モーニング (漫画雑誌)

日本の漫画雑誌

モーニング』は、講談社発行の週刊漫画雑誌1982年9月9日号を創刊号として、隔週誌として創刊され(当初の誌名は『コミックモーニング』)、1986年4月から週刊化された。毎週木曜日発売。

モーニング
ジャンル 漫画雑誌
読者対象 高校生〜60代
刊行頻度 週刊(毎週木曜日)[1]
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 400円
出版社 講談社
編集部名 モーニング編集部
発行人 林田慎一郎
編集長 三浦敏宏
刊行期間 1982年(1982年9月9日号) - 刊行中
発行部数 14万867部(2021年1月 - 3月日本雑誌協会調べ)
レーベル モーニングKC
姉妹誌 月刊モーニングtwo
ウェブサイト モーニング公式サイト
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概要編集

創刊時はちばてつやバロン吉元川崎のぼる永井豪水島新司谷口ジロー成田アキラ本宮ひろ志ジョージ秋山畑中純さだやす圭永松潔能條純一たかもちげんわたせせいぞうかわぐちかいじすがやみつる尾瀬あきら、および池上遼一六田登いわしげ孝山本おさむ池沢さとし大島やすいちや、現在も『モーニング』の連載陣の一翼を担っている弘兼憲史うえやまとちといったベテラン執筆陣によって支えられた、いわゆる「大人漫画」の構成の特徴を持っていた。

現在はストーリー漫画4コマ漫画などを中心とする型破りな作風で話題を呼ぶ作品を輩出しており、ドラマの原作となる作品が多い。また成人が働く、さまざまな職業をありのままに描いた「職業漫画」が多いのも特徴の一つ。1990年代を通して、青年漫画のジャンルで漫画界をリードしている。

同時に『アフタヌーン』『イブニング』は本誌の増刊号から出発しており、それぞれの誌名の由来となっている。掲載作品がこれらの姉妹誌の間で移籍することも多い。かつては、『モーニングパーティー増刊』『モーニングカラフル増刊』『モーニングマグナム増刊』『モーニング新マグナム増刊(現・『イブニング』)』『別冊モーニング』という増刊号も存在した。現在は、『月刊モーニングtwo』を増刊号として発行中(前身の『モーニング2』1周年記念の際に小学館の『月刊IKKI』とコラボレーションを展開した)。

またインターネット上での展開では、1997年ウェブコミック誌MORNING ONLINE』が開設されている。内容は講談社の漫画雑誌に掲載された作品の再配信と描き下ろし作品で構成されており、企業が配信するウェブコミック誌のさきがけとなった。なお『MORNING ONLINE』は1999年に定期配信を終了するが、2000年に『e-manga』として再度定期配信を開始し、2008年まで更新されていた。その他、これとは別に『モーニング』公式サイト内でも2008年頃よりウェブコミックを配信している。

Dモーニング編集

週刊Dモーニング』は、『モーニング』の電子版である[2]。毎週木曜午前0時に配信[3]

サブスクリプション方式を取っており、利用には、有料会員登録、月額利用料500円(税込)を必要とする[3]

紙媒体の『モーニング』とは、一部内容が異なり、『バガボンド』などは掲載されていないが、『あせとせっけん』『MOGUMOGU食べ歩きくま』『テロール教授の怪しい授業』など本誌でしか読めない作品もある[2]

”毎日連載”企画のマンガは、有料会員は公開中の話は読み放題となる[2]。毎日午前0時配信[3]

掲載作品編集

2022年11月10日(2022年50号)現在連載中の作品。

毎週連載編集

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
くつきんくははクッキングパパ うえやまとちうえやまとち 1985年15号
とりはんとりぱん とりのなんことりのなん子 2005年21号
しやいあんときりんくGIANT KILLING つちともツジトモ つなもと まさや綱本将也(原案・取材協力)  2007年6号
はとるすたていいすバトルスタディーズ なきほくろなきぼくろ 2015年6号
このかいしやにすきなひとかいますこの会社に好きな人がいます えのもと あかまる榎本あかまる 2019年14号
ねこおく猫奥 やまむら ひかし山村東 2020年8号
りえそんことものこころしんりようしよリエゾン -こどものこころ診療所- よんちやんヨンチャン たけむら ゆうさく竹村優作(原作)
すきやま としろう杉山登志郎(取材協力)
2020年14号
ほおるはあくてつかまえてボールパークでつかまえて! すか たつろう須賀達郎 2020年40号
やいてるふたり焼いてるふたり はなつか しおりハナツカシオリ 2020年43号
あんめつとあるのうけかいのにつきアンメット-ある脳外科医の日記- おおつき かんと大槻閑人 こしか ゆする子鹿ゆずる(原作) 2021年2・3合併号
ついすてつとしすたあすツイステッド・シスターズ やました かすみ山下和美 2021年29号
たあういんくらふダーウィンクラブ あかと あお朱戸アオ 2021年30号
けいしちようそうしふうたろうめいしけきしよう警視庁草紙 -風太郎明治劇場- あすま なおき東直輝 やまた ふうたろう山田風太郎(原作) 2021年41号
かくやのとなくん楽屋のトナくん やへ たろう矢部太郎 2021年42号
かんたいのしえふ艦隊のシェフ はきわら れいし萩原玲二 いけた くにひこ池田邦彦(原作)
ふした まさお藤田昌雄(原作)
2021年43号
よしわらふらとにつく吉原プラトニック おきもと しゆうオキモト・シュウ ふしかわ よつは藤川よつ葉(企画・原案) 2021年51号
かくさんガクサン さはら みは佐原実波 2022年1号
くろはくふつかんみかつきよかいふつとおとれ黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ ふした かすひろ藤田和日郎 2022年15号
おとれししとうけん踊れ獅子堂賢 つねき ねたろう常木寝太郎 2022年16号
またきかんなあマタギガンナー ふあん あるはらんJuan Albarran ふしもと しようし藤本正二(原作) 2022年24号
ゆめてふものはたのみそめてきていとりいむひりいはあす夢てふものは頼みそめてき
Daydream Believers
はいた こうこう灰田高鴻 2022年32号
しくしりんかあのねこシクジリンガーの猫 てらおかけんしようてらおか現象 2022年36・37合併号
へいわのくにのしまさきへ平和の国の島崎へ せしも たけし瀬下猛 はまた こうてん濱田轟天(原作) 2022年36・37合併号
えいていいんえいてい80=18 いわふち りゆうこ岩淵竜子 2022年40号
しとりのしよおううしかまちこさいこのしゆさいジドリの女王
〜氏家真知子 最後の取材〜
とうてむほおるトウテムポール 2022年41号
きようもへらんたて今日もベランダで いとかわ いつせい糸川一成 2022年42号
てれわあくよたはなしテレワァク与太話 やまた きんてつ山田金鉄 2022年49号
りはあへつとリバーベッド あおい ぬぬ青井ぬぬ いそへ りよう磯部涼(原作) 2022年51号

隔週連載編集

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
うちゆうきようたい宇宙兄弟 こやま ちゆうや小山宙哉 2008年1号 当初は毎週連載
しようきようせいかつろくいちしよう上京生活録イチジョウ みよし ともき三好智樹
せと よしあき瀬戸義明
はきわら てんせい萩原天晴(原作)
ふくもと のふゆき福本伸行(協力)
2021年8号 カイジ』シリーズのスピンオフ作品
当初は毎週連載
てきんのもくら出禁のモグラ えくち なつみ江口夏実 2021年19号 当初は毎週連載
しやかいとりしまりやくしまこうさく社外取締役 島耕作 ひろかね けんし弘兼憲史 2022年17号 『島耕作』シリーズの続編

月一連載編集

その他(不定期)編集

モアイWebオリジナル連載作品編集

休載中編集

過去の連載作編集

あ行編集

か行編集

さ行編集

た行編集

な行編集

は行編集

ま行編集

や行編集

ら行編集

わ行、ん編集

漫画以外編集

更新が終了したモーニング公式サイト連載作品編集

『モアイ』開設後に開始し終了した作品。

旧モーニング公式サイトより継続後に終了した作品。

更新が終了したDモーニングオリジナル連載作品編集

映像化作品編集

アニメ化編集

テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
ハートカクテル 1986年-1988年 メルヘン社 OVAあり
ホワッツマイケル 1988年-1989年 スタジオ古留美
アニメフレンド
きのプロ
スタジオジュニオ
スタジオエニィワン
スタジオ童夢
シャフト
ランダム
ACプロダクション
OVAあり
クッキングパパ 1992年-1995年 サンシャインコーポレーション
ああ播磨灘 1992年 イージー・フイルム
ツヨシしっかりしなさい 1992年 スタジオコメット 映画あり
沈黙の艦隊 1996年 サンライズ OVAあり
逮捕しちゃうぞ 1996年-1997年(第1期) スタジオディーン OVA、映画あり
1999年(特別編1)
2001年(第2期)
2002年(特別編2)
2007年-2008年(第3期)
デビルマンレディー 1998年-1999年 キョクイチ東京ムービー
プラネテス 2003年-2004年 サンライズ
ジパング 2004年-2005年 スタジオディーン
働きマン 2006年 ぎゃろっぷ
エレキング 2007年 瑞鷹
チーズスイートホーム 2008年(第1期) マッドハウス
2009年(第2期)
2016年-2017年(第3期) マーザ・アニメーションプラネット
2018年(第4期)
蒼天航路 2009年 マッドハウス
GIANT KILLING 2010年 スタジオディーン
へうげもの 2011年-2012年 ビィートレイン
課長島耕作 2011年 蛙男商会DLE ユルアニ?』(日本テレビ)の1作として放送
宇宙兄弟 2012年-2014年 A-1 Pictures 映画あり
ゴン 2012年-2013年(第1期) 大元メディア
2015年(第2期)
鬼灯の冷徹 2014年(第1期) WIT STUDIO OADあり
2017年-2018年(第2期) スタジオディーン
くつだる。 2014年-2015年 エッグ
グラゼニ 2018年 スタジオディーン
ピアノの森 2018年(第1シリーズ) ガイナ
2019年(第2シリーズ)
はたらく細胞BLACK 2021年 ライデンフィルム
はこつめこうはんしよしのきやくしゆうハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 2022年 MADHOUSE
劇場アニメ
作品 公開年 アニメーション制作 備考
ピアノの森 2007年 マッドハウス
OVA
作品 発売年 アニメーション制作 備考
気分は形而上 1994年 グループ・タック

ドラマ化編集

テレビドラマ
作品 放送年 制作 備考
ツヨシしっかりしなさい 1989年 日本テレビ
課長島耕作 1993年-1998年(第1作) フジテレビ共同テレビ
2008年(第2作) 日本テレビ
2018年(第3作) R.I.S Enterprise
夏子の酒 1994年 フジテレビ
ナニワ金融道 1996年-2015年 フジテレビドラマ制作センター
のんちゃんのり弁 1997年(第1シリーズ) 中部日本放送
1998年(第2シリーズ)
ショムニ 1998年(第1シリーズ・第1弾) フジテレビジョン
2000年(第2弾・第2シリーズ)
2002年(第3シリーズ)
2003年(第3弾)
2013年(第4シリーズ)
カバチタレ! 2001年(第1作) フジテレビ
2010年(第2作) TBSテレビ
サイコドクター 2002年 日本テレビ
天才柳沢教授の生活 2002年 フジテレビ
逮捕しちゃうぞ 2002年 テレビ朝日AVEC
警察署長 2002年-2005年 ナショナル劇場でテレビドラマ化
ブラックジャックによろしく 2003年 TBSエンタテインメント スペシャルあり
はるか17 2005年 テレビ朝日、ホリプロ
ドラゴン桜 2005年(第1シリーズ) MMJTBS
2010年(韓国版 DRAMA HOUSE
2021年(第2シリーズ) TBS
Ns'あおい 2006年 フジテレビ、共同テレビ
働きマン 2007年 日テレ
おせん 2008年 オフィスクレッシェンド
クッキングパパ 2008年 テレビ西日本
神の雫 2009年 日本テレビ
福助 2010年 東海テレビ放送、共同テレビジョン
エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝- 2010年 テレビ朝日、MMJ
シマシマ 2011年 TBS
華和家の四姉妹 2011年 TBSテレビ
主に泣いてます 2012年 フジテレビ
ダンダリン一〇一 2013年 日本テレビ
東京トイボックス 2013年 テレビ東京
大使閣下の料理人 2015年 フジテレビ
コウノドリ 2015年(第1シリーズ) TBSテレビ
2017年(第2シリーズ)
サイレーン 2015年 関西テレビ放送
ディアスポリス 異邦警察 2016年 東京テアトル
きのう何食べた? 2019年 テレビ東京松竹
マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜 2019年(シーズン1・年末SP) テレビ東京、イースト・ファクトリー 2014年42号読切(「プレミアム読み切り劇場REGALO」枠)
を経てテレビドラマ化
2021年(冬SP・シーズン2)
ひまわりっ 〜健一レジェンド〜 2020年 テレビ宮崎、ホリプロ
イチケイのカラス 2021年 フジテレビ第一制作室
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 2021年 日テレアックスオン(協力)
あせとせっけん 2022年 毎日放送
Webドラマ
作品 配信年 制作 備考
神の雫 2022年 Hulu、レジェンダリー・テレビジョン、ダイナミック・テレビジョン、フランス・テレヴィジオン
タイアップ作品のテレビドラマ化
作品 放送年 制作 備考
半沢直樹 2013年(第1作) TBS
2020年(第2作)

実写映画化編集

作品 公開年 監督 配給 備考
BE FREE! 1986年 中田新一 東映
おかしな2人 1988年 大林宣彦 アートリンクス
右曲がりのダンディー 1989年 那須博之 東映
課長島耕作 1992年 根岸吉太郎 東宝
ナニワ金融道 2004年(第1作)
2005年(第2作)
宇宙兄弟 2012年 森義隆 東宝
ディアスポリス 異邦警察 2016年 熊切和嘉 東映
きのう何食べた? 2021年 中江和仁 東宝

発行部数編集

  • 1982年 創刊号:80万部
  • 2003年 66万部
  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 584,167部[5]
  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 462,979部[5]
  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 437,232部[5]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 413,300部[5]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 395,722部[5]
発行部数(2008年4月以降)(一般社団法人 日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 394,292 部 386,750 部 377,750 部
2009年 368,667 部 359,925 部 351,250 部 345,770 部
2010年 342,000 部 338,167 部 335,308 部 333,300 部
2011年 329,385 部 317,084 部 313,250 部 311,000 部
2012年 309,693 部 307,500 部 303,000 部 300,000 部
2013年 299,000 部 297,817 部 291,050 部 286,020 部
2014年 283,218 部 279,977 部 273,750 部 268,334 部
2015年 262,667 部 257,125 部 250,692 部 247,025 部
2016年 236,292 部 227,808 部 219,800 部 213,655 部
2017年 210,777 部 208,358 部 206,650 部 201,525 部
2018年 195,058 部 184,696 部 179,242 部 174,867 部
2019年 171,300 部 168,575 部 164,592 部 161,700 部
2020年 157,425 部 150,650 部 146,708 部 143,704 部
2021年 140,867 部 139,913 部 135,965 部 126,045 部
2022年 119,223 部 112,800 部 107,750 部

モーニングKC編集

モーニングKCは、『モーニング』『月刊モーニングtwo』に掲載された作品を主に収録する漫画単行本レーベル1983年8月13日創刊、新刊は毎月23日頃発売。

『おかしな2人』(やまさき十三、さだやす圭)、『男たち』(ちばてつや)、『ブリキ細工のトタン屋根』(三山のぼる)、『雨ニモ負ケズ』(川崎のぼる)が最初に発行された。

コード番号は、モーニングKC○○という形で表記され、背表紙上部や奥付などに載せられる。創刊時にKC1で始まるタイプとKC1001から始まるタイプの2種類が用意され、それぞれが発行順番で1,2,3…、1001,1002,1003…というように割り振られていった。現在ではKC1で始まるタイプのものが1000まで達してしまい、両者の区別なく番号が割り振られている。

関連レーベル編集

パーティーKC
『モーニングパーティー増刊』掲載作品を主に収録。1987年12月17日に『逮捕しちゃうぞ』(藤島康介)『東京バンパイヤ』(目白花子)が最初に発行された。モーニングパーティー増刊廃刊後も、『月刊アフタヌーン』に移籍された一部作品(『ワッハマン』(あさりよしとお)など)はパーティーKCとして継続して発行された。全64冊が発行され、1999年5月21日の『ワッハマン』最終巻発行に伴い廃止。
モーニングオープンKC
『モーニングオープン増刊』掲載作品などを収録。1996年5月23日に『重役秘書リナ』(今野いず美楠本あると)『打撃マン』(山本康人)が最初に発行された。初期はオープンKCという名が使われた。全22冊が発行され、現在は廃止。
ワイドKCモーニング
汎用レーベルワイドKCのモーニング版。A5判の単行本。
モーニングKCDX
汎用レーベルKCDXのモーニング版。特装単行本。
モーニング・オールカラー・コミックブック
モーニングKCのオールカラー版。

新人賞編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 基本的に木曜日発売。ただし、木曜日が祝日の際は水曜日発売となる。
  2. ^ a b c Dモーニングとは
  3. ^ a b c ご利用ガイド
  4. ^ “あらゐけいいち、モーニングで週刊連載開始!南雲が駆け回るコメディ「CITY」”. コミックナタリー. (2016年9月29日). http://natalie.mu/comic/news/203590 2016年9月29日閲覧。 
  5. ^ a b c d e 社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。

関連項目編集

外部リンク編集