ヤコブ・ベッケンシュタイン
ヤコブ・デヴィッド・ベッケンシュタイン(Jacob David Bekenstein, 1947年5月1日 - 2015年8月16日)は、イスラエルの物理学者。ブラックホール熱力学の創立に、また情報と重力のあいだの他の見方について貢献したことで知られる。
Jacob Bekenstein ヤコブ・ベッケンシュタイン | |
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ヤコブ・ベッケンシュタイン(2009) | |
生誕 |
1947年5月1日 メキシコ メキシコシティ |
死没 |
2015年8月16日 (68歳没) フィンランド ヘルシンキ |
国籍 |
メキシコ アメリカ合衆国 イスラエル |
研究分野 | 理論物理学 |
研究機関 |
ヘブライ大学 ネゲヴ・ベン=グリオン大学 |
出身校 | プリンストン大学 |
博士課程 指導教員 | ジョン・ホイーラー |
主な受賞歴 | ウルフ賞物理学部門 (2012) |
プロジェクト:人物伝 |
主な業績
編集1972年にベッケンシュタインは初めてブラックホールに対して明確にエントロピーを持つことを提唱した。ベッケンシュタインはまた熱力学の第二法則をブラックホールを含む系でのブラックホール熱力学として定式化をした。それはまた、二年後にスティーヴン・ホーキングのホーキング輻射が存在することに対して肯定となるものであった。
関連項目
編集主な受賞歴
編集参考文献
編集- ^ “Prof. Jack Bekenstein”. World Cultural Council. August 18, 2015閲覧。
- ^ “Jacob D. Bekenstein Winner of Wolf Prize in Physics – 2012”. August 23, 2015閲覧。
- ^ “2015 Einstein Prize Recipient”. August 18, 2015閲覧。