ヤコブ・ベッケンシュタイン
ヤコブ・デヴィッド・ベッケンシュタイン(Jacob David Bekenstein, 1947年5月1日 - 2015年8月16日)は、イスラエルの物理学者。ブラックホール熱力学の創立に、また情報と重力のあいだの他の見方について貢献したことで知られる。
主な業績編集
1972年にベッケンシュタインは初めてブラックホールに対して明確にエントロピーを持つことを提唱した。ベッケンシュタインはまた熱力学の第二法則をブラックホールを含む系でのブラックホール熱力学として定式化をした。それはまた、二年後にスティーヴン・ホーキングのホーキング輻射が存在することに対して肯定となるものであった。
関連項目編集
主な受賞歴編集
参考文献編集
- ^ “Prof. Jack Bekenstein”. World Cultural Council. 2015年8月18日閲覧。
- ^ “Jacob D. Bekenstein Winner of Wolf Prize in Physics – 2012”. 2015年8月23日閲覧。
- ^ “2015 Einstein Prize Recipient”. 2015年8月18日閲覧。