ヤゴディナ

セルビアの都市

ヤゴディナセルビア語: Jagodina /Јагодина)はセルビアの都市および基礎自治体ベオグラードの南136kmの場所にあり、ベリツァ川河畔に位置している。ヤゴディナの地名はセルビア語でイチゴを意味する単語に由来している。ヤゴディナはポモラヴリェ郡の行政的な中心都市で市街地には36,092人、基礎自治体全域では71,195人の人口を有する。

ヤゴディナ
セルビアの旗
Jagodina/Јагодина
首座使徒ペトル・パウェル聖堂
首座使徒ペトル・パウェル聖堂
ヤゴディナの市旗 ヤゴディナの市章
基礎自治体 基礎自治体
位置
セルビアにおけるヤゴディナの位置の位置図
セルビアにおけるヤゴディナの位置
座標 : 北緯45度58分53秒 東経21度14分44秒 / 北緯45.98139度 東経21.24556度 / 45.98139; 21.24556
行政
セルビアの旗 セルビア
  ポモラヴリェ郡
 基礎自治体 ヤゴディナ
市長 Dragan Marković
US
人口
人口 (2002年現在)
  基礎自治体 71,195人
  市街地 36,092人
その他
等時帯 CET (UTC+1)
夏時間 CEST (UTC+2)
市外局番 +381 35
ナンバープレート JA
公式ウェブサイト : www.jagodina.org.rs

歴史 編集

ユホル型"Juhor-type"と呼ばれる青銅器時代中期の金のブレスレットがトルツェヴァツで発見されている。東ローマ帝国の皇帝であったフォカス643年644年以来のコンスタンティノス4世のコインがこの地域では発見されており、6世紀以来の初期スラヴ陶器なども発見されている。[1] 1399年に初めて町はイチゴを意味するヤゴダに由来するヤゴドナ"Jagodna"の名称で言及されている。1946年から1992年まで19世紀社会主義者であったスヴェトザル・マルコヴィッチSvetozar Marković)にちなみスヴェトザレヴォ(Светозарево, セルビア・クロアチア語発音: [sʋetozǎːreʋo])と言う都市名であった。セルビア蜂起が起こった1804年から1817年の間、何世紀にもわたるオスマン帝国に対する支配に対してセルビア人が反乱が起こし、多くの戦いが繰り広げられ町はセルビア側にとり戦略的に重要な場所であった。その後、オスマンは破られ再びセルビア王国が成立し、ヤゴディナではその頃工業化や都市開発が行われた。第二次世界大戦後、ヤゴディナは重工業が社会主義時代進められ成長した。1999年NATO軍によるアライド・フォース作戦により空爆の被害を受けている。

経済 編集

ヤゴディナは重工業が第二次世界大戦後から勧められてきた。ヤゴディナで一番大きな工場はケーブル工場で、FKS社は1947年に設立され製造開始は1955年のことである。FKS社はセルビアでは一番ケーブル製造事業者で約8,000人を雇用しており、セルビア製のケーブルの50%のシェアを占めている。海外へも多くが輸出されている。

スポーツ 編集

姉妹都市 編集

出身者 編集

脚注 編集

外部リンク 編集