アガパンサス属(アガパンサスぞく、Agapanthus)は、単子葉植物の1つで、南アフリカ原産。日本では園芸用に球根が販売される。

アガパンサス属
ムラサキクンシラン Agapanthus africanus英語版
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
: アガパンサス属 Agapanthus
タイプ種
Agapanthus africanus
(L.) Hoffmanns.
en:Agapanthus africanus

分類 編集

APG IIでは、ネギ科ヒガンバナ科姉妹群であるアガパンサス科としてキジカクシ目に含められていたが、APG IIIではアガパンサス亜科としてヒガンバナ科にまとめられている。クロンキスト体系ではユリ科新エングラー体系ではヒガンバナ科に含められていた。

主な種 編集

およそ10種がある。

ムラサキクンシランAgapanthus africanus
単に「アガパンサス」というと通常は本種のこと。半耐寒性多年草で花期は6 - 7月頃。南アフリカ原産。

名前の由来 編集

「アガパンサス (Αγάπανθος)」はギリシャ語ἀγάπη(アガペー「愛」)と ἄνθος(アントス「花」)の2語の組み合わせであることから、花言葉は「愛」や「恋」にちなんだものが多い[1]

脚注 編集

  1. ^ 【7月の花】アガパンサス”. All About (2007年6月28日). 2012年6月8日閲覧。

外部リンク 編集