ヤーラ・ツィムルマン (Jára Cimrman) は、チェコを代表する劇作家であるズデニェク・スヴェラークが考案した架空の人物

チムルマンは19世紀に生まれた、様々な才能があるチェコ人の天才で、発明家音楽家劇作家探検家科学者教師歯医者探偵スポーツなど何でもこなす万能の人物。

1966年チェコ人の文化や歴史に対する風刺的存在として、ズデニェクのラジオ番組で紹介したところ、視聴者が実在の人物と受け取る出来事が発生。あっという間に大人気になり、一躍チェコのヒーローになった。

翌年、ヤーラ・ツィムルマン劇場1983年には映画も製作された。 2005年に「最も偉大なチェコ人」の1位に選ばれたが、架空の人物のため無効となった。