ライアン・グリグソン(Ryan Grigson 1972年2月23日- )は、アメリカ合衆国インディアナ州ハイランド出身のアメリカンフットボール選手。2016年シーズンまでNFLインディアナポリス・コルツゼネラルマネージャーを務めた。

ライアン・グリグソン
Ryan Grigson
ミネソタ・バイキングス
シニアフットボールアドバイザー
ポジション オフェンシブタックル
生年月日 (1972-02-23) 1972年2月23日(52歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
インディアナ州ハイランド
身長: 6' 6" =約198.1cm
体重: 290 lb =約131.5kg
経歴
大学 パデュー大学
NFLドラフト 1995年 / 6巡目全体175位
所属歴
選手歴
1995年* シンシナティ・ベンガルズ
1995年 デトロイト・ライオンズ
1997年 トロント・アルゴノーツCFL
*オフシーズンまたはプラクティススクワッドとしての所属のみ
コーチ歴
1998年 マクファーソン大学
1999年 バッファロー・デストロイヤーズ(AFL
(プレイヤーパーソナルコーディネーター兼任)
エグゼクティブ歴
1998年 サスカチュワン・ラフライダーズ(CFL)
(スカウト)
1999年 - 2003年 セントルイス・ラムズ
(スカウト)
2004年 - 2011年 フィラデルフィア・イーグルス
(スカウト→プレイヤーパーソナルディレクター)
2012年 - 2016年 インディアナポリス・コルツ
(GM)
2017年
2020年 - 2021年
クリーブランド・ブラウンズ
(シニア・パーソナルエグゼクティブ→ シニアフットボールアドバイザー)
2018年 - 2019年 シアトル・シーホークス
(シニアフットボールコンサルタント)
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(エグゼクティブとして)
第34回(2000年)

経歴 編集

1991年から1994年までパデュー大学オフェンシブタックルタイトエンドとしてプレーした[1]。1992年10月10日のミネソタ大学戦で相手選手から腹部にヒットされて重傷を負い、残りシーズンを棒に振った[2]。1993年にチームに復帰すると、1994年シーズンまで2年間チームキャプテンを務めた。1994年にはチームは10年ぶりに勝ち越ししている[3]

1995年のNFLドラフト6巡でシンシナティ・ベンガルズに指名されて6月10日、契約を結んだが、8月28日の最終ロースターカットでチームからカットされた。その後、デトロイト・ライオンズと契約した[1]。1996年8月14日、ライオンズから解雇された[4]

1997年にカナディアン・フットボール・リーグトロント・アルゴノーツに入団、背中に重傷を負い、その年で現役を引退した[1]

引退後、1998年にサスカチュワン・ラフライダーズのスカウトに就任、同年マクファーソンカレッジのアシスタントコーチも務めた。1999年にアリーナフットボールリーグバッファロー・デストロイヤーズでアシスタントコーチを務めた[1]

1999年から2003年までセントルイス・ラムズのスカウトを務めた。この間チームは第34回スーパーボウルで優勝、第36回スーパーボウルにも出場している。

2004年3月15日、フィラデルフィア・イーグルスのスカウトに就任、この年チームは第39回スーパーボウルに出場した。2006年6月8日、カレッジスカウティングディレクターに就任[1]2010年2月3日、プレイヤーパーソナルディレクターを務めた[5]

2012年1月11日、インディアナポリス・コルツゼネラルマネージャーに就任した[6]2016年シーズン終了後、2017年1月21日に解任された。

2017年シーズンはクリーブランド・ブラウンズ2018年から2019年シーズンシアトル・シーホークスのチームスタッフとして活動し[7]2020年シーズン再びブラウンズのフロントに戻った[8]

2022年2月9日、ミネソタ・バイキングスのシニアフットボールアドバイザーに就任することが発表された[9]

家族 編集

父親はノースウェスト・ミズーリ州立大学のフットボール選手であり[6]、1980年に亡くなった。弟はアリゾナ・カージナルスでスカウトを務めている。

妻のシンシアとはパデュー大学時代に知り合い、2001年に結婚、5人の子供がいる。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e Adam Scott (2006年6月26日). “Front-Office Boilers”. パデュー大学. 2012年12月5日閲覧。
  2. ^ PURDUE'S GRIGSON OUT FOR THE SEASON”. Post-Tribune (1992年10月21日). 2012年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月5日閲覧。
  3. ^ YEAR-BY-YEAR RESULTS”. パデュー大学. 2013年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月5日閲覧。
  4. ^ Oilers coach pleased with team's preseason progress”. The Free Lance-Star (1996年8月15日). 2012年12月5日閲覧。
  5. ^ Promotions In Player Personnel Staff”. フィラデルフィア・イーグルス (2010年2月3日). 2016年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月5日閲覧。
  6. ^ a b New Colts GM Ryan Grigson has been all about the team all along”. INDY STAR (2012年1月17日). 2012年12月5日閲覧。
  7. ^ Former Indianapolis Colts' GM Enjoying Ride to Playoffs With the Seattle Seahawks”. ncregister.com (2019年12月27日). 2021年2月8日閲覧。
  8. ^ Cabot, Mary Kay (2020年2月13日). “Former Browns exec Ryan Grigson an advisor to GM Andrew Berry; likely to be hired full-time after NFL draft”. https://www.cleveland.com/browns/2020/02/former-browns-exec-ryan-grigson-serving-as-an-advisor-to-gm-andrew-berry-will-likely-be-hired-full-time-after-the-nfl-draft.html 2021年2月8日閲覧。 
  9. ^ Will Ragatz (2022年2月9日). “Grigson had been with Kwesi Adofo-Mensah in Cleveland for the past two years.”. スポーツ・イラストレイテッド. 2022年6月7日閲覧。

外部リンク 編集

先代
クリス・ポリアン
インディアナポリス・コルツ
ゼネラルマネージャー
2012年-2016年
次代
クリス・バラード