ヨハネス・ベドノルツ

ドイツの物理学者、鉱物学者

ヨハネス・ゲオルク・ベドノルツ(Johannes Georg Bednorz, 1950年5月16日 - )は、ドイツ物理学者鉱物学者。表記はベトノルツとも。酸化物高温超伝導体の発見によって、カール・アレクサンダー・ミュラーとともに1987年度のノーベル物理学賞を受賞した。

Johannes Bednorz
ヨハネス・ベドノルツ
ヨハネス・ベドノルツ(2013)
生誕 Johannes Georg Bednorz
(1950-05-16) 1950年5月16日(73歳)
西ドイツの旗 西ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州ノイエンキルヒェン
国籍 ドイツの旗 ドイツ
博士課程
指導教員
カール・アレクサンダー・ミュラー
主な業績 高温超伝導
主な受賞歴 ノーベル物理学賞(1987)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1987年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:酸化物高温超伝導体の発見

経歴 編集

ノルトライン=ヴェストファーレン州ノイエンキルヒェンで父アントン・ベドノルツと母エリザベスの間に生まれ、1968年にミュンヘン大学鉱物学の研究を始めた。チューリッヒ工科大学からPh.D取得。

1982年、スイスチューリッヒにあるIBM研究所の研究員として採用され、ミュラーの超伝導の研究に参加した。

1983年、ベドノルツとミュラーは遷移金属酸化物でできたセラミックスの電気学的研究に本格的に取り組み、LBCOとして知られる、バリウムランタンの酸化物に超伝導性を持たせることに成功した。この酸化物の転移温度は35ケルビンで、これまでの記録より12ケルビンも高いものだった。

受賞歴 編集

出典 編集