係の偽者。容姿や言動はピエトロ本人よりもひょうきんだが、アガサに操られていることからワンダの兄としての記憶を有し、超高速移動能力も披露する。加えて、ヴィジョンが一度亡くなっている事実も認知しており、ワンダの影響によるウエストビューの現状にも詳しい。
アガサに操られてワンダの下に差し向けられると、訝しまれながらも彼女たちに入り込むことに成功。ワンダの秘密を探るためトミー&ビリーを手なずけ、彼女の行いを責めずに尊重するなどワンダを丸め込もうとするが、ヴィジョンを嘲る発言をしたことで偽者と見抜かれ失敗に終わった。
後日、ヘックスに侵入して自宅にやって来たモニカを捕縛するも、彼女に抵抗された末に本名を知られてネックレスを外され、自我を取り戻す。
タイラー・ヘイワード(Tyler Hayward)
演 - ジョシュ・スタンバーグ
日本語吹替 - 相沢まさき
登場作品 - 『ワンダヴィジョン』
S.W.O.R.D.の暫定長官。ランボー母娘とは旧知の仲だった。
普段は品格がある壮年男性のようにふるまっているが、裏ではソコヴィア協定違反である白目作戦のために、確保したヴィジョンの遺体を徹底的に分解・研究させ続けており、本部に来訪したワンダにヴィジョンを物扱いしS.W.O.R.D.に所有権があると豪語したことが“マキシモフ事変”と称されるウエストビューの事件の遠因となったにもかかわらず、このことを隠蔽するために彼女がヴィジョンの遺体を強奪したかのように偽装したり、後述の愚行や醜態の数々を演じるなど、狭量で小心な不徳義漢である。
デシメーションから復活したモニカにウエストビューへの調査を命じるも、彼女が消息を絶ったことを受け、自ら陣頭指揮に赴く。「ウエストビューの事件の原因がヴィジョンの遺体を強奪・失踪したワンダにある」と断定し、更にはワンダを攻撃するように命じるなど、徹底して強硬な姿勢で状況に対応し、遂にはワンダを排除する方向で部隊を動かすが、そこからワンダへドローンのミサイル攻撃を敢行し、逆上した彼女に威嚇として操られた部下たちに銃口を向けられるとあからさまに狼狽え、作戦に異議を唱えるモニカたちを追放した。
この後、ヘックス内部にいるヴィジョンや潜入させていたドローンを通じてウエストビューの状況をモニタリングし、内部の状況を把握した上で隠蔽していたことがダーシーによって発覚。そしてヘックスを脱出したことで苦しむヴィジョン(カオス・マジック)を助けようともせずに見下し、その直後に拡大してきたヘックスに取り込まれそうになると、慌てながら我先に逃亡。自分が助かると、薄ら笑いを浮かべながら「ツイてたな」とヘックスに取り込まれた多数の部下に目もくれない発言まで口にした。
そして逃亡先の新たな臨時基地で、“ザ・ヴィジョン”を完成させ、ワンダ抹殺に向かわせると、自らも部隊を率いて裂け目が開いたヘックスへ突入。子どもであるトミーとビリーまで直接手にかけようと人道にもとる行為に出るが、駆け付けたモニカとダーシーに阻まれ、追突された車両に閉じ込められた。
事後には、彼の協定違反と悪行を知ったウーに呼ばれて来たFBI捜査官たちに逮捕される。
ザ・ヴィジョン(The Vision)
演 - ポール・ベタニー
日本語吹替 - 加瀬康之
S.W.O.R.D.の“白目作戦”によって造られた戦闘用シンセゾイド。ヴィジョン(オリジナル)の遺体を復元させたボディに、ワンダがヘイワードに突き返したドローンに残留する彼女の力を注入することで完成した。ヘイワードによってワンダたちの排除命令を受け起動する。
L・アトウッド(L. Atwood)
演 - レベッカ・ラインズ
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
元ヒドラの構成員である女性議員。ヒドラ時代にバッキーが出世させた人物で、現代においても権力を乱用していた。そのため、バッキーの贖罪の告発対象となり、駐車場で乗車した自動車をバッキーによって遠隔操作されて閉じ込められ、彼に流された罪に問える情報を受けて駆け付けた警察に逮捕される。
ウィルフレッド・ネイゲル(Wilfred Nagel)
演 - オリー・ハスキヴィ
日本語吹替 - 佐藤美一
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
マドリプールで超人血清を再生産した、ギークらしい雰囲気を放つ科学者。元ヒドラの一員で、ウィンター・ソルジャー計画を引継ぎ、ヒドラ解体後にCIAに雇われ、血清の摘出・再現に成功した実績を持つが、自身はデシメーションで消滅し、復活後に血清の研究が凍結されていた。そこにスポンサーとして現れたシャロン/パワー・ブローカーの出資を受けて、20人分の血清を開発した。これと同時にカーリから、結核患者であるドンニャを助けるよう求められていたとも言われる。
マドリプールのコンテナヤードの一角にあるラボにいたところに乗り込んできたサムたちに尋問され、自らの血清開発を「アースキン以来の偉業」と自画自賛しながら、血清開発の出資者とカーリが血清を全て奪ったことを打ち明けるが、これ以上の血清生産阻止の目的でジモに射殺される。
エズニック(Oeznik)
演 - ニコラス・プライア
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
ジモに仕える老執事。再会した主のマドリプールやリガへの道中に自家用ジェットで随伴する。ジモだけでなく、彼と同行するサムとバッキーにも機内食で歓待するなど、優しく枠を外れない使用人のようだが、後にジモの密命を帯びて単身でニューヨークに赴き、逮捕されたフラッグ・スマッシャーズの残りのメンバーを、彼らが乗せ込まれた護送車ごと遠隔操作で爆破して始末する冷酷な行為を見せる。

マルチバースのヴィラン編集

ヨハン・シュミット / レッドスカル(Johann Schmidt / Red Skull)
声 - ロス・マーカンド
日本語吹替 - 山路和弘
登場作品 - 『ホワット・イフ...?』第1話
ペギーが超人兵士になった宇宙のシュミット。テッセラクトの力で“ヒドラの英雄”を地球に召喚し、世界征服しようとしている。
タニリーア・ティヴァン / コレクター(Taneleer Tivan / The Collector)
声 - ベニチオ・デル・トロ
日本語吹替 - 石住昭彦
登場作品 - 『ホワット・イフ...?』第2話
ティ・チャラがスター・ロードになった宇宙のティヴァン。ノーウェアを拠点としていることは正史のティヴァンと同様だが、サノスが堅気の道へと退いたことで、自らのコレクションルームに生物のみならず、銀河中のヒーローやヴィランが愛用する武器から多種多様な宇宙船までさまざまな物品を収集しており、筋骨隆々且つ大柄となった体躯をアピールする身なりと真っ当な実戦能力も有し、太々しい態度と言動をとるほど、“銀河の裏社会で最悪の親玉”の後釜として勢力を伸ばしており、ヨンドゥからも恐れられ、全宇宙の支配を狙っている。
“エンバーズ・オブ・ジェネシス”を入手する目的でショップにやって来たネビュラとヨンドゥを迎え、ヨンドゥに義賊に転向する前のラヴェジャーズを懐かしむような発言をした。そして、潜入していたティ・チャラとの対決になると、多数の武器を駆使して相手を翻弄するが、ヨンドゥに参戦されて形勢逆転され、カプセルに押し込まれて敗れた。
ティ・チャラたちが撤退した直後、カリーナに自分が収集・保管していた多数の種族たちを解放され、自身のカプセルも開けられるも、長くコレクションされていたことに激怒した種族たちに取り囲まれる最期を遂げる。
ノーマン・オズボーン / グリーン・ゴブリン(Norman Osborn / Green Goblin)
演 - ウィレム・デフォー
日本語吹替 - 山路和弘
登場作品 -『スパイダーマン:ノーウェイホーム』
サム・ライミ版『スパイダーマン』の世界から襲来した軍事企業「オズコープ」の社長である科学者の男。かつてはライバル企業を出し抜く為に兵器の生産を急ぎ、そんな最中に特殊な増強剤を開発していたが、部下の重役達から増強剤のデータが得られなければ解雇すると脅されてしまい、自分自身で増強剤を投与したが、副作用でもうひとつの人格ゴブリンに苦しむようになってしまった。緑色のアーマースーツとパンプキンボム、グライダーに手裏剣レーザーバットを開発しニューヨークを恐怖に陥れるが、ピーター2との戦いで死亡する寸前に平行世界に訪れてしまい、オズコープがあった軍事基地や息子のハリーと住んでいる自宅がある場所を回っていたが、自社やハリーが存在していないことに絶望していた最中にこの世界のメイ・パーカーとピーターに出会うことになる。
オットー・オクタビアス / ドクター・オクトパス(Otto Octavius / Doctor Octopus)
演 - アルフレッド・モリーナ
日本語吹替 - 銀河万丈
登場作品 -『スパイダーマン:ノーウェイホーム』
別世界から襲来した凹凸が特徴のアームを備えたオズコープの研究者。かつては妻と共に核融合実験の一環で人工の太陽を生成していたが、装置が暴走してしまい事故によって妻を喪い、自身は実験で使用していた人工知能が備わったアームが脊椎と融合してしまった。以降はアームを制御していた装置が破損してしまったことで意思を持ったアームの言いなりとなって装置を復元するために強盗を働いていたが、ピーター2との戦いで制御することに成功し、再び暴走を起こした装置を止めるべく自らの命と引き換えに川へ装置を落とした。しかし死の間際に平行世界へ訪れたことで再び悪に堕ちてしまい、この世界のピーターと戦闘を繰り広げることになる。
フリント・マルコ / サンドマン(Flint Marko / Sandman)
演 - トーマス・ヘイデン・チャーチ
日本語吹替 - 石田圭祐
登場作品 -『スパイダーマン:ノーウェイホーム』
オットーやノーマンと同じ世界の住民。砂を操ることができる。ピーター2の叔父ベン・パーカーを殺害した仇であり、多くの強盗事件を働いていたが、その理由は病気の娘の治療費を入手するためだった。刑務所に収監されていたが脱獄し、潜伏先の研究所の分子分解装置の実験に巻き込まれてしまい全身を細胞レベルにまで砂に変えられるようになった。そしてその力を利用し強盗を行っていたが、シンビオートで構成されたブラックスパイダースーツを着たピーター2に叔父の仇として半殺しにされてしまう。その後ピーター2に剥がされたシンビオートと融合したエディ・ブロック/ヴェノムと手を組み追い詰めるも敗北。ベンの死の真相を全て語るとピーター2から「君を許すよ」と言われ、娘に会いにそのまま去っていった。しかし、平行世界へ迷い込んでしまい、突然変異で体全体が砂になってしまった。そこでマックス・ディロン/エレクトロと戦っている平行世界のピーターのサポートを行う。
カーティス・"カート"・コナーズ / リザード(Curt Connors / Lizard)
演 - リス・エヴァンス
日本語吹替 - 内田直哉
登場作品 -『スパイダーマン:ノーウェイホーム』
マーク・ウェブ版のシリーズの世界からやって来た蜥蜴の姿をした男。かつてはオズコープに勤務する隻腕の科学者であったが、欠損した部分を再生する血清の製作をピーター3と共同でしていたが、重役から結果の報告を急かされて自身に打ち見事に腕を再生させたが、副作用で蜥蜴の姿になってしまう。さらに、人類の更なる進化が必要だと考え、ニューヨーク中の市民を自身と同じ姿にするためにテロ行為を働くも、ピーター3に敗北し解毒剤で元の姿に戻った。本作ではピーターの正体を知り、バイオテロを引き起こす前にストレンジの呪文によってノーマン達と共に平行世界へ迷い込んでしまった。
マックス・ディロン / エレクトロ(Max Dillon / Electro)
演 - ジェイミー・フォックス
日本語吹替 - 中村獅童
登場作品 -『スパイダーマン:ノーウェイホーム』
コナーズと同じ世界から来た黒人の男。かつてはオズコープに所属し、ニューヨーク全土に電力を送るための特殊な発電所の設計をする等腕は確かな電気技師であったが、おどおどした性格の為に友達は少なく、周囲からは見下され鬱屈した毎日を送っていた。。しかし残業でオズコープの電気システムのメンテナンスをした際に誤って発電用に飼育している電気ウナギの水槽に落下。複数に渡って噛まれたことで電気の力を操れるようになってしまった。スパイダーマンのファンであったが、タイムズスクエアに姿を現した際に周囲から怪物扱いされたことで激昂し、スパイダーマンと対立するようになってしまう。その後、自身が設計した発電所を奪還し、ニューヨーク全土の電力をストップさせ混乱させるも、ピーター3との発電所の戦いで体に過剰に充電をされたことで爆死したかに見えたが死の間際に平行世界へ転送されてしまった。そこでピーター1とサンドマンとの戦いを繰り広げることになるが、ピーター1が機転を利かせたことで、エネルギー体から元の人間体に戻った。

宇宙のヴィラン編集

九つの世界編集

ロキ
ラウフェイ(Laufey)
演 - コルム・フィオール
日本語吹替 - 水野龍司
登場作品 - 『マイティ・ソー』
北欧神話の巨人“ラウフェイ”のモデルである[注釈 102]、氷の巨人の王で、ヨトゥンヘイムの支配者。ロキの実父でもある。身体中には幾多の戦いの傷跡が残っている。ソーを挑発し続けて戦闘を誘発しようとするなど、陰険な性分である。
地球暦965年に群勢を率いて地球に侵攻したが、アスガルド軍との戦いで敗北し、オーディンと長年に渡り休戦協定を結んでいた。だが、オーディンに奪われた冬の小箱を取り戻そうと、ロキの手引きに乗った手下をアスガルドへ侵入させた。箱奪還に失敗後、ヨトゥンヘイムにやって来たソーたちに「アスガルドは裏切り者だらけ」と告げ、大乱戦に発展するとソーたちを追い詰めたが、そこに降臨したオーディンが割って入ったため、撤退を許してしまった。
後日、自分たちを利用しようとしていることにも気付かずにロキと交渉し、アスガルドを訪れ、無防備に眠るオーディンを手にかけようとするが、かつて捨てさった実の息子のロキに不意打ちされ、抹殺される皮肉な末路を辿る。
マレキス(Malekith)
演 - クリストファー・エクルストン
日本語吹替 - 相沢まさき
登場作品 - 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
スヴァルトアールヴヘイムのダーク・エルフの支配者。地球人の白人に近い顔色で、捉え所が無く酷薄で凶暴な気質をしており、エーテルを感じ取り、体内に取り込んで操ることができる。5000年前に惑星直列とエーテルを利用して、九つの世界を暗黒に閉ざして支配しようとしたが、アスガルド軍との戦闘[注釈 103]でエーテルを奪われて自軍も窮地に陥ったことで、多くの同胞を犠牲にして撤退し、長年の間眠りについていた。
しかし現代に於いてジェーンにエーテルが寄生したことを感じ取って目を覚まし、5000年前に成し遂げられなかった野望を完遂するために、エーテルを取り戻そうとアルグリムにアスガルドへの侵入を命じた。そして自身も、多くの手下を引き連れてアスガルドの王宮に突入し、匿われていたジェーンからエーテルを奪還しようとするが、フリッガの捨て身の行動で失敗し、撤退はしたもののソーの追撃で顔面の右半分が焼け焦げてしまった。そのため一時休眠状態に入り力を回復しようとするも、ジェーンがソーたちに連れられてアスガルドを出たと感じ取り、スヴァルトアールヴヘイムで待ち構える。
ソーとロキの作戦にかかり、ジェーンから取り出したエーテルを一度粉砕されるが、すぐさま再生したエーテルを体内に吸収し、ソーたちの始末をアルグリムらに任せて自身は一時姿を消した。そして後日、地球のイギリスに多くの手下を引き連れて現れ、ソーと対峙。エーテルの力で互角以上に渡り合い、惑星直列の影響で発生した世界の境目に翻弄されつつも、九つの世界が重なり合おうとした瞬間にエーテルを各世界へ解き放ちはじめる。だが、ソーによってグラヴィメトリック・スパイクを打ち込まれ、ジェーンの異常検知機操作でスヴァルトアールヴヘイムにワープして倒れ込むと、セルヴィグがワープさせた“アーク”の下敷きとなり、死亡する。
アルグリム / カース(Algrim / Kurse)
演 - アドウェール・アキノエ=アグバエ
登場作品 - 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
マレキスの腹心のダーク・エルフ。地球の黒人と同等の人相で、マレキスが危機に襲われると身を呈して守ろうとする本物の忠誠心を持つが、彼の策でアスガルドの牢獄に侵入し、暴動を引き起こすために囚人たちを解放した際には、ロキにだけ危険性を感じて逃がさないなど、ただの単細胞な僕でないことを感じさせる立派な慧眼の持ち主でもある。
5000年前の戦闘描写は見られなかったが、現代に目覚めるとマレキスの命を受け、最後のカース・ストーンを託され、怪物のような甲冑と兜に身を包み、マローダーズの一員に成りすまして、牢獄に収監される形でアスガルドへ潜入。隠し持っていたストーンでカースに変貌すると脱獄し、ロキ以外の囚人たちを解放して暴動を引き起こし、エナジー・シールドの動力炉を破壊して、マレキスらを王宮に侵入させ、フリッガを手にかけるなど、暴虐の限りを尽くしたが、ソーに不意打ちされたマレキスを庇い、共に撤退した。
ソーたちがスヴァルトアールヴヘイムにやって来ると、エーテルを取り戻したマレキスを守護するためにソーに応戦して圧倒。背後から串刺し攻撃を仕掛けたロキにも反撃して重傷を負わせたが、彼に腰部のグレネードを起動され、発生した小ブラックホールに分解されながら吸いこまれ絶命する。
ヘラ(Hela)
演 - ケイト・ブランシェット
日本語吹替 - 天海祐希
登場作品 - 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
北欧神話の死者の国を支配する女神“ヘル”のモデルである、オーディンの最初の子どもで、ソーの姉にあたる死の女神。かつてオーディンと共にアスガルドを強大な帝国に造り上げ、銀河に恐怖をばらまいた。しかしオーディンがアスガルドを平和に統治しようと改心し、さらなる征服を訴えた自身と対立して、多大な犠牲の下に封印された。
その外見に違わず、奔放且つ傍若無人な性格で、ムジョルニアを片手で受け止めて握り潰すほどのパワーや、意志によって頭部に枝角のような形状の頭飾りを形作り、衣装も修繕できる能力、黒曜石製の刀剣や長槍などの武器を無尽蔵に生み出して撃ち出す能力を持ち、包囲する大勢の敵を単独で一掃するほどの戦闘力を発揮する。またアスガルドから力を得ているため、アスガルドでは剣で身体を貫かれても平然としており、アスガルドに滞在するほど力が高まって強くなる。
オーディンによって永らく追放・封印されていたが、彼が亡くなったことによって封印が解けて復活し、居合わせたソーとロキに圧倒的な力を見せつける。ロキがスカージに架けさせたビフレストを利用してアスガルドに帰還し、ウォーリアーズ・スリーとエインヘリャルを難なく抹殺。さらに“永久なる炎”の力でかつての自身の配下と“フェンリス・ウルフ”を復活させ、アスガルドの民たちを恐怖で震え上がらせ、九つの世界と全宇宙へ暴虐の限りを尽くして支配しようと目論む。
そこへ帰還したソーたちと決着をつけるために応戦し、圧倒的なパワーで彼らの攻撃をほとんど受け付けなかったが、最終的にアスガルドに固執したことが仇となり、ラグナロクを引き起こしたスルトの一撃によって滅びる。
スカージ(Skurge)
演 - カール・アーバン
日本語吹替 - 楠大典
ヘイムダルに代わってヘミンビョルグの番人を務めている戦士。ヘラがアスガルドに帰還した際、彼女にひれ伏してしまい、ヘラの側近的存在となってしまう。
スルト(Surtur)
声 - クランシー・ブラウン
日本語吹替 - 佐々木省三
登場作品 - 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
北欧神話の巨人スルトのモデルである、炎の悪魔の国“ムスペルヘイム”の王。50万年前にオーディンに敗れ、自身に力を与える“永久なる炎”を奪われて弱体化し、母国の地底深くでアスガルドへの復讐のために、ラグナロクを起こそうと誓いながら来たるべき時を待っていた。
物語冒頭でムスペルヘイムに現れてわざと捕らわれたソーと戦って敗れ、残った王冠を奪われてしまうが、終盤で永久なる炎の力で巨大化しながら復活し、ラグナロクを引き起こした。アスガルドを滅ぼさせまいとヘラの反撃を喰らうも、ヘラを撃破し、滅びるアスガルドと運命を共にする。

クリー帝国編集

スプリーム・インテリジェンス(Supreme Intelligence)
演 - アネット・ベニング
日本語吹替 - 榊原良子
登場作品 - 『キャプテン・マーベル』
クリーを統治する超高性能AI。
ロナン・ジ・アキューザー(Ronan the Accuser)
演 - リー・ペイス
日本語吹替 - 白熊寛嗣
狂信的なクリー人将軍[30]。かつては、エリート軍隊“アキューザーズ”の司令官であり、クリー帝国で最も力のある軍事指導者の一人だったが[30]、現代ではザンダーと平和条約を結んだクリー帝国を弱腰と断じてサノスと結託し、テロリストとなった。スクラル人及びザンダー星人のような自身やクリーの宿敵には民間人であっても容赦なく攻撃・排除する残虐な男で、テロリストとなってからは、ザンダー星人に我が一族を滅ぼされてきた自身がクリー古来の掟に反する者を罰すると嘯き、ドラックスの妻子を手にかけたことも「記憶にない」と歯牙にもかけていなかった[注釈 104]。アキューザーズ司令官の頃は、ヨン・ロッグに比較的従順に振る舞いつつも、場合によっては自らスクラル抹殺に動くことを示唆するなど、他者への不信感も垣間見せた。戦闘能力もドラックスを素手で圧倒し、完膚無きまで打ち負かすほど高く、ヨンドゥからも「とても敵う相手じゃない」と見做されているが、サノスからは“若造”と呼ばれている。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
本作ではメインヴィランとして登場。ザンダーを滅ぼした暁には、宇宙のあらゆる文明と力無き者たちを葬り去り、強者の時代を築くことを企み、ザンダー星人の根絶のためにノバ軍の各基地を破壊すると同時にオーブ入手を狙うも、サカアラン兵を率いて、目的を邪魔するガーディアンズと敵対する。
コラスからモラグでのオーブ発掘に失敗したと知らされると、代わりにガモーラにオーブ奪還を依頼するが、戻らなかった彼女の不手際をサノスに抗議すると、彼からその態度を糾弾され、オーブ入手を改めて指示された。
それからキルン刑務所を経て、ドラックスからの呼び出しでノーウェアに辿り着き、挑みかかってきたドラックスを返り討ちにし、その場を後にすると、ネビュラらが持ち帰ったオーブの中身がインフィニティ・ストーンの一つのパワー・ストーンだと知って増長し、サノスを裏切って前述の野望を達成しようと乗り出した。そのために、ダーク・アスターをザンダーに降下させ、ストーンの力を直接放ち、ザンダーを滅ぼそうとするが、ガーディアンズやラヴェジャーズ、ノバ軍警察の抵抗を受ける。ストーンの力でノバ軍警察の編隊を壊滅させ、ダーク・アスターを大破させられながらも、倒れ込んだガーディアンズの面々を見せつけてザンダーの人々を絶望させるが、クイルのダンスに気を取られてドラックスにロッドを破壊され、クイルにストーンを奪われてしまう。そしてストーンを素手で掴んでも滅びなかったクイルに「何故だ?」と驚愕し、その隙を突かれてクイルが放ったストーンのエネルギー波を浴びて爆死する。
『キャプテン・マーベル』
本作ではアキューザーズ司令官時代の彼が描写される。トルファでは爆撃作戦を担い、クライマックスでも地球をキャロル諸共空爆しようとしたが、彼女に阻止されるだけでなく、戦艦一隻も大破させられた。そんなキャロルと対峙するも、彼女がヨン・ロッグとの決着に向かったため直接戦うことはなく、「あの女を必ず手に入れる」と呟いて部下たちと撤退する。
コラス・ザ・パーサー(Korath the Pursuer)
演 - ジャイモン・フンスー
日本語吹替 - 乃村健次
クリーの諜報員[31]。1995年時にはスターフォースの副官だったが、現代では実験的な兵器計画に志願して遺伝子改変とサイバネティックス強化を受け[31]、ガモーラやネビュラと共に訓練・バイオアップグレードを施されたことで[31]、ロナンの部下であるハンターになった。
無愛想で[注釈 105]ジョークが通じず、クリーの掟をそのまま体現するような規則一辺倒の男であり、副官時代には従容自若としていることが多かったが、現代では話し相手のふざけた態度を前にするとすぐに憤慨したり、部下に対してムキになりながら武器の設置を急かすなど、極めて頭に血が昇りやすい性分となった。クイルを苦戦させるほどの戦闘能力を持つ。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
本作でMCU初登場。冒頭でオーブ発掘のために数名の手下を連れてモラグに赴き、寺院で先にオーブを手にしたクイルと遭遇し、オーブを取り上げて連行しようとしたが、クイルに不意打ちされてオーブを持ち去られてしまった。ダーク・アスターに帰投し、そのことをロナンに報告してからは暫く出番が無く、クライマックスの戦闘では、ダーク・アスターに侵入したガーディアンズを迎え撃つものの、ドラックスとの肉弾戦の末に頭部を破られて死亡する。
『キャプテン・マーベル』
本作ではスターフォース副官時代の彼が描写され、スクラル人に擬態されて睨まれたことがあるとも明言している。トルファではスクラル人と、マー・ベルのラボではキャロルとそれぞれ激闘を繰り広げた。
『ホワット・イフ...?』第2話
ヴァース(Vers)
ヨン・ロッグ(Yon-Rogg)
演 - ジュード・ロウ
日本語吹替 - 森川智之
登場作品 - 『キャプテン・マーベル』
クリー帝国の国民から英雄と慕われるスターフォースの隊長。記憶を失ったヴァースの教練も担当しており、彼女に戦術のみならず、クリーの戦士としての心得と、感情を抑えることを徹底して教え込んできた。
能力を抑制されたヴァースを容易く凌ぐ体術を用いるほか、空軍パイロットであったキャロルでも視認できない距離からマー・ベルに致命的な一撃を与えるなど、武装・非武装状態問わず高い戦闘技術を持つ。
厳格かつ冷静沈着で、統率力もあるなど一部隊の指揮官として優れており、スプリーム・インテリジェンスに対しては様付けで呼ぶほど非常に崇拝・信奉している。スクラル撲滅に執念を燃やしながらも、過激派であるロナンよりは犠牲を出さないよう細心の注意を払う反面、敵対者や裏切り者は完膚無きまでに叩き潰そうとする冷徹さや、ヴァースやロナンのような利用できる者は巧言令色に丸め込んででも利用しようとする無情さも併せ持つ。
実は地球で実験飛行中のマー・ベルを裏切り者として襲撃・射殺し、エンジンの破壊でテッセラクトの力を得て気絶したキャロルを拉致し、スプリーム・インテリジェンスの指示で彼女をクリーの戦士として利用するために、記憶の改竄処置と自らの血液投与を施した張本人だった。
物語の前半からスターフォースを率いてトルファでスクラル撲滅のために戦うも、スクラルの作戦に嵌ったヴァースと離れ離れとなってしまう。彼女が降り立った地球へ向かいながら、記憶を取り戻しつつあるヴァースに真実を知られないよう限られた通信で情報交換しながら念を押すが、キャロルが記憶を取り戻して騙されていたことに気がつくと知るや、本性を表してノーレックスも射殺し、マー・ベルのラボを部下たちと襲撃してキャロルをスプリーム・インテリジェンスの力で完全に屈服させようとした。
だがキャロルが覚醒したことで失敗。フューリーたちも反撃に出たため応戦せざるを得なくなって、ある程度善戦した末に地球でのキャロルとの一騎打ちに突入するも、彼女のフォトンブラスト1発を喰らってあっさりと敗北。力尽きた状態でキャロルによってポッドへ乗せ込まれ、ハラへと強制送還される[注釈 106]
ミン・エルヴァ(Minn-Erva)
演 - ジェンマ・チャン
日本語吹替 - 日笠陽子
登場作品 - 『キャプテン・マーベル』
スターフォースに所属するスナイパー兼遺伝子学者。ヴァースがヨン・ロッグを惹きつけていることが気に入らず、彼女を嫌って冷たく接しているが、どこか抜けている面もあり、ナーフの玩具を実銃と間違えて攻撃に使ってしまう失態を演じた。
トルファではアット・ラスに擬態したスクラル人の1人を倒し、優れた狙撃の腕前を披露した。クライマックスではキャロルに挑んだほか、ヨン・ロッグの指示でフューリーたちが搭乗したクワドジェットをポッドで追跡してドッグファイトを繰り広げるも、マリア・ランボーに撃墜され死亡する。
ブロン・チャー(Bron-Char)
演 - ルーン・タムティ
日本語吹替 - 安元洋貴
登場作品 - 『キャプテン・マーベル』
スターフォースに所属する巨漢。体躯通りの剛力を誇るだけでなく、頭の回転も速い戦士である。
だがクライマックスでは、彼の剛力を以ってしても、バイナリー・パワーに覚醒したキャロルに対抗しきれず敗北する。
アット・ラス(Att-Lass)
演 - アルゲニス・ペレス・ソト
日本語吹替 - 日野聡
登場作品 - 『キャプテン・マーベル』
スターフォースに所属する潜入活動のプロ。仲間内ではヴァースを姉のように慕っているほど彼女と親しかったらしく、クライマックスでキャロルに立ち向かった際には、彼女を取り押さえて「撃たせるな」と呼びかけるが、結局他のチームメイトと同様にあしらわれてしまう。

サノスの群勢編集

サノス(Thanos)
演 - ジョシュ・ブローリン
日本語吹替 - 銀河万丈
全宇宙の生命体の半分を消し去り、均衡を保つことを目標に掲げる“全宇宙最大の脅威”。次々と星々を襲撃し、その星の人口の半分を虐殺し続けてきた。
ジ・アザー(The Other)
演 - アレクシス・デニソフ
日本語吹替 - 谷昌樹
チタウリのリーダーで、サノスの忠実な側近。黒いローブを身に纏い、テレパシーの相手に一定の負荷をかけることができる様子である[注釈 107]。チタウリに絶対の自信を持ち、尊敬するサノスのためなら、あらゆることを実行する程忠誠を誓っているが、威圧的で口喧しく、ロキやロナンからは嫌悪された。
描写
『アベンジャーズ』
本作ではロキにテッセラクト奪取を指示した張本人として初登場。ロキにセプターと古代の知識やテッセラクトで新しい世界をもたらす野望などを与えたと豪語するが、テレパシーで彼がチタウリの実力を疑った際には怒りを露わにし、アスガルドの王座を欲する野望を小さいと罵り、計画の実行を催促した。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ロナンにガモーラが裏切ったことを伝え、サンクチュアリに呼び出し、サノスに不満をぶつけるロナンを咎めるが、ロナンのコスミ・ロッドの衝撃波を浴びて首が180度曲がり、死亡する。
ガモーラ
ネビュラ
エボニー・マウ(Ebony Maw)
演 - トム・ヴォーン=ローラー
日本語吹替 - いずみ尚
“ブラック・オーダー”の戦略家。強靭な肉体や武器は有していないが[32]、科学の天才にして闇魔術師でもあり、戦闘では元素を操る闇魔術で瓦礫や鉄筋を利用して敵を攻撃・拘束する。サノスに絶対的な忠誠心を持っており、自身に与えられた任務を必ず遂行しようと心掛けている反面、仰々しく敵対者を軽んじる言動が耳につく陰湿な性分で、ブラック・オーダーの中では唯一饒舌な老人である。
描写
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作でMCU初登場。タイム・ストーンを求めてQシップでカルと共にニューヨークを襲撃、闇魔術でヒーローたちと戦う。ストレンジをQシップに拉致して拷問するが、船内に潜り込み、ピーターの奇策を実行したトニーによって宇宙空間へと放り出され、氷漬けとなり死亡する。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作では、2014年時の彼が登場する。ネビュラ(2014年時)が記憶ファイルの不調に苦しむとその原因究明にあたり、再生した未来のネビュラの記憶から彼女がアベンジャーズに加勢し、タイム泥棒作戦にあたっていることを知るとサノスに彼女は裏切り者と伝えて手にかけようとした。
だがサノスに引き止められ、その代わりにネビュラ(2014年時)が未来の彼女から取り上げたピム粒子とタイムスペースGPSを研究・増産し、サノスや自身らの群勢を2023年にタイムトラベルさせることに成功。アベンジャーズたちとの最終決戦では、ナノ・ガントレットを運搬するティ・チャラを襲う場面もあったが、6つのストーンを得たトニーが“スナップ”を敢行した直後、サノスに駆け寄ろうとするも、消滅する。
カル・オブシディアン(Cull Obsidian)
演 - テリー・ノタリー
ブラック・オーダーにおいてサノスの用心棒を務める巨漢の戦士。冷血で暴力的、狩りと殺しの技術に長け、サノスが征服した土地において残虐な方法でその名が付けられたと言われている[33]。他のブラック・オーダーのメンバーとは違い、知能は大して見受けらず、基本的に言葉を喋ることすらない。盾や鋏など複数の姿に変形し弾丸も発射できる[33] チェーンつきの斧を愛用する。
描写
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作でMCU初登場。タイム・ストーン回収のためマウと共にQシップでニューヨークに現れ、トニーやピーターを相手に猛威を振るうが、ウォンの魔術によって北極へと追いやられ左前腕を失う。ワカンダの決戦では、武器に変形する義腕を付けた状態でもハルクバスター マーク2を装着したブルースの片腕をもぎ取るほどの力を見せるが、奮起したブルースに撃破される。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作では、2014年時の彼が登場する。クライマックスの最終決戦時に、他のブラック・オーダーの面々と共に戦地に降り立ち、大乱闘が勃発するとドラックスやコーグ、さらにトニーに挑んだ。だがジャイアントマンへと巨大化したスコットに踏み倒され、6つのストーンを得たトニーがスナップを敢行すると消滅する。
プロキシマ・ミッドナイト(Proxima Midnight)
演 - キャリー・クーン
日本語吹替 - 鷄冠井美智子
ブラック・オーダー最強の女戦士。こめかみから生えた一対の角が特徴で、行く先々で恐れられ、その槍で敵に速やかなる死をもたらす紅一点の女戦士。電撃を発する三又の槍や両刃の剣を操り、胴体には動き易さを重視した軽量のボディアーマー[34] を、腕には通信機とブレードを搭載する接近戦用の頑丈な鎧[34] を装着している。極めて冷徹で残忍だが、夫のコーヴァスがアベンジャーズに傷つけられた際は、相手を恨む様子も見せた。
描写
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作でMCU初登場。サノスからマインド・ストーンの回収を指示されており、コーヴァスと共にヴィジョンを襲撃しワンダと交戦するが、救援に来たスティーブたちに妨害され、負傷したコーヴァスと共に撤退。ワカンダでの決戦では、ナターシャ、ワンダ、オコエと戦い、一進一退の攻防を繰り広げたものの、ワンダのテレキネシスで自ら起動させていたスラッシャーに投げ込まれて粉砕される。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作では、2014年時の彼女が登場する。クライマックスの最終決戦時に、他のブラック・オーダーの面々と共に戦地に降り立つも、大した見せ場は無く、トニーがスナップを敢行すると、コーヴァスの亡骸と共に消滅する。
コーヴァス・グレイヴ(Corvus Glaive)
演 - マイケル・ジェームズ・ショウ、フレッド・タタショア[注釈 2]
日本語吹替 - 山岸治雄
ブラック・オーダーにおいてサノスの副官を務めている戦士。金色の装飾が施されたボディアーマーと、日光から肌を守るための耳当て付きフード[35] に身を包んでいる。手にした金色の槍斧ハルバードで敵を狩るだけでなく、その抜け目のない知能も彼の武器である。不意打ちや侵入による騙し討ちを得意とする卑劣な性質の持ち主。
描写
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作でMCU初登場。ステイツマンを襲撃した際に、単身で船内のアスガルド人のほとんどを手にかけた[35]。マインド・ストーンの回収を目的に妻のプロキシマと共にスコットランドに現れ、ヴィジョンに重傷を与えるも、2人を救出しに来たスティーブたちの参戦で負傷し、プロキシマと共に撤退。ワカンダでの決戦では、再びマインド・ストーンを狙ってヴィジョンを襲撃し追い込むが、救援に来たスティーブとの戦闘に突入。スティーブにもとどめを刺す直前まで至ったものの、ヴィジョンに不意を突かれ、自身の槍斧で串刺しにされる最期を遂げる。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
本作では、2014年時の彼が登場する。クライマックスの最終決戦時に、他のブラック・オーダーの面々と共に戦地に降り立ち、大乱闘の中サノスにネビュラ(2014年時)が応答しないことを報告したり、戦地への爆撃指示に我が軍まで巻き込まれると苦言を呈することもあったが、大した見せ場は無く、オコエに突き倒され、トニーがスナップを敢行すると、プロキシマに抱かれながら消滅する。
ブラック・オーダーは「サノスの子」と名乗る、サノスの側近である4人衆であり、全員がサノスに絶対的な忠誠心を持っており、彼の目的のためならあらゆる犠牲を厭わない。インフィニティ・ストーンを見つける能力を有しており、またストーンについて莫大な知識を有している。

その他の宇宙・異次元のヴィラン編集

ドルマムゥ(Dormammu)
演 - ベネディクト・カンバーバッチ[36]
初登場 - 『ドクター・ストレンジ』
暗黒次元を支配している邪悪な存在で、飽くなき欲望と無限の力を持つ。その外見は、暗黒次元に浮かぶ巨人のようなエネルギー体で、顔面は縦に波打っている。使用する攻撃手段は無数の突起物状のエネルギー体、口から吐く破壊光線、光球、星々の岩石を利用する串刺しなど、非常に強力で多彩。また、文字通り直接倒す方法は現時点で存在しない。
他の次元を暗黒次元に引き込むため、地球を第一の侵略目標に定めていたものの、エンシェント・ワンと長年に渡って対立し、サンクタムを破れずにいた。ゼロッツによって暗黒次元が香港に出現した際には、眼前に現れたストレンジを徹底的に圧倒したが、彼の時間ループに閉じ込められて根負けし、ストレンジと「ゼロッツを地球からつまみだして共に別の次元に立ち去り、2度と地球に手を出さないと誓えば解放する」という取引に応じてゼロッツと共に地球から去る。
アイーシャ(Ayesha)
演 - エリザベス・デビッキ
日本語吹替 - 魏涼子
ソヴリン人の頂点に立つ女王。言動に高慢さがあり、肉体的・精神的にもソヴリンこそが至高の一族だと考えているが、雪道の上に敷かせ続けた絨毯の上を歩く姿を見せつつ、途中で絨毯が引っかかって足を止める羽目になるなどシュールな一面もある。また、クイルの出自が並大抵のものではないことも見抜いている。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
アニュラックス電池の警護のために雇ったガーディアンズが仕事を完遂後にネビュラを引渡したが、ロケットがバッテリーを盗んだことを知ると態度が一変し、彼らを犯罪者として指名手配して艦隊を出撃させたり、ラヴェジャーズにはガーディアンズの捕縛を依頼するなど、彼らを執拗に追跡する。クライマックスでは自らオムニクラフトを遠隔操縦して率いた艦隊をエゴの星に向かわせ、ガーディアンズたちを攻撃するが、ヨンドゥとネビュラの連携で失敗に終わり、感情を爆発させた。
ガーディアンズ掃討が失敗に終わったことで女王の座が危ぶまれる中、新たなバース・ポッドで“アダム”を造ったと明かす。
『ホワット・イフ...?』第7話
エゴ(Ego)
演 - カート・ラッセル
日本語吹替 - 金尾哲夫
クイルの実父である初老の男性で、超常的な力を持ち、宇宙の誕生から生き続けてきた天界人。その正体は惑星そのもので、星の中枢に浮遊する人間の脳のような物体である。人間体は交配機能も有しているが、数々の星を渡り歩き他者と接するために生み出された分身に過ぎず、何度滅ぼされても肉付けされるように再生・復活し、空中飛行能力と生身のまま宇宙空間で活動する能力も持つ。
宇宙の誕生と共に実体のないエネルギー体として産まれ、長年かけて惑星を形作るが、孤独に苛まれたことから宇宙全体を飲み込む“拡張”を目的とするようになった。そのために人間体を使ってあちこちの惑星に分身である“苗”を植えたほか、その先で様々な種族と交配して“拡張”に必要な自らの子どもを生ませ、ヨンドゥに自分の星へ送り届けさせていた。
一見紳士的でユーモアも持ち合わせるなど好感が持てる雰囲気を放つが、実際はその名の通り酷薄なエゴの塊であり、力を受け継がなかった子どもたちを自らの糧とした結果に死なせ、その無数の遺骨を自身の惑星の洞穴に無造作に放置していたり、またメレディスのことは愛していたと言いつつも、自身の目的のために彼女に腫瘍を埋め込み、死の原因を作ったりしていた。
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
インフィニティ・ストーンに触れても無事だった地球人の噂を聞き、自身の子どもではないかと考えてクイルに接触。天界人の能力を引き継いだクイルに対し、最初は彼の理想とする良き父親として接しつつ、“拡張”へ協力するよう説得する。それらが露呈し協力を拒否されると、逆上してクイルを強引に取り込んで彼の宝物のウォークマンも壊し、ガーディアンズたちまで殺そうとする。激闘の末最後は、ベビー・グルートが惑星中心の本体に仕掛けた時限爆弾の爆発により、自分自身である惑星ごと大爆発して滅びる。
『ホワット・イフ...?』第2・9話
ティ・チャラがスター・ロードとなった宇宙でのエゴが登場。正史の彼と同様、ヨンドゥに銀河中で自分の子どもの拉致を依頼していたが、ヨンドゥが義賊に転向し、依頼を勝手に辞めたため、2008年の地球のミズーリ州に自ら来訪。夜中の閉店時間となったデイリークイーンで、音楽を聴きながら掃除をしていた息子のクイルと邂逅した。
その後、クイルを取り込み“拡張”を開始するが、駆け付けたティ・チャラにクイルを救われ、自身はティ・チャラに貼り付けられた爆弾の爆風に巻き込まれる。
グランドマスター(Grandmaster)
演 - ジェフ・ゴールドブラム
日本語吹替 - 大塚芳忠
初登場 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
サカールを統治する独裁者。外宇宙とは時の流れが異なるサカールを築き上げた頃から一切歳をとっていないが、実年齢は数百万歳ほどである。
ロキによれば「嗜好がおかしいが話は通じる男」らしく、浪費が大好きで、ディスコで遊ぶことを趣味としている。自身に反逆した者はメルト・ステッキで身体を溶かして処刑したり、服従ディスクを埋め込んだ状態でバトルロイヤルで戦士として戦わせたりするなど非道なところもあるが、ソーが自分のことを“雷神(the God of Thunder)”と名乗っても“雷様(Load of Thunder)”と呼び続けたり、囚人相手にジョークを言ったりと、基本的にはユーモラスな気分屋である。
余興でバトルロイヤルを主催し、バトルの際には自ら前口上役も務める。非常に強い思い入れのあるチャンピオンのハルクの挑戦者候補として、ヴァルキリーが捕らえて差し出したソーを買い取った。
ソーにハルクを連れ去られたことでサカールの住民たちに捜索を呼びかけ、ロキとヴァルキリーにも報酬金で2人の捕獲を依頼するも失敗。それに加えソーに解放されて革命を起こした元奴隷たちに追い詰められ、ソーたちの脱出後にて、居合わせたサカールの民たちに「自分が倒され役を見事にこなしたために革命が成功したのだ」と大ぼらを吹く。
トパーズ(Topaz)
演 - レイチェル・ハウス
日本語吹替 - 磯辺万沙子
登場作品 - 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
グランドマスターの腹心。無表情で口数が少ないが、ときおり話す言葉がどれも下品でグランドマスターを呆れさせている。スクラッパーの身分でありながらグランドマスターに気に入られているヴァルキリーのことを嫌っているのか、ヴァルキリーには罵詈雑言を投げつけている。サカールからの脱出を図るソーたちを警備隊を率いて宇宙船で追撃するが、奪取された“コモドール”に搭載されている花火をブルースが打ち上げたことで視界が遮られ、ゴミの山に激突した。その後の消息は不明。

その他の登場人物編集

地球の住民編集

アメリカ政府関係者編集

マシュー・エリス(Matthew Ellis)
演 - ウィリアム・サドラー
日本語吹替 - をはり万造
登場作品 - 『アイアンマン3』
アメリカ合衆国大統領。マンダリンのテロに脅かされながらも、決して屈することも国民を見捨てることもせず、悪に立ち向かおうとする高潔な政治家。
相次ぐマンダリンのテロ活動に、アイアン・パトリオットを現場投入させることを表明。専用機で移動中に、電波ジャックの生中継映像越しにマンダリン(スラッタリー)から連絡を受け、銃口を向けられたトーマス・リチャーズを救おうとマンダリンへ電話するが、リチャーズを撃たれたことでローディにアイアン・パトリオットの出動を指示した。
だが後日、駆け付けたアイアン・パトリオットをサヴィンが装着していると知らずに専用機に同乗させ、サヴィンにパトリオットへ押し込まれ、キリアンに捕まってしまった。そしてキリアンから、ロクソン・ノルコ号の一件をネタに処刑すると告げられ、再びパトリオットに押し込まれて、宙釣りにされてしまう。しかし駆け付けたローディに解放され、パトリオットを取り戻した彼に連れられて飛び去る。
後に『エージェント・オブ・シールド』のシーズン3にも、数回登場する。
ロドリゲス(Rodriguez)
演 - ミゲル・フェラー
日本語吹替 - 長克巳
登場作品 - 『アイアンマン3』
アメリカ合衆国副大統領。ニュース映像で使われた写真にアイアン・パトリオットと写っている。フロリダ沖へ向かうトニーからの連絡を受けて、厳戒態勢を敷くと伝える。しかし実は裏でキリアンと内通しており、大統領の後任の座と、エクストリミスによる右足を欠損した孫娘の治療を望んでいたために、軍の出動要請を出さなかった。物語のラストで、その不祥事が明るみとなり連行される。
スターン(Stern)
演 - ギャリー・シャンドリング
日本語吹替 - 石住昭彦[注釈 11]
ヒドラの構成員である上院議員。

S.H.I.E.L.D.関係者編集

S.W.O.R.D.関係者編集

登場作品 - 『ワンダヴィジョン』

タイラー・ヘイワード
モニカ・ランボー
モンティ(Monti)
演 - アラン・ヘクナー
S.W.O.R.D.のエージェント。臨時基地にやってきたダーシーに応対したが、彼女をドクターではなくミスと呼んだ。ヘイワードの命令には忠実だが、科学的な造詣には乏しいらしく、ダーシーの説明がきちんと理解できなかった。
後にヘックスの拡大に飲み込まれてサーカス団員の役をやらされていた。
ロドリゲス(Rodriguez)
演 - セレーナ・アンドゥーゼ
日本語吹替 - 所河ひとみ
S.W.O.R.D.のエージェント。ヘイワードの部下として行動している。
ヘックス拡大時にヘイワード同様飲み込まれることなく逃げ切り、以降も行動を共にしている。
再生されたザ・ヴィジョンの再起動に立ち会う。
フランクリン(Franklin)
演 - ザック・ヘンリー
S.W.O.R.D.のエージェント。ウエストビューの状況を調査するため、地下からの侵入を試みる。
化学防護服を着用していたが、ヘックスに入ったところで養蜂家の服装に変貌してしまった。
マンホールから外へ出てワンダとヴィジョンに遭遇したものの、直後に場面転換が起こる。以降の消息は不明。
グッドナー(Goodner)
演 - レイチェル・トンプソン
S.W.O.R.D.のエージェントで、階級は少佐。袖にS.W.O.R.D.のエンブレムが付き、右胸には“U.S.AIRFORCE”と刺繍されたアメリカ空軍の迷彩服を着用して登場する。具体的な役職は不明だが、マリア・ランボーを慕う彼女の部下だったようで、自身がヘイワードの指揮下になかったことから、モニカの依頼を受けてヘックス通過のための宇宙探査車の運搬業務に就き、モニカに託す。
ザ・ヴィジョン

GRC関係者編集

登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

アイラ・ペレス(Ayla Perez)
演 - ジェーン・ルンバウア
GRCのフィリピン代表女性議員。1958年2月5日生まれで、1989~1993年には太尉として、1993~1997年には中佐の階級でフィリピン空軍に所属した経歴と、航空機操縦技能を持つ[注釈 108]
GRCの区画法令の採決では、軍隊に難民を動かさせることができると話す官僚に反対した。そこへ乱入してきたフラッグ・スマッシャーズのテロ攻撃と避難誘導による罠に嵌って、複数の議員たちと共にディエゴがパイロットに扮して待ち構えるヘリコプターに乗せられ、人質として連行されてしまった。だが駆けつけたサムからの連絡を受け、彼の指示に従いながら、ディエゴが追い出された飛行中のヘリを自ら操縦し、同乗していた議員たちを救った。
そして、カーリとの対決を終えたサムのスピーチの場にも立ち会って、彼の呼びかけに耳を傾ける。
ジョン・F・ウォーカー / キャプテン・アメリカ[2代目] / U.S.エージェント (John F. Walker / Captain America[2nd]/ U.S. Agent)
演 - ワイアット・ラッセル
日本語吹替 - 鈴木達央
GRCに属するアメリカ陸軍兵士。アメリカ政府からキャプテン・アメリカ(2代目)に任命されるが、フラッグ・スマッシャーズ鎮圧のための戦いにおける過失から、キャプテン・アメリカの資格剝奪と不名誉除隊を言い渡されてしまい、後にヴァルの勧誘を受け、U.S.エージェントのコードネームを与えられる。
レマー・ホスキンス / バトルスター(Lemar Hoskins / Battlestar)
演 - クレ・ベネット
日本語吹替 - 武田太一
バトルスターのコードネームを持ち、GRCに属するアメリカ陸軍の曹長。ウォーカーの親友兼相棒にして、理解者の一人でもある。支配的で主流な層から外れるとどのような問題が起きるかを認識しており[37]、超人血清についても「血清の効果で得た力によって自分の本質が出るだけ」と確信を突いた持論を語り、「血清を自分に打てたら打つ」と告げる反面、悪党の手元から血清が全て失われたと知れば安堵するなど、黒人として一貫した意見を述べられる男で、ウォーカーとは対照的に自分たちにとって不利な状況でも平静を保ち、目端を利かせられる人物でもある。
アメリカ政府からキャプテン・アメリカ(2代目)に任命されたウォーカーの相棒を務めることが決定すると[注釈 109]、フラッグ・スマッシャーズ鎮圧の任を託されて行動を開始。直接の敵対勢力であるフラッグ・スマッシャーズとの戦いや、途中で発生したドーラ・ミラージュとの小競り合いでは、ウォーカーほどの実戦能力を有していないことから相手に全く太刀打ちできないことが多かった一方で、捜査が進展しないことに焦りを見せるウォーカーに何度も助言して彼が抱える重圧を支え続け、自分たちを新キャプテンとその相棒と認めずに共闘を断るサムとバッキーに対しても、短慮な口ぶりのウォーカーをフォローしてサムたちに話すと共に、時にはサムの方をフォローしてウォーカーに提案を行うほど双方の仲を取り持つ姿も見せた。
だがリガにおいて、フラッグ・スマッシャーズの潜伏先を突き止めて侵入した際に一度人質として捕縛されてしまった。それでも、敵が離れた隙をついて拘束を解き、乱闘の中で刺されそうになったウォーカーを救うが、その直後にカーリに殴り飛ばされて石柱に激突し、命を落とす。

その他の行政機関関係者編集

ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン
ガブリエル(Gabriel)
登場作品 - 『アイアンマン』
バグラム空軍基地に所属するアメリカ空軍の将軍。ジェリコのデモンストレーションのために来訪したトニーと挨拶を交わす。
アレン(Allen)
演 - ティム・ギニー
日本語吹替 - 木村雅史[注釈 37]
ローディの部下である、アメリカ空軍少佐。
描写
『アイアンマン』
紛争地域上空に飛んでいたトニーを不審機と誤認し、F-22編隊に攻撃を指示してしまう。
『アイアンマン2』
エドワーズ空軍基地に“アイアンマン・アーマー マーク2”を装着して持ち帰ったローディを迎え、アーマーのアーク・リアクターを見て驚きつつ、「兵器開発に専念しろ」とローディから軽く叱咤される場面や、詩人を気取るハマーの銃火器の売り込みにローディと共に絶句する姿を見せる。
サディアス・E・“サンダーボルト”・ロス
エミル・ブロンスキー
キャスリーン・スパー(Kathleen Sparr)
演 - クリスティナ・カボット
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
アメリカ陸軍少佐。副官としてペンタゴン内から実戦現場まで、ロスを補佐する。
グレイバーン大学では、ブルースの血液サンプルを培養していたスターンズを尋問するが、血液サンプルを欲するブロンスキーに背後から殴り倒される。
ジョー・グレラー(Joe Greller)
演 - ピーター・メンサー
日本語吹替 - 山野井仁
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
アメリカ軍の将軍で、ロスの同僚。ブルースの潜伏先がリオデジャネイロと判明後に、ブロンスキーら精鋭たちを召喚し、特殊部隊を編成。彼らを率いて出動する直前のロスにエールを送り、後事を託す。
ギデオン・マリック(Gideon Malick)
演 - パワーズ・ブース
登場作品 - 『アベンジャーズ』
世界安全保障理事会の役員。アメリカ大統領ですら手を出すことができない地位にいる。
ヒーローたちにテッセラクトを奪還させようとするフューリーに苦言を呈し、アベンジャーズとチタウリの戦闘終結のために、冷徹にもニューヨークへ核攻撃まで指示した。事後は、姿を消したアベンジャーズに戦闘の被害の責任を追及するようにフューリーに進言するも、これらを拒否される。
マーベル・テレビジョン製作の『エージェント・オブ・シールド』シーズン3では、現代のヒドラの中心的人物の一人として登場する。
ホーリー(Hawley)
演 - ジェニー・アガター
日本語吹替 - 寺内よりえ
世界安全保障委員会の役員を務めるイギリス人。
描写
『アベンジャーズ』
本作でMCU初登場。フューリーにニューヨークへ核攻撃を拒否されると彼の指揮権を剥奪し、ヘリキャリアの核搭載機のパイロットへ直接核攻撃を命令した。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
物語前半のバーチャル会議には出席したが、クライマックスではナターシャがホーリーに変装してピアースの前に登場したため、彼女の去就は不明。
フェリックス・ブレイク(Felix Blake)
演 - タイタス・ウェリヴァー
登場作品 - 『アイテム47』
シットウェルやコールソンの同僚であるエージェント。自室で勤務しており、コールソンの殉職を実感しきれていない様子を見せた。
チタウリの銃砲を持つ銀行強盗を察すると、その監視カメラの映像をシットウェルに見せ、何処か不真面目さを見せる彼の態度を注意するも、「捜査するなら足を使え」と返されてシットウェルに銃砲の回収と実行犯であるクレアとベニーの制圧を依頼。シットウェルが任務を終えて帰還すると報告期限は10時間前だとぼやくも、彼がクレアとベニーをS.H.I.E.L.D.の新入職員として連れてきたことに呆れ、シットウェルから「君の知識と技能を全てクレアに伝えろ」と言われて、クレアにコーヒーを頼むが、コーヒーを淹れたことすらない彼女に拍子抜けする。
ジャック・タガート(Jack Taggart)
演 - アシュレイ・ハミルトン
日本語吹替 - 山岸治雄
登場作品 - 『アイアンマン3』
アメリカ陸軍の兵士。被験者としてエクストリミスを投与され、体調に異変を来たした結果、エクストリミスに適応してなかった身体が限界を迎えて、居合わせたハッピーやサヴィンを巻き込んで爆死する。
チャド・デイヴィス(Chad Davis)
演 - ジェームス・ラックリー
日本語吹替 - 佐藤せつじ
登場作品 - 『アイアンマン3』
アメリカ陸軍の軍曹。被験者として志願し、エクストリミスを投与されたが、身体に適応しなかったため、故郷のローズヒルで爆死事件を起こす。
ジョン・フリン(John Flynn)
演 - ブラッドリー・ウィットフォード
日本語吹替 - 河本邦弘[注釈 2]
SSRニューヨーク支局長。ペギーに対しては彼女の本領を認知せずに事務職だけ従事させるなど、女性軽視の風潮を隠さない差別的な上司である。
描写
『エージェント・カーター』(マーベル・ワンショット)
1946年のある日、ジョンソン、ミラー、ウィルクスの3名にゾディアック確保を指示して出動させ、内勤のみに鬱屈するペギーをたしなめた。そしてその夜、ペギーだけ飲み会へ誘わずに報告書作成名目の残業を押し付けるも、このことが裏目に出て、彼女のゾディアック回収のための単独行動を許してしまい、ゾディアックが回収されたにもかかわらず、帰還したペギーを叱責・罵倒する。だが、その直後にかかってきた電話の相手であるハワードからの指示で、「伝言できて光栄です。あなたは、ワシントンD.C.に異動となりました」とペギーに渋々伝えることとなり、完全に鼻を明かされる。
『ホワット・イフ...?』第1話
本作では、ペギーが超人兵士となった宇宙のフリンが登場。正史の彼と同様にペギーを軽視しており、フィリップスが撃たれたことでSSR指揮官となったが、スーパーソルジャー計画時にスティーブが撃たれたことで、リアクター操作役のハワードに被験者代行を指示したり、ペギーが超人兵士になると、彼女を実戦要員として認めようとせず、“本物のスーパーソルジャー”を欲してペギーに採血ばかりを行わさせ、自軍の損耗を恐れてテッセラクト回収や107連隊救出の提案を却下したり、ペギーやスティーブが活躍しはじめると彼女たちが自分の自慢の部下であるように大統領へ報告して手柄を横取りしようとするなど、典型的な頭の悪い無能上司ぶりに終始していた[注釈 110]
姿が見えない男声(Disembodied Voice)
声 - シェーン・ブラック
登場作品 - 『エージェント・カーター』(マーベル・ワンショット)
SSRニューヨーク支部にかかってきた電話の主。その素性は明かされなかったが、SSRの一員もしくは協力者であるようで、ニューヨーク支部に2度連絡し、1度目はホワイトストーン橋を移動中のゾディアック確保にエージェント2名で追跡するようフリンに伝え、2度目は電話に出たペギーにゾディアックの所在地の緯度と、そこへエージェント3〜5人で行くように指示する。
ロックウェル(Rockwell)
演 - アラン・デイル
日本語吹替 - 有本欽隆
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
世界安全保障委員会の役員を務めるアメリカ人。バーチャル会議や、ピアースの陰謀を知った際には彼を強く非難したが、ピアースによって身に付けられた生体認証バッジからの放電で感電死する。
イェン(Yen)
演 - チン・ハン
日本語吹替 - 伊藤和晃
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
世界安全保障委員会の役員を務める中国人。バーチャル会議では安全が脅かされたとピアースに指摘し、クライマックスでピアースに銃を向けて牽制するが、ピアースによって身に付けられた生体認証バッジからの放電で感電死する。
スィン(Singh)
演 - バーナード・ホワイト
日本語吹替 - 小形満
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
世界安全保障委員会の役員を務めるインド人。バーチャル会議では自国の近海で発生したレムリア・スターの襲撃事件に対して聴問会を開くことを進言し、クライマックスでは自分たちを懐柔しようとするピアースの甘言にも乗らなかったが、ピアースによって身に付けられた生体認証バッジからの放電で感電死する。
ゲイル(Gale)
演 - ウッド・ハリス
日本語吹替 - 山岸治雄
登場作品 - 『アントマン』
パクストンの相棒である、サンフランシスコ警察官。ピム邸での窃盗容疑で逮捕されたスコットの脱獄から、ピム・テック本社屋での騒動まで、事態を収拾させようとパクストンと共に活動するが、スコットや彼の仲間たちに振り回されることになる。ダレンがパクストン邸に現れて現地に駆けつけた際には、スコットが拡大させてしまった1匹のアリを犬と見間違えていた。
シャロン・カーター / エージェント13
エヴェレット・K・ロス
ミリアム・シャープ(Miriam Sharpe)
演 - アルフレ・ウッダード
登場作品 - 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
国務省の人事部門に勤務する女性。自慢の息子がソコヴィアでの戦闘に巻き込まれて死亡したことからアベンジャーズを憎み、トニーを糾弾する。この時のやりとりもトニーが協定に賛成する一因となった。
アン・マリー・ホーグ(Anne Marie Hoag)
演 - タイン・デイリー
日本語吹替 - 西宏子
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
ダメージ・コントロール局の長官。ニューヨーク決戦後にチタウリ関連の残骸を押収するなど、ヒーローとヴィランの戦いで生じた危険物の回収や破壊された街の復興業務を執り行っている。
トゥームスから強引に仕事を取り上げることになったため、結果的に彼を犯罪に走らせる原因を作ってしまう。
ジェームズ・“ジミー”・E・ウー(James "Jimmy" E. Woo)
演 - ランドール・パーク
日本語吹替 - 宮川大輔[注釈 111]松本忍[注釈 20]
FBI捜査官。ベーカーズフィールド出身で、子どもの頃はエリオット・ネスをヒーローと敬っており、前職はS.H.I.E.L.D.エージェントだった[38]
謹厳実直で話の分からなさそうな第一印象であるものの、プライベートでは教会の青年団リーダーを務めているらしく、子どもたちに丁寧な接し方をしようと頭を絞ってもいるようで、「他人を悪く言うのは苦手」と呟くほど善良な性質と、会話中に勘違いで自分語りをはじめて周囲を唖然とさせてしまう癖の持ち主。しかし、S.W.O.R.D.の隊員らの不意をついて拘束・監禁を難なく解き、相手を返り打ちにするなど、FBI捜査官としても高い実力を有している。
描写
『アントマン&ワスプ』
本作でMCU初登場。自宅で軟禁生活を送るスコットを監視する任を負っているが、手柄を欲しているため、スコットに取り付けたモニター装置から信号が発せられたり、彼の目撃情報を耳にすると、すぐさまスコットの下に駆け付け、彼の自宅を漁るように部下たちと家宅捜査を行う。しかし打ち解けやすいスコットの人となりもあって、彼とは何処か通じ合いそうな間柄であり、同時にカードマジックをマスターするためスコットに教えを乞うことや、仕事の合間にスコットも観ていた練習用動画を観賞する場面もあった。
スコットがピム父娘と再会し行動しはじめたことによって彼らの目撃情報が相次ぎ、その度に彼らが違法行為を働いていると疑ってスコットを捕らえようとするも、彼の機転と周りの人たちの手助けもあって、スコットが自宅から外出していた確証を最後まで得られず、ラストでは刑期満了となったスコットに疑惑を持ち続けながらも、彼と気軽いやりとりをして立ち去る。
『ワンダヴィジョン』
本作ではウエストビューの事件の最初の捜査官として登場。目の前で起こったモニカの消失にはじまる次々と起きたSFじみた出来事や超人たちの所業について行けないこともあったが、異常な状況にも即座に冷静さを保ち、確かな実力を発揮しながらダーシーや後に戻ってきたモニカと共に事件解決へ向けて奔走する。また、スコットの影響か名刺を取り出す際にカードマジックを披露してみせた。
FBIに保護されていたウエストビュー在住の証人が消息を絶ったことでオークランドから現地に赴き、状況判断の上でS.W.O.R.D.に応援を要請。派遣されてきたモニカと邂逅すると、彼女がヘックスに取り込まれた瞬間を目の当たりにしたことから、S.W.O.R.D.の臨時基地に参加することとなった。
それからラジオを通してヘックス内部のワンダに呼びかけ続け、戻って来たモニカによるヘックス内部の情報の共有にも立ち会うが、横柄なヘイワードとは度々異を唱えてしまうほど馬が合わず、遂には基地から締め出された。だが後もモニカやダーシーと行動を共にし、ダーシーからヘイワードが裏で進めている白目作戦の存在を知らされ、モニカのヘックス再突入を見届けた。
その後S.W.O.R.D.に見つかって拘束され、白目作戦を隠蔽するためにワンダに濡れ衣を着せようとしながら悪びれないヘイワードに忠告。それを聞き入れずに出動したヘイワードの目を盗んで、簡単に監禁から脱すると、外部の同業者たちへの連絡に成功。彼らにヘイワードを逮捕させ、ワンダが飛び去ったウエストビューの事後処理に当たる。
スタルツ(Stoltz)
演 - ショーン・クライアー
日本語吹替 - 森宮隆
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
ウーの部下の一人である二枚目風のFBI捜査官。冒頭のスコットの自宅アパートやバークレー大学でウーたちと捜索活動をするが、実はバーチの内通者であり、彼からは「特別な友人」と称されている。
後にバーチから知らされたスコットたちの居場所をウーに報告し、自らはピム父娘を包囲して逮捕した。その際にモバイル研究所を持ち出そうとするも、エイヴァに倒され、研究所を彼女に奪われる。
バーリー(Burleigh)
演 - ベンジャミン・バイロン・デイヴィス
日本語吹替 - 後藤光祐
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
ウーの部下の一人である巨漢のFBI捜査官。ウーたちと共に捜索活動に当たり、一度逮捕されたピム父娘を留置するも、スコットの手引きにより脱走を許してしまう。ラストでは、スコットの左足からモニター装置を取り外す。
ピアソン(Pearson)
演 - スゥーヒラ・エル=アッタール
日本語吹替 - 波乃りん
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
ウーの部下の一人であるFBIの女性捜査官。スコットの自宅アパートやバークレー大学でウーやバーリーたちと捜索活動をするが、前者では家具を取り落としている。
ホアキン・トレス
ヴァッサン(Vassant)
演 - マイルズ・ブリュー
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
アメリカ空軍大尉。搭乗していた自軍機が、チュニジア領空を飛行中にLAFの手でハイジャックされたことでバトロックに捕われるが、駆けつけたサムの活躍によってリビア領空目前で救出される。

民間人・その他編集

クリスティン・エヴァーハート(Christine Everhart)
演 - レスリー・ビブ
日本語吹替 - 北西純子[注釈 3]、魏涼子[注釈 4]
雑誌“ヴァニティ・フェア”の女性記者。ブラウン大学卒でテロを何よりも憎んでおり、仕事ぶりも立派そのもの。その反面、辛辣に批評をぶつけるほどあまり好印象は持っていなかったトニーに「ミス・ブラウン」と口説かれると、初対面ながら彼と一夜を共に過ごしてしまう軽薄さも持つ。
『アイアンマン』
本作で初登場。トニーへのインタビューのほか、スターク社とテン・リングスの不正取引を突き止めて、慈善イベントの際にトニーへ詰め寄った。物語ラストのトニーの記者会見にも参加する。
『アイアンマン2』
本作ではモナコ・グランプリ会場にのみ登場。ハマーに密着取材を行うも、トニーが来場した途端、彼に目を奪われてしまう。このことから今でもトニーへの関心を強く持っていると伺える。
タフガイリーダー(Tough Guy Leader)
演 - ペドロ・サリバン
日本語吹替 - 駒谷昌男
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
“ポルト・ヴェルデ”で働く中年グループのリーダー。ポルトガル語を上手く話せないブルースに日常的に嫌がらせを行なっており、ブルースが特殊部隊に追われていた時も取り巻きらと共に彼へ暴力を加えるが、ハルクに片足を握り潰されて投げつけられる。
レナード・サムソン(Leonard Samson)
演 - タイ・バーレル
日本語吹替 - 藤原啓治
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
心理学者で、ブルース失踪後のベティが交際を始めた新しい恋人。スタンリーからも「良い奴」と評されるほど快活で誠実な性格であり、ベティとは良好な関係を築いていたが、彼女がブルースと再会するとロスら陸軍に通報してしまう。
しかし、ハルクとベティが特殊部隊の追撃から互いを助け合おうとする姿を見て、通報したことを後悔し、最後はベティを危険に晒したロスを批難する。
ジャック・マクギー(Jack McGee)
演 - ニコラス・ローズ
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
カルバー大学の学生で、校内新聞の記者。大学のキャンパス内で繰り広げられたハルクと特殊部隊の戦闘を携帯電話で撮り、その動画をニュースに提供する。
ジム・ウィルソン(Jim Wilson)
演 - P・J・ケル
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
カルバー大学の学生。友人のジャックと共にハルクと特殊部隊の戦闘を目撃し、後のニュースのインタビューにブルースが変身した大男について「すごくデカい廃船(ハルク)みたいに巨大だった」と答える。
タクシードライバー
演 - リック・コーデイロ
日本語吹替 - 落合弘治
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
ニューヨークでブルースとベティを自身のタクシー乗せた運転手。荒々しい運転でベティを大激怒させた。
チェス・ロバーツ(Chess Roberts)
演 - オリヴィア・マン
登場作品 - 『アイアンマン2』
物語冒頭でスターク・エキスポ会場をレポートするリポーター。
アントン・ヴァンコ(Anton Vanko)
演 - エフゲニー・ラザレフ
登場作品 - 『アイアンマン2』
ソ連の物理学者で、イワン・ヴァンコの実父。生年月日は1943年2月15日[注釈 112]。1963年にアメリカに亡命し、ハワードと共にアーク・リアクターの研究開発に携わったが、金儲け優先の考え方をスパイ容疑と見做され、1967年にソ連へ強制送還された。収穫無しでの帰還だったためシベリアに送られ、20年間酒浸りの日々をおくり、その経緯からスターク家を恨み、息子であるイワンへ言い聞かせてきた。
現代の時点で、貧困生活へ追いやられて衰弱状態となり、トニーのアイアンマンの正体公表とほぼ同時期にイワンへ詫びの言葉を遺して息をひきとる。
マーベル・テレビジョン製作のドラマ『エージェント・カーター』シーズン1の第1話には、同姓同名の男性が登場する[注釈 113]
イサベラ・アルヴァレス(Isabela Alvarez)
演 - アドリアナ・バラッザ
登場作品 - 『マイティ・ソー』
プエンテ・アンティグオのダイナーの女主人。ジェーンとは面識があるようで、彼女たちと入店したソーが食事中にコップを割ったことに驚き、謝られる。
タワー・キーパー(Church Keeper)
演 - デイビッド・ブラッドリー
日本語吹替 - 浦山迅
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
ノルウェーのトンスベルグの塔の番人を務める老人。塔内に隠したテッセラクトを守っていたが、1942年3月にシュミットらに塔へ攻め込まれ、奪われてしまう。そのパワーに焼かれるぞと警告するが、シュミットによって無惨にも射殺される。
コニー(Connie)
演 - ジェナ・ルイーズ・コールマン
日本語吹替 - 山根舞
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
バッキーのガールフレンド。万国博覧会で、バッキーと2人でハワードの重力展開技術披露を観覧するなど、デートを楽しむ。
店員
演 - ジェシカ・マニュエル
登場作品 - 『ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事』
夜中のロクソン・ガソリンスタンドで一人働く女性。コールソンが入店した直後に現れた強盗2人組にショットガンを向けられ、怯えながら挙手するが、コールソンが強盗を容易く倒したことで難を逃れた。呆然する中、そのまま「釣りは要らない」と会計する去り際のコールソンにこの顛末を警察にどう説明するか尋ねると、「“DVDで鍛えた”と伝えれば良い」と返答される。
ハインリヒ・シェーファー(Heinrich Schäfer)
演 - ディーター・リーズレ
登場作品 - 『アベンジャーズ』
“シェーファー警備会社”のオーナーである原子核物理学者。ドイツのパーティーでスピーチしていたところ、“イリジウム”を欲するロキに襲われ、無理矢理片目の虹彩パターンをスキャンされる。
廃墟の警備員
演 - ハリー・ディーン・スタントン
日本語吹替 - 松岡文雄
登場作品 - 『アベンジャーズ』
ハルクが落下して激突する廃墟の老警備員。変身が解けたブルースに声をかけ、彼にオートバイを貸与する。
デイヴィス夫人(Mrs. Davis)
演 - デイル・ディッキー
日本語吹替 - 北條文栄
登場作品 - 『アイアンマン3』
テネシー州のローズヒルに住む、壮年の女性。息子のチャドをエクストリミスで失っており、息子が所持していた機密ファイルを保有していたが、ブラントに呼び出されて酒場に向かい、現れたトニーを連絡して来たブラントと思い込み機密ファイルを託す。
トーマス・リチャーズ(Thomas Richards)
演 - トム・ヴァーチュー
登場作品 - 『アイアンマン3』
ロクソン・オイル社の会計士。マンダリン/スラッタリー曰く善良な人物らしいが、マンダリンに捕まり、銃口を向けられ、その様子を電波ジャックで生中継されてしまい、マンダリンに撃たれる[注釈 114]
ゲイリー(Gary)
演 - アダム・パリー
日本語吹替 - 丸山壮史
登場作品 - 『アイアンマン3』
ミスコン会場で働いていたカメラ・オペレーター。自作した“トニー人形”の顔をモデルにしたタトゥーを腕に施し、自身の顔付きや髪型までトニーのイメージに近づけようとするほどトニーの大ファン。
仕事の合間に自らの中継車両に忍び込んだトニーに挨拶すると、彼から無線LANを使用するために協力してほしいと頼まれ、引き受ける。
ウー(Wu)
演 - ワン・シュエチー
日本語吹替 - 星野充昭
登場作品 - 『アイアンマン3』
心臓外科専門の中国人医師。1999年のベルンの技術会議でインセンがトニーに紹介し、酒に酔ったトニーの振る舞いに幻滅したが、本作のラストでトニーの心臓からミサイルの破片を取り除く。
リチャード(Richard)
演 - クリス・オダウド
日本語吹替 - 山岸治雄
登場作品 - 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ジェーンの求婚者であるサラリーマン。朗らかな好人物で、物語の冒頭でジェーンとランチに出掛けるが、彼女が別の男性のことを考えていると見抜き、すぐさまランチを中止して一旦別れた。
後にジェーンがスヴァルトアールヴヘイムの洞窟に隠れた際に彼女へ電話し、ジェーンたちが地球への世界の境目を見つけるきっかけを作る。
レナータ(Renata)
演 - ブランカ・カティック
日本語吹替 - ちふゆ
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
ピアースの邸宅で使用人として働く女性。主のピアースがウィンター・ソルジャーと密談する場面を目撃してしまい、ピアースによって射殺されてしまう。
キャメロン・クライン(Cameron Klein)
演 - アーロン・ヒムルスタイン
元S.H.I.E.L.D.の職員で、パーマがかかった髪型と気弱な性格が特徴。
描写
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
本作でMCU初登場。インサイト計画実行時にインサイト・ヘリキャリアの管制官を務め、本性を現したラムロウにヘリキャリアの発進を強要されるが、スティーブの意志を尊重し、怯えながらも最後まで屈しなかった。その後の乱戦の最中にラムロウに殺されそうになるが、シャロンに救われたことで事なきを得る。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
本作ではヘリキャリアのオペレーターとして、フューリーやマリアたちと共に乗艦して登場。ウルトロン・セントリーの1体がヘリキャリアのブリッジに特攻して来た際には、怯える様子を見せた。
デイル(Dale)
演 - グレッグ・ターキントン
日本語吹替 - 小形満
登場作品 - 『アントマン』
サーティワンアイスクリームの一店舗のマネージャー。自身が受け持つ店舗で、アルバイトを始めて間もないスコットが前科者だと知り、彼に解雇を言い渡してしまう。
ジョナサン・パングボーン(Jonathan Pangborn)
演 - ベンジャミン・ブラット
日本語吹替 - 根本泰彦
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
工場の事故で下半身不随に陥ったものの、エンシェント・ワンの下で魔術を身につけ、歩けるようになった男性。現在は鉄工所で働き、バスケットボールを楽しめる程にまで回復した。
かつてストレンジに治療を求めたこともあったが、彼が自分の名声が傷つくのを恐れ、手術を不可能だと告げたため、門前払いを食らった[注釈 115]。そこで医術を諦めて、世界中の寺院や聖堂を渡り歩いた末にカマー・タージに行きつき、半年間エンシェント・ワンの下で魔術を学ぶ。その際にモルドとも顔馴染みとなるとともに、マスターズ・オブ・ミスティック・アーツ入りを辞退した代わりに、魔力を得てまともに動ける肉体を手に入れた経緯を持つ。
前述の件もあって初対面時にはストレンジへ辛辣な態度を取るが、彼が自分と同じ境遇に陥っているのを見て、カマー・タージに行くよう助言する。だが物語のラストで、職場で仕事中に現れたモルドに虚を突かれて身体から魔力を奪われ、再び下半身不随となってしまう。
ソル・ラマ(Sol Rama)
演 - ウミット・ウルゲン
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
ロンドンのサンクタム・サンクトラムの主を務めていた魔術師。3ヶ所のサンクタム・サンクトラムに繋がる扉の間でエンシェント・ワンや他の主たちと共にアンティチェンバーを囲うシーンと、ゼロッツがロンドンのサンクタム・サンクトラムを破壊するシーンに登場。後者のシーンでカマー・タージに駆け込もうとするも、カエシリウスの攻撃を受けて倒れる。
ティナ・ミノル(Tina Minoru)
演 - リンダ・ルイーズ・デュアン
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
香港のサンクタム・サンクトラムの主を務める魔術師。3ヶ所のサンクタム・サンクトラムに繋がる扉の間でエンシェント・ワンや他の主たちと共にアンティチェンバーを囲うシーンと、ウォンたちと共に香港のサンクタム・サンクトラムでゼロッツ襲撃に備えるシーンに登場するが、その後の去就は不明。
ダニエル・ドラム(Daniel Drumm)
演 - マーク・アンソニー・ブライトン
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムの主を務めていた魔術師。3ヶ所のサンクタム・サンクトラムに繋がる扉の間でエンシェント・ワンや他の主たちと共にアンティチェンバーを囲うシーンと、ゼロッツがニューヨークのサンクタム・サンクトラムを襲撃するシーンに登場。ゼロッツに応戦するが、カエシリウスに刺されて倒れる。
デビッド・ハッセルホフ(David Hasselhoff)
演 - デビッド・ハッセルホフ(本人役)
日本語吹替 - ささきいさお
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
父の存在を知らなかったクイルが理想の父親として掲げていた地球の歌手で、クイルは『ナイトライダー』でマイケル・ナイトを演じていた頃の雑誌の切り抜きを持ち歩いていた。終盤でエゴが一瞬だけ、マイケル・ナイトの服装をした現在のハッセルホフに化ける形で登場する。
アーロン・デイヴィス(Aaron Davis)
演 - ドナルド・グローヴァー
日本語吹替 - 渡邉隼人
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
バルチャーの一味と武器の取引を行った、窃盗の前科を持つ男性で、誕生日は1984年4月15日[注釈 116]。ピーターを女子みたいな声と揶揄ったり、武器売買に関わっていたが、脅しのための普通の武器で良いと殺傷力の高い武器に難色を示すなど根っからの悪人ではない。結果的にピーターに命を救われたことに心を動かされ、行きつけのサンドイッチ店の話で盛り上がったことから、ピーターに拡張尋問モードで尋問を受けた際にトゥームスと取引に関する情報を提供する。
クレヴ(Klev)
演 - ザック・チェリー
日本語吹替 - かぬか光明
寸胴体系にパンチパーマ、むさ苦しい髭面が特徴の男。超人ヒーローや強豪に出会すと、現状や居合わせた人物の意に介さず、動画撮影と実況配信に没頭する俗物気質のろくでなしである。
描写
『スパイダーマン ホームカミング』
クイーンズの道路で、ワゴンカーで食品を販売していたところ、自警活動中のピーター/スパイダーマンを見つけ、彼にねだったバク宙の披露を見て感謝する。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
サンフランシスコで乗り合わせたバスの車内で始まったシャン・チーとレーザー・フィストらの戦いを、「昔格闘技をかじっていたとこの喧嘩は格付けする」と称して動画配信しはじめ、当事者のシャン・チーたちを煽ったり、バスが暴走しても「何度も怒られてっから」と述べて問題に対処しないどころか実況配信を継続するデリカシーの無さも見せた。この配信によりシャン・チーは“バス・ボーイ”として有名になってしまう。
ドリス・トゥームス(Doris Toomes)
演 - ガーセル・ボヴェイ
日本語吹替 - 水神のりこ
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
エイドリアン・トゥームスの妻でリズの実母。娘と同様に夫の悪事については何も知らず、リズが招待したピーターを明るく出迎え、娘とのツーショット写真を撮る。
ウンジョブ(N'Jobu)
演 - スターリング・K・ブラウン
日本語吹替 - 遠藤大智
ティ・チャカの弟で、ウンジャダカの父親。ティ・チャラやシュリの叔父でもある。
トーマス(Thomas)
演 - フランシスカ・ファリダニー
登場作品 - 『ブラックパンサー』
グレートブリテン博物館の支配人の女性で、工芸品の専門家でもある。客に扮して博物館に来訪したウンジャダカに展示物の解説をしながらも彼の態度に困り果てるが、飲み物に入っていた毒で体調を崩して倒れ、現れたクロウに射殺されてしまう。
ソフィア(Sophia)
演 - アレクシス・リー
日本語吹替 - 木村涼香
登場作品 - 『ブラックパンサー』
釜山にあるチャガルチ市場で露店を営む、現地の中年女性。ナキアと顔馴染みであり、ティ・チャラとオコエを伴ってやって来た彼女を拒絶するような言動をとりつつも、カジノの玄関を開ける。また、その後に現れたクロウの一味は快くカジノに入場させている。
ローズ(Rose)
演 - ダルシー・シーン
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
冒頭の回想シーンに登場したキッズシッター。S.H.I.E.L.D.の任務に出張する若き日のピム夫妻から、ホープの子守を任されていた。
エライアス・スター(Elihas Starr)
演 - マイケル・セルヴェリス
日本語吹替 - 金光宣明
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
エイヴァの父親で元S.H.I.E.L.D.の科学者。かつてピムの部下として量子研究所に所属していたが、研究にのめり込んで量子トンネルの設計図をピムから盗んだことによりS.H.I.E.L.D.を解雇された。だが名誉のために、研究を成功させようとする野心に取り憑かれて、独自に量子トンネルを開発し実験したものの、失敗してトンネルが大爆発を起こし、自身は妻と共に死亡。同時にエイヴァの体質を量子フェージング状態に変えてしまった。
キャサリン・スター(Catherine Starr)
演 - リアン・スティール
日本語吹替 - 恒松あゆみ
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
エライアスの妻でエイヴァの母。エイヴァが6歳の頃、エライアスの研究施設にエイヴァといた日に、エライアスに促されて量子トンネルの暴発から母娘で避難しようとしたが、父を心配して戻ってしまったエイヴァを追ったところでトンネルの大爆発に巻き込まれ、エライアスと共に息を引き取った。
ダニエル・グーブラー(Daniel Gooobler)
演 - ティム・ハイデッカー
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
サンフランシスコ沖を航行する遊覧船のキャプテン。運航している遊覧船でホエールウォッチングをする観光客たちへツアーガイドをする最中に、ドルフィンキックを披露したジャイアントマンをと間違える。
『アントマン&ワスプ』のブルーレイの未公開映像では、ツアー中に人種がオランダ系アイルランド人で、駆け付けた警官たちには「働き詰めと知るまで警察に憧れていた」と話すなど、ある程度のプロフィールが明かされている。
ドン(Don)
演 - ロバート・カジンスキー
日本語吹替 - 赤坂柾之
登場作品 - 『キャプテン・マーベル』
SIP N SURFにやって来たバイカー。店の前にいたヴァースに容喙するが、彼女にオートバイを盗まれる。
嘆く男
演 - ジョー・ルッソ
日本語吹替 - 宮崎敦吉
登場作品 - 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ゲイの男性。グループセラピーで、恋人(家族)との話をスティーブに語る。
ディミトリ(Dimitri)
演 - ヌーマン・アチャル
日本語吹替 - 中田譲治
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
フューリー(擬態)のチームの一員である男性エージェント。ハリントンからの問いに表情一つ変えずに答えないほど強面で滅多に口を開かない。ピーターとはじめて出会ったヴェネツィアの作戦室では銃器の整備を行っていた。フューリー(擬態)の協力依頼を断ったピーターを送り返した翌日に、バス運転手に扮してピーターたち科学史ツアー一行をバスに乗せ、道中のオーストリアでピーターのドローン誤召喚によるトラブルで事故を起こしかけながらも、ツアー一行をプラハに送迎した。その後、プラハに火のエレメンタルが出現した際にもフューリー(擬態)に同行している。なお、彼は原作コミックではカメレオンというヴィランである。
裁縫師(Seamstress)
演 - トニ・ガーン
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
フューリー(擬態)のチームの一員である女性エージェント。せっかちで愛想がない。フューリー(擬態)の指示を受けて、ディミトリが科学史ツアー一行を一時休憩させたオーストリアの村で、手配したステルス・スーツをピーターに託してすぐに試着するように求める。
フーリガン
演 - イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ
登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
ピーターが留置された牢屋にいた男性4人組の一人。顔と上半身にサッカーオランダ代表のペインティングを施しており、ステルス・スーツを没収されて薄着になったピーターに自身のレプリカユニフォームを着せる親切心を見せた。ピーターが脱出した直後、自分たちの牢屋のドアを元通りにする。
J・ジョナ・ジェイムソン(J. Jonah Jameson)
演 - J・K・シモンズ
日本語吹替 - 立川三貴
デイリー・ビューグルのニュースキャスター。常にいきり立ちながらピーター/スパイダーマンに関する報道でバッシングを連発する。
描写
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
ミッド・クレジット・シーンのニュース映像に登場し、ベックが遺した映像からスパイダーマンを殺人犯として批判して、その映像を公開。スパイダーマンの正体を世間に報道する。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
ウエストビューの住人
登場作品 - 『ワンダヴィジョン』
アグネス[アガサ・ハークネス](Agnes[Agatha Harkness])
ジェラルディン[モニカ・ランボー](Geraldine[Monica Rambeau])
ピエトロ・マキシモフ/ ニセトロ
アーサー・ハート[トッド・デイヴィス](Arthur Hart[Todd Davis])
演 - フレッド・メラメッド
日本語吹替 - 高岡瓶々
計算サービス社”に務めるヴィジョンの上司。「共産主義は嫌いだ」と発言し、部下達に高圧的な態度を取る。
8月23日水曜日に半ば強引にワンダとヴィジョンの家に招かせる。歓待を受ける中で食事中に食べ物が喉に詰まり、危うく死に掛けるが、ヴィジョンの透過能力で助けられ、感謝の意を示す。
ハート夫人[シャロン・デイヴィス](Mrs. Hart[Sharon Davis])
演 - デブラ・ジョー・ラップ
日本語吹替 - 定岡小百合
アーサーの伴侶。夫と共にワンダとヴィジョンの家に招かれる。
不満を漏らす夫を宥め窘めつつ歓待を受けるが、苦しむ夫を前に笑い出し、夫が助かった後は何事もなかったかのように帰ろうとする等、不自然な行動を取る。
ハーブ[ジョン・コリンズ](Herb[John Collins])
演 - デヴィッド・ペイトン
日本語吹替 - 武田太一
ワンダとヴィジョンの隣人。ヴィジョンとは町内会の集まりで出会う。
自宅の塀をヘッジトリマーで割るという異常な行動を取る。ヴィジョンにジェラルディンの素性について話をし掛けたものの、アグネスに遮られて口を噤む。
ノーム[アビラス・タンドン](Norm[Abilash Tandon])
演 - アシフ・アリ
日本語吹替 - 藤田大助
ヴィジョンの会社の同僚で、隣の机に座って仕事をしている。ワンダとヴィジョンの隣人の一人でもある。
ヴィジョンの仕事の速さを称賛するが、自分達の仕事について訊ねられても正確に答えず、はぐらかす。
後にシットコムの年代が変わった際に違和感を覚えたヴィジョンが一時的に洗脳を解除し、取り乱した様子で「彼女を止めてくれ」と懇願する。
フィル・ジョーンズ[ハロルド・プロプター](Phil Jones[Harold Proctor])
演 - デヴィッド・レンゲル
日本語吹替 - 越後屋コースケ
ヴィジョンの会社の同僚で、ワンダとヴィジョンの隣人の一人でもある。
ハートの歓待に失敗して会社を解雇されたことが示されるも、次の話では何事もなかったかのように同じ職場で働いている。
ドッティ・ジョーンズ[サラ・プロクター](Dottie Jones [Sarah Proctor])
演 - エマ・コールフィールド・フォード
日本語吹替 - 山田みほ
ワンダとヴィジョンの隣人の一人。フィルの妻。
婦人会を主催し、会の新人であるワンダに対して高飛車に振る舞うが、マジックショーで活躍する2人を見て称賛する。
一方で不可解な状況に居合わせても強引に状況を終わらせるという異常さを示した。
S.W.O.R.D.の調査では何故か名前が出ていない。
ベヴァリー[イザベル・マツエダ](Beverly[Isabel Matsueda])
演 - ジョリーン・パーディ
日本語吹替 - れいみ
ワンダとヴィジョンの家の近所に住む婦人。
婦人会の司会を務めるが、ドッティからは嫌味を言われる等の不等な扱いを受けている。
デニス(Dennis)
演 - エイモス・グリック
日本語吹替 - 山岸治雄
道端を通りすがってはおどけて見せる配達員。シリーズ前半では郵便屋の、後半では“PRESTO”という民間企業の配達員として登場する。
スタン・ニールセン(Stan Nielson)
演 - ランディー・オーグルズビー
街の産婦人科医。突如妊娠したワンダを診察する。
バミューダ諸島へのバカンスを計画していたが、車が故障するトラブルに見舞われ、そのまま旅行まで諦めてしまう。
ニールセン夫人(Mrs. Nielson)
演 - ローズ・ビアンコ
ニールセン医師の伴侶。
エヴァノラ・ハークネス(Evanora Harkness)
演 - ケイト・フォーブス
日本語吹替 - 磯西真喜
登場作品 - 『ワンダヴィジョン』
アガサの母親であった魔女。1693年のセイラムで、掟を破ったアガサを処刑しようとしたが、逆に自分たちの命を吸収されてしまい、ミイラ化した。ワンダがアガサに見せた幻覚にもミイラの姿で登場し、ワンダにも襲い掛かったが振り払われる。
オリヴィア・ウォーカー(Olivia Walker)
演 - ガブリエル・ビンドロス
日本語吹替 - 平野夏那子
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
ジョン・ウォーカーの妻。夫がキャプテン・アメリカを継いだことを誇りに思い、彼がレマーを失って不名誉除隊にまで追い込まれた時には誰よりも心配して、レマーの遺族の下へ出向くことも提案するなど良き妻である。その後のヴァルの接触に戸惑いを見せるも、夫が新しい肩書きを得た際には彼と2人で喜び合う。
ルディ(Rudy)
演 - ニール・コディンスキー
日本語吹替 - 山岸治雄
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
フラッグ・スマッシャーズの支持者の一人である、ミュンヘンに住む男性。ネットカフェにやって来たカーリらを食事やベッドで歓待し、宿泊させた。
後日GRCとGSG-9の立ち入り捜査を受けた際に、強引に詰め寄るウォーカーに「アメリカ人は凶暴だ」とぶつけ、彼の顔に唾を吐くほどの喧嘩腰な態度を見せながら口を割らなかった。このため、GRCに逮捕される。
セルビー(Selby)
演 - イメルダ・コーコラン
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
マドリプールにある“ブラスモンキー・サルーン”のオーナーを務める故買屋[注釈 117]。超人血清に関する情報を求めてやって来たジモたちを迎え、ウィンター・ソルジャーを譲ることを約束されると、血清がマドリプールにあり、パワー・ブローカーがネイゲルに作らせたことを伝えた。だがそこにかかってきたサラからの着信に出させたサムがスマイリング・タイガーではないと電話の内容で知るや、彼らと乱闘になるが、シャロンの狙撃を受けて死亡する。
ドンニャ・マダーニ(Donya Madani)
演 - ベロニカ・ファルコン
登場作品 - 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
デシメーションを免れた代わりに難民となった人々のコミュニティの中心だったと述べられる人物。彼女に救われたカーリを含む多くの難民から“ママ・ドンニャ”と呼び慕われていた。物語本編の時点ではすでに故人となり、その訃報はカーリに悲しみを与え、リガで難民たちによって彼女をとむらう弔問も行われる。
ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(Valentina Allegra de Fontaine)
演 - ジュリア・ルイス=ドレイファス
日本語吹替 - 藤貴子
“ヴァル(Val)”のニックネームを名乗る謎の伯爵夫人。 初対面の者に自分のニックネームを「頭の中で呼んでいい」と話しながら無地の名刺を残したり、墓参りの場でわざとらしく大仰に鼻をかみつつ“中西部アレルギー”と述べるなど不行儀に見えるくらいに飄々としており、落胆するウォーカーに倫理を逸脱した言葉で寄り添い、彼が自分に血清を打ったことや、ナターシャがクリントとの身の投げ合いで生命を落とした出来事の詳細まで知り、ジモとの繋がりも示唆するなど、善の側に立つ輩とは言い難く、さまざまな秘密を有する人物である。
描写
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
不名誉除隊を言い渡されて落胆するウォーカーと彼を支えるオリヴィアの前に現れ、自己紹介して2人の間に図々しく割って入ると、ウォーカーの“市場価値”が一部で高騰していることと、「キャプテン・アメリカの盾が政府のものではないという意味でグレーゾーン」という“汚い国家秘密”を話し、彼の才能を褒めながら、困ったことがあったら自分が新しい居場所を与えると囁き、立ち去った。
そして後日、そう伝えた通りに、フラッグ・スマッシャーズとの戦いを終えたウォーカーに、新たなユニフォームとコードネームを与える。
『ブラック・ウィドウ』
本作ではポスト・クレジット・シーンにノンクレジット・カメオ出演する形で登場。既にエレーナと仕事上の繋がりがあることを示唆した。休暇でナターシャの墓参りをしていたエレーナの傍らにいきなり現れて声をかけ、彼女からの報酬の値上げ交渉や顔に必死と書いてあるという指摘を受け流しつつ、「彼のせいでお姉さんは死んだ」と伝えながらエレーナへタブレットを渡し、それに映ったクリントの暗殺を依頼する。
オクサナ(Oksana)
演 - ミッチェル・リー
日本語吹替 - 村田遥
登場作品 - 『ブラック・ウィドウ』
レッドルームの元ウィドウ。メリーナと同世代。モロッコのタンジェでレッドダストが入ったケースをある男性から受け取った直後、レッドダスト回収と自身の暗殺任務にあたっていたエレーナの奇襲を受けることになり応戦するも、ナイフで斬られて致命傷を負った。だが、最後の力を振り絞ってエレーナにレッドダストを浴びせて彼女の洗脳を解き、ウィドウたちの解放を託す。
ヘレン(Helen)
演 - ジェイド・ウー
レッドルームでエレーナと同世代の元ウィドウであった、頭部の大きなシニヨンが特徴のアジア系女性。
描写
『ブラック・ウィドウ』
本作では現世代のウィドウの一人として登場。崩壊をはじめたレッドルーム本部内で、他のウィドウたちと共にナターシャに挑み、彼女を袋叩きにしたが、エレーナが散布したレッドダストを浴びて洗脳が解け、攻撃をやめると、エレーナの案内で皆と共に本部から脱出。レッドルーム壊滅後は、脱出に成功したウィドウズやエレーナたちと輸送機に搭乗して飛び去る。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
本作では、ゴールデン・ダガーの闘技場で戦う戦士として登場。エクストリミス・ソルジャーの男性を相手に善戦し、試合後には彼の手当てをウォンとアボミネーションが交流しつつ立ち去る傍らで行なっていた。
ウルサ・メジャー(Ursa Major)
演 - オリヴィエ・リヒタース
登場作品 - 『ブラック・ウィドウ』
アレクセイと同じ刑務所の囚人。アレクセイと腕相撲をした際、「1983年か84年にキャプテン・アメリカと戦った」と武勇伝を語る彼に対し、「その頃は氷漬けだった」と指摘してアレクセイの機嫌を損ねてしまい、腕を痛めつけられる。
ランディ(Randy)
演 - オースティン・フリーマン
声 - 露崎亘
登場作品 - 『ロキ』
2050年の“ロックスカート”の男性店員。ほぼ無人となった店内の一角でロキと話すハンターB-15を接客するが、シルヴィの魔法にかかり、ロキと対話する媒介として操られてしまう。
レベッカ・トルミネット(Rebecca Tourminet)
演 - ググ・バサ=ロー
登場作品 - 『ロキ』
2018年の“F・D・ルーズベルト高校”で校長を務める女性教師で、TVAのラヴォーナ・レンスレイヤーと変異体の関係にあると思しき人物。学校のオフィスである校長室にいつの間にか侵入していたハンターB-15たちミニットメンを見て身構え、ラヴォーナと瓜二つである自分の姿を目撃したミニットメンたちを驚かせる。
ジョン・ジョン(Jon Jon)
演 - ロニー・チェン
日本語吹替 - 櫻井トオル
登場作品:『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
シャーリンの右腕。中国語だけでなく英語も達者で、ゴールデン・ダガーズ・クラブ内の裏闘技場でリングアナウンサーも務める。ノリが良くフランクに見えるが、来訪したシャン・チーに彼の妹のシャーリンを探すことを手伝うと嘯きながら、闘技場の注目を集めるため両者を戦わせるなど倫理観が欠如した人物である。
シャン・チーとシャーリンの試合の後、クラブにテン・リングスの構成員らが侵入してきた際には、シャン・チーたちをあっさり見捨ててシャーリンと共にその場から逃走した。
物語のポストクレジット・シーンでは、シャーリンが長に就いたテン・リングス(組織)に編入する。

宇宙の住民編集

ノバ軍警察編集

登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

イラニ・ラエル(Irani Rael)
演 - グレン・クローズ
日本語吹替 - 一柳みる
ノバ軍警察の“ノバ・プライム”(リーダー)。銀河の平和と秩序を憂い、市民の安全を第一としながら、どんな時でも威厳を失わず、果敢な決断力を発揮し、的確な統率をとれる女傑であり、ザンダー星のみならず、銀河全体の平和を願う。
ノバ軍の基地施設を次々と攻撃するロナンに対して、クリー帝国の大臣に対処を要請し、非難声明を出すと警告するも、取り合われることなく通信を中断されて、強い憤りを見せる。
後にロナンらの侵攻を伝えるメッセージが来たことをローマンから知らされ、送り主であるクイルたちを信じるかどうか悩んだが、現れたロナンから市民を守るためにノバ軍の編隊を出動させた。
最後はクイルへ、彼の父親が古代の宇宙人であることが判明し、ガーディアンズの面々の犯罪歴を抹消する手続きをとったと伝え、ザンダーを救ったことへの感謝の言葉を送る。
ローマン・デイ(Rhomann Dey)
演 - ジョン・C・ライリー
日本語吹替 - 大滝寛
ノバ軍警察の将校。前科持ちであるクイルとは顔馴じみで、彼を「100%クソ野郎」と評するが、逮捕の度に軽口を叩くほど、ある程度信頼し合っている人格者。和風の木造建築製の自宅にクリロリア人の妻と娘の3人で暮らしている。
ザンダーで小競り合いを起こしたクイルたちを逮捕し、身体検査を行った後にキルンへ連行。物語の後半では、ロナンらの侵攻を伝えるメッセージをクイルやラヴェジャーズから受信し、ラエルに伝えた。本作のラストでは、修復したミラノ号をガーディアンズに送り、クイルたちにもう悪事を働かないようにと声をかけると、皆をきちんと見守るとの誓いを返されて、彼らの旅立ちを見送った。その後帰宅し、ロケットに命を救われた妻子との再会を喜び合う。
ガーサン・サアル(Garthan Saal)
演 - ピーター・セラフィノウィッツ
日本語吹替 - 仲野裕
ノバ軍警察の軍人。有事の際にはノバ軍の編隊を率いるパイロットとして出動する。堅物な人柄で、お尋ね者であるクイルたちを当初は見下し、本作の後半にラヴェジャーズからのロナン侵攻の連絡を罠だとラエルに進言するが、ザンダーにダーク・アスターが出現したことで危機に気づき、応戦していたガーディアンズたちに「信用できないから信用させてみせろ」と伝えつつ編隊を率いてガーディアンズ&ラヴェジャーズとの共闘を決意した。自軍の参戦でガーディアンズを敵艦内部へと侵入させ、圧倒的な敵の侵攻にも懸命に奮戦したが、ロナンの反撃により、自機の爆発に巻き込まれて戦死し、自軍の編隊も全滅。彼の最期にロケットも動揺を見せた。

ラヴェジャーズ(ヨンドゥの部隊)編集

ヨンドゥ・ウドンタ
クラグリン・オブフォンテリ
テイザーフェイス(Taserface)
演 - クリス・サリヴァン
日本語吹替 - 廣田行生
ラヴェジャーズの一員で、ヨンドゥの部下。クイルに甘いヨンドゥに不満を募らせており、自分の厳つい外観と名前で周囲を恐れさせられると思い込み、おだてに弱く逆らう者はすぐに処刑するなど、短絡的で自己顕示欲に満ちた下劣漢であり、そんな本質のため他メンバーからの人望は大してなく、その名を叫んで誇示しても失笑される始末である[注釈 118]
描写
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
ベアハートでミラノ号を包囲してロケットを追い詰めた際に、クーデターを起こすと、ネビュラの介入もあって結果的に隊のリーダーとなる。ヨンドゥとロケットを投獄するが、やり方に不満を抱いていたクラグリンが寝返ったことで、ヨンドゥたちに残ったメンバー共々あっという間に粛清された。その直後にソヴリンへ自分の名を伝えつつヨンドゥたちの位置情報を送信するも、送信相手のソヴリン人女性に大笑いされ、気落ちしながらエクレクター号の大爆発に呑まれる。
『ホワット・イフ...?』第2話
ティ・チャラがスター・ロードとなった宇宙でのテイザーフェイスが登場。正史の彼のようにヨンドゥへ反旗を翻すこと無くラヴェジャーズの一員として働くものの、1988年にヨンドゥからクイルの拉致を命じられた際には、クラグリンと共に間違えてティ・チャラを回収するという盆暗ぶりを露呈していた。現代においては、ティ・チャラたちとエンバーズ・オブ・ジェネシスをティヴァンから入手する作戦にも参加する。
タルク(Tullk)
演 - トミー・フラナガン
日本語吹替 - 隈本吉成
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ヨンドゥの片腕であるラヴェジャーズのベテランメンバーで、テイザーフェイスの反乱に加わらずヨンドゥに忠誠を尽くした。しかしその後、テイザーフェイスに寝返ったラヴェジャーズのメンバーたちの罵声を浴びながら、宇宙空間に放逐され絶命してしまう。
レッチ(Retch)
演 - エヴァン・ジョーンズ
日本語吹替 - 小川剛生
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのヨンドゥの部隊の一員。テイザーフェイスのクーデターに乗じて捉えたベビー・グルートを弄ぶが、彼とヨンドゥたち脱出の際に、ベビー・グルートに仕返しされ、奈落へと投げ落とされる。
オブロ(Oblo)
演 - ジョー・フリア
日本語吹替 - 堀総士郎
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのヨンドゥの部隊の一員で、赤い肌が特徴。ヨンドゥを支持していたメンバーの一人で、コントラクシアでは彼へ共に遊ぼうと誘った。しかしテイザーフェイスの反乱時に命乞いするも、タルクたちと同様にエアロックから宇宙へ放り出され、命を落とす。
ナーブリク(Narblik)
演 - テレンス・ローズモア
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのヨンドゥの部隊の一員で、黒人と同様の外見が特徴。タルクが宇宙空間に放り出された際に、その様子を卑しく面白がっていたが、最期はヨンドゥのヤカの矢に貫かれる。
ハーフナット(Halfnut)
演 - ジミー・ユーリーン
日本語吹替 - 烏丸祐一
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのヨンドゥの部隊の一員。ベアハートでミラノ号を包囲した際、木を這っていた蜘蛛を捕食していた。タルクたちを始末する際も楽しんでいたが、ヨンドゥのヤカの矢に貫かれる。
ブラル(Brahl)
演 - ステファン・ブラックハート
日本語吹替 - 荒井勇樹
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのヨンドゥの部隊の一員で、傷だらけの顔つきが特徴。ベアハートでロケットを挑発した挙句に同士討ちしてしまい、エクレクター号でもヨンドゥのヤカの矢に貫かれる。
ギフ(Gef)
演 - スティーヴ・アジー
日本語吹替 - 田中英樹
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ラヴェジャーズのヨンドゥの部隊の一員で、数字の計算ができない肥満の男。ロケットがテイザーフェイスを嘲ると、思い切り吹きだしていた。ヨンドゥのヤカの矢を受けて貫かれずに吹っ飛ぶ。
コラス・ザ・パーサー(Korath the Pursuer)
演 - ジャイモン・フンスー
日本語吹替 - 乃村健次
登場作品 - 『ホワット・イフ...?』第2話
ティ・チャラがスター・ロードとなった宇宙でのコラス。ロナンの部下であるにもかかわらず、大ファンであるティ・チャラ/スター・ロードを前にして歓喜し、彼の下に寝返ろうと発言する軽薄な一面や、出会ったサノスを“キャプテン・ジェノサイド[注釈 119]と呼んだり、うずわった声を上げることが多いなど、正史におけるコラスとは大きく異なる性格をしたひょうきん者である。
正史のコラスと同様に、オーブ回収のためにモラグに赴き、遭遇したティ・チャラとオーブの取り合いで彼に「スター卿(ロード)」と敬意を表しながら殴り合って倒されるも、「使えるかもしれない」と考えたティ・チャラによって、ラヴェジャーズに連れ込まれる形で加入した。その後は、ティ・チャラたちとエンバーズ・オブ・ジェネシスをティヴァンから入手する作戦にも参加し、サノスとトラブルを装うために乱闘騒ぎを起こす。

ラヴェジャーズ(本隊)編集

登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

スタカー・オゴルド(Stakar Ogord)
演 - シルヴェスター・スタローン
日本語吹替 - ささきいさお
ラヴェジャーズの全隊の伝説的リーダー。ヨンドゥにとっては奴隷から引き抜いてくれた恩人でもあり、彼を含めたラヴェジャーズの全部隊から絶大な尊敬を集めている。
エゴに加担して人身売買に手を染めたヨンドゥを本隊から追放した過去があり、コントラクシアで再会した際もわだかまりの残った会話を交わす。
だがヨンドゥがクイルを救って死んだことを知らされ、昔の仲間たちとラヴェジャーズ流の葬儀を執り行ってその死を悼んだほか、再結集した仲間たちと初代ラヴェジャーズ再結成を決める。
チャーリー27(Charlie-27)
演 - ヴィング・レイムス
日本語吹替 - 藤井隼
自らの部隊を持つ巨漢。物語ラストのヨンドゥの葬儀に部下たちと駆けつけ、「安らかに眠れ、古き友よ」という言葉を送る。
アリータ・オゴルド(Aleta Ogord)
演 - ミシェル・ヨー
日本語吹替 - きそひろこ
自らの部隊を持つスタカーの伴侶。物語ラストのヨンドゥの葬儀に部下たちと駆けつけ、「星を見てあんたを思い出す」という言葉を送る。
マルティネックス(Martinex)
演 - マイケル・ローゼンバウム
日本語吹替 - 椙本滋
スタカーの片腕。結晶化した身体が特徴で、コントラクシアからヨンドゥの葬儀まで、スタカーを補佐する。
メインフレーム(Mainframe)
声 - マイリー・サイラス
頭部だけのロボット。初代ラヴェジャーズ再結成の際に登場し、「会えてよかった」とスタカーに声をかける。
クルーガー(Krugarr)
赤い半魚人のような外見の宇宙人。初代ラヴェジャーズ再結成の際に登場し、地球のマスターズ・オブ・ミスティック・アーツが発動する“エルドリッチ・ライト”によく似たオレンジ色の魔法陣で意思表示をする。

その他の宇宙の住民編集

タニリーア・ティヴァン / コレクター(Taneleer Tivan / The Collector)
演 - ベニチオ・デル・トロ
日本語吹替 - 石住昭彦
ノーウェアを拠点に、強迫観念から銀河中から珍しい遺物や様々な生物を長年収集・保管し[注釈 120]、低いテンションと単調な話し方[注釈 121]・仰々しいリアクションで振る舞う、非人道的な不老不死の宇宙人。グランドマスターの弟である。
描写
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
本作でMCU初登場。物語ラストのポスト・クレジット・シーンで、来訪したヴォルスタッグとシフを出迎え、両者から保管を頼まれたエーテル(リアリティ・ストーン)を引き取り、「まず1つめ」と呟く。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
本作では「宇宙を破滅させる大惨事が訪れる」とも予見している。自身との取引にやってきたクイルたちが持参したオーブにパワー・ストーンが収められていると知ると、6つのインフィニティ・ストーンについて説明し、代金を支払おうとしたが、カリーナがストーンを行使しようとしたことで発生した大爆発に巻き込まれてしまう。
負傷したものの辛うじて生存し、コレクションルームで酒を飲んでいた。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
本作ではリアリティ・ストーンを預かっていたため、サノスに襲撃されてストーンを奪われてしまう。ガーディアンズが再訪した際に、サノスによって襲われる姿が描写されるが、その様子はサノスが既に奪ったリアリティ・ストーンの力で作った幻覚だったため、本人の去就は不明。
『ホワット・イフ...?』第2話
カリーナ(Carina)
演 - オフィリア・ラヴィボンド
日本語吹替 - 合田絵利
ティヴァンの使用人として無理矢理働かされていた奴隷のクリロリア人女性。
描写
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
本作のエンドロール後に初登場。エーテルを持ってきたヴォルスタッグとシフを出迎え、ティヴァンを紹介する。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
オーブの取引にやってきたクイルたちを出迎え、ティヴァンを紹介するも、オーブの中身のストーンの力を知り、「もう奴隷は嫌!」と叫んでストーンを掴んでティヴァンを倒そうとしたが、ストーンを制御できずに爆死する。
『ホワット・イフ...?』第2話
ベリート(Bereet)
演 - メリア・クライリング
日本語吹替 - 東條加那子
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
クイルの遊び相手のクリロリア人女性。モラグではクイルからミラノ号に乗っていたことを忘れられており、ザンダーではロケットが端末でクイルを発見したシーンに登場し、クイルと仲睦まじくしていたが、その後は登場せず、彼女の去就は不明。
ブローカー(Broker)
演 - クリストファー・フェアバンク
日本語吹替 - 伊藤和晃
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ザンダーで故買屋を営む、特徴的な髪と眉毛、髭をした老商人。クイルからオーブの買取を依頼されるが、彼からロナンもオーブに関与していると聞かされると、血相を変えて一方的に取引を打ち切り、クイルを追い出した。後にクイルとオーブを追うヨンドゥに脅されて、オーブの秘密とその買い手を白状する。クライマックスの戦闘でダーク・アスターが墜落した場所にも顔を出す。
モロカ・ダル(Moloka Dar)
演 - アレクシス・ロドニー
日本語吹替 - 伊丸岡篤
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
キルン刑務所の囚人の一人である、赤い瞳と両頬のヒューマノイド型種族。収監されてきたガモーラを襲い、ナイフを突きつけるが、彼女の首を狙って現れたドラックスに恐れをなしてその場を譲り、彼にナイフまで奪われてしまう。
コスモ(Cosmo)
演 - フレッド〔俳優犬〕
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ティヴァンのショップにコレクションとして保管されていた、白い宇宙服とヘルメットを身につけた宇宙犬。ショップの大爆発で店外へ逃げたと思いきや、エンドロール後に登場し、ティヴァンの顔を舐める。
ロボット娼婦(Love Bots)
演 - シーラ・ラブ
コントラクシアの“アイアン・ロータス”で客をもてなす、黄色いボディのアンドロイド。
ハワード・ザ・ダック(Howard the Duck)
声 - セス・グリーン
日本語吹替 - 伊丸岡篤
アヒル型の頭部を持つ宇宙人。
ソー・ラー(Soh-Larr)
演 - チュク・モデュー
登場作品 - 『キャプテン・マーベル』
クリーの諜報員。スクラルへの奇襲のためにトルファで潜入活動を行っていたが、スクラルの返り討ちに遭い、タロスに擬態されて行方不明となる。そのため、本物の彼はホログラムのみの登場である。
ミス・ミニッツ(Miss Minutes)
声 - タラ・ストロング
日本語吹替 - 松浦裕美子
登場作品 - 『ロキ』
神聖時間軸”を監視する“TVA”のマスコット的存在で、オレンジ色アナログ時計の形をした顔に手袋とシューズ付きの四肢を有する小さなアニメーションキャラクター。神聖時間軸及びTVAの解説といった教義や業務の研修とサポートなどを、TVA本部に連行された“変異体”や職員に施すことが主な仕事であり、本部のエレベーターの操作板や“タイムパッド”にもその姿がイラストやアイコンとして表示されているなど、AIアシスタントとTVAの象徴のような役割でもあるが、スクリーンの中だけでなく、三次元空間に出現できることから、どのような存在なのかは不明[注釈 122]。また、マスコットらしく朗らかな女声で話すが、職員に対して無礼な態度をとることも少なくない。
実はTVAの真の支配者である在り続ける者の共謀者であり[39]、彼が潜む砦“シタデル”とTVA本部を自由に行き来することも可能で、組織の真実も認知している[注釈 123]
TVAに逮捕・連行されたロキに対してもTVAの教義と研修を施し、ラヴォーナがロキの変異体であるシルヴィに追い詰められた際には、ラヴォーナに手を貸して機密文書にアクセスし、彼女を逆転させるための虚言を呈してみせた。
やがてシタデルにロキとシルヴィが突入すると、突然現れて2人に「ここに住む在り続ける者ならば2人を望む時間軸に戻すことができる」と交渉を持ちかけるが、拒否されて姿を消した。そして、TVA本部でラヴォーナへ彼女が望む資料のダウンロードが完了したと伝えるが、ラヴォーナから依頼したものとは違うと指摘されると、「でも彼はこの方が良いって」と告げて消え去る。
ハドソン(Hudson)
演 - ベン・ヴァンダーマイ
声 - 露崎亘
登場作品 - 『ロキ』
ラメンティス1号星”の列車の警備兵で、階級は上等兵。列車に乗り込もうとしたロキとシルヴィに切符を要求したが、シルヴィに操られて切符をチェックせずに乗車を許してしまう。
ヒックス(Hicks)
演 - ジョン・コリン・バークレイ
声 - 綿貫竜之介
登場作品 - 『ロキ』
ラメンティス1号星の列車の警備兵で、階級は伍長。シルヴィに操られたハドソンの言を聞き入れ、彼女とロキの列車への乗車を見送るが、後に乗客の一人の呼び出しで車内のバーカウンターに他の警備員を連れて駆けつけると、変装を解いて酔っていたロキにチケットの提示を求めるも、それを出せなかった彼を不審者と見做し、乱闘を起こす。
タイムキーパー(Time-Keepers)
声 - ジョナサン・メジャース[40]
多元宇宙にわたる大戦争による混乱から多元宇宙を一つに統一して神聖時間軸を確立し、それを監視するためにTVAを創設したとされる“全てを知る存在”。しかし、その正体は、在り続ける者にTVAの表向きの支配者として制作された3体のアンドロイドである。
在り続ける者(He Who Remains)
演 - ジョナサン・メジャース
日本語吹替 - 中村和正
TVAを創設した31世紀の科学者。TVAを裏から支配し、シタデルに潜みながら、神聖時間軸と宇宙の調和を長年管理してきたが、変異体と識別されたロキとシルヴィの行動を見て、彼らが自分の後釜に相応しいと判断し、2人に接触する。

変異体編集

登場作品 - 『ロキ』

ロキの変異体編集

TVA編集

ラヴォーナ・レンスレイヤー(Ravonna Renslayer)
演 - ググ・バサ=ロー
日本語吹替 - 鶏冠井美智子
TVAの判事。自らの努力で“ミニットメン”から一気に出世し[注釈 124]、現在の地位に就いた[42][43]。メビウスの上司でもあり、彼については非難することもあるものの、推定年齢と性別を超えた親友とも認めている。また、シルヴィとはミニットメン時代に幼かった彼女を変異体として捕らえた末に逃がしてしまった因縁がある。
凛々しく威厳に溢れ、組織の表向きの支配者であるタイムキーパーに恐れを抱きながらも忠誠を誓い、彼らに面会できる権限まで持つが、法廷での裁判にかけられる変異体へ罪を認めるよう一方的に促したり、例え親しい人物であっても反旗を翻そうとすれば決して情にほだされることなく“剪定”するほど、非常にシビアで事務的な女性である。また、敵対者に追い詰められても協力するふりをして形成逆転を狙うなどの怜悧狡猾さや、TVAの隠し事に疑念を抱えて真相を突き止めようとしたりできない節も垣間見せる。
TVAに連行されたロキを裁判にかけ、彼の提案と要求を却下して剪定と判決するが、その場に介入してきたメビウスに不本意ながらもロキを預けた。ロキから協力を得たいという理由で彼にのめり込み過ぎているメビウスを「壊れたものに弱い」と非難してロキへの対応に不満を隠さなかったが、タイムキーパーが今回の一件を注視していると忠告したり、ロキの変異体捜索のために特別部隊派遣の依頼も渋々承諾するなど、メビウスを案じ続けた。
ロキの変異体(シルヴィ)によって各時間軸の分岐イベントが発生すると職員たちと共に出動し、メビウスの下から離れたロキとシルヴィがTVA本部で争っていたところに駆けつけるも、ロキたちに逃げられてしまい、タイムキーパーらとの面会後、シルヴィに操られたハンターC-20や連行されたシルヴィの尋問の申し出を許可しなかったことを疑問に感じたメビウスに自分のタイムパッドをすり替えられて、TVAの真実の一旦を知られると、メビウスを躊躇い無く剪定。ロキとシルヴィをタイムキーパーらへ突き出した。だが、B-15の助力を得たロキたちの反撃を受け、シルヴィとの一騎討ちには敗北するもロキを剪定した。迫ってきたシルヴィにはロキがまだ生きていると明かし、手を組むと見せかけて懐柔しようとしたが、シルヴィが自らを剪定したことで三度彼女の逃亡を許してしまった[注釈 125]
そして拘束したB-15と面会し、「あなたも組織の黒幕の正体を知りたがっている」と指摘されると、“TVA創設”と“時の始まり”の資料をミス・ミニッツにダウンロードさせて荷物をまとめるも、”虚無”から戻ったメビウスと対峙。彼と「裏切った」と罵り合った挙句、自由意思すらも否定して盲目的にTVAに従う自分の信念を貫き通し、TVAの再建提案などのメビウスの説得を聞き入れることなくあしらった。そしてメビウスを再び剪定することはしなかったが、「自由意思を探す」と言い残し、“タイムドア”で何処かの時間軸へと去る。
メビウス・M・メビウス(Mobius M. Mobius)
演 - オーウェン・ウィルソン
日本語吹替 - 志村知幸[注釈 126]
TVAの分析官。神聖時間軸を乱した変異体の追跡・捕縛・尋問などを主任務とする。TVAに“専門家”として参加することになったロキを裏切らないように見張って共に行動するが、彼と徐々に友情を育んでいく。
ハンターB-15(Hunter B-15)
演 - ウンミ・モサク
日本語吹替 - 斉藤貴美子
TVAの実働部隊であるミニットメンを率いる女性隊員。大柄で腕っぷしが強く、規則を重視するほど職務に忠実で、変異体にも容赦しない。
2012年のゴビ砂漠に赴き、ロキを「神聖時間軸への抵抗罪」で逮捕するとTVA本部に連行した。別の時代でミニットメンたちが殺された事件が発生したことから、メビウスと尋問対象であるロキの処遇を巡り揉めるが、そこで彼に巻いたタイムカラーを逆に自分に付け替えられ、憂さ晴らしに利用される失態を犯した。
以降はロキの変異体の捜査に加わることになったロキに監視の目を光らせ、1985年のオシュコシュや2050年のアラバマへ出動し、後者ではロキと組んで彼の変異体(シルヴィ)の捜索に出たが、一時シルヴィに心を乗っ取られ、操られてしまった。
この際に自分がTVAに加入する前の記憶を見せられたらしく、自らの記憶に疑問を持つようになって一度捕らわれたシルヴィを連れ出し[注釈 127]、彼女の力で神聖時間軸で生活していた頃の記憶を知った[注釈 128]。そしてTVAに反旗を翻すことを決めると、タイムキーパーらと対面したロキたちに加勢。そこで拘束されるも、ラヴォーナにTVAの真実を公開すると宣言して彼女とシルヴィの差も指摘した。
その後メビウスに解放されて彼と組み、2018年のフリーモントで、自分を追ってきたミニットメンたちにラヴォーナと変異体の関係にあると思しきレベッカに対面させるが、在り続ける者がシルヴィに刺殺されたことで発生した分岐イベントで無数の時間軸が生まれはじめた際にはメビウスとモニターを眺め、本部に戻されたロキが接触してきた際にはメビウスと同様にロキを認識できず、彼を部外者だと思って部下たちに招集をかける。
ケイシー(Casey)
演 - ユージン・コルデロ
日本語吹替 - 山橋正臣
TVAの事務員。証拠物保管などを主な仕事としており、自身の机の引き出しに多数のインフィニティ・ストーンを無造作に保管している。ロキに警戒しておらず、彼から恫喝された際には物怖じしながらテッセラクトを渡したり、脅し文句に織り交ぜられた「」が何かわからずに混乱するなど、小胆そうな第一印象を見せた。TVA本部の外に出たことがないとも述べている。また、本部内でB-15がロキを追っていた際には、彼女のロキへの一振りに当たりそうになって、後でB-15に文句をぶつけた。
さらに、食堂でロキと居合わせた際には、飲んでいたBOKUを彼に取られて、仮説の道具にされる。
ハンターC-20(Hunter C-20)
演 - サッシャ・レイン
日本語吹替 - 胡麻鶴彩
TVAのミニットメンの一員である女性隊員。彼女の記憶を覗いたシルヴィによると、もとは「マルガリータ好きの普通の地球人」だった[注釈 129]
ミニットメンを率いて1985年のオシュコシュに出動しシルヴィ捜索にあたったが、シルヴィに心を操られて暴れはじめ、部下たちを次々に倒し、シルヴィに人質としてタイムドアの向こうへ引きずられていってしまった。その後、2050年のロックスカートに怯えきった状態で踞っていたところをメビウスたちに発見され、シルヴィにタイムキーパーの居場所を知らせてしまったことを証言し、TVA本部に保護された。
ラヴォーナがメビウスにC-20の尋問の申し出を受けた際には、「彼女は口がきけないほど状態が急変して死んだ」と返答したが、実際のところ彼女は、シルヴィの魔法で操られた際に自分の神聖時間軸の地球で生活していた頃の記憶とTVAの真実に気付き、「私やTVAの職員全員が変異体である」と繰り返し主張したことで、尋問していたラヴォーナに始末されていた[注釈 130]。この際の映像はラヴォーナのタイムパッドに収められ、これを視聴したメビウスはTVAに反旗を翻すことを決意する。

その他の変異体編集

マーティン(Martin)
演 - ジョシュ・ファーデム
日本語吹替 - 清水裕亮
TVA本部に連行された変異体の男性。大企業の役員を父親に持つ自分を連行するのは理不尽としてTVAを買収してやると強弁したり、ミニットメンの一人を「バケツ頭」と罵しり、チケットを持っていないにもかかわらず持っていると嘘をつき続けた結果、ミニットマンに剪定される。
ソロッグ(Throg)
声 - クリス・ヘムズワース[注釈 131]
ソーがカエルになった姿。

スタン・リーが演じた人物編集

マーベル・コミックの共同原作者スタン・リーは、MCUでもさまざまな役で出演する。

日本語吹替 - 間宮康弘[注釈 6]広瀬正志[注釈 132]高桑満[注釈 133]
スタン・リー(Stan Lee)
描写
『アイアンマン』
消防士家族基金の慈善イベント会場であるウォルト・ディズニー・コンサートホールに登場。ホールの入り口前で美女に囲まれている最中にトニーから「やぁ、ヒュー・ヘフナー」と声をかけられて振り返るが、トニーに気づかなかった。
『アベンジャーズ』
映画終盤のニュースのインタビューに登場。街頭でチェスをしていたところに、インタビューに答える。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
アベンジャーズ・タワーでのパーティーに登場。ソーにねだった酒で酔い潰れてしまい、「さらなる高みへ」と呟きながら介抱される。
『キャプテン・マーベル』
ヴァースが電車内で出会う乗客として登場。読んでいるのはスタン・リー自身がカメオ出演した1995年公開の映画『モール・ラッツ』の台本である。
ミルウォーキーの男
登場作品 - 『インクレディブル・ハルク』
ミルウォーキーに住む老人。リオデジャネイロから出荷されたブルースの血液が混入したガラナ・ソーダを飲んでしまい、身体に悪影響を及ぼす。この一件が、物語の発端となる。
ラリー・キング(Larry King)
登場作品 - 『アイアンマン2』
スターク・エキスポ会場に登場。オープニングセレモニーを終えて退場する途中のトニーに一礼する。
ニューメキシコ州の老人
登場作品 - 『マイティ・ソー』
地面に落着したムジョルニアを持ち上げようとする男たちの一人。愛車の4WDの荷台とロープで縛り付けてムジョルニアを引こうとするが、叶わずに4WDの荷台が外れて笑われる。
将軍
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
スティーブの叙勲式に出席していた老将。キャプテンが登場しないと伝えに顔を出したブラントの付き人をキャプテンと勘違いし、「意外と小柄だ」と誤評した。
審査員
登場作品 - 『アイアンマン3』
トニーが立ち寄ったミスコン会場で、コンテストの審査員を務めていた老人。笑みを浮かべて満点の札を揚げる。
精神病棟の患者
登場作品 - 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
セルヴィグが入院した病院の患者の一人である老人。自身の靴を勝手に使って研究発表を行うセルヴィグに、靴を返せと声をかける。
警備員
登場作品 - 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
スミソニアン博物館の老警備員で、キャプテン・アメリカのユニフォームがなくなっているのを見つけて「わしの首が飛ぶ!」と嘆く。
老人
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ザンダーの老人男性。街中で若い女性を口説いており、その様子を観察していたロケットに影から毒づかれる。
バーテンダー
登場作品 - 『アントマン』
本作ラストでルイスの説明の中に、ワンカットのみ登場した老バーテンダー。イグナシオの問いかけに答えていた。
配送員
登場作品 - 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
フェデックスの老配送員。物語のラストで、アベンジャーズ・コンパウンドを訪ね、トニーの名を「トニー・スタンク」[注釈 134]と呼び間違えながらスティーブからの小包を手渡す。
バスの乗客
登場作品 - 『ドクター・ストレンジ』
バスの車内で腰掛けていた老人。オルダス・ハクスリーの『知覚の扉』を読んで笑っていたところ、横の窓にストレンジが激突してきた。
宇宙飛行士
登場作品 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
本編中盤とエンドクレジット後に登場する、老宇宙飛行士。MCU全体の出来事を監視しているウォッチャー相手に、これまでのカメオ出演の苦労話を一方的に聞かせる。
ゲーリー(Gary)
登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』
クイーンズに住む老人。序盤でピーターが車泥棒と勘違いして捕らえた男の近隣住民として登場する。
理髪師
登場作品 - 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
サカールの理髪師である怪しげな老人。右腕の珍妙な機械で、バトルロイヤルに出場する直前のソーの髪の毛を切ってしまう。
ギャンブラー
登場作品 - 『ブラックパンサー』
韓国の釜山にあるカジノで遊んでいた老人。ティ・チャラとの再会を済ませたエヴェレットに話しかける。
スクールバスの運転手
登場作品 - 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
ミッドタウン高校の学生たちが乗るスクールバスの運転手を務める老人。バスに乗車していた学生たちに、「小僧ども、宇宙船を見るのは初めてか?」と尋ねる。
縮小した車の持ち主
登場作品 - 『アントマン&ワスプ』
サンフランシスコの車道にいた老人。クライマックスでホープが発射して流れ弾となったピム粒子ディスクにより、愛車を目の前で縮小化されてしまい、「60年代にラリっていたツケが来た」とぼやく。
ヒッピー
登場作品 - 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
トニーとスティーブがタイムトラベルした1970年世界の長髪の中年男性。助手席に美女を乗せたステッカー付きの自動車を走らせながら[注釈 135]、キャンプ・リーハイに向かって「おい、戦争するより愛し合おうぜ!」と叫ぶ。
リーは本作の撮影後に永逝したため、この役での登場が最後のMCU出演となった。

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『ホワット・イフ...?』以外の作品。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 『ホワット・イフ...?』
  3. ^ a b c d e f g h i j 劇場公開版
  4. ^ a b c d e f 『アイアンマン』『アイアンマン2』テレビ朝日
  5. ^ a b 『アイアンマン』機内上映版
  6. ^ a b c d e 『インクレディブル・ハルク』
  7. ^ a b 『アベンジャーズ』以降の作品
  8. ^ 『インクレディブル・ハルク』『アベンジャーズ』
  9. ^ 『アイアンマン2』劇場公開版
  10. ^ 『アベンジャーズ』以降の劇場公開版
  11. ^ a b c d e f 『アイアンマン2』テレビ朝日版
  12. ^ 『マイティ・ソー』
  13. ^ 『アベンジャーズ』~『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  14. ^ 『ブラック・ウィドウ』、Disney+オリジナル作品
  15. ^ a b 『アイアンマン』
  16. ^ a b 『アイアンマン2』以降
  17. ^ 『アイアンマン』劇場公開版
  18. ^ 『アイアンマン2』以降の劇場公開版、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
  19. ^ 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
  20. ^ a b c 『ワンダヴィジョン』
  21. ^ スパイダーマン:ホームカミング』のラストシーンの時点で、トニーから迎え入れていたが、この際はピーター本人が断った。
  22. ^ 声及び一部のフェイスキャプチャ。
  23. ^ セット内演技及び一部モーションキャプチャ。
  24. ^ 『アイアンマン』〜『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
  25. ^ 『アベンジャーズ』以降の劇場公開版、『エージェント・オブ・シールド』
  26. ^ 劇場公開版、『エージェント・オブ・シールド』『ホワット・イフ...?』
  27. ^ アイアンマン3』や、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではスターク社本社屋の警備部長を務めている。
  28. ^ リチャードは彼女を「可愛い」と評している。
  29. ^ 前後の状況からか脱出マジックの担当になった。
  30. ^ 話の途中で眠らせたネッドのいびきやピーターに話しかけてきたハリントンとベティやデルにまで矢継ぎ早に割って入られた。
  31. ^ ランボー母娘の元には“キャロル・ダン”まで刻まれたものが残り、もう片方の“ヴァース“と刻まれたものはヨン・ロッグに回収されて、キャロルのクリーにおける呼び名の由来となった。
  32. ^ キャロルと同じく“キャプテン”と呼ばれる。
  33. ^ 本人は宇宙飛行の任務に戻りたかったと述懐した。
  34. ^ 通り抜ける最中に、かつてマリアやキャロルと交わした対話が心の中に響いていた。
  35. ^ 『アイアンマン』~『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  36. ^ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降の作品
  37. ^ a b c 『アイアンマン』テレビ朝日版
  38. ^ 当時トニー本人は酔い潰れており、このことを覚えていない。
  39. ^ このデジタルウォッチは『ドーラといっしょに大冒険』という本作の共同制作であるパラマウントの親会社バイアコムが手掛けるニコロデオンのTVアニメシリーズのグッズである。
  40. ^ この時トニーからラップトップ、デジタルウォッチ、携帯電話、圧搾空気入れ、町の地図、大きなバネ、ツナサンドの支給を頼まれ、デジタルウォッチは妹のものを貸与した[注釈 39]
  41. ^ トニーは敵に踏み砕かれたデジタルウォッチも、新品を用意して返却した。
  42. ^ 亡命後はニューヨークのクイーンズ73番とユートピア通りの角が住所だとスティーブに話した。
  43. ^ セルヴィグ曰く、「頑固でいい奴」だったらしい。
  44. ^ この時彼は、ソーの身分をドナルド・ブレイクのもので偽るだけでなく、コールソンの質疑に絶え間なく答え続けるなど、ロキにも匹敵する口八丁を披露した。
  45. ^ だが服を着ていても、室内ではズボンを履こうとせず、再会したソーからロキの訃報を聞くと喜んでソーを不快な思いにしかけたりと滑稽な様子も見せた。
  46. ^ 『エイジ・オブ・ウルトロン』のブルーレイに収録された未使用シーンでは、ソーに取り憑いたノルンに質問している。
  47. ^ 後にブルースによって買い戻され、ベティへ郵送準備されていた。
  48. ^ 左肩にはメリーナの顔、右前腕にはナターシャとエレーナの名前が入っている。
  49. ^ ナターシャからは亡くなったと思われていた。
  50. ^ 操った豚に“アレクセイ”と名付けたり、オハイオ州での3年間の思い出のアルバムを本棚に収めていたことに加え、後のレッドルーム本部脱出時には姿が見えないナターシャとエレーナの安否を気にかけるなど、“母親”としての顔も見せた。
  51. ^ 『ブラック・ウィドウ』のブルーレイ収録の未公開映像では、ダイナーの捜索にあたったロスに一時拘束されて「司法取引をしたいのなら、ロマノフの情報を渡せ」と迫られる場面もある[20]
  52. ^ 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
  53. ^ a b c 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  54. ^ トミーは当初、「このままでもイケてる双子」として普段着でハロウィンに出かけようとしたが、ピエトロ(ラルフ)の影響から彼も着用していたクイックシルバーのコスプレをするようになった。
  55. ^ トニーも、彼女と初めて会った時には「(彼女からふるまわれた)クルミパン以外はサイコー」と評していた。
  56. ^ 実際にはスパイダーマンとしてのヒーロー活動である。
  57. ^ 劇中でこれらの描写は無く、『ファー・フロム・ホーム』で明言される。
  58. ^ 迎えた空港で愛車を駐車違反されかけていた。
  59. ^ 一方で物語前半の飛行機内でピーターとMJが隣に座れるように仕向けた時は、ハリントンの介入で失敗した。
  60. ^ 当然スパイダーマンの正体がピーターであることは知らない。
  61. ^ ハッピーからは「でもスパイダーマンが見つけてくれた」と励まされた。
  62. ^ ピーターがE.D.I.T.H.をはじめて使用し、ツアー一行のスマートフォンなどの通信状況を覗いたシーンで、フラッシュが両親との連絡を一切取り合っていないことが示唆されている。
  63. ^ その直後に皆へ「使っていない偽IDを持っていた」と打ち明けた。
  64. ^ ピーターの写真はE.D.I.T.H.操作によって削除されたことでMJの目には付かなかったが、この直前に自身はピーターが誤って操作してしまったドローンに射殺されかけていた。当然本人はこのことに気づいていない。
  65. ^ MJはプラハでピーター=スパイダーマンであると知り、また彼が不在となったのは悪と戦いに行ったためだと理解していたことと、トラブルが続いたので安全のために帰国することになったのにピーターの不在を怪しむという態度が原因となった。
  66. ^ デル曰く「泣きついた」らしいが、目的地が変更になったのはフューリー(擬態)の画策である。
  67. ^ この後、バッキーとはどのような去就となったのかは具体的には描写されなかった。
  68. ^ 朝鮮戦争から脱走までの具体的な概要としてイザイアは、「アメリカ政府に破傷風の予防だと伝えられて超人血清を打たれた後、アメリカ兵を多数打ち倒したウィンター・ソルジャー(バッキー)への対処として彼と戦ったことに加え、血清を打たれて体調不良を訴えた末に敵の捕虜となった黒人兵士たちを殺す命令を受け、それを拒否して彼らを救助しようとしたが、自身を除く黒人兵士たちは戦死した。このことから帰還後に30年間超人血清のための実験台にされたものの、一人の女性看護師が偽の報告書によって自分の死亡を宣言することで解放された」と証言した。ちなみに、自分は助けてくれた看護師を愛していたが、投獄されている間に彼女は亡くなっていたともサムに伝えている。
  69. ^ 刑務所時代のヘアースタイルはパーマがかかった長髪だった。
  70. ^ デイヴとカート曰く「人間ジュークボックス」。
  71. ^ スコットは彼女からの緊急電話のアドレス名を“キャシー 911”としている。
  72. ^ モルド曰く、「無慈悲で寛容」。
  73. ^ “混乱の術”として『ホテル・カリフォルニア』を大声で歌いだしたと言われている。
  74. ^ 本人は「アジアのジェフ・ゴードン」を自称している。
  75. ^ ケイティはシャン・チーが負ける方に賭けて、儲けていた。
  76. ^ リーの生前には、親子4人で太極拳の練習に励んでいた描写がある。
  77. ^ そのためエゴを「奴はクソ野郎だった」と評している。
  78. ^ そこでフューリーからパイロットとしての腕前を見込まれてS.H.I.E.L.D.にスカウトされており、「考えておく」と返す。
  79. ^ クレジットでは「キャロルの父」。
  80. ^ 一方で、スラッタリーの発言にげんなりする様子も見せた。
  81. ^ ヒーローたちが目にしたS.H.I.E.L.D.の資料には、出身地がオランダ、人種がベルギー人で、英語とオランダ語を話すとプロフィールに記載されていた。
  82. ^ この“買い手”の素性は最後まで明言されなかった。
  83. ^ しかしホープは、律儀に用意していた代金も置いていった。
  84. ^ 「ドンニャのために戦っている」とも話した。
  85. ^ これを聞いた同胞たちはカーリに興醒めし、「世界はひとつ、人もひとつ」という一味の合言葉をすぐに彼女へ返すことを渋っていた。
  86. ^ 彼はパワー・ブローカーの正体を知らなかったのか、この時シャロンの顔を見たものの、直接相手にせず立ち去る彼女を見送っている。
  87. ^ 『ブラック・ウィドウ』のブルーレイ収録の未公開映像では、このことを強調させる場面がある[20]
  88. ^ これによって顔面の右半分が引き攣り、右目の虹彩は白濁化してしまった。
  89. ^ この直前の待機時に長髪を編む姿をみせる場面がある[20]
  90. ^ 煙突から転落する直前にはナターシャが救いの手を差し出していたが、彼女の片手を掴めず、絶命直前には「こんなのいやだ」と本音と思しき最期の言葉を口にしていた。また、エレーナも負傷したイングリッドの洗脳をレッドダストで解こうとしていた素振りを見せた。
  91. ^ 劇場公開版、『ホワット・イフ...?』
  92. ^ 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の時点では、両耳が鰭状となり、体表も一層半魚人に近いものへと変貌している。
  93. ^ ただし元のブロンスキーの姿には戻れない。
  94. ^ ただしバッキーからは「ヒドラの信奉者」と思われている。
  95. ^ ジモ本人は、スティーブがスターク夫妻の死の真相に辿り着き、それをトニーに黙っていた事実は知らなかった。
  96. ^ この時バッキーへ暗号を唱えるも、彼の洗脳が解けたと知るとかつての行いを謝罪している。
  97. ^ 同時に母親の亡骸からブローチも拾い上げ、アグネス(アガサ)は現代でもこれを身につけている。
  98. ^ この直前にワンダは「(あなたの助言が)必要になったら会いに来る」と告げている。
  99. ^ 原語版では“Fake Pietro”の略称。
  100. ^ 20世紀フォックスの制作した映画『X-MEN』シリーズではピーター・マキシモフ / クイックシルバーを演じていた。
  101. ^ 英語では水晶玉を使って操っていたと説明されている。
  102. ^ ロキの実の親という点では共通しているが、北欧神話のラウフェイは女である。
  103. ^ この戦いでは、短剣を武器としていた。
  104. ^ 但しザンダーでの戦闘時には、ドラックスの妻子を手にかけた事実を思い出し、彼の神経を逆撫でする口ぶりでそのことを告げた。
  105. ^ 本人曰く、「心の中で笑っている」らしい。
  106. ^ 但し、彼がハラへ帰還できたかどうかは描写なしのため不明である。
  107. ^ テレパシーで話したロキは若干の不快感を感じていた。
  108. ^ サムが装備したスマート・ゴーグルのディスプレイにこのプロフィールが記載された。
  109. ^ レマー本人は、親友が新キャプテンとなり、自分が相棒役となったことを非常に喜んでいたと後に彼の家族がウォーカーに話した。
  110. ^ ハワードも「バカ」呼ばわりしていた。
  111. ^ 『アントマン&ワスプ』
  112. ^ 『アイアンマン2』で、 トニーがヴァンコ父子の前歴をJ.A.R.V.I.S.から伝えられるシーンのホロモニターに映ったプロフィールに記載されている。
  113. ^ 『エージェント・カーター』シーズン1に登場するアントン・ヴァンコは、本作の時代設定である1946年の時点で成人している。
  114. ^ 但しスラッタリーの主張から生死は不明。
  115. ^ 正確には助手が断っていた。
  116. ^ ハイテク・スーツのインターフェースの映像に表示されている。
  117. ^ ジモいわく「二流の故買屋」。
  118. ^ ロケットからは顔つきも含めて馬鹿にされてしまい、ソヴリン人の女性に名乗った際にも大笑いされた。
  119. ^ 日本語字幕では“指パッチンさん”。
  120. ^ クイルたちとの取引中に、グルートにも興味を示して身柄を預けて欲しいと願い出る場面もあった。
  121. ^ カリーナがストーンを掴んだ際には声を荒げている。
  122. ^ ロキとの会話でも、彼から問われた録音なのか生きてるのかの投げかけに「その両方」とはぐらかしている。
  123. ^ マーベル公式サイトでは「ミス・ミニッツは簡単に自分のポストを投げ出さない」・「TVAを利用している」とも説明されている[39]
  124. ^ ミニットメン”時代のコードネームはハンターA-23だった[41]
  125. ^ シルヴィのこの行動を見たラヴォーナは「彼女は死んだ」と、真実に向き合えてない台詞を口にした。
  126. ^ 『ロキ』予告編の吹替版では松本保典が演じていた。
  127. ^ この直前にタイムキーパーのポスターを見て決心した。
  128. ^ 但し、現時点でその詳細は不明で、B-15自身は涙ぐみながら「幸せそうだった」と呟いた。
  129. ^ 原語では「何百年も前の記憶」と話していることから、C-20が数百年間もTVAで働いていたことが示唆された。
  130. ^ ただし、剪定されたのか、そのほかの方法で処分されたのかは明確に描写されていない。
  131. ^ 『ロキ』ではノンクレジットだった。
  132. ^ 『マイティ・ソー』~『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
  133. ^ 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』以降
  134. ^ 日本語字幕や日本語吹き替えでは「トニー・スカンク」と訳されている。
  135. ^ ステッカーには、“Nuff said”と書かれている。

出典編集

  1. ^ a b c d 『ホワット・イフ...?』夢の超豪華吹替声優陣決定。再び“アベンジャーズ・アッセンブル”!?|Disney+ (ディズニープラス) 公式”. Disney+ (ディズニープラス)公式. 2021年8月18日閲覧。
  2. ^ シャア声優・池田秀一、30年経過し「シャアは弟」|キャリア関連ニュース|オリコン顧客満足度ランキング” (日本語). CS RANKING. 2021年4月13日閲覧。
  3. ^ https://twitter.com/kirimototakuya/status/234522261942571008” (日本語). Twitter. 2021年4月13日閲覧。
  4. ^ キャラクター事典 2020, p. 84
  5. ^ キャラクター事典 2020, p. 85
  6. ^ キャラクター事典 2020, p. 72
  7. ^ キャラクター事典 2020, p. 126
  8. ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 163
  9. ^ 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の脚本からスナップによって犠牲になった人々が判明”. 2019年12月9日閲覧。
  10. ^ キャラクター事典 2020, p. 50
  11. ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 104
  12. ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 44
  13. ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 10
  14. ^ a b ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 24
  15. ^ a b c d e ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 25
  16. ^ a b c キャラクター事典 2020, p. 41
  17. ^ a b c d e f 『ブラック・ウィドウ』劇場パンフレット
  18. ^ ブラック・ウィドウは生きている?エンドクレジットの謎まで 『ブラック・ウィドウ』を徹底解説! ※ネタバレ注意”. 2021年9月5日閲覧。
  19. ^ Rachel Weisz on Keeping Marvel Secrets, Filming Black Widow & Being Married to James Bond”. 2021年6月3日閲覧。
  20. ^ a b c 『ブラック・ウィドウ』ブルーレイ収録の未公開映像より
  21. ^ “MCU映画に史上初「トランスジェンダー俳優」が出演、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』”. excite.ニュース. (2019年7月5日). https://www.excite.co.jp/news/article/Frontrow_1b37b2d409bdafbfd54a26586abdfc70c9d8dba9/ 2021年10月19日閲覧。 
  22. ^ 『ファー・フロム・ホーム』の劇場版パンフレットより。
  23. ^ 『ホームカミング』のブルーレイ収録の未使用映像より。
  24. ^ 『スパイダーマン』の「あの人」は『インクレディブル・ハルク』が初登場だった”. フロントロウ. オウトグラフ プロダクション (2019年7月5日). 2019年9月21日閲覧。
  25. ^ a b ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 137
  26. ^ 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』劇場パンフレット
  27. ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 60
  28. ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 57
  29. ^ a b ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 142
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  31. ^ a b c ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 189
  32. ^ キャラクター事典 2020, p. 98
  33. ^ a b キャラクター事典 2020, p. 101
  34. ^ a b キャラクター事典 2020, p. 100
  35. ^ a b キャラクター事典 2020, p. 99
  36. ^ 【衝撃】『ドクター・ストレンジ』ベネディクト・カンバーバッチ、一人二役で“あのキャラ”も演じていた”. 2017年1月31日閲覧。
  37. ^ 「レマー・ホスキンスを見て」『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』脚本家がレマーに込めた想いを語る”. 2021年4月19日閲覧。
  38. ^ MCU 2019, p. 109
  39. ^ a b ‘Loki’: The Truth About Judge Renslayer and Miss Minutes”. 2021年7月14日閲覧。
  40. ^ 【ネタバレ】「ロキ」タイムキーパー、声の主が判明 ─ 第6話登場のキャラクター演じた俳優だった”. 2021年7月21日閲覧。
  41. ^ 'Loki' Episode 4 Easter Eggs You Might Have Missed”. 2021年7月1日閲覧。
  42. ^ どこか憎めない、あのヴィランを翻弄する者たちとは?「ロキ」新たなキャラクタービジュアルに注目”. 2021年6月2日閲覧。
  43. ^ Gugu Mbatha-Raw is Judge Renslayer”. 2021年6月11日閲覧。

参考文献編集

  • 『マーベル・シネマティック・ユニバース』宝島社別冊宝島〉、2019年3月8日。ISBN 978-4-8002-8524-9
  • 『マーベル・スタジオ・ビジュアル・ディクショナリー』デアゴスティーニ・ジャパン、2019年。ISBN 978-4-8135-2270-6
  • 『アベンジャーズ マーベルヒーロー超全集 (てれびくんデラックス愛蔵版)』小学館、2019年。ISBN 978-4-09-227211-8
  • 『マーベル・スタジオ キャラクター事典』株式会社うさぎ出版、2020年。ISBN 978-4-418-19429-2

関連項目編集

外部リンク編集