ミンタル(Mintal, 民多留)は、フィリピンミンダナオ島ダバオ郊外にある町。 戦前、主にアバカ(マニラ麻)の生産に従事する日本人移民がダバオで増え続け、住居の需要が増えたため、日本人が、ダバオ郊外に日本人町を造り、ここに人が留まるようにと、「民多留(みんたる)」と名づけた。日本人学校、日本領事館、病院、神社なども造られた。周辺にはアバカのプランテーションが広がっていた。 第二次世界大戦時に、ダバオは戦地となり、この時に亡くなられた方々の墓が、ミンタルの日本人墓地にある。