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ヨンダー・アロンソYonder Alonso , 1987年4月8日 - )は、キューバ共和国ハバナ出身のプロ野球選手一塁手)。右投左打。MLBコロラド・ロッキーズ所属。愛称はミスター305[3]

ヨンダー・アロンソ
Yonder Alonso
コロラド・ロッキーズ #13
Yonder Alonso (28797402678).jpg
クリーブランド・インディアンス時代
(2018年6月5日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
出身地  キューバ
ハバナ
生年月日 (1987-04-08) 1987年4月8日(32歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
250 lb =約113.4 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 2008年 MLBドラフト1巡目
初出場 2010年9月1日
年俸 $8,000,000(2018年)[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

同じくメジャーリーガー(内野手)であるマニー・マチャドとは義理の兄弟の関係である[4][5]

経歴編集

プロ入り前編集

キューバハバナに生まれ、9歳の時に家族でアメリカ合衆国フロリダ州マイアミ移住した[6]

2005年MLBドラフト16巡目(全体495位)でミネソタ・ツインズから指名を受けるが、入団せずにマイアミ大学に進学した。大学では1年目からチームトップの69打点を稼ぐ活躍でカレッジ・ワールドシリーズ進出に貢献し、2年目はアトランティック・コースト・カンファレンスの二冠王に輝いた。

プロ入りとレッズ時代編集

 
AAA級ルイビル時代
(2010年6月10日)

2008年6月のMLBドラフト1巡目(全体7位)でシンシナティ・レッズから指名され、交渉期限直前の8月15日に5年総額455万ドルで入団に合意した[7]

2010年9月1日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で、ブランドン・フィリップス代打としてMLB初出場[8]

2011年は、47試合に出場して打率.330という高打率をマークした[8]

パドレス時代編集

 
サンディエゴ・パドレス時代
(2013年5月15日)

2011年12月17日にマット・レイトスとの1対4のトレードが成立。ブラッド・ボックスバーガーヤズマニ・グランダルエディンソン・ボルケスと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[9]

2012年はパドレスの正一塁手として155試合に出場し、打率.273、9本塁打、62打点、OPS.741を記録した[8]

2013年、97試合に出場して自己ベストとなる6盗塁を決めた[8]

2014年3月3日にパドレスと1年契約に合意した[10]。出場試合数は2年連続で低下し、84試合だった。打率も大きく下げ、不振に陥った。

2015年1月16日にパドレスと年俸調停を回避し1年契約165万ドルで契約を結んだ[11]

アスレチックス時代編集

 
オークランド・アスレチックス時代
(2016年5月7日)

2015年12月2日にドリュー・ポメランツホセ・トーレス及び後日発表選手[注 1]とのトレードで、マーク・ゼプチンスキーと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[13]

2016年は4シーズンぶりにフルシーズン一塁のレギュラーで起用され、156試合に出場。打率.253、7本塁打、56打点、3盗塁を記録した。守備面では、145試合で一塁に入って4失策守備率.997、DRS -3、UZR -1.1という内容だった。また、7試合だけだが三塁手も守った。

2017年は長打力が向上し、オールスターに初選出された[8]

マリナーズ時代編集

2017年8月6日にブーグ・パウエルとのトレードで、シアトル・マリナーズに移籍した[14]。8月16日のボルチモア・オリオールズ戦で移籍後初本塁打を記録した[15]。オフの11月2日にFAとなった[16]

インディアンス時代編集

2017年12月23日にクリーブランド・インディアンスと2年1600万ドルで契約を結んだ[17][18]

2018年は145試合に出場して打率.250、23本塁打、83打点を記録した。

ホワイトソックス時代編集

2018年12月15日にアレックス・コールとのトレードで、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[4]

2019年6月28日にDFAとなり[19]、7月3日に自由契約となった[8]

ロッキーズ時代編集

2019年7月12日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級アルバカーキ・アイソトープスへ配属された[20]。7月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[21]

プレースタイル編集

1打席あたりの球数は2012年終了時点の通算で3.62で、MLB平均より少ないが、ストライクゾーン外の球に対するスイング率は通算29.5%とMLB平均より低い[22]。2012年は60以上の四球を選んでいる。

本職は一塁手だが、一塁に 主砲ジョーイ・ボットがいるため、レッズでは左翼手として出場することが多かった。パドレスに移籍した2012年は155試合中144試合で一塁手として出場した。

一塁手としては優秀な守備力の持ち主で、2015年まではDRSUZRともにマイナスになったことがなく、2013~2015年のDRS合計は+25に達する。

一方で、長打率が2016年まで5年連続で4割を下回るなど、一塁手としては長打力に欠けると言われていた。しかし、2017年はボールのやや下部で捉えて飛球にして飛距離を稼いで安打や本塁打を増やす方法(すなわち「フライボール・レボリューション」)を取り入れ、前半戦だけでキャリアハイの本塁打を放った[23]

詳細情報編集

年度別打撃成績編集

















































O
P
S
2010 CIN 22 29 29 2 6 2 0 0 8 3 0 0 0 0 0 0 0 10 1 .207 .207 .276 .483
2011 47 98 88 9 29 4 0 5 48 15 0 0 0 0 10 0 0 21 2 .330 .398 .545 .943
2012 SD 155 619 549 47 150 39 0 9 216 62 3 0 1 4 62 9 3 101 14 .273 .348 .393 .741
2013 97 375 334 34 94 11 0 6 123 45 6 0 0 7 32 5 2 47 9 .281 .341 .368 .710
2014 84 288 267 27 64 19 1 7 106 27 6 1 0 3 17 1 1 36 8 .240 .285 .397 .682
2015 103 402 354 50 100 18 1 5 135 31 2 5 0 3 42 3 3 48 13 .282 .361 .381 .742
2016 OAK 156 532 482 52 122 34 0 7 177 56 3 1 0 4 45 1 1 74 15 .253 .316 .367 .683
2017 100 371 319 52 85 17 0 22 168 49 1 0 0 0 50 6 2 88 6 .266 .369 .527 .896
SEA 42 150 132 20 35 5 0 6 58 18 1 0 0 0 18 0 0 30 3 .265 .353 .439 .793
'17計 142 521 451 72 120 22 0 28 226 64 2 0 0 0 68 6 2 118 9 .266 .365 .501 .866
2018 CLE 145 574 516 64 129 19 0 23 217 83 0 0 0 5 51 1 2 123 10 .250 .317 .421 .738
MLB:9年 951 3438 3070 357 814 168 2 90 1039 306 22 7 1 26 327 26 14 578 81 .265 .336 .409 .745
  • 2018年度シーズン終了時

記録編集

MiLB
MLB

背番号編集

  • 77(2010年 - 同年途中)
  • 23(2010年途中 - 2015年)
  • 17(2016年 - 2017年8月5日、2018年 - 2019年6月27日)
  • 10(2017年8月8日 - 同年終了)
  • 13(2019年7月23日 - )

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 12月10日に同日シアトル・マリナーズからウェイバー公示により獲得したジャバリ・ブラッシュと発表されている[12]

出典編集

  1. ^ COLLEGE BASEBALL: Alonso a familiar face in Va.” (英語). The Daily Progress. 2011年11月22日閲覧。
  2. ^ Yonder Alonso Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年6月28日閲覧。
  3. ^ Jaylon Thompson (2017年8月24日). “M's Players Weekend nicknames explained” (英語). MLB.com. 2017年11月22日閲覧。
  4. ^ a b Scott Merkin (2018年11月30日). “White Sox acquire Alonso in deal with Tribe” (英語). MLB.com. 2019年2月7日閲覧。
  5. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2018』廣済堂出版、2018年、119頁。ISBN 978-4-331-52148-9
  6. ^ Roots run deep” (英語). ESPN. 2013年3月30日閲覧。
  7. ^ Joe Kay (2008年8月16日). “Reds sign top draft pick 1B Yonder Alonso” (英語). Associated Press. USATODAY. http://www.usatoday.com/sports/baseball/2008-08-15-2708179481_x.htm 2015年12月3日閲覧。 
  8. ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。2019年7月4日閲覧。
  9. ^ Reds land Latos in five-player deal with Padres” (英語). MLB.com (2011年12月17日). 2015年12月3日閲覧。
  10. ^ “Padres agree to terms with 22 players on 2014 contracts” (英語) (プレスリリース), MLB.com (San Diego Padres), (2014年3月3日), http://www.mlb.com/news/article/68636574 2015年3月4日閲覧。 
  11. ^ Corey Brock (2015年1月17日). “Padres avoid arbitration with seven players” (英語). MLB.com. 2015年12月3日閲覧。
  12. ^ Jeremy F. Koo (2015年12月10日). “Oakland A's lose 2B Colin Walsh to Brewers in Rule 5 Draft, sending Jabari Blash to Padres” (英語). Athletics Nation / SB Nations. Vox Media. 2016年3月16日閲覧。
  13. ^ Jane Lee (2015年12月2日). “A's acquire Alonso, Rzepczynski from SD” (英語). MLB.com. 2015年12月3日閲覧。
  14. ^ Joshua Thornton (2017年8月6日). “A's deal Alonso to Seattle, get prospect Powell” (英語). MLB.com. 2017年8月7日閲覧。
  15. ^ Greg Johns; Josh Horton (2017年8月17日). “Mariners outlast O's in 9th after 15-hit attack” (英語). MLB.com. 2017年11月22日閲覧。
  16. ^ Key free agents for all 30 MLB teams MLB.com (英語) (2017年11月5日) 2017年12月30日閲覧
  17. ^ Indians sign Yonder Alonso” (英語). MLB.com (2017年12月23日). 2017年12月24日閲覧。
  18. ^ Jordan Bastian (2017年12月21日). “Sources: Tribe reaches 2-year deal with Alonso” (英語). MLB.com. 2017年12月25日閲覧。
  19. ^ Scott Merkin (2019年6月28日). “White Sox designate Alonso; Anderson to IL” (英語). MLB.com. 2019年6月29日閲覧。
  20. ^ Manny Randhawa (2019年7月12日). “Rockies sign vet Alonso to Minors deal” (英語). MLB.com. 2019年7月14日閲覧。
  21. ^ Thomas Harding (2019年7月23日). “Yonder Alonso joins Rockies; Oh designated” (英語). MLB.com. 2019年7月24日閲覧。
  22. ^ Yonder Alonso » Statistics » Batting” (英語). Fangraphs Baseball. 2015年12月3日閲覧。
  23. ^ 【スポーツ異聞】「飛ぶボール」が甦った? 今季一発病に悩むマー君が指摘 ダルビッシュも打撃練習で柵越え”. 産経新聞 (2017年7月12日). 2017年8月9日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集