モンキー・ビジネス (映画)
『モンキー・ビジネス』(Monkey Business)は、1952年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はハワード・ホークス、出演はケーリー・グラントとジンジャー・ロジャースなど。研究用のチンパンジーのいたずらによって偶然にできた若返りの薬をめぐる騒動を描いている。日本劇場未公開。
モンキー・ビジネス | |
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Monkey Business | |
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監督 | ハワード・ホークス |
脚本 |
ベン・ヘクト チャールズ・レデラー I・A・L・ダイアモンド |
原案 | ハリー・シーガル |
製作 | ソル・C・シーゲル |
出演者 |
ケーリー・グラント ジンジャー・ロジャース チャールズ・コバーン マリリン・モンロー |
音楽 | リー・ハーライン |
撮影 | ミルトン・クラスナー |
編集 | ウィリアム・B・マーフィー |
製作会社 | 20世紀フォックス |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
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上映時間 | 97分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
ストーリー編集
バーナビー・フルトン博士(ケーリー・グラント)は、ある化学薬品会社で若返りの薬を研究している化学者。ある日、実験用の猿が檻から抜け出し、好き勝手に調合した薬を飲料水のタンクに入れてしまう。そうとは知らないフルトン博士は、自分で調合した薬を試しに飲んだ際、あまりの苦さにそのタンクの水を飲んでしまう。すると急に10代の若者のような言動を取るようになったことから、フルトン博士とオクスレイ社長(チャールズ・コバーン)は、水を飲む前に口にした薬に若返りの効果があると勘違いする。
薬の効果が切れて元に戻ったフルトン博士が追実験を行なおうとすると、そこに同席していた妻エドウィナ(ジンジャー・ロジャース)が自分が実験台になったほうが良いと提案。実際に薬を飲んでみるが、あまりの苦さにやはりタンクの水を飲んでしまう。するとエドウィナも、フルトン博士の場合と同様、10代の少女のような言動を取り始める。しかし、エドウィナのあまりに突飛な言動にフルトン博士は振り回され、散々な目に遭ってしまう。
キャスト編集
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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テレビ版 ()内は追加収録担当 | ||
バーナビー・フルトン博士 | ケーリー・グラント | 小林修 (堀内賢雄) |
エドウィナ・フルトン | ジンジャー・ロジャース | 中西妙子 (麻生侑里) |
オリヴァー・オクスレイ社長 | チャールズ・コバーン | 塩見竜介 |
ロイス・ローレル | マリリン・モンロー | 向井真理子 |
ハンク・エントウィッスル | ヒュー・マーロウ | 細井重之 |
ジェローム・キッツェル博士 | アンリ・レトンダル | |
ゾルデック博士 | ロバート・コーンスウェイト | |
G・J・カルヴァリー | ラリー・キーティング | |
ブルンナー博士 | ダグラス・スペンサー | |
ラインランダー夫人 | エスター・デイル | |
リトル・インディアン | ジョージ・ウィンスロウ |
- 日本語吹替 - 過去に地上波放送された際に製作されたもの。
作品の評価編集
Rotten Tomatoesによれば、25件の評論のうち高評価は88%にあたる22件で、平均点は10点満点中6.92点となっている[3]。
出典編集
- ^ “モンキー・ビジネス”. WOWOW. 2020年5月9日閲覧。
- ^ “モンキー・ビジネス[吹替補完版]”. 2017年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月26日閲覧。
- ^ “Monkey Business (1952)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年10月26日閲覧。
外部リンク編集
- ウィキメディア・コモンズには、モンキー・ビジネス (映画)に関するカテゴリがあります。
- モンキー・ビジネス - allcinema
- モンキー・ビジネス - KINENOTE
- Monkey Business - オールムービー(英語)
- Monkey Business - インターネット・ムービー・データベース(英語)