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ヤマカツエースYamakatsu Ace)は、日本中央競馬会 (JRA) に登録されていた競走馬である。馬名冠名+第一人者、最高、最高の存在[3]

ヤマカツエース
Yamakatsu Ace Kinko Sho 2017(IMG1).jpg
2017年金鯱賞
欧字表記 Yamakatsu Ace[1]
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2012年3月22日(7歳)
抹消日 2018年9月6日[2]
キングカメハメハ
ヤマカツマリリン
母の父 グラスワンダー
生国 日本の旗 日本北海道新ひだか町
生産 岡田牧場
馬主 山田和夫
調教師 池添兼雄栗東
競走成績
生涯成績 30戦7勝
獲得賞金 4億4465万2000円
 
勝ち鞍
GII ニュージーランドトロフィー 2015年
GII 金鯱賞 2016年・2017年
GIII 福島記念 2015年
GIII 中山金杯 2016年
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経歴編集

2歳(2014年)編集

6月22日函館芝1200m新馬戦でデビューし、2番人気に支持されるも6着に終わった[4]。次走の未勝利戦で初勝利を挙げ[5]、2勝目を目指してオープン競走へ挑むも勝利することはできなかった[6][7]

3歳(2015年)編集

年明け2戦目の条件戦で2勝目を挙げると[8]アーリントンカップへ駒を進め6着となった[9]。続くファルコンステークスでは馬場に足をとられながらも上がり最速で追い込み3着に入った[10]。次戦のニュージーランドトロフィーでは、道中は中段の外を追走し、直線に入って追い出されると突き抜けて優勝。重賞初勝利およびNHKマイルカップ優先出走権を手にした[11][注釈 1]。NHKマイルカップでは、クラリティスカイの外にポジションを取るも、追い出し時の反応が鈍く13着であった[13]。短期放牧の後、函館記念へ参戦。先行策から粘り込みを図り3着入線となった[14]。続く札幌記念では、直線で外から伸びてくるも4着までだった[15]。その後、富士ステークスに出走。終始内にポジションを取るも、道中スローで前が開かず13着に終わった[16]。距離をマイルから2000mへ戻し挑んだ福島記念では、4コーナー手前から追い出すと同レース連覇を狙ったミトラを直線でかわし、重賞2勝目を達成した[17]

4歳(2016年)編集

年明け初戦に中山金杯を選択。道中はスローながらマイネルフロストが大逃げを打つ展開を5番手につけ3コーナーから進出すると、直線では逃げ粘るマイネルフロストを差し切り、重賞3勝目を連勝で飾った[18]。続く京都記念では、道中手応え良く進めるも馬場に脚をとられ5着に終わった[19]。放牧を挟み鳴尾記念へ出走。デビュー以来初めて1番人気に支持されるも、直線でモタつき6着だった[20]宝塚記念では、稍重の馬場に1,2コーナーで足をとられ直線で伸びず13着に終わった[21]。その後、2年連続で札幌記念に参戦。道中折り合いながら進めるも、稍重馬場が合わず5着だった[22]。秋は天皇賞(秋)から始動。道中好位で運ぶも、瞬発力勝負に泣き15着となった[23]。次走に金鯱賞を選択。道中は中団で折り合って進め、最後の直線で外から脚を伸ばし、クビ差かわして重賞4勝目を挙げた[24]有馬記念では、道中は内枠を生かしてロスなく内を追走すると、直線では馬群を縫いながら上がり最速で追い込み4着に入った[25]

 
2016年金鯱賞

5歳(2017年)編集

5歳になった本馬は、2017年から開催時期が3月に変更された(詳しくは金鯱賞#概要を参照)金鯱賞に出走し、1番人気に支持される。レースでは中団を進み、最後の直線で先頭に立つと2着馬ロードヴァンドールに1馬身1/4差つけ勝利。重賞5勝目および大阪杯への優先出走権を手にするとともに、「3か月ぶり連覇」という珍記録を達成した[26]。次走の大阪杯ではキタサンブラックの3着となり、休養に入る。8月の札幌記念ではサクラアンプルールの3着に敗れるも中距離戦では堅実な走りを見せていた。秋シーズンは天皇賞(秋)は11着、ジャパンカップは8着、有馬記念は10着と不本意な結果に終わった。

6歳(2018年)編集

シーズン初戦の金鯱賞は4着に終わり、3連覇はならなかった。大阪杯4着のあと、香港シャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世カップの招待を受けるも、右前脚の骨膜炎により辞退した[27]。その後、復帰を目指していたが、右膝のけいじん帯炎を発症したため、9月6日に引退が決まった[2]。今後は北海道新ひだか町のアロースタッド種牡馬になる[28]

競走成績編集

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2014.06.22 函館 2歳新馬 芝1200m(良) 14 7 11 003.90(2人) 06着 01:11.2(36.3) -1.7 池添謙一 54kg マイネルエスパス
0000.07.06 函館 2歳未勝利 芝1200m(良) 10 2 2 005.50(3人) 01着 01:10.8(35.6) -0.2 藤田伸二 54kg (アポロノシンザン)
0000.09.07 札幌 すずらん賞 OP 芝1200m(良) 15 8 14 009.40(5人) 02着 01:10.8(35.8) -0.0 池添謙一 54kg ペイシャオブロー
0000.09.27 阪神 ききょうS OP 芝1400m(良) 11 8 10 008.20(3人) 06着 01:22.0(34.8) -0.4 池添謙一 54kg ナヴィオン
2015.01.17 京都 白梅賞 芝1600m(稍) 9 6 6 018.80(7人) 04着 01:35.6(34.6) -0.4 藤田伸二 56kg ナリタスターワン
0000.02.01 京都 3歳500万下 芝1400m(良) 11 8 11 006.40(4人) 01着 01:22.2(34.6) -0.2 池添謙一 56kg (キッズライトオン)
0000.02.28 阪神 アーリントンC GIII 芝1600m(良) 12 5 6 041.0(10人) 06着 01:36.1(34.3) -0.2 池添謙一 56kg ヤングマンパワー
0000.03.21 中京 ファルコンS GIII 芝1400m(稍) 18 4 8 008.50(5人) 03着 01:22.9(35.9) -0.0 藤田伸二 56kg タガノアザガル
0000.04.11 中山 NZT GII 芝1600m(稍) 16 4 8 015.30(7人) 01着 01:34.8(34.9) -0.1 池添謙一 56kg (グランシルク)
0000.05.10 東京 NHKマイルC GI 芝1600m(良) 18 6 11 014.20(7人) 13着 01:34.5(34.9) -1.0 池添謙一 57kg クラリティスカイ
0000.07.19 函館 函館記念 GIII 芝2000m(良) 16 1 1 016.50(7人) 03着 01:59.7(36.6) -0.6 池添謙一 53kg ダービーフィズ
0000.08.23 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 15 5 8 035.3(10人) 04着 01:59.1(35.5) -0.1 池添謙一 54kg ディサイファ
0000.10.24 東京 富士S GIII 芝1600m(良) 16 4 8 015.60(7人) 13着 01:33.6(34.1) -0.9 池添謙一 56kg ダノンプラチナ
0000.11.15 福島 福島記念 GIII 芝2000m(重) 16 1 1 005.50(2人) 01着 02:02.5(37.4) -0.2 津村明秀 54kg ミトラ
2016.01.05 中山 中山金杯 GIII 芝2000m(良) 13 4 5 004.90(3人) 01着 02:01.2(33.0) -0.1 池添謙一 56kg マイネルフロスト
0000.02.14 京都 京都記念 GII 芝2200m(重) 15 1 1 004.90(2人) 05着 02:18.3(36.9) -0.6 池添謙一 56kg サトノクラウン
0000.06.04 阪神 鳴尾記念 GIII 芝2000m(良) 14 6 10 002.80(1人) 06着 01:58.0(35.2) -0.4 池添謙一 56kg サトノノブレス
0000.06.26 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(稍) 17 8 17 104.3(15人) 13着 02:14.4(37.6) -1.6 池添謙一 58kg マリアライト
0000.08.21 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(稍) 16 4 7 008.40(3人) 05着 02:02.4(37.1) -0.7 池添謙一 57kg ネオリアリズム
0000.10.30 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 15 7 13 167.8(13人) 15着 02:00.8(35.6) -1.5 池添謙一 58kg モーリス
0000.12.03 中京 金鯱賞 GII 芝2000m(良) 13 8 13 009.90(4人) 01着 01:59.7(33.1) -0.0 池添謙一 56kg (パドルウィール)
0000.12.25 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 2 4 032.60(8人) 04着 02:32.9(35.1) -0.3 池添謙一 57kg サトノダイヤモンド
2017.03.11 中京 金鯱賞 GII 芝2000m(良) 16 3 6 003.60(1人) 01着 01:59.2(34.7) -0.2 池添謙一 57kg (ロードヴァンドール)
0000.04.02 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 14 8 13 010.20(4人) 03着 01:59.1(33.8) -0.2 池添謙一 57kg キタサンブラック
0000.08.20 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 13 3 3 002.70(1人) 03着 02:00.6(35.4) -0.2 池添謙一 57kg サクラアンプルール
0000.10.29 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(不) 18 3 5 015.90(7人) 11着 02:10.8(40.6) -2.5 池添謙一 58kg キタサンブラック
0000.11.26 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 17 8 16 116.5(12人) 08着 02:25.0(35.5) -1.3 池添謙一 57kg シュヴァルグラン
0000.12.24 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 1 1 024.60(6人) 10着 02:34.4(35.8) -0.8 池添謙一 57kg キタサンブラック
2018.03.11 中京 金鯱賞 GII 芝2000m(稍) 9 1 1 008.50(3人) 04着 02:02.3(34.4) -0.7 池添謙一 57kg スワーヴリチャード
0000.04.01 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 16 2 3 038.5(10人) 04着 01:58.6(33.7) -0.4 池添謙一 57kg スワーヴリチャード

血統表編集

ヤマカツエース血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミスタープロスペクター系

キングカメハメハ
2001鹿毛
父の父
Kingmanbo
1990鹿毛
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
父の母
マンファス
1991黒鹿毛
ラストタイクーン *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer

ヤマカツマリリン
2004栗毛
グラスワンダー
1995栗毛
Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Ameriflora Danzig
Graceful Touch
母の母
イクセプトフォーワンダ
1995鹿毛
Tejabo Deputy Minister
Cutty
Unique Gal Bold Ruckus
Spin to Win
母系(F-No.) (FN:F2-k)
5代内の近親交配 Northern Dancer 9.38% S5×S5×M5
出典
  1. ^ [1]


脚注編集

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注釈編集

  1. ^ なお、最後の直線で内に斜行したことにより、鞍上の池添謙一は9日間の騎乗停止となった[12]

出典編集

  1. ^ a b 血統情報:5代血統表|ヤマカツエース”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2016年1月9日閲覧。
  2. ^ a b ヤマカツエース号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2018年9月6日). 2018年9月6日閲覧。
  3. ^ “ヤマカツエース の競走馬情報”. POG-INFO. http://poginfo.ddo.jp/pogs/horseData/show/2012102774 2016年1月9日閲覧。 
  4. ^ 2014年レース結果 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  5. ^ 2014年レース結果 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  6. ^ 2014年レース結果 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  7. ^ 2014年レース結果 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  8. ^ 【3歳500万下】(京都4、6R)~ブチコ、ヤマカツエースが勝利 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  9. ^ 2015年アーリントンカップ - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  10. ^ 【ファルコンS(GIII)】(中京)~伏兵タガノアザガルが大激戦制す - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  11. ^ ヤマカツエースが重賞初V、鞍上池添「次もしっかりと乗りたい」/ニュージーランドT - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  12. ^ 池添謙一騎手が騎乗停止 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  13. ^ 【NHKマイルC】(東京)~クラリティスカイが抜け出してGI初制覇 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  14. ^ ダービーフィズが待望の重賞V、岩田「もっと上を目指せる器」/函館記念 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  15. ^ 2015年札幌記念 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  16. ^ 【富士S】(東京)~昨年の2歳王者ダノンプラチナが差し切る - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  17. ^ ヤマカツエースが古馬撃破、津村「これからが楽しみ」/福島記念 - netkeiba.com、2016年1月9日閲覧
  18. ^ 重賞連勝のヤマカツエースに池添兼師「この先は少し距離を延ばして行けたら」/中山金杯 - netkeiba.com、2016年12月29日閲覧
  19. ^ 【京都記念】(京都)~サトノクラウンが3馬身差でV - netkeiba.com、2016年12月29日閲覧
  20. ^ 【鳴尾記念】(阪神)~サトノノブレスがレコードで重賞4勝目 - netkeiba.com、2016年12月29日閲覧
  21. ^ 【宝塚記念】(阪神)~牝馬マリアライトが制す - netkeiba.com、2016年12月29日閲覧
  22. ^ 【札幌記念】5着ヤマカツエース「復調の兆しを見せた」と池添 - スポーツ報知、2016年12月29日閲覧
  23. ^ 【天皇賞・秋】戦い終えて - スポニチアネックス、2017年1月3日閲覧
  24. ^ 【金鯱賞】ヤマカツエースねじ伏せるように差し切って重賞4勝目 - netkeiba.com、2017年1月3日閲覧
  25. ^ 【有馬記念】ヤマカツエース 上がり“最速”地力見せたが4着 - スポニチアネックス、2017年1月3日閲覧
  26. ^ ヤマカツエース3か月ぶり連覇「まだ余裕」/金鯱賞日刊スポーツより 2017年3月12日閲覧。
  27. ^ ヤマカツエースは招待のあった香港G1を辞退 - netkeiba.com、2018年9月6日閲覧。
  28. ^ 重賞5勝ヤマカツエースが引退 - スポーツ報知、2018年9月6日閲覧。