ムースジョー
カナダの都市
ムースジョー(英: Moose Jaw)は、カナダのサスカチュワン州の都市。州都レジャイナから西に77 kmの距離の、トランスカナダハイウェイ上にある。ムースジョー川に面している。
ムースジョー City of Moose Jaw | |
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市役所 | |
愛称: | |
サスカチュワン州内の位置 | |
座標:北緯50度23分36秒 西経105度33分07秒 / 北緯50.393333333333度 西経105.55194444444度座標: 北緯50度23分36秒 西経105度33分07秒 / 北緯50.393333333333度 西経105.55194444444度 | |
国 | カナダ |
州 | サスカチュワン州 |
行政区 | 第7区分 |
入植日 | 1882年 |
創設日 | 1903年 |
面積 | |
• 合計 | 46.82 km2 |
標高 | 440 m |
人口 (2011年) | |
• 合計 | 33,274人 |
• 密度 | 710.7人/km2 |
等時帯 | UTC-6 (CST) |
• 夏時間 | なし |
ISO 3166コード | CA-SK |
ウェブサイト |
moosejaw |
州内ではサスカトゥーン、州都レジャイナ、プリンス・アルバートに次ぐ第4の都市である。ムースジョーは付近の農業生産物の集積地として鉄道の重要交差地となっている。カナダ軍ムースジョー基地(CFB Moose Jaw)はNATO軍の飛行訓練基地であり、カナダ軍曲技飛行隊「スノーバーズ(Snowbirds)」の本拠地になっている。
歴史
編集この町はクリー族とアシニボイン族が避寒地として使用していた。ミズーリ高原が渓谷を守り温暖な風が吹き込む。さらに河川が狭く水が留まるため入植地として適当であった。伝統的な毛皮交易者やメティのバッファロー狩りが最初に定住した。
ムースジョー川とサンダークリークの交差地が、豊富な水源が蒸気機関車に適していると1881年にカナダ太平洋鉄道の建設地に選ばれた。1882年に入植が開始され、1903年に市制施行された[4]。カナディアン・ナショナル鉄道も通り、鉄道はこの町の開発にとても重要な役割を果たした。1883年に通年の水資源供給のためダムが建設された。
ムースジョー近辺の天候は曇天が少なく、1940年にはカナダ空軍と英連邦航空訓練計画の飛行訓練所としてムースジョー基地(RCAF Station Moose Jaw)が開設された。冷戦時代も引き続き訓練基地として活用され、カナダ軍曲技飛行隊「スノーバーズ(Snowbirds)」の本拠地になった。
経済
編集ムースジョーはカナディアン・ナショナル鉄道、カナダ太平洋鉄道が通っており、またトランスカナダハイウェイもあり交通の要所となっている。
交通
編集空港
編集- ムースジョー市立空港(Moose Jaw Municipal Airport):IATA、ICAO名なし
鉄道
編集公共交通
編集- ムースジョー交通局(Moose Jaw Transit):市バスを運行
道路
編集脚注
編集- ^ “Saskatchewan slang”. canada.com (Postmedia Network Inc.). (November 7, 2007). オリジナルの2012年11月9日時点におけるアーカイブ。 December 21, 2013閲覧。
- ^ “Tagline defies definition - Living - The Moose Jaw Times Herald”. Mjtimes.sk.ca (2009年4月1日). 2016年2月10日閲覧。
- ^ “Moose Jaw, Saskatchewan on”. Transcanadahighway.com. 2016年2月10日閲覧。
- ^ “Early History”. City of Moose Jaw. 2013年8月19日閲覧。