マー川ベトナム語Sông Mã / 瀧馬ラーオ語:ນ້ຳມ້າ / Nam Ma )はベトナム北西部が源流の川である。 全長は400km。ベトナムを水源とし、ラオス領内を流れたあと、再びベトナム領内に入り、トンキン湾で海に注ぐ。

ベトナム、タインホア市のマー川
マー川

マー川の主な支流は、 チュー川 (ラオ語の呼称はナムサム川)、ブイ川、およびクチャイ川である。 これらの河川全てがベトナム北中部のタインホア省でマー川に合流する。

またマー川は、ベトナムで3番目に大きいマー川デルタ(タインホアデルタとも呼ばれる)を形成している。

マー川デルタはかつてはベトナム南部の辺境ともいえる所と近接していた。 紀元前2世紀の南越統治下にある2つの地域(チューチャンと呼ばれる)の中核をなした[1]

参考文献 編集

  1. ^ Taylor, Keith Weller, "The Birth of Vietnam". University of California Press, 1983. p. 26

座標: 北緯19度47分 東経105度56分 / 北緯19.783度 東経105.933度 / 19.783; 105.933