ヨリス・ファン・スコーテン

オランダの画家

ヨリス・ファン・スコーテン(Joris van Schooten、1587年 - 1651年)はオランダ黄金時代に活動した画家である。

ヨリス・ファン・スコーテン
Joris van Schooten
ファン・スコーテン作
"Allegory of the foolishness of man"
誕生日 1587年
出生地 ライデン
死没年 1651年
死没地 ライデン
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略歴 編集

ライデンに生まれた。弟のフランス・ファン・スコーテン(Frans van Schooten: 1615 - 1660)は数学者で、ルネ・デカルトの代数幾何学の解説者として知られている。

アルノルト・ホウブラーケンのオランダ絵画黄金時代の画家たちの伝記『大劇場』にヨリス・ファン・スコーテンは取り上げられている。幼いころから絵の才能を示し、17歳からライデンの有名な肖像画家、ファン・デル・マース(Coenraad van der Maas)のもとで3年間学んだ。[1]

デルフトでもしばらく修業し、デルフトの肖像画家、ミヒール・ファン・ミーレフェルト(1566 - 1641)らからも影響を受けた。当時のオランダの画家がイタリアで修業したが、ファン・スコーテンの両親はそれを止めて1617年に結婚させた[1][2]

ライデンの民兵隊(Schutterij)の肖像画などの依頼を受けたり、市庁舎の装飾画や教会の装飾画を描いた。

同時代に同姓の画家フロリス・ファン・スコーテンがいるが、両者が親戚であるとかいう関係は知られていない。

作品 編集

参考文献 編集

  1. ^ a b Joris van Schoten biography in De groote schouburgh der Nederlantsche konstschilders en schilderessen (1718) door Arnold Houbraken, met dank aan digitale bibliotheek voor de Nederlandse letteren
  2. ^ Joris van Schooten in de オランダ美術史研究所(RKD)