ヤクシャ・マッラ(Yaksha Malla、? - 1482年)は、ネパールマッラ朝の君主(在位:1428年 - 1482年)。同王朝の統一時代最後の君主でもある。

その治世、国力は上がり、国内の治安は維持され、経済状態は良かった。他方、国を出て盆地外への遠征も行い、領土も大幅に拡大された。

だが、家族愛が強すぎ、王子らを平等に扱ったため、1482年に王が死亡すると、その版図はカトマンズ・マッラ朝バクタプル・マッラ朝パタン・マッラ朝に分裂した。

参考文献 編集

  • 佐伯和彦『ネパール全史』明石書店、2003年。 

関連項目 編集