メハノ (Mehano) は、スロベニアイゾラに本社を置く模型玩具のメーカーである。主に玩具と鉄道模型を生産している。

概要・沿革 編集

1952年に創業した当時は、最初に製品化したパズルの商品名「メハノテフニカ」 (Mehanotehnika) を社名としていた。1953年6月に最初のパズル製品を市場に送り出した。当初は自社工場を持たなかったが、同年末に自社工場を設けた。1959年イゾラに工場を移し、1962年にはマテリヤ (Materija) にも工場を設けた。1971年、全てのぬいぐるみ製品はマテリヤ工場で生産されることになった。

1990年に「メハノテフニカ」から「メハノ」に社名が変更された。2008年11月に社員140-160人解雇することが発表され、工場閉鎖が懸念された。

2010年から未就学児向けの新シリーズとして「Preschool」シリーズがスタートした。その中の「My First Train」は、年少者向け鉄道玩具で、乾電池を電源とする簡素な機関車と、線路が組み込まれた板のセットである。「Intercity」「Country trip」 「Hello Kitty」の3種を展開する。

製品 編集

玩具 編集

ラップトップパソコン型のゲーム機「Electronic Learning aid」や、顕微鏡人体模型など科学教材の「Scentist」、電動タイプライター、鉄道玩具などを展開している。キャラクターは、ハローキティWinx Clubなどを使用している。

鉄道模型 編集

メハノの鉄道模型はアメリカ合衆国や西ヨーロッパの鉄道模型メーカーへのOEM生産から始まった。2007年にはドイツの高速列車ICE 3を製品化した。TGV Duplexタリスも生産されている。2007年にはハイエンドのSyntus 2-unit Alstom Lint 41を製品化した。2000年以降、高品質化が目覚しく子供から大人まで楽しめる製品を揃えている。

外部リンク 編集

  • Mehano 公式ウェブサイト