ミンミン (楽器)

2005年にアマチュアウクレレ奏者の川合ケンが考案し、楽器輸入卸業のHOSCOと共同で開発した3弦ギター

ミンミンは、2005年にアマチュアウクレレ奏者の川合ケンが考案し、楽器輸入卸業のHOSCO(有限会社細川)と共同開発をした3弦ギター。ギターと三線の特徴を併せ持ち、ギターのコードを指一本で押さえられる。スティック・ダルシマーストラムスティックBEGIN一五一会をヒントに制作された。 基本的なチューニングはCチューニング(3弦からC,G,C)で、弾きやすいキーはC、F、Cm、Am、Fm。また、DチューニングやBチューニング、ウクレレチューニングも可能である。

ミンミン
メーカー/ブランド HOSCO
構造
ボディタイプ 変形ギター
スケール長 590mm
フレット 19
材質
ボディ スプルース ナトー ローズウッド
カラーバリエーション
ナチュラル
その他
3弦からなるギターに近い日本生まれの楽器
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演奏方法はギターと同様にピックを使って行い、ストラップを使い肩から提げる形をとる。全長770mm、重量は470gと軽量で、厚さも3cm程度であり、子どもや高齢者など誰にでも扱い易い楽器とされている。小さいながらも、倍音豊かな独特のサウンドは、かなりの音量が出る。

価格は2万5千円程度と比較的安価だが、一五一会ほど知名度が高くないため、普及はしていない。間伐集成材を用いた「ミンミン-ECO(エコ)」とその組立キット、また同コンセプトの「ミンミン-ECOウクレレ」とその組立キットなどのバリエーションもある。

また、普及していない理由のひとつに楽譜や教則本がほぼ存在しないことがあった。しかし2021年頃からミンミンプレーヤーのFunkTheMinminにより、ブログや楽譜販売サイトPiascoreに資料が掲載されはじめた。

ゴンチチチチ松村が愛用している。

ミンミンという名称は「みんなの民族楽器」の略。


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