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モルス・プリンシピアム・エストMors Principium Est)は、フィンランドメロディック・デスメタルバンドである。バンドの中心メンバーであったヨリ・ハウキオが脱退した2006年以降、ギタリストの入れ替えが激しい。

モルス・プリンシピアム・エスト
Mors Principium Est
Mors Principium Est.jpg
2007年
基本情報
出身地  フィンランド 西スオミ州
サタクンタ県 ポリ
ジャンル メロディックデスメタル
活動期間 1999年 -
レーベル リスナブル・レコード
AFMレコード
アヴァロン・レーベル
事務所 ライジング・タレント・エージェンシー 欧州
コンチネンタル・コンサーツ・USA 米州
公式サイト www.morsprincipiumest.com
メンバー ヴィレ・ヴィルヤネン(ボーカル
テーム・ヘイノラ(ベース
アンディ・ギリオン(ギター
旧メンバー ヨリ・ハウキオ(ギター、プログラミング
ヤルコ・コッコ(ギター)
カッリ・クイスマ(ギター)
トミー・ライスト(ギター)
トム・ガーディナー(ギター)
カッレ・アールトネン(ギター)
アンドヒ・チャンドラー(ギター)
ケヴァン・ヴァーレイ(ギター)
トニ・ニュメリン (キーボード)
ヨーナ・クッコラ(キーボード)
ミッコ・シポラ(ドラムス

バンド名は、ラテン語で、「Death is just the beginning.(は始まりに過ぎない。)」の意味[1]

目次

略歴編集

1999年にヨリ・ハウキオ(G,Vo)、ヤルコ・コッコ(G)、トニ・ニュメリン(Key)を中心に結成。その後、ミッコ・シポラ(Ds)が加入。ベーシストが不在であったが、活動を本格化する。2000年に、それまでボーカリストを兼任していたヨリ・ハウキオがギター専念のため、ボーカリストとしてヴィレ・ヴィルヤネン(Vo)が加入。翌2001年に2年間不在だったベーシストとしてテーム・ヘイノラ(B)が加入。また同年に、一度ヤルコ・コッコがバンドを解雇されたが、結局同年中に元の鞘に納まった[2]

2002年リスナブル・レコードとアルバム3枚分の契約を結ぶ。2003年に1stアルバム『Inhumanity』をリリースしデビュー。1stアルバムリリース後、トニ・ニュメリンが脱退しヨーナ・クッコラ(Key)が加入した。2005年に2ndアルバム『The Unborn』をリリースした。

2006年に3rdアルバム『Liberation = Termination』をレコーディング。レコーディング後、バンドの中心メンバーで、それまで楽曲のほとんどを作曲していたヨリ・ハウキオが脱退する。脱退の原因は、ヨリがバンドをビジネスとすることにストレスを感じるようになったためで、リスナブル・レコードとの契約が満了したことを区切りに脱退した[2]。後任として、カッリ・クイスマ(Rhythm G)が加入した[2]2007年に3rdアルバム『Liberation = Termination』をリリースした。リリース時点で既にヨリ・ハウキオは脱退していたが、クレジットにはヨリ・ハウキオの名前は記載された。またこのアルバムにミッコ・シポラは参加しておらず、全てのドラムパートは、マルコ・トンミラによって演奏されている。

2007年4月に、バンド活動への熱意が無くなったとしてヨーナ・クッコラが脱退した[2]。また、ヘイトフォームギタリスト、トミー・ライスト(G)が加入した[2]。これらに併せて、今後はキーボードなしで活動していくこと、ヤルコ・コッコは、今後ライブには出演せず、スタジオのみで活動すると発表された。

2008年8月に、カッリ・クイスマが脱退し、トミー・ライストと共にヘイトフォームで活動しているトム・ガーディナー(G)が加入した[2]。のちにヴィレ・ヴィルヤネンは、カッリはフルタイムメンバーの形式をとっていたが、ほとんどセッションメンバーに近い状態だったと語っている[2]。翌2009年3月にトムが僅か7ヶ月で脱退し、後任としてカッレ・アールトネン(G)が加入した[2]。同年中にはオリジナルメンバーの一人で、2007年からはスタジオのみ参加となっていたヤルコ・コッコも脱退した[2]。ヤルコ・コッコの脱退で、結成に参加したメンバーは全員脱退してしまった。後にヴィレ・ヴィルヤネンは、ヤルコがスタジオ参加のみと発表されて以降、ヤルコがバンド活動に携わったことはなく、ほとんど解雇の形で脱退してもらったと語っている[2]

2011年3月に、トミー・ライスト及びカッレ・アールトネンの2名が脱退[2]。2名の脱退は、両人にそれぞれメインのバンドがあり[注釈 1]、そちらでの活動に専念するためであった[2]。バンドはギタリストをインターネットで募集[2]。約200人ほどの応募があり、4月末にイギリス人ギタリスト、アンディ・ギリオン(G)が、9月末にはニュージーランド人ギタリスト、アンドヒ・チャンドラー(G)[注釈 2]が加入した[2]

2012年4月末、ドイツAFMレコードと契約したことが発表された。同年12月、5年ぶりに4thアルバム『...and Death said live』をリリース。2013年アメリカオリジンがヘッドライナーの『Extreme Death Feast Vol.1』で初来日[3]

2014年元日、5月より5thアルバムのレコーディングに入ることが発表された[4]。また、1月中ごろアンドヒ・チャンドラーの脱退が発表された[5]。脱退の理由は、アンドヒが個人的な事情でニュージーランドに帰国しなければならなくなったためであるとのこと[5]。この発表に合わせて、フランス人ギタリスト、ケヴァン・ヴァーレイ(G)の加入が発表された[5]。ケヴァン・ヴァーレイは、既に2013年の日本ツアーやヨーロッパツアーで、アンドヒ・チャンドラーの代わりにセッションとして参加していた[5]。同年12月、5thアルバム『Dawn of the 5th Era』をリリース。ヘッドライナーとして来日公演を行う。

2015年8月には6thアルバムの制作に入ることが発表された[6]が、12月には前年に加入したギタリスト、ケヴァン・ヴァーレイの脱退が発表された[7]。脱退の原因は、フランス在住のケヴァンが、フィンランドを拠点に活動しているバンドに継続的に参加することが難しかったためである。脱退発表の時点で後任はまだ決まっておらず、まずは6thアルバム制作に注力するとバンド側は発表していた[7]2017年2月、6thアルバム『Embers of a Dying World』をリリース[8]。またリリースと同じ月に、ドラマーのミッコ・シポラの脱退が発表された[9]。脱退が近い時期には、ミッコはツアーに参加しないようになっており、代わりにイーロ・アイットコスキがライヴセッションを務めていた[9]。ミッコ自身も脱退の発表の中で、ツアーに参加することが出来ないことに加えて、自身の衰えを感じ始めたことや他のメンバーの重荷になりたくないという思いから脱退を決意したと語っている[9]。ただし、完全にバンドを離れるわけではなく、これからもバンドのサポートを行っていくとも述べている[9]。ライヴには、引き続きイーロ・アイットコスキがセッションとして参加する[9]。6月には、アンディ・ギリオンがライヴに参加できないため、セッションメンバーとして、トニ・"ヒッピー"・ティエアホが参加することが発表された[10]

メンバー編集

メンバー編集

Depressed Modeではギタリストとして活動している。
イギリス出身。加入後は、バンドのメインコンポーザーになっている。

旧メンバー編集

3rdアルバム『Liberation = Termination』まで、バンドのメインコンポーザーだった。
ヴィレ・ヴィルヤネンが加入する2000年までは、ボーカルを兼任していた。
デプレスド・モードに、2006年から2009年までチェリストとして加入していた。他の複数のヘヴィメタルバンドの音源にもチェリストとしてゲスト参加している。
  • ヤルコ・コッコ (Jarkko Kokko) - ギター(1999年 - 2001年、2001年 - 2009年)
2007年以降、ライブには参加しなかった。
  • カッリ・クイスマ (Karri Kuisma) - リズムギター(2006年 - 2008年)
  • トミー・ライスト (Tomy Laisto) - ギター(2007年 - 2011年)
ヘイトフォームでも活動中。
  • トム・ガーディナー (Tom Gardiner) - ギター(2008年 - 2009年)
ソリューション .45ヘイトフォームエッセンス・オヴ・ソロウでも活動中。
  • カッレ・アールトネン (Kalle Aaltonen) - ギター(2009年 - 2011年)
  • アンドルー・"アンドヒ"・チャンドラー (Andrew "Andhe" Chandler) - ギター(2011年 - 2014年)
ニュージーランド出身。
  • ケヴァン・ヴァーレイ (Kevin Verlay) - ギター(2014年 - 2015年)
フランス出身。2013年の日本ツアー、ヨーロッパツアーにセッション参加していた。
  • トニ・ニュメリン (Toni Nummelin) - キーボード(1999年 - 2003年)
  • ヨーナ・クッコラ (Joona Kukkola) - キーボード(2003年 - 2007年)
  • ミッコ・シポラ (Mikko Sipola) - ドラムス(1999年 - 2017年)
3rdアルバムLiberation = Termination』には不参加。

セッションメンバー編集

  • マルコ・トンミラ (Marko Tommila) - ドラム
3rdアルバム『Liberation = Termination』の全てのドラムパートを担当。
  • ケヴァン・ヴァーレイ (Kevin Verlay) - ギター
2013年の日本ツアー、ヨーロッパツアーに参加。後に正式メンバーとして加入。
  • イーロ・アイットコスキ (Iiro Aittokoski) - ドラム
2016年よりライヴセッションとして参加。
  • トニ・"ヒッピー"・ティエアホ (Toni "hippie" Tieaho) - ギター
2017年のNummirockとSummer Breeze festivalにアンディ・ギリオンの代役として参加。
  • ラウリ・ウンキラ (Lauri Unkila) - ギター
2018年よりライヴセッションとして参加。

タイムライン編集

 

ディスコグラフィ編集

アルバム編集

  • インヒューマニティー (Inhumanity) (2003年)
  • ジ・アンボーン (The Unborn) (2005年)
  • リベレイション=ターミネイション (Liberation = Termination) (2007年)
  • アンド・デス・セッド・リヴ (...and Death said live)(2012年)
  • ドーン・オヴ・ザ・フィフス・エラ (Dawn of the 5th Era) (2014年)
  • エンバーズ・オヴ・ア・ダイイング・ワールド (Embers of a Dying World)(2017年)

注釈編集

  1. ^ トミー・ライストはヘイトフォーム、カッレ・アールトネンがリタリアトリー・メージャーズで活動を続けた。
  2. ^ 通常、Andheはアンデュと書かれるが、モルス・プリンシピアム・エストの活動においては、アンドヒという発音で行うことにした。

脚注編集

  1. ^ 『Reberation = Termination』日本盤ライナーノーツ
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 奥野高久 (2012年). “アンド・デス・セッド・リヴ” (日本語) (CDライナー). 「...and Death Said Live」. モルス・プリンシピアム・エスト. 日本東京都新宿区: アヴァロン・レーベル. MICP-11073. 
  3. ^ http://www.facebook.com/pages/Extreme-Death-Feast/ 2013年4月27日閲覧。
  4. ^ https://www.facebook.com/MPEofficial/posts/10151950027713381?stream_ref=10 (2014年1月1日) 2014年1月13日閲覧。
  5. ^ a b c d https://www.facebook.com/MPEofficial/posts/10151974687078381?stream_ref=10 (2014年1月12日) 2014年1月13日閲覧。
  6. ^ http://www.morsprincipiumest.com/ 2015年12月13日閲覧。
  7. ^ a b https://www.facebook.com/MPEofficial/posts/10153532777918381 2015年12月13日閲覧。
  8. ^ Mors Principium Estさんがカバー写真を変更しました。”. Mors Principium Est Official Facebook (2016年11月10日). 2017年1月14日閲覧。
  9. ^ a b c d e And some sad news.”. Mors Principium Est Official Facebook (2017年2月21日). 2017年1月14日閲覧。
  10. ^ Unfortunately Andy can not play at the...”. Mors Principium Est Official Facebook (2017年6月12日). 2017年6月25日閲覧。

外部リンク編集