ミラージュ2000 (戦闘機)

ダッソー ミラージュ2000

フランス空軍ミラージュ2000-5F

フランス空軍ミラージュ2000-5F

ダッソー ミラージュ2000(Dassault Mirage 2000)は、フランスダッソー社製の軍用機。もとは迎撃戦闘機の要求に基づいて開発され、第4世代ジェット戦闘機としては小型・軽量な戦闘機であるが、改良が続けられた結果、世界的に有名なミラージュ・シリーズ初のマルチロール機となった。フランス空軍の他に、8か国の空軍に採用された。

概要編集

無尾翼デルタ式の単発戦闘機フランスの他、8か国に採用されている。

操縦システムにはフライ・バイ・ワイヤを採用し、これによりCCV設計が導入された。無尾翼機は主翼のみで機体の安定を図る設計にする必要があり設計上の制約になるが、CCV設計により静安定が緩和されたために主翼設計の自由度が高くなった。また、自然安定性の不足に起因する操縦の困難さもコンピューター制御によってカバーできるようになったため、それまでの無尾翼デルタ機よりも扱いやすい機体となっている。

機体は複合材の使用による軽量化と、当時としては革新的な技術であるブレンデッドウィングボディの採用による空気抵抗の低減が図られている。カナード翼によって無尾翼デルタの欠点を改善できるにも関わらず、あえてカナード翼を採用しなかった(代わりに小型のストレーキを採用している)のもこのためである。それでも、CCV設計によりエレボンを下げたまま高い揚力を維持しつつ機首上げ姿勢をとれるようになったため[注 1]、離陸滑走距離の短縮や着陸進入速度の低下に成功している[2]

こうした構造により、低速度域での操縦特性が極めて良好で[注 2]、その空戦性能はパイロットの間でも評価が高い[注 3]

開発の経緯編集

 
ミラージュ2000A
 
ミラージュ2000C
 
ミラージュ2000B

ダッソーは無尾翼デルタ機の開発を得意としてきたが、これは機体の小型軽量化、高速度性能の向上、飛行特性の安定性などにメリットがある一方で、STOL性能、低空飛行、機動性などが主・尾翼の組み合わせによる二翼式の航空機に劣るとされ、通常の二翼式・後退翼のミラージュF1が採用された。

またミラージュF1は基本的には50年代の超音速戦闘機の技術からあまり発展が見られない、保守的な設計であった。ダッソーとフランス空軍は、当初は対地上攻撃に重点をおいた双発可変翼戦闘機ミラージュG-4を、ついでその派生型となる要撃機ミラージュG-8を次期戦闘機として開発していたが、費用・運用の両面から1975年に全プロジェクトは中止となった。その他にも各種の新機軸を取り入れた機体が構想・計画・設計されたものの、ことごとく行き詰まることになる。

その結果、1975年のNATO4か国の新型戦闘機導入商戦において、エンジンを当時の新型機種スネクマ M53に換装したほかに大きな改造をしなかったミラージュF1E/M53は、フライ・バイ・ワイヤCCV設計など革新的な技術を実用化したアメリカ合衆国F-16に性能面で水をあけられ、ことごとく敗れ去った。

フランス空軍およびダッソー社の両者が必要としていた次期戦闘機計画(ACF)は、1976年の時点で実用化までの期限が1982年までという当時としても短期間での開発計画として再度開始された(現代の戦闘機開発は、さらに長期化している)。ダッソーにとっては短期間で十分な成果を残すことを求められた結果、1972年より『ミニ・ミラージュ(通称ミミ)』『シュペルミラージュIII』『デルタ1000』などの名称で検討されていたミラージュIIIの後継機案をこれに充てた。再び無尾翼デルタ形式に回帰したものの、F1において採用されなかった最新の技術を積極的に導入することでもってデメリットを回避し、大幅な性能向上を目指した[4]

機体はミラージュ2000と命名され、エンジンは当初ミラージュG-4/8用だったスネクマ M53を流用するなど、開発期間の短期化に注力した。そのため、設計開始から初飛行までわずか27か月と驚異的な速さで開発が進み(それでも初期の計画から9か月遅延していた)、1983年には量産型の軍への納入を開始し、翌年には実戦配備されている[5]。ただし、新型レーダーの開発は間に合わず、最初期の37機は予定していたRDIレーダーの代わりにRDMレーダーを装備していた。

輸出面ではF-16やF/A-18のようなアメリカ機の躍進によって当初はあまり振るわなかったが、フランスではミラージュ2000B(複座型)をベースとして、核兵器の運用を担う戦略爆撃機型のミラージュ2000Nが開発され、1983年に初飛行を達成した。この成果を踏まえて1986年から戦闘能力向上の研究が始まり、ミラージュ2000Nにも採用された強化型エンジンを採用して各種改良を施したマルチロール型のミラージュ2000-5が開発された。当初は海外輸出用として生産され、フランス本国の空軍で採用する予定ではなかったものの、1992年には後継機ラファールの配備が遅れている間の繋ぎとして同仕様への改修を決定し、それに続く形で中華民国台湾)とカタールが採用した[6]

1999年に発表されたミラージュ2000-5 Mk.2は輸出専用の発展型で、ラファールで採用された装備・技術の一部も取り入れているが、採用したのは既存の運用国であったギリシャアラブ首長国連邦のみに終わった。ブラジルでは契約直前まで進んでいたが、当国の財政危機により新造の近代化改修機ではなく中古機の導入に切り替えられた[7]

こうしてミラージュ2000シリーズの生産は2007年に終了したが、ダッソーは既存のユーザーにHMD、画像識別ポッド、戦術データ・リンクGPSIRSTを実装する中間寿命改修を提案している[8]

運用史編集

フランス空軍機は1991年湾岸戦争を筆頭とする多くの紛争に実戦投入された。アラブ首長国連邦空軍機は湾岸戦争に、カタール空軍機は2011年リビア内戦にフランス空軍機と共に参加している。

インド空軍機は1999年カルギル紛争で対地攻撃に投入されている。同軍では「ヴァジュラ」と呼ばれるミラージュ2000はMiG-21MiG-27では攻撃が困難だったターゲットをほぼ一機種のみで破壊したため評価が高く、現在開発が進められているHALテジャス戦闘機のシンボロジーともなっている。2019年2月には、プルマワ襲撃事件を起こしたパキスタン武装組織ジャイシュ=エ=ムハンマド(JeM)の訓練キャンプに対する報復攻撃に投入され、Su-30MKIによるエスコートを受けた12機のミラージュ2000H(-5Mk.2ノンアップグレード機)が、ラファエルスパイス2000英語版誘導爆弾を投下し、JeM幹部ら200〜300名を殺害した[9]

ギリシャ編集

ギリシャ政府は、1985年3月に単座型のミラージュ2000EG 36機と複座型のミラージュ2000BG 4機の計40機を導入することを発表した[10]

ギリシャ空軍は、1988年からミラージュ2000の受領を開始し、タナグラ空軍基地ギリシア語版英語版の第114戦闘航空団隷下の第331飛行隊と第332飛行隊に配備した[11][10]

また、エーゲ海に浮かぶスキロス島の第135戦闘航空群(135 Combat Group)に、2機の航空機と3~4名のパイロットをローテーションで展開させて、トルコ空軍機の領空侵犯に備えている[10][12]

1996年には、領空侵犯したトルコ空軍F-16Dブロック40を格闘戦の末、マジック2短射程空対空ミサイルで撃墜している(パイロットは死亡、コパイロットはギリシャ軍により救出)[13][14]

ギリシャ政府は2000年に、単座型10機と複座型5機の、計15機のミラージュ2000-5 Mk.2を追加導入することを発表した[10]ほか、10機のミラージュ2000EGをヘレニック・アエロスペース・インダストリーズ英語版においてダッソーから提供された改修キットを使ってミラージュ2000-5 Mk.2仕様に改修することとした[10][15]。2007年3月1日にミラージュ2000-5 Mk.2の最初の機体がタナグラ空軍基地に到着し、同年11月23日に最後の機体を引き渡したのを最後に、ミラージュ2000の新規生産は終了した[10]

また、ミラージュ2000-5 Mk.2仕様に改修されなかったミラージュ2000EGMも、慣性航法装置だけはオリジナルのSAGEM製ULISS 52Eから、ミラージュ2000-5 Mk.2と同型のタレス製TOTEM 3000 リングレーザージャイロ式慣性航法装置に換装された[10]

ミラージュ2000-5 Mk.2を配備されることになった第331飛行隊は、2007年3月3日から機種転換訓練を開始し、2008年5月には機種転換訓練を完了した[16]

2016年にはさらに17機のミラージュ2000EGMをミラージュ2000-5 Mk.2仕様に改修する計画も立てられた[注 4]。これは近年の経済危機から遅延を余儀なくされたが、フランス側から早急に改修計画を履行するように強い圧力がかかったとの情報がある。理由としては、ミラージュ2000の改修に必要な部品の生産ラインが一旦閉じてしまえば、生産ラインの再開に必要な資金を集めるのはギリシャの財政事情的に事実上不可能なため、インド空軍のミラージュ2000H/TH向けの改修用部品を製造するためにラインが開いているうちに注文を確定してもらわないと、ミラージュ2000の改修が不可能となるためである[10]

兵装

ギリシャ空軍のミラージュ2000EG/BGはマジックIIとシュペル530Dを装備しての全天候迎撃を主任務とするほか、AM39エグゾセ空対艦ミサイルを装備しての対艦攻撃も任務とする[11][17][10]

空対艦攻撃は、1999年3月から第331飛行隊の任務となっており[16]、エグゾセの運用能力を付与する改修を受けた機体はミラージュ2000EGM/BGMに改名された[10]。第331飛行隊がミラージュ2000-5への機種転換を始めた2007年3月以降は、第332飛行隊が空対艦攻撃任務を引き継いだ[18]

ミラージュ2000-5 Mk.2は、新型のMICA EM/IR 空対空ミサイル[19][20][10]を装備しての全天候迎撃を主任務とするほかに、SCALP-EG 空中発射型巡航ミサイルの運用能力が付与されており[16][21]、同ミサイルを使ってのスタンドオフ攻撃も任務とされている[10]

中華民国(台湾)編集

 
中華民国空軍のミラージュ2000-5Di。
胴体下に搭載したガンポッドと、風防前面の空中給油用プローブが無いことに注目。

1980年代の中華民国空軍は、主力制空戦闘機であったF-104 スターファイターの老朽化に直面していた。中華民国政府はF-104の後継機としてF-16の売却をアメリカに要請していたが、中華人民共和国との関係を重視していたアメリカはF-16の売却を拒否した。アメリカは代わりにF-20 タイガーシャークとF-16/79[注 5]の売却を提案したが、中華民国はこれらの機体を導入する代わりに、独自にF-CK-1経国の開発を進めていった。

フランスは1992年に、中華民国にミラージュ2000-5の購入を打診した。当初は120機を導入するともいわれていたが、最終的には60機(単座型のミラージュ2000-5Ei 48機と、複座型のミラージュ2000-5Di 12機)の導入が決定された[22]

中華民国空軍がフランス製戦闘機を導入するのは、1937年にドボワチーヌD.510Cを購入して以来のことだったので、ミラージュ2000-5を導入する際には、兵装として960発のMICA EMと480発のマジックII、機関砲を内蔵していない複座型の射撃訓練に使うためのDEFA 554 30mm機関砲を2門搭載したガンポッドが複数引き渡されたほか、増槽やヘルメット、耐Gスーツなどの各種装備品も新たに導入した[22]

中華民国空軍のミラージュ2000-5は、新竹市新竹空軍基地中国語版英語版に配置された第2戦術戦闘機連隊隷下の第41/第42/第48飛行中隊に配備されている。このうち、第48飛行中隊は転換訓練部隊である[23]

第2連隊は民国86年(西暦1997年)5月に最初のミラージュ2000-5を受領してF-104からの転換訓練を開始し、同年12月に第41飛行中隊の転換訓練が完了。翌民国87年(西暦1998年)11月に60機全てのミラージュ2000を受領した[23]

ブラジル編集

 
ブラジル空軍のミラージュ2000C(2008年撮影)。主翼下にシュペル530Dを装備している。

ブラジル空軍では、運用寿命が迫っていたミラージュIII(F-103)の暫定後継機として、2005年にフランス空軍から中古のミラージュ2000を12機(単座型のミラージュ2000Cを10機、複座型のミラージュ2000Bを2機)受領する契約を結んだ[24]。売却価格は、パイロットや地上要員の訓練や運用支援を含めて、8,000万ユーロであった[24]

ブラジル空軍は、2006年から2008年にかけて、1年に4機ずつのミラージュ2000を受領した[24]

ブラジル空軍のミラージュ2000はアナポリス空軍基地ポルトガル語版第1防空戦闘航空群ポルトガル語版1.° Grupo de Defesa Aérea)に配備され、F-2000と呼称された[25]

ブラジル空軍のミラージュ2000はミラージュIIIと同様に防空戦闘を主任務としており、兵装はマジックIIとシュペル530Dであった[24]

しかし、2013年にブラジル空軍のミラージュ2000は退役した。第1防空戦闘航空群には暫定的にF-5EMが配備されており、FX-2選定において選定されたグリペンNG(F-39)の配備が始まる2021年まではF-5EMを運用する計画である[25]

派生型編集

 
ミラージュ2000Cの対空兵装。
主翼外側にR.550 マジック2、主翼内側にシュペル530Dを2発ずつ、合計4発の空対空ミサイルを装備。
 
ミラージュ2000-5の対空兵装。
主翼外側に赤外線追尾式のMICA IRを2発、主翼付け根部分にアクティブ・レーダー・ホーミング式のMICA EMを4発、合計6発の空対空ミサイルを装備。

主なバリエーションは以下の通り。

ミラージュ2000A
プロトタイプ。
ミラージュ2000C(ミラージュ2000C-S1/S2/S3)
フランス空軍向け初期量産型。レーダーはRDM英語版、エンジンはスネクマM53-5を装備。
ミラージュ2000DA(ミラージュ2000C-S4/S5)
フランス空軍向け本格量産型。DAは『Defense Aerienne(防空)』の略で、防空能力を向上させている。レーダーはRDI、エンジンはスネクマM53-P2にそれぞれ変更されている。
ミラージュ2000B
機関砲を外してシートを増設した複座型。
ミラージュ2000D
後述のミラージュ2000Nをベースに、核兵器運用能力をオミットする代わりに通常兵器による対地攻撃能力を強化した戦闘爆撃機型。なお、フランス空軍以外のものは後述のミラージュ2000Eの複座型を示す。
ミラージュ2000E
ミラージュ2000Cの輸出型。RDMレーダーを搭載し、対地攻撃能力を強化。
ミラージュ2000N
ミラージュ2000Bに核弾頭搭載の巡航ミサイルASMPの運用能力を付与した、ミラージュIV後継の戦略爆撃機型。量産機ではエンジンは改良型のM53-P2を搭載し、従来より出力が1割ほど強化された。
ミラージュ2000R
偵察ポッドの運用を可能にしたタイプ。アラブ首長国連邦のみ採用。
ミラージュ2000-5
次世代型と呼ばれ、大幅な改良を施したマルチロール型。ミラージュ2000Nと同じ強化型エンジンを搭載し、新型のRDY英語版レーダーを装備し、MICAミサイルの運用能力を得たほか、コックピットグラスコックピット化。
ミラージュ2000-5 Mk.2
ミラージュ2000-5に、レーダー改良・航法装置の改良・データ処理能力の向上・電子戦能力の強化を施した型。アラブ首長国連邦向けのものはシステム構成が大きく異なるためミラージュ2000-9と呼ばれる。なお、レーダーは、RDY-2が搭載されている。
ミラージュ2000AT
ミラージュ2000-5 Mk.2をベースにレーダーや自衛機器を外した練習機型。計画のみ[8]
ミラージュ4000
ダッソーの社内企画による、機体を大型化しM53エンジンを双発で搭載した拡張型。空軍F-15海軍F-14のようなアメリカ合衆国製の高性能機に対抗して、当初から対外輸出を志向していた。大型戦闘機としては初となるCCV設計を導入するなど画期的な機体であったが、どの国・地域においても結局は不採用に終わる。

スペック編集

 
三面図
 
ミラージュ2000-5 Mk.2と搭載武装

採用国編集

運用国編集

 
運用国(青)
  •   フランス(315機)
    • ミラージュ2000C × 124(DAを含む。C全機、DA仕様に改修済。内37機を-5F仕様に改修)
    • ミラージュ2000B × 30
    • ミラージュ2000N × 75
    • ミラージュ2000D × 86
  •   アラブ首長国連邦(68機)
    • ミラージュ2000EAD × 22(RAD、DADを含む30機を-9仕様に改修)
    • ミラージュ2000RAD × 8
    • ミラージュ2000DAD × 6
    • ミラージュ2000-9 × 20
    • ミラージュ2000-9D x 12
  •   インド(59機)
    • ミラージュ2000H × 52(51機を-5 Mk.2仕様に改修予定)
    • ミラージュ2000TH × 7
  •   エジプト(20機)
    • ミラージュ2000EM × 16
    • ミラージュ2000BM × 4
  •   カタール(12機)
    • ミラージュ2000-5EDA × 9
    • ミラージュ2000-5DDA × 3
  •   ギリシャ(55機)
    • ミラージュ2000EG × 36(10機を-5 Mk.2仕様に改修)
    • ミラージュ2000BG × 4
    • ミラージュ2000-5 Mk.2 × 15(単座型10機、複座型5機。-5EG/BGとも呼ばれる)[26]
  •   中華民国(台湾)(60機)
    • ミラージュ2000-5Ei × 48
    • ミラージュ2000-5Di × 12
  •   ペルー(12機)
    • ミラージュ2000P × 10
    • ミラージュ2000DP × 2
  •   ブラジル(12機)
    • ミラージュ2000C × 10(フランス空軍の中古機。ブラジル空軍正式名F-2000C)
    • ミラージュ2000B × 2(フランス空軍の中古機。ブラジル空軍正式名F-2000B)

採用を取り消した国編集

  リビア
1983年チャドからの撤退と引き換えに最大100機の導入を打診したが、撤退を反故にしたため実現せず[8]
  ヨルダン
1988年に単座型のEJを10機、複座型のDJを2機発注したが、湾岸危機の際にイラクを支持したことで購入資金を出すサウジアラビアが援助を停止したため、取り消された[27]
  イラク
1990年にミラージュ2000-5を最大50機導入することを検討し契約寸前だったが、湾岸危機により実現せず[28]
  クウェート
イラクとほぼ同時期に、保有するミラージュF1を下取りしてもらい20機以上を導入する計画だったが、湾岸危機により実現せず[28]
  パキスタン
登場時から何度も売却交渉を行っているが、実現していない。ちなみにアラブ首長国連邦のミラージュ2000のパイロットや整備士のほとんどはパキスタン人であるという[28]

登場作品編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 本来無尾翼機は機首上げの際エレボンを上げなければならないため、離着陸の際揚力が減少しSTOL性能の悪化に繋がる
  2. ^ 無尾翼形式のデルタ翼機は、翼幅荷重が小さく、低速域では揚抗比が悪く、性能上の欠点となるのが、それ以前の通例であった。
  3. ^ F-16の操縦経験があるパイロットでさえ、空中戦をするなら迷わずミラージュ2000を選ぶというほどである[3]
  4. ^ 複座型のミラージュ2000BGMは、2003年と2011年に1機ずつが事故で失われており、残りの2機も構造寿命があまり残ってないため、改修は断念された[10]
  5. ^ F-16のエンジンを、GE J79ターボジェットエンジンに換装した機体。

出典編集

  1. ^ https://web.archive.org/web/20180310010155/https://www.highbeam.com/doc/1G1-173924270.html
  2. ^ 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』23p
  3. ^ 『週刊 ワールド・エアクラフト』No.189 デアゴスティーニ社 2003年
  4. ^ 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』62-63p
  5. ^ 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』63-64p
  6. ^ 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』66-67p
  7. ^ 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』67-68p
  8. ^ a b c 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』68p
  9. ^ Pubby, Manu (2019年2月27日). “How India's first air strike in Pakistani territory since 1971 unfolded”. The Economic Times. 2019年3月29日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m MILAVIA (2016年). “HAF 114 Combat Wing - Greek Delta Fighters' Home” (英語). 2020年6月19日閲覧。
  11. ^ a b Hellenic Air Force (2020年). “Mirage 2000 EGM/BGM” (英語). 2020年6月18日閲覧。
  12. ^ Hellenic Air Force (2020年). “135 Combat Group” (英語). 2020年6月20日閲覧。
  13. ^ “Turkish F-16 jet crashes after Greek interception”, Chicago Sun-Times (High beam), (9 October 1996), http://www.highbeam.com/doc/1P2-4362620.html .
  14. ^ “91-0023”, Aircraft Database (airframe details), F-16, http://www.f-16.net/f-16_fighting_falcon_airframe-3371.html 2008年5月18日閲覧。 .
  15. ^ Hellenic Air Force (2020年). “Mirage 2000-5” (英語). 2020年6月18日閲覧。
  16. ^ a b c Hellenic Air Force (2020年). “331 All Weather Squadron” (英語). 2020年6月18日閲覧。
  17. ^ Hellenic Air Force (2020年). “AM-39 EXOCET” (ギリシャ語). 2020年6月18日閲覧。
  18. ^ Hellenic Air Force (2020年). “332 All Weather Squadron” (英語). 2020年6月18日閲覧。
  19. ^ Hellenic Air Force (2020年). “MICA EM (Missile Interception Combat Autodefence)” (英語). 2020年6月18日閲覧。
  20. ^ Hellenic Air Force (2020年). “MICA IIR (Missile Interception Combat Autodefence)” (英語). 2020年6月18日閲覧。
  21. ^ Hellenic Air Force (2020年). “SCALP-EG” (ギリシャ語). 2020年6月18日閲覧。
  22. ^ a b TaiwanAirPower.org (2006年). “Dassault Mirage 2000-5Di/Ei” (英語). 2020年7月17日閲覧。
  23. ^ a b 中華民國空軍 (2018年). “二聯隊沿革” (中国語). 2020年7月17日閲覧。
  24. ^ a b c d MILAVIA (2013年). “The Mirage 2000 in Brazil” (英語). 2020年6月29日閲覧。
  25. ^ a b Força Aérea Brasileira (2020年). “Primeiro Grupo de Defesa Aérea completa 41 anos” (ポルトガル語). 2020年6月28日閲覧。
  26. ^ AFPBB News 2007/11/24:ギリシャ空軍、ミラージュ2000-5戦闘機を採用
  27. ^ 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』68-69p
  28. ^ a b c 『世界の名機シリーズ ダッソー ミラージュ2000』69p

参考文献・外部サイト編集

外部リンク編集