モプティ州
モプティ州(モプティしゅう、Mopti Region)は、マリ共和国の州。州都はモプティ。
モプティ州 La région de Mopti | |
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位置 | |
管理 | |
国: |
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州都: | モプティ |
知事: | - |
圏: | 8 |
コミューン: | 108 |
人口統計 | |
人口(2009年) • 人口密度: |
2,037,330人 • 26人/km² |
地理 | |
面積: | 79,017 km² |
等時帯: | WAT(UTC+0) |
ISO 3166-2: | ML-5 |
歴史編集
モプティ州の地域は、1820年にはマシーナ帝国の支配下に入った。その後トゥクロール帝国の支配下に入った。
19世紀末にはフランス領となった。
地理編集
マリ中央部に位置し、北をトンブクトゥ州、南をブルキナファソ、西をセグー州と接する。 ニジェール川が州の中央部を貫流しており、最大の支流であるバニ川が州都モプティでニジェール川と合流する。そのため、州中央部は広大な内陸デルタ地帯となっている。マリ最高峰である標高1153mのオンボリ山もモプティ州にある。気候的には、モプティ州は全域がサヘルに属する。
住民編集
住民はバンバラ人、フラニ人、ドゴン人、ソンガイ人、ボゾ人が多い。州東部にはバンディアガラの断崖があり、ドゴン人が多く住む。
交通機関編集
モプティには空港がある。ニジェール川は交通の大動脈となっており、増水期には西のクリコロやセグー、東のトンブクトゥやガオまで船が就航する。
産業編集
この地域は灌漑農業が盛んで、ニジェール川の漁業や内陸デルタの稲作も行われている。
観光地としては、世界遺産であるジェンネの泥のモスクやバンディアガラの断崖に住むドゴン人の集落などがあり、世界中から観光客が訪れる。
行政区画編集
モプティ州の圏
モプティ州は、8圏に分かれている。
- バンディアガラ圏 --- バンディアガラ
- バンカス圏 --- バンカス
- ジェンネ圏 --- ジェンネ
- ドゥエンツァ圏 --- ドゥエンツァ、オンボリ
- コロ圏 --- コロ
- モプティ圏 --- モプティ、セーヴァレー、コンナ
- テネンクー圏 --- テネンクー
- ユーワルー圏 --- ユーワルー
2001年時点の人口は2,037,330人。