ヤガミトール

ヤガミ トール(本名:樋口 隆1962年8月19日 - )は、日本のミュージシャン。群馬県高崎市出身。ロックバンドBUCK-TICKドラムで知られる。初期には「TOLL」と表記されていた。愛称は「アニイ」。BUCK-TICKの所属事務所である有限会社バンカーの元代表取締役(現在はボーカルの櫻井敦司が代表)。

ヤガミ トール
出生名 樋口 隆
生誕 (1962-08-19) 1962年8月19日(55歳)
出身地 日本の旗 日本, 群馬県高崎市
ジャンル ロック
職業 ドラマー
担当楽器 ドラム
活動期間 1985年 -
事務所 BANKER
共同作業者 BUCK-TICK
公式サイト YAGAMI TOLL WEB SITE
ビートルズ
レッド・ツェッペリン
キャロル他多数

目次

人物編集

  • BUCK-TICKのベーシスト樋口豊の実兄であり、3人兄弟の次男。彼らの長兄はドラマーであったが若くして亡くなった。
  • ヤガミトールは芸名であり、メンバー内では唯一、本名で音楽活動をしていない。芸名の由来について、ヤガミは「兄の代わりにドラムをやる」という決意から、亡くなった長兄の名である「トール(亨)」を引き継ぎ、その語呂合わせ[1]として「ヤガミ」と名字を付けた。
  • 音数を切り詰めたタイトなドラミングが特徴的であり、デジロック期のバンドの音楽性にも適応した正確なリズム感でサウンドのボトムを支える。
  • 過去に2曲だけ作詞を担当したことがある(「FEAST OF DEMORALIZATION」、「DIZZY MOON」)。これは単純に当時の過密なスケジュールの中での櫻井の負担を減らすためであったが、櫻井とも今井とも毛色の異なる独特の歌詞を書いていた。
  • 現在においてもメンバー中、唯一髪を立て続けている[2]。これはデビュー当時の「見た目の派手さだけのバンド、すぐに消える」などの世評への反発でもある。
  • 他のメンバーに倣い『Yagami toll & The Blue Sky』名義でソロ活動も行っており、2004年にはCDもリリースした。同バンド名義でのライブはその後も不定期に行っている(2012年・2013年のバースデーライブなど[3])。
  • キャロルのファンであり、ソロ作品では『ファンキー・モンキー・ベイビー』をカバーしている。
  • またレッド・ツェッペリン、特にドラマーのジョン・ボーナムの熱狂的なファンで、アナログ盤、グッズなどの膨大なコレクションを所有している。それが縁で樋口宗孝プロデュースのジョン・ボーナムのトリビュート・アルバム『Super Rock Summit〜天国への階段〜』に「HOT DOG」のドラムで参加している。若手ドラマーが集めた飲み会では、必ずヤガミのボンゾ講座が始まると言われている。ヤガミは元々はグランド・ファンク・レイルロード派で、レッド・ツェッペリンはむしろ「タルい」と思っていたそうだが、ある時期を境に偉大さに気付いたと言う。
  • DEAD ENDの元メンバーで、ドラマーの湊雅史と交友があり、ファンクラブの会報では2度対談しており、湊はヤガミについて「唯一、気心の知れた仲」と語っている。

エピソード編集

  • アマチュア時代[4]、免許の更新のために群馬に帰省したBOØWYのメンバーに同行していた高橋まことに、焼肉をおごるという約束で、ヤガミの自宅でドラムを2時間ほど叩くのを見せてもらったことがある。同じドラムセットを使用しているにも関わらず、どうしてこんなに凄い音が出るのか、プロとアマの差を痛感させられたという[5]

作品編集

アルバム編集

脚注編集

  1. ^ また、初期には矢沢永吉の「ヤザワをもじったものがヤガミ」とコメントしていたり、ファンブックに「鋭角的な響きが気に入って」との記述もある
  2. ^ 8thシングル「」のPV(リンゴ・スターのコスプレをしている)を除く全てのPVにおいても髪を逆立てた姿である
  3. ^ BUCK-TICKアニイのバースデーライブ!! - フェティッシュダディーのゴス日記・2013年8月23日
  4. ^ 1984年頃。BUCK-TICK加入前、S.P(スポッツ)というバンドに所属していた。当時は顔を白塗りにしており、オムニバスLP数枚に参加している。
  5. ^ 「LOVE ME」(1989年 シンコーミュージック・エンタテイメント

外部リンク編集