モンゴル自由連盟党
モンゴル自由連盟党(モンゴルじゆうれんめいとう、モンゴル語:ᠮᠣᠩᠭᠣᠯ ᠦᠨ
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ᠨᠠᠮ 転写:Moŋɣol-un erke cilöge qolboɣan-u nam、Монголын эрх чөлөө холбооны нам、英語: Mongolian Liberal Union Party)は日本の大阪府で結成されたモンゴル人の組織[1]。代表はオルホノド・ダイチン[2]。
設立 | 2006年 |
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目的 | 蒙古族に対する中国政府の抑圧・弾圧を止めさせること。 |
本部 |
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公用語 | 日本語・モンゴル語・英語 |
重要人物 | オルホノド・ダイチン(代表) |
関連組織 | 日本ウイグル協会、内モンゴル人民党、頑張れ日本!全国行動委員会。 |
ウェブサイト | モンゴル自由連盟党公式サイト |
概要編集
2006年12月、中国共産党支配地域の全権独立を主旨として日本の大阪府でモンゴル人によって設立される[1]。他のモンゴル人の団体組織と異なり、「内モンゴル」の名称を団体名にあえて付さないこととしている[1]。モンゴル自由連盟党によると「内モンゴル」とは中国政府がつけた名称であることや、弾圧されているモンゴル民族は内モンゴル自治区以外の地域にも大勢いることを理由としている[1]。
主な活動編集
チベットや東トルキスタンなどの中国共産党によってモンゴル人同様に弾圧されている民族による抗議デモ活動などに合流して積極的な活動を行っている[1]。
2008年4月26日、北京オリンピックの聖火リレーが長野市に来た際にはチベット ・ウイグル支援者らと共に中国に対して抗議活動を行なった。
また、ヨーロッパにも支部が設立され、内モンゴル人民党やヨーロッパ人とともに中国共産党による弾圧に対する抗議デモ活動を行っている[1]。
モンゴル自由連盟党の活動には日本人からも支援が行われており、高田純などが共闘している[4]。
2011年1月8日、中国政府によって連れ去られた南モンゴル民主連盟代表のハダを解放するよう世界同時抗議活動を行い、日本では日本人やウイグル人とともに中国大使館に抗議活動を行った[5]。この日以外にも中国大使館に対して抗議を行ったことがある[6]。
脚注編集
- ^ a b c d e f モンゴル自由連盟党 日本支部. “モンゴル自由連盟党とは?”. モンゴル自由連盟党. 2010年11月22日閲覧。
- ^ Business Media 誠:ニッポンの紛争地帯をゆく・新連載スタート:なぜ中国大使館前の抗議は「定員5名」なのか (3-5)
- ^ “【頑張れ日本】11.6 自由と人権アジア連帯集会・記者会見[桜H22/11/8]”. 日本文化チャンネル桜 (2010年11月8日). 2010年12月14日閲覧。
- ^ 高田純. “中国共産党の非道に抗議する南モンゴルデモへのメッセージ”. モンゴル自由連盟党. 2010年11月22日閲覧。
- ^ “中国政府はハダ氏と家族を釈放せよ!南モンゴル世界同時抗議”. 日本ウイグル協会 (2011年1月8日). 2011年1月8日閲覧。
- ^ Business Media 誠:ニッポンの紛争地帯をゆく・新連載スタート:なぜ中国大使館前の抗議は「定員5名」なのか (1-5)