モーテル・ショット

デラニー&ボニーのアルバム

モーテル・ショット』(Motel Shot)は、アメリカ合衆国の夫婦デュオ、デラニー&ボニーが「デラニー&ボニー&フレンズ」名義で1971年に発表したスタジオ・アルバムアコースティック楽器が多用された音楽性で、音楽評論家のJames Chrispellはallmusic.comにおいて「MTVアンプラグドの現象が起きるより何十年も前に、デラニー&ボニーはこうしたアコースティックの流儀で、アルバム1枚を満たすだけの曲を録音した」と評している[2]

モーテル・ショット
デラニー&ボニースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル アトコ・レコード
プロデュース デラニー・ブラムレット
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 65位(アメリカ[1]
  • デラニー&ボニー アルバム 年表
    デラニーよりボニーへ
    (1970年)
    モーテル・ショット
    (1971年)
    D&Bトゥゲザー
    (1972年)
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    解説編集

    アルバムのクレジットでは、デラニー・ブラムレットとボニー・ブラムレットを含めると16人のミュージシャンの名前が記載されているが、それ以外にジョー・コッカーもレコーディングに参加しており[3][4]、また、エリック・クラプトンスティーヴン・スティルスも参加したといわれる[3]。「カム・オン・イン・マイ・キッチン」はPayne作とクレジットされているがロバート・ジョンソンのカヴァーで[3]、この曲とトラッド・ソングの「フィーリング・バッド」は、前スタジオ・アルバム『デラニーよりボニーへ』(1970年)でもメドレーの一部として取り上げられていた[5]。ボニー・ブラムレットは、本作のクレジットにおいて「私がこのセッションで感じたことの半分でも、誰かがこのアルバムから感じてくれれば嬉しい」というメッセージを寄せている。

    本作からは「愛の歌は永遠に」がシングル・ヒットしており、デラニー&ボニーのシングルとしては最高位の全米13位に達した[1]ニュー・シーカーズ英語版は、1971年にこの曲のカヴァーをシングルとして発表しており[6]、ニュー・シーカーズのヴァージョンは全英シングルチャートで5週連続2位という大ヒットを記録した[7]

    収録曲編集

    1. ソウルは死なず "Where the Soul Never Dies" (Traditional) – 3:24
    2. ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン "Will the Circle Be Unbroken" (Traditional) – 2:42
    3. ロック・オブ・エイジ "Rock of Ages" (Traditional) – 2:17
    4. ロング・ロード・アヘッド "Long Road Ahead" (Delaney Bramlett, Bonnie Bramlett, Carl Radle) – 3:25
    5. 色あせた恋 "Faded Love" (Bob Willis, Johnnie Wills) – 4:03
    6. トーキン・アバウト・ジーザス "Talkin' about Jesus" (Traditional) – 6:51
    7. カム・オン・イン・マイ・キッチン "Come on in My Kitchen" (Payne) – 2:41
    8. ドント・ディシーヴ・ミー "Don't Deceive Me (Please Don't Go)" (Chuck Willis) – 3:54
    9. 愛の歌は永遠に "Never Ending Song of Love" (D. Bramlett) – 3:20
    10. シング・マイ・ウェイ・ホーム "Sing My Way Home" (D. Bramlett) – 4:02
    11. フィーリング・バッド "Goin' Down the Road Feelin' Bad" (Traditional) – 5:12
    12. ロング・ウェイ・フロム・ホーム "Lonesome and a Long Way from Home" (D. Bramlett, B. Bramlett, Leon Russell) – 3:55

    参加ミュージシャン編集

    脚注・出典編集