ムンディファーマ株式会社(Mundipharma K.K.)は、慢性疼痛、呼吸器疾患、消毒薬などを専門領域とする世界70か国以上でライセンシングネットワークを展開する製薬企業ムンディファーマ(Mundipharma)の日本法人。

ムンディファーマ株式会社
Mundipharma K.K.
種類 株式会社 (日本)/日本法人
本社所在地 日本の旗 日本
108-6019
東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟 19階
北緯35度37分39.6秒 東経139度44分31.3秒 / 北緯35.627667度 東経139.742028度 / 35.627667; 139.742028座標: 北緯35度37分39.6秒 東経139度44分31.3秒 / 北緯35.627667度 東経139.742028度 / 35.627667; 139.742028
設立 1991年12月12日
業種 医薬品
法人番号 1010401051763
事業内容 医薬品の研究・開発および製造・販売
代表者 辻󠄀 和美(代表取締役社長)
外部リンク jp.mundipharma.com
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ビジョン 編集

難治性・悪性疾患に対する革新的な治療薬を開発し、早く医療現場に提供していくことで、患者のQOLと延命に貢献すること。高い医療ニーズのある限られた領域で、このような治療薬を継続的に提供し、医療の進歩に貢献できる会社になる事を掲げている。

事業内容 編集

医薬品の研究・開発および製造・販売

日本国内主要製品(製造販売元) 編集

  • ポビドンヨード(殺菌消毒剤「イソジン®」)
  • プララトレキサート(抗悪性腫瘍剤 「ジフォルタ®注射液20mg」)
  • フォロデシン塩酸塩カプセル (抗悪性腫瘍剤/PNP阻害剤「ムンデシン®カプセル」)
  • 抗悪性腫瘍剤・放射性医薬品・放射標識抗CD20モノクローナル抗体(ゼヴァリン®静注用セット)
  • 全身麻酔剤(アネレム静注用50㎎)

企業沿革  編集

  • 1957年 -ムンディファーマAGを設立(スイス)
  • 1961年 - 提携を通じて殺菌消毒薬「イソジン®」を導入(日本市場参入の始まり)
  • 1989年 - 塩野義製薬株式会社との提携を通じて持続性癌疼痛治療剤を上市
  • 1991年 - 日本法人であるムンディファーマ株式会社を設立
  • 1994年 - 日医工株式会社との提携でキサンチン系気管支拡張剤(テオフィリン徐放錠)を上市
  • 2008年 - フォロデシン塩酸塩で厚生労働省の希少疾病医薬品指定を取得
  • 2011年 - 経皮吸収型持続性疼痛治療剤の製造販売承認を取得し、上市
  • 2014年 - プララトレキサートで厚生労働省の希少疾病医薬品指定を取得
  • 2016年
    • スペクトラム・ファーマシューティカルズ合同会社を吸収合併
    • 抗悪性腫瘍剤・放射性医薬品・放射標識抗CD20モノクローナル抗体(イブリツモマブ)を承継
    • イソジン®ブランド製品を承継、販売開始[1][2][3]
  • 2017年
    • 抗悪性腫瘍剤/PNP阻害剤(フォロデシン塩酸塩カプセル)の製造販売承認を取得、販売開始
    • 抗悪性腫瘍剤(プララトレキサート)の製造販売承認を取得、販売開始
  • 2020年
    • 全身麻酔剤(注射用レミマゾラムベシル酸塩)の製造販売承認を取得、販売開始
  • 2021年
    • 設立30周年

脚注 編集

  1. ^ イソジン®製品に関するムンディファーマへの製造販売承認移管のお知らせ』(プレスリリース)Meiji Seika ファルマ株式会社、2015年12月9日https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2015/detail/151209_01.html 
  2. ^ イソジン®ブランド製品の製造販売承認承継について』(プレスリリース)ムンディファーマ株式会社、2015年12月9日https://mundipharma.co.jp/476 
  3. ^ 「イソジン®」ブランド製品販売提携のお知らせ』(プレスリリース)ムンディファーマ株式会社、塩野義製薬株式会社、2015年12月9日https://mundipharma.co.jp/465 

外部リンク 編集